カーラッピング初心者であるあるの失敗は、「値段・価格」また「地域」だけを比較し、安易にカーラッピング業者を選ぶことです。

【後悔しないために!】本当に恐ろしいカーラッピング被害とは!?」でもご紹介致しましたが、値段だけ重視してカーラッピング業者を選定してしまうと、

車両のパーツが一部破損&紛失してました…

納車後間もないのに、フィルムの浮きに対して別途料金を請求されました…

といった、カーラッピング被害に遭うリスクを高めます、、、!

ということで、今回はカーラッピングを検討中のあなたへ、安心してカーラッピングを依頼するために「信頼できるカーラッピング業者の見極め方」をご紹介させて頂きます!

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カーラッピングを後悔しないために信頼できる業者を見極めよう!

ベンツC200 カーラッピング 東京

以前のブログで、どういったカーラッピング被害が起こり得るか、当店ザラップに乗り換えたお客様からの経験談ならびに当店での実体験を元に、ご紹介させて頂きました。

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【後悔しないために!】本当に恐ろしいカーラッピング被害とは!?

【悲報!】カーラッピングでは実は多く語られない被害があります。カーラッピングを後悔する前に知って欲しい実話を徹底解説!

が!

やはり折角カーラッピングをするなら「やったー!」「嬉しい!」というハッピーな気持ちだけでカーラッピングライフをエンジョイして頂きたいと思うわけです。

そこで!

後々後悔しないために、カーラッピング被害に遭うリスクを下げるチェック項目を徹底解説します!

①きちんとした契約書はあるか

カーラッピングを依頼する際は、大前提として「契約書があるか」が重要です。

契約書ってあるのが当たり前じゃないの?」と思う方もいらっしゃると思いますが、残念ながらカーラッピング業者の中では契約書がないところも少なくありません

契約書がなければ、車が最悪どんなトラブルに遭っても、守るすべがありません、、、!

また、契約書があるだけでもまだ不十分です。

万が一トラブルが発生した際、どのような保証があるか、内容を隅々熟読する必要があります。

例えば、車が盗難に遭ったらどうでしょうか?

車のパーツを脱着した際に、パーツの一部が破損したらどうでしょうか?

また!

ご存知ない方も多いですが、カーラッピング業者によっては、施工を自社にて行わず、外注施工の場合も往々にしてあります

外注の場合は尚のこと、契約書をしっかり確認しましょう!

②価格と施工期間は相場か

フェラーリ カリフォルニア カーラッピング

カーラッピングを依頼する際、価格が安くそして施工期間が短いに越したことはないですよね!

しかし、他社と比べても「圧倒的に価格が安い」「施工期間が極端に短い」場合は、黄色信号です。

値段がダントツ高い場合も注意が必要!?

「値段がダントツで高い」というのも注意が必要です。

というのも、値段がダントツで高いというのは、「外注しているため中抜きの料金が発生している」可能性が高いからです。

外注が一概に悪いというわけではありませんが、やはり中抜きが増えれば値段が高くなり、また施工の予約や意思疎通のコミニュケーションが取りづらいといったデメリットがあります。

まず「値段」ですが、値段を落とすためには「①使用するフィルムのグレードを下げる」か「②施工時間を短縮する」かの大きく2通りしか方法がありません。

「①使用するフィルムのグレードを下げる」場合は、納車段階では問題ないように見えても、直ぐにフィルムが浮いてきたり剥がれたり1ここでいう「フィルムの浮きや剥がれ」は「避けられない」症状ではなく、本来きちんとしたグレードのカーラッピングフィルムでは起こり得ないといった「避けられる」症状を指します。と、寿命が短くなってしまいます

次に後者の「②施工時間を短縮する」ですが、施工というものは、きちんと丁寧に施工をしようと思うと「必要最低限の時間」が決まっており、かつ基本的にどのカーラッピング業者も技術面での時短は常に試みているため、そう簡単に時短ではできません

よって、もっと時短するには「何かの工程を省く」か「何かの工程を簡略化」するしか、結論として選択肢がないわけです。

カーラッピング施工というのは、手を抜こうと思えばいくらでも手を抜いて雑にすることも可能で、雑に施工をすればそれだけ時短ができます。

しかし、雑になればなるほど、車体のパーツを破損・紛失してしまったり、フィルムが浮きやすくなってしまったり、車体にカッター傷を入れてしまったり、色むらがある仕上がりになったり、、、

と、カーラッピング被害に繋がるリスクがぐんと高まります。

カーラッピング 後悔
フィルム施工が雑になっている

次に施工期間ですが、通常1週間程度時間がかかる作業を「1〜2日で仕上げます!」といった業者も黄色信号です。

実際に、これまで当店ザラップにお電話でお問い合わせ頂いた際↓

え、ここではフルラッピングに1週間もかかるんですか!さっき電話したところでは、2日と言われましたよ!

