バイクラッピングで人気なスタイルの一つが、タンクラッピング!
タンクをカーラッピングするだけで、一気にバイクの雰囲気をお洒落に変えちゃうことができるからです。
今回Kawasaki ZX-6Rのタンクラッピングをさせて頂きましたが、、、
なんと!
ご選択頂いたフィルムはブラッシュドアルミニウムです!!
今回のタンクラッピングでも、施工の技が光っております!
さらに!
今回のブログではバイクのランクラッピングをご依頼頂く方から非常に多い、
「フィルムを分割した繋ぎ目は気になるの?」
というご質問にも徹底解説します!!
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カーラッピングで目指すはアルミタンク!
一度はどこかで見たことがある、アルミタンク!
言葉の通り、アルミニウムで作られたタンクです!
見た目も非常にかっこいいですよね!!
余談ですが、アルミタンクのメリットは、何もその見た目のかっこよさだけではありません。
まず、アルミニウムは強固な素材であるにも関わらず、非常に軽量です。
よって、アルミタンクを搭載することによって、バイクの操縦性がよくなるだけでなく、燃費もよくなるといいます!
また、アルミニウムは、紫外線などの熱線をよく反射することでも有名。
熱を効果的に放散し、熱しやすいタンクの過熱を防ぐのにも役立つというわけです!
いいことづくしに聞こえるアルミタンクですが、やはり課題もあります。
まずアルミタンクは他の素材に比べて製造コストが高い点が挙げられます。
よって、アルミタンクを搭載したバイクのモデルは、ごくごくわずかといえます。
今回バイクラッピングさせて頂きましたKawasaki ZX-6Rのバイクのオーナー様も、理想のアルミタンクの例であげて頂いたのはDUCATIのビーターアルミタンクでした。
よって、アルミタンクに憧れていてもそう簡単に手に入らないわけです。
カーラッピングではアルミタンク調を作ることはできちゃいます!!
タンクを完全にアルミにするわけではないので、「調」をつけさせて頂きました(笑)。
これはまさに、カーボンパーツに見せるように、カーボン調のフィルムでラッピングするのと同じですね!
以前のブログでもご紹介させて頂きましたが、カーラッピングの強みは、フィルムを剥離すれば元の車体色にいつでも戻せる点です!
よって、今後売却を考えていらっしゃる方にとっては、カーラッピングでアルミタンク調を作る方がメリットが大きいと言えます。
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今回のKawasaki ZX-6Rのタンクラッピングですが、まさにカーラッピングでアルミタンク調にした事例となります!!
日本ではまだまだ稀ですが、海外ではこのようにバイクのタンクをカーラッピングでアルミ調にするのは何も珍しい話ではありません!
Kawasaki ZX-6Rのタンクをブラッシュドアルミニウムでラッピングした完成画像はこちら!
気になる完成したブラッシュドアルミニウムのタンクを見てみましょう!
遠目からは、もはやリアルなアルミタンクにしか見えません(笑)!!
金属を削ったような風合いは、ブラッシュドというフィルムならではですね!!
カーラッピングというと、グロス、マット、カーボンといった仕上がりがメジャーなため、このタンクだけ見るとカーラッピングされたタンクとは中々気付かないのではないでしょうか!
フィルムの繋ぎ目は気になるか?
カーラッピングの施工では、
- バイクのタンクのように凹凸が非常に激しい箇所を施工する場合
- 今回使用したブラッシュドのように、フィルム自体に厚みがあり追従性が低い場合
などは、必ずといっても良いほど分割施工をします。
これはバイクに限らず、車も同じです。
よって、分割施工をすると、フィルムとフィルムが重なる部分=繋ぎ目ができます。
今回のKawasaki ZX-6Rのタンクでいうと、1枚のフィルムでタンク全体を覆うのではなく、中央と左右の計3パーツに分けて施工させて頂いております。
ちなみに「フィルムとフィルムを重ねないで、ピッタリくっ付ければいいんじゃない?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
いわゆる、壁紙のような貼り方です!
壁紙は何枚もの紙を貼っていますが、壁紙同士の重なり部分はないですよね?
カーラッピングフィルムですが、結論からお伝えすると、原則壁紙のような貼り方はできません。
それは、カーラッピングフィルムは「塩ビ」と呼ばれる「熱を与えると伸びる性質」を有する素材でできているからです。
つまり、フィルムを重ねずフィルムの断面をピッタリくっつけるように施工する方法を取ると、後日フィルムが縮んできて、フィルムの間に隙間ができます。
壁紙のように真っ平な壁に施工するのであれば、壁紙を無理に伸ばして施工するわけではないため、しばらくしても隙間ができづらいです。
が!
カーラッピングフィルムは多少なりとも伸ばして貼っているので、壁紙のようにはいきません。
(ちなみに壁紙であっても数年経つと、壁紙の境目がぱっかり空いてきちゃいますね、、、!)
本題に戻りますが、今回のタンクラッピングで使用したブラッシュドというフィルムは、元々フィルムに繊維のようなラインが入っています。
カーラッピングフィルムの中では珍しく「向き」が分かるフィルムです。
よって、「向き」が分からない例えばグロスのフィルムと比べると、ブラッシュドの方がフィルムの繋ぎ目がはっきりするといえます。
つまり、ブラッシュドのフィルムの繋ぎ目が気にならなければ、ほとんどのフィルムで繋ぎ目は気にならないといえるでしょう!
さて、今回のタンクの仕上がりを見て、繋ぎ目は気になるでしょうか、、、?
、、、
今回のお客様のお言葉を拝借すると、答えは「全く気にならない」です!!!