というお声をたくさん頂きました。

カーラッピング初心者の方は、カーラッピングを早く完成させて楽しみたい気持ちが先走り、施工期間が短いことがbestと勘違いされている方が非常に多い印象があります。

もちろん、施工の人員が増えればそれだけ合計の施工時間が短くなるため、「施工期間が短い=施工が手抜き」とは一概に言えません。

しかし、車の施工というのは、全ての面を一気に施工できるわけではないので、施工の人員が多いといっても、一度に施工するのは1台あたり2〜3人が限度です。

つまり、施工の人員が多く施工期間が短いところでも、通常の施工期間の1/3以上短くなることは考えづらいということです。

また、車体を洗車して、水を完全に飛ばして、パーツを脱着して、施工して、パーツを元に戻して、、と考えると、繰り返しの通り、施工に必要な「必要最低限の時間」というものが自ずと決まります。

カーラッピング 洗車
施工前の洗車中

個人的な意見ですが、施工する身からすると施工期間は短いより長い方がよほど安心できます

カーラッピングの価格が相場で施工期間が短いのは、施工の人員が多い可能性も示唆するため理解できますが、「カーラッピングの価格が安くてかつ施工期間が短い」のはリスキーと考えます。

③納車後の保証やメンテナンスはあるか

ザラップ カーラッピング

カーラッピング初心者の大半がご存じないのが、カーラッピングは納車後のメンテナンスが非常に重要であるということです

よって、カーラッピング初心者のほとんどが「カーラッピングの納車日をゴール」とお考えになっています。

カーラッピング施工では、フィルムをくまなくチェックし、万全の状態で納車させて頂きます。

が!

屋内の施工環境だけでは、どうしても確認仕切れない点があります。

フィルムに過度なストレスがかかるのは、車体全体が一気に温められる状態ですが、このような状態は「野外での長時間の駐車」や「通常走行/高速走行」中です。

カーラッピング 施工
カーラッピング 施工

だからこそ!

1~2ヶ月後に点検を行うことは大変重要となります。

また、より綺麗な状態のカーラッピングを安心して楽しんで頂きたい想いより、当店ザラップでは納車日から「アフター保証」を無償でご提供させて頂いているわけです!

また、屋内保管で月に1度ぐらいしか車に乗らないような場合ですと、上記条件を満たすまでに6ヶ月ぐらいかかるお客様もいらっしゃいますため、

当店での保証期間は、前代未聞のカーラッピング業界最長の1年間となっております!

※カーラッピングは塗装と同じく経年劣化があり、耐久性が約3〜5年のため、数年に渡る保証はないかと思います。

ザラップの「アフター保証」とは?

アフター保証は、まず納車後に「初期点検」を無償でさせて頂きます。

その後万が一フィルムに浮きや剥がれが生じた場合、「アフターケア」としてこれまた無償で補修させて頂くというサービスです。

しかし!

カーラッピング業者によってはそういった保証が全くないところも多くあります。

ある場合でも1〜3ヶ月が最長です。

これまでお聞きしたお客様のお話からだと、特にカーラッピング施工が外注されていた場合、フィルムのメンテナンスを依頼しても中々対応してもらえない印象があります。

(やり取りがダイレクトでない分、これは当たり前といえば当たり前でしょうか、、、)

また、これもお聞きした一例ですが↓

「『納車後すぐにフィルムの浮きや剥がれがあれば無償で対応しますよ!』と言われてましたが、納車後1ヶ月を過ぎたあたりで連絡を取ったら『あ〜、それはお客様が何かしらで擦って剥がれた跡なので有償での対応になりますね〜』と言われました…。」

というお話がありました。

このように「保証はありますよ〜」と言っていても、具体的にどんな内容をどれぐらいの期間保証してくれるかきちんと契約書などに記載されていないと、ただの口約束になってしまいます

また、当店ザラップでは、フィルムのメンテナンスは可能な限り迅速に対応することを、メンテナンスにおいて非常に重要視しています!

これはなぜかというと、フィルムの補修が必要な場合は、長く放置すればするほど状態が悪化するからです。

こちらもお客様からお聞きした話ですが↓

「納車後フィルムにエアーが溜まっているのに気付き、日に日にエアーが大きくなっていくので急いで業者に連絡したら、『半年先まで予約がいっぱいなので、ご了承頂けるなら予約を取りますよ』と言われました。遠回しに断られたなーと思いました。」

とのことでした。

メンテナンスが必要な箇所を放置しながらのドライブは、やはり楽しさより不安が勝ってしまいます

実際、当店ザラップには、他社でカーラッピングした車両のフィルムメンテナンスをして欲しいとご依頼頂くお客様も少なくありませんが、かなり困難なのが実情となります。

④レスポンスが良いか

カーラッピング PPF 東京
ザラップ代表「お任せ下さい!」のポーズ(笑)

カーラッピングとは、納車の日にカーラッピング業者との関係が終わるわけではありません。

むしろ、スタートです!

レスは悪いけど、カーラッピング業者ってこんなものか」と楽観視して依頼してしまうと、納車後にメンテナンスが必要なSOSの際に、不快な想いをするリスクがあります。

これも実話ですが、当店に乗り換えされたお客様からは↓

「納車後にフィルムが浮いていたため、補修のお願いをしたくコンタクトを取ったところ、電話もメールも一切無視されました...。正直、もう疲れました。」

という悲しみの声もありました。

このように完全無視も大概ですが「連絡をしても忘れた頃に返信が来る」「予約が一杯なので空きが出たら連絡します」といったように、はぐらかされてしまう対応が非常に多いのも事実です。

⑤車のパーツの脱着はするか/誰がするか

ザラップ カーラッピング
ザラップでは整備士がパーツを脱着します

カーラッピング施工では、車のパーツの脱着が必須である場合もあれば、必須でない場合もあります。

当店ザラップでは、車のパーツを脱着する際のリスクを考慮し、脱着が必須でない場合は脱着しません

車の整備士さんであればよくよくご存じのことですが、、、

車のパーツを脱着する際は、パーツが破損するリスクが十分あります

(バイクですが、業者さんによっては『パーツを脱着して持ち込み』を必須のところもあるようです。これは、パーツの脱着にリスクがあることを理解してのことだと思います。)

ディーラーであれば代替のパーツがあるので問題になりませんが、カーラッピング業者であればパーツを取り寄せる必要があります。

業者によっては申告せず放置する場合も少なくありません。

そういえるのが、新車ですぐ他社でカーラッピングしてもらった車を見ると、パーツが破損または紛失しているケースを多く見てきたからです。

また、ここでもう一つポイントとなるのが、誰がパーツを脱着するかです。

当店ザラップでは、板金・整備業者と連携しているため、専門性を有するパーツの脱着は彼らプロが行います。

しかし、カーラッピング業者によっては、素人が脱着をしている場合もあるため、よってパーツの破損や紛失の危険性がぐんと高まるというわけです。

日本では特に「必須でなくても、パーツは可能な限り全て脱着して施工をするのがbestであり美学」と捉える印象があります。

もちろん、プロの整備士が安全に脱着するのであればリスクは少ないと思いますが、パーツの脱着には常にリスクが伴うことをお客様ご自身が理解する必要があります。

⑥車の保管環境はどうか

ザラップの施工場

カーラッピングをご依頼頂く際は、車の保管環境についても確認することをお勧めします。

屋内保管か、セキュリティーはかかっているかなど、万が一のトラブルを考慮して確認する必要があります。

当店ザラップでは、(必要な作業を除いては)基本的に屋内保管をしています。

セキュリティーもSECOMが24時間監視しています。

「カーラッピング業者なんだから、屋内保管やセキュリティーは当たり前」とは考えず、きちんと確認をしましょう!

以上、カーラッピング業者を見極める基準をご紹介させて頂きました。

さて、カーラッピング被害に遭わないためにも、こういった質問をする行為自体も大変重要であるといえます。

こういった質問をすることで、「このお客様はカーラッピングについて知識がある」とカーラッピング業者に伝えることができ、トラブル抑制に繋がります。

愛車を守れるのはあなたご自身です!

「愛車を守れるのはあなたご自身です!」をザラップの施工スタッフに体現してもらいました(笑)

残念ながら、このように「カーラッピング被害」があると、「カーラッピングはこんなものか」と思われてしまいます。

カーラッピング被害という残念な現状があれども、きちんとした業者であれば、カーラッピングは本来何も恐ろしいものではありません。

しかし、カーラッピングでも悪質業者がある以上、そんなカーラッピング被害から愛車を守れるのはあなたご自身です!