皆さまもお分かり頂ける通り、繋ぎ目が分からないというわけではありません。
繋ぎ目はしっかり目視できます。
なのに、タンクさらにはバイク全体を見た際に、この繋ぎ目が気にならないと感じるのは、繋ぎ目に違和感がないからではないでしょうか?
フィルムの繋ぎ目に関して気になるか気にならないか勝敗を決めるのは、、、
「フィルムの重なり部分をいかに均一にそして真っ直ぐにカットできるか」だと思っています。
フィルムや施工箇所によって多少変わりますが、基本的にフィルムとフィルムの重なりは2mm程度です。
そして、直線的ラインを車体上でカットしたい場合は、カッターは使わず、ナイフレステープと呼ばれるアイテムを使います。
ナイフレステープとは、テープの中央にワイヤーが入っており、そのワイヤーを引くことでフィルムをカットすることができます。
カーラッピング業者であればどの業者でも必ず使用しているといっても過言でないほど、必須中の必須アイテムです。
しかし!
実はナイフレステープを使いこなすには経験値とノウハウが非常に問われます。
特に、ボンネットのような、比較的平らな箇所でナイフレステープを引くことはそこまで難しくありません。
しかし、今回のKawasaki ZX-6Rのタンクのように、凹凸箇所でナイフレステープを引くのは、
ナイフレステープを車体に引く
ワイヤーを引いてフィルムをカットする
までの全ての工程において、非常に高度な施工技術が問われます。
タンクのフィルムの繋ぎ目が気にならなかったというのも、フィルムの繋ぎ目が抜群に均等かつ直線でカットされているからにほかなりません!
だからこそ、フィルムの繋ぎ目に違和感を覚えないわけです!
これが少しでも曲がっていると、人は瞬時で違和感を覚え、よって繋ぎ目が気になり始めます。
また!
今回のタンクラッピングは、通常のタンクラッピングとは一味違います…!
気付かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、、、
そう!
タンク中央に赤のラインがある点です!
一見、ブラッシュドのフィルムの上に赤のグロスフィルムを貼っているように見えるかと思いますが、、、
実はその逆なんです!!
Kawasaki ZX-6Rの純正でこの赤いラインがタンクに入っており、今回のオーナー様から「是非この純正パーツを残して施工して欲しい!」というご要望がありましたため、赤いラインを残してラッピングしました!
型取りをして赤ライン部分だけプロッターでカットし施工…
という手段もありますが、分割施工をするといえども、凹凸箇所に当たるこの部分。
型取りをしても、フィルムもぴったり赤ラインに合わせるのは至難の技です。
では、どうやって赤ライン部分だけを見せたか、、、?
それは、先ほどご紹介したナイフレステープでフィルムをカットしたのです!!
ナイフレステープを使って完璧なまでにブラッシュドのフィルムをくりぬき、赤ラインを見せたというわけです!!
少しでもズレると、タンクの元の色が見えてしまうだけでなく、赤ラインが歪曲して見えてしまうため、実は想像以上に難易度の高い施工です。
しかし、さすがは我らのナイフレスマスター(笑)。
(こう呼ぶと、通称ナイフレスマスターはニヤッとお茶目に笑いますw)
気持ちいいまでにバッチリ決めて、赤ラインを見せてくれました!!!
人生いろいろ、フィルムもいろいろ!
カーラッピングまたプロテクションフィルムのお打ち合わせでは、実車を前にカーラッピングフィルムの色見本帳の中から、お好みの色をお選び頂きます!
【動画あり◎】カーラッピングフィルムってどんな種類があるの?
カーラッピングフィルムのメジャーな種類を【動画】で分かりやすくご紹介します!自分好みのカーラッピングフィルムを見つけに行きましょう!
今回のKawasaki ZX-6Rのお客様ですが、目指すタンクラッピングのスタイルが「アルミタンク」と明白だったため、ブラッシュドの「アルミニウム」フィルムをご選択頂きました。
ちなみにブラッシュドは、他に違うお色もあります♪
どのお客様もフィルム選びにはポジティブに苦戦されますが、今回のお客様はブラッシュドアルミニウムの一択でした(笑)!
ちなみに!
「カーラッピングの色見本帳を見ても、ピッタリくる色が見つからない…」とお悩みの方、、、!
当店ザラップでは印刷機もあるため、「この色がいい!!」と明確な色が定まっており、フィルムの見本張にない場合は、色を出力することも可能です!!
以前に信頼できるカーラッピング業者の選定方法を伝授させて頂きましたが、これとは別に印刷機を持っているかいないかというのも一つの選定基準になりますね!
【カーラッピングで後悔しない!】信頼できる業者の見極め方とは!?
カーラッピングが後悔で終わらないために、【信頼できる業者の見極め方】を徹底解説です!愛車を守れるのあなたご自身です!
全体の割合からすると、印刷機を持っている業者さんの方が、圧倒的に少数派です。
そこで、実際にこれまでご依頼頂いたお客様からは
「印刷機で色を出力できる業者さんを探したらザラップに辿り着きました!」
と何度もお言葉を頂いてきました!
人生いろいろ、フィルムもいろいろ〜♪
もしこれまでに色で妥協をしてきた方がいらっしゃいましたら、是非ザラップでドンピシャの色でカーラッピングしましょう!
ご存じですか?
カーラッピングは
メンテナンスが重要です!
カーラッピング初心者の方に多いのは、カーラッピングにはメンテナンスが重要であることをご存じないことです。
車はどうしても熱を持ちやすいため、納車後にステッカーが浮いてきてしまう可能性があります。
「納車したばかりなのに別途料金を請求されました」
「保証は1ヶ月だったため、保証対象外と言われました」
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