ご存じの通り、現在大手中古車メーカーなどの不祥事が世間を騒がせています。

大手だから大丈夫だろう

制作実績が多そうだから安心できるだろう

と表の看板だけを見て安心し、サービス自体の見極めを放棄してしまうのは、愛車を守るとはいえません。

大事な愛車が傷だらけになってしまった、、、!

フィルムのメンテナンスをお願いしたくても、レスが全くありません!

という被害に遭わないためにも、カーラッピング業者の選定は非常に重要です。

安心と保証が第一の当店ザラップでは、見えないところにこそ「透明性のある説明とサービスのご提供」を心がけています。

カーラッピング東京

お客様お一人に専属担当者

お客様と一緒に車両点検

カーラッピング 施工

お見積もりや契約書がクリア◎

カーラッピング 整備士

板金・整備士業者がパーツを脱着

また、納車後のサービスに他社と歴然とした違いがあります!

サポート体制は万全です!

乗ってからも安心♪」をお届けします!

是非ザラップで、安心と保証が付いたカーラッピングを始めましょう!

MAKOTO

車好きなあなたは、

新車が納車されたしカーラッピングでもしてみるか!

カーラッピングで他の車と差別化したい!

と一度は考えたことがあるかも知れません。

世界を見ても、カーラッピングは非常にメジャーなカスタムの一つになっています。

しかし!

皆さんはカーラッピング被害」というものをご存知でしょうか?

カーラッピング自体は本来何も危険といったわけではないのに、「被害」に遭う可能性があるわけです。

実際に、当店ザラップでは他社からの乗り換えが非常に多いわけですが、乗り換えられる大半のお客様は過去にカーラッピング被害に遭われています。

今回はカーラッピングが後悔に終わらないために、実話を元にカーラッピング被害についてお話しさせて頂きたいと思います。

執筆にあたり…

本ブログは、お客様からのお聞きした体験談と当店での実体験を元に執筆致します。

全てのカーラッピング業者に必ず通ずるというわけではないため、一経験談として参考程度に読んで頂けますと幸いです。

また、お客様の個人情報を守るため、写真は全てお客様の車体とは一切関係のない画像を挿入しています。

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そもそもカーラッピングの注意すべき点って何?

フェラーリ カリフォルニア カーラッピング

以前に「【本音を教えて!】カーラッピングのデメリットって?」のブログにて、カーラッピングのデメリットについてご紹介させて頂きました↓

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【本音を教えて!】カーラッピングのデメリットって?

塗装と比較したのカーラッピングのデメリットを徹底解説!後に後悔しないために、カーラッピング初心者の方はマストチェックです!

今回は「カーラッピング被害」を語る上で知って頂きたいカーラッピングの注意点をピックアップしてご紹介します!

①車体パーツが壊れる/車両トラブルが起きるリスク

例えばカーラッピングのフルラッピングでは、フィルムを施工するために車両パーツの一部を脱着する必要がある場合が往々にしてあります。

その理由は「脱着しないと施工ができない」という場合に限らず、「仕上がりのクオリティが高くなる」「ボディ色が見えてしまわないよう奥までフィルムを施工する」ためでもあります。

さて当店ザラップですが、カーラッピングをする際は「脱着しないと求めるクオリティまで施工ができない」という場合に限り、車体の一部を脱着しています。

もし車両パーツの脱着をしなくても施工ができる場合は、基本的に脱着を避けます

それはなぜかというと、車体パーツの脱着にはそれなりのリスクが伴うからです。

例えば、フロントバンパーを外したいとします。

簡単に脱着できる車種もありますが、中にはセンサーなどがあり簡単には脱着できず、無理に何かしようとすると、再エーミングやパーツの一部が破損してしまう危険性や、消耗パーツの交換が必要となる場合もあります。

また、旧式のお車であれば、パーツが脆くなってしまっている場合もあります。

そのため当店では専門性を要する脱着作業の際には、業務提携をしている整備士の方に作業を依頼させて頂いており、交換が必要な消耗品などは正規ルートで注文を行い交換をさせて頂いております。

ザラップ カーラッピング
整備士がパーツを脱着中

②納車後にカーラッピングが剥がれてくる

確かに、長年の経験に基づく施工技術でカーラッピングが剥がれてくるリスクを下げることができるのも事実です。

例えば、フィルムを無理に伸ばし施工したとすると、熱を帯びた際にフィルムが浮いてきてしまうことは、想像しやすいですよね。

が!

どんなに高い施工技術を持ってカーラッピングしたとしても、納車後しばらくしてフィルムが浮いてきてしまう可能性が少なからずあるのも事実です。

当店ザラップでは、カーラッピングのご納車前には、可能な限りフィルムの浮き剥がれを細かくチェックし、万全の状態でご納車させて頂きます。

それでは、なぜそれでも納車後にフィルムの一部が浮いたり剥がれたりしてしまうのでしょうか?

それは、納車後は(ピンポイントではなく)車体全体が一気に温められ、よってフィルムに加わる熱の加減が変わってくるからです。

ご想像頂ける通り、真夏の炎天下であれば、車の車体は約70度の高熱にさらされます。

その上エンジンをかけるとなると、フィルムにさらなる熱がかかるわけです。

だからこそ、フィルムの状態は、納車後ある程度通常運転や高速運転をしてみないと分からない部分でもあります。

ここで厄介なのは、後日フィルムが剥がれてくる箇所は、基本的に何かしらの負荷がフィルムにかかっており、その力に接着力が耐えられなくなり剥がれてきているため、お客様ご自身でその箇所を貼り直すことは厳しいという点です。

こういった箇所は、フィルムがベロベロと波打っている場合が多く、「浮いた箇所を指で押して、はい元通り!」といった簡単な補修では対応できません。

そのため、当店では1ヶ月初期点検を設けさせて頂いており、フィルムをきちんとメンテナンスさせて頂いております。

③塗装が剥がれるリスク

カーラッピング 塗装 剥がれる

恐らく、皆様はカーラッピングのデメリットを考える上で、「塗装が剥がれるリスク」を一番最初に思い浮かべるのではないでしょうか。

事実、稀にではありますが、カーラッピングフィルムを剥離した際に、フィルムと一緒に塗装も剥がれてしまうケースがあります。

しかし、「カーラッピングが塗装にダメージを与えて塗装が剥がれてしまった」というのは大きな勘違いです。

では、そもそもどうして塗装が剥がれてしまうのでしょうか。

それは、塗装が甘かったり、塗料の質に問題があったりと、つまり「塗装の問題」です。

車の塗装を検討したことがある方ならよくご存知かと思いますが、塗装を依頼する際の値段はピンキリです。

業者によって、何十万円も値段に開きがあります。

これは、「塗料」「工程」などが値段に比例してピンキリだからです。

そして、この差はつまり、塗装の仕上がりに影響します。

話は戻しますが、このように塗装が剥がれる要因は、塗装が弱いことが主な原因です。

これは何も再塗装した車に限りません。

例えば、旧車は塗装が劣化しているため、塗装が弱くなっています。

また、大変稀ではありますが、新車であっても塗装が非常に弱い場合もあります。

よって、そういった塗装が弱い車にカーラッピングすると、ステッカーを剥離する際に塗装を持ってきてしまうというわけです。

塗装が剥がれてしまうことは残念なことのため、「カーラッピングのデメリット」としてカウントしていますが、繰り返しの通り「カーラッピングが塗装にダメージを与えているわけではない」ことをご理解頂ければと思います。

カーラッピング被害の実例

繰り返しとなりますが、当店ザラップにカーラッピングをご依頼頂くお客様の中には、既にカーラッピング被害に遭った経験のある方がいらっしゃいます。

そこで、そんなお客様から聞いた体験談や、我々が車両を見て気がついた実体験をお話しさせて頂きます。

①施工が雑…

残念ながら、施工が雑と言わざる負えないカーラッピング車両を数多く見てきました。

フィルムのカットが真っ直ぐでなかったり、車体の一部が見えてしまっていたり、、、

フィルムの浮きや剥がれも多く見受けられます…。

カーラッピングは、パーツに沿ってカットをしたり、フィルムを重ね貼りしたりと、、、プロの様々な高い技術が求められます

また、フィルムもメーカーによって特徴が異なるため、そのフィルムの扱い方も理解している必要があります。

そういった経験値の差が、「見栄えの美しさ」という見た目の違いだけでなく、「耐久性」にも影響を与えます。

以前、当店にカーラッピングフィルムの剥離を依頼したお客様がいらっしゃいました。

話を聞くと新車を納車後すぐにフルラッピングを他社に依頼したそうですが、あまりにも仕上がりが雑で、乗っていて恥ずかしいため、今すぐにでも剥離したいとのことでした。

当店にご相談に来て頂いた際は、カーラッピングをしてまだ数ヶ月、、、

このように本来3年以上(屋内保管)は乗り続けることができるカーラッピングでも、施工が雑であると、数ヶ月の寿命となり得ます。

(ちなみにこちらのお客様はフィルムの補修依頼を業者に連絡したそうですが、電話もメールも全て無視されたそうです。)

②車体に無数のカッター傷

カーラッピング施工ですが、必ずフィルムをカットしながら施工をします。

しかし、車体面に直接カッターを当てることはせず、ナイフレステープというテープを使ってカットします。

ナイフレステープは、テープの間にワイヤーが入ったテープで、よってこのワイヤーを引くことで車体に傷を付けずにフィルムを切ることができるという優れものです。

ナイフレステープで施工中

基本的にカーラッピング業者は、車体をカッターで傷付けるリスクを下げるために、車体面ではナイフレステープを使うのが基本です。

しかし、他社でカーラッピングをした車のフィルムを剥離してみると、車体に無数のカッター傷がある場合が往々にしてあります。

ナイフレステープを使用せずカッターでカットする理由としては、

  • カッターでカットするよりナイフレステープを使う方が手間が断然多いため
  • ナイフレステープは高価であるため
  • ナイフレステープの使用が困難な条件のため

ではないかと思いますが、やはりカッターを車体面で使用するということは、ボディーを傷付けるリスクが高いです!

(「ハーフカット」といって、カッターでフィルムに軽くラインを入れ、フィルムを割くようにしてフィルムをカットする手法もありますが、こちらの手法は熟練した経験とトレーニングが必要となります)

③車体のパーツが一部破損&紛失

カーラッピングをしてもらって、車体のパーツの一部が無くなってるなんて、そんな馬鹿な話はないでしょ!

と思われる方が多いかと思いますが、悲しいことに車体のパーツの一部が破損もしくは紛失しているケースはあります、、、!

これまで見てきた例では、ネジや留め具が紛失している、ライトのカバーが紛失している、カバーが紛失しているなどなど、、、

様々な事例があります。

こういったパーツの破損や紛失ですが、このことに日常使いで気付くことはほぼほぼありません。

当店ザラップでは、施工車両の事前点検をさせて頂いているため、パーツの破損や紛失がある場合はお伝えしていますが、

前回は新車ですぐカーラッピングしてもらったので、ライトカバーが紛失したのは、前のカーラッピング業者に預けた時しか考えられません」といったような返答がちょくちょく返ってきます。

さて、ここでお伝えしたいことは、犯人探しではなく、カーラッピング業者によっては専門知識がなくとも車のパーツを分解する場合があるという点です!

きちんと専門知識を持った施工スタッフが車を分解する場合や、専門業者を呼ぶカーラッピング業者ももちろんあります。

が!

素人知識で車のパーツを脱着するような業者があるのも事実です。

ザラップでは板金・整備業者がパーツを脱着します!

当店ザラップでは「安心と保証」を第一に、専門性を有する車体のパーツの脱着に関しては、連携しているプロの板金・整備業者が責任を持って対応致します!

④トラブルが発生しても保証なし

ランボルギーニ

カーラッピング初心者の方は、カーラッピング施工のリスクを理解していない/リスクを軽視しがちです。

何もトラブルがなければ一件落着ですが、トラブルが発生するとお客様側はほぼほぼ泣き寝入りするしかありません。

カーラッピングを依頼する際のトラブルは、運任せなの?」と思われる方、、、

決してそういうわけではありません!

これらのトラブルへは、ズバリ「契約書」で対処できます!

トラブルは避けられるトラブル避けられないトラブルがあります

きちんとした契約書を締結すれば、避けられるトラブルを回避し、避けられないトラブルに遭遇した時は自分の愛車を守ることができます

実はカーラッピングですが、業者によっては外注する場合も多くあります

特に、カーラッピングが専門というわけではなく、看板や広告業などの延長としてカーラッピングを受注する業者様や車の販売がメインで抱き合わせでカーラッピングやプロテクションフィルムを受注する業者も少なくありません。

そういった場合、実はカーラッピング施工は内製化されておらず、外注している場合があります。

例えば「施工業者様を募集」といった文言がホームページに記載されているのは、外注をしている可能性が高いといえます。

当店ザラップではカーラッピング施工は自社で作業を行っております

自社にて施工を行うことで、自信と責任を100%持ってお客様に納車させて頂きたいからです。

しかし、もちろん外注を行うことが悪いというわけではありません。

実際に、レース車両やイベントに向けた大型ラッピングなどは、我々ザラップの施工スタッフも出張し施工します。

しかし、特に外注施工の場合は、万が一カーラッピング施工でトラブルが発生した際の責任の所在をしっかり確認しておく必要があります

また、万が一フィルムの補修が必要の場合、外注施工では迅速に対応してもらえないリスクが高いことも事前に理解する必要があります。

⑤フィルムの補修は有料対応

カーラッピング

口を酸っぱくしてお伝えしている通り、納車後にフィルムが浮いたり剥がれたりするリスクがございますため、施工後のメンテナンスが大変重要となります。

そこで、当店ザラップでは納車後1ヶ月後に「初期点検」を無償対応致しております!

さらに!

初期点検後で納車後1年以内であれば、万が一フィルムのメンテナンスが必要になった際も、アフターケアで無償対応致しております!

ザラップ カーラッピング PPF アフター保証
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アフター保証

カーラッピングやプロテクションフィルム(PPF)をご依頼頂くと、納車後1年間「アフター保証」を無償でお付け致します。「乗ってからも安心」をご提供します。

納車後、数ヶ月経ってからのフィルムの浮きや剥がれは、ある意味で「避けようのない浮き剥がれ」のため、よって当店ではその補修は我々が責任を持って無償で対処すべきと考えます。

しかし、実際にカーラッピング業者によっては、そういった「避けようのない浮き剥がれ」の補修を有償としています。

施工費は頂かないのでフィルム代だけ頂きます

これはお客様の車体の塗装が劣化しているのが原因のため、補修には別途料金が発生します

と、お客様に何ら非がない場合でも、別途料金を請求されます

また「フィルムは補修しますよ!」と言われた場合でも、予約は数ヶ月先になり、ようやく補修してもらえると思ったら「これは経年劣化のため有償になります」と言われた事例も聞きました。

最悪の事例だと、こういったフィルムの補修を依頼する電話やメールは、一切無視されたというお客様もいらっしゃいました。

納車後にフィルムの一部が浮いたり剥がれたりすること自体は、カーラッピング被害ではありません。

繰り返し、この事態を100%回避することはできません。

しかし!

そういった必要不可欠なフィルムの補修に対し、別途料金を取られたり補修の予約が取れなかったり電話やメールを無視されたりする行為は、立派なカーラッピング被害と呼べるのではないでしょうか。

⑥塗装が「剥がれやすく」なる液体を塗布する

カーラッピングフィルムを剥離の際、塗装が剥がれてしまう可能性があり、施工前にはそれを100%判断するすべはないことはお伝えした通りです。

しかし!

カーラッピングの際、ある物を使用すると、塗装が剥がれるリスクが高くなるものがあります。

それは、、、

建材用のプライマー(もしくは類似品)です!

プライマーとは、いわゆる「下地処理剤」で、このプライマーを塗布した上にフィルムを貼ると、フィルムが剥がれにくくなります。

が!

言い換えれば、カーラッピングフィルムを剥離する際、塗装にダメージを与えるリスクを高めます

プライマー自身は、用途によっては非常に便利で効果的なアイテムです。

またプライマーの種類も建材用のものと、車に使うことを想定して製造したものがあるため、一概にプライマーは悪いと言い切れるものでもありません。

実際に、当店でも車用のプライマーを使用し施工することはあります。

しかし、建材用のプライマーを使用する際は、下地がどうなっても良い場合のみしか使用しません1例えば樹脂パーツなどのカーラッピングの施工に向いていない箇所を、お客様のご要望で貼る場合は、建材用プライマーを使用します。

また、当店では当たり前のことながら、建材用のプライマーを使用する際は事前に必ずお客様にプライマーを使用するリスクをお伝えし、承諾を頂きます。

本題ですが、建材用のプライマーを車体の塗装に使用するのは、基本的にNGです。

繰り返しの通り、建材用プライマーを塗装に使用すると、フィルムを剥離する際に塗装が剥がれやすくなります

プライマーといえども様々な種類があるわけですが、特にフィルムが浮きやすい箇所に

  • タッチペンのような跡がピンポイントに残っている
  • その部分だけ塗装が綺麗に剥がれている

のは、極めてプライマーを使用した可能性が高いです。

ではなぜそのようなプライマーをカーラッピングの際に使用する業者があるかですが、恐らく「納車後にカーラッピングが剥がれてくるリスクを下げたい」のが理由ではないでしょうか。

カーラッピング業者は、やはり納車後カーラッピングフィルムの浮きや剥がれを懸念します。

ご想像頂ける通り、剥がれはクレームに繋がる恐れがありますし、カーラッピングフィルムを再施工しなければならなくなるリスクもあります。

なので、カーラッピングフィルムが剥がれてこないように、プライマーを使ってリスクヘッジをするわけです。

しかし、ここで皆さまにご理解頂きたいのは、このリスクヘッジはほぼほぼカーラッピング業者側にあるということです。

カーラッピングフィルムを剥離する際、どれだけ塗装が剥がれようが、カーラッピング業者が直接的被害は被らないという理屈です。

カーラッピング被害の一番恐ろしいところは…

ベンツ CSS カーラッピング 東京 フルラッピング

カーラッピング被害の一番恐ろしく厄介な点は、、、

大半のカーラッピング被害は納車段階では気付けないという点です!

車体に入った無数のカッター傷やプライマーのペン跡に気付くのは、フィルムを剥離した際、、、

車体のパーツが一部破損・紛失しているのに気が付くのは、整備士さんなど第三者が車を点検する際、、、

全て後日であり、カーラッピング業者に非がある場合でも、それを立証することはできません、、、!

カーラッピングって被害もあるし、怖いものなの?」と思われてしまう方もいらっしゃるかも知れませんが、それはまた別の話です。

どの業界でも様々な業者があり、信頼性が低い業者では「被害」というものが起こります。

しかし!

カーラッピングは、やはり「車」という高価なものであるからこそ、被害が大きくなり得るのも事実です。

最後に、以前にカーラッピング被害に遭われたお客様から頂いた声です↓

カーラッピングは本来「ワクワク楽しいものであるべき」です。

それが、カーラッピング被害に遭って後悔するという悲劇の結末に終わらないためにも、今回のブログを通して「カーラッピング業者を選定することがいかに大切か」をお伝えできればと思い、本ブログを執筆させて頂きました。

さて、カーラッピング被害について学んだところで、「信頼できるカーラッピング業者を見極める方法」を次のブログで徹底解説させて頂いております!

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【カーラッピングで後悔しない!】信頼できる業者の見極め方とは!?

カーラッピングが後悔で終わらないために、【信頼できる業者の見極め方】を徹底解説です!愛車を守れるのあなたご自身です!

是非、合わせてチェックして下さい♪

さて、当店ザラップでは、先述させて頂きました通り、納車後1年間無償でアフター保証をご提供させて頂いております!

車の保険を選ぶように、あなたも保証の手厚さでカーラッピングを選びませんか?

乗ってからも安心♪」をお届けするのがザラップです。

是非一緒に安心&安全なカーラッピングライフを始めましょう!!

MAKOTO

「車体のボディー色を変えたい!」「デザインを入れたい!」そんな時に、「塗装とカーラッピングどっちがいいの?」と疑問に思いますよね!

特に「塗装とカーラッピングどちらが安いの?」と値段も気になる一つ、、、

そんな方に向けて、今回はカーラッピング・プロテクションフィルム(PPF)の専門店ザラップが、「塗装とカーラッピングの違い」を徹底解説致します!

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塗装とカーラッピングの違い

塗装とカーラッピングは、車両の外観(カラーやデザイン)を変える2つの異なる方法です。

塗装は、塗料を使って車体に塗ることで外観を変えるのに対し、カーラッピングはカーラッピングフィルムを車体に貼ることで外観を変えます。

塗装vsカーラッピングでは決してありません

実際のところそれぞれ違ったメリットデメリットがあり、それぞれをきちんと理解すると、ご自身に合った選択肢が自ずと見えてきます。

よって、当店のお客様に塗装の業者様をご紹介させて頂くこともありますし、その逆もあります。

値段だけで塗装とカーラッピングを比較するのではなく、それぞれの違いをしっかり押さえていきましょう!

塗装

塗装

塗装には「ソリッド」「メタリック」「パール」という3つの種類があります。

種類特徴
ソリッド単色カラー。
耐久性があるため、クリア塗装は基本的に不要。
メタリックソリッド塗料にアルミフレークを混ぜて、キラキララメが入った効果のあるカラー。
光のあたり具合で色の見え方が変わるため、高級感を演出できる。
アルミフレークは水に濡れると錆びるため、クリア塗装をしてコーディングする必要がある。
パールソリッド塗料にマイカ(石の雲母)を混ぜたカラー。
光が当たるとパールのように煌びやかに光り、上品な風合いを醸し出す。
マイカが含まれた塗料はざらざらした表面となるため、クリア塗装で表面を滑らかにする必要がある。

ソリッドは「下地」と「カラー」の2層であるのに対し、メタリックとパールは「下地」と「カラー」の他に「クリア塗装」の計3層が必要です。

塗装のメリット

塗装は長期的な耐久性に優れています

塗装の耐久性は、使用する塗料の種類、塗布方法、環境条件などによって異なりますが、一般的には約5〜10年といわれています。

さらに塗装の大きな魅力は、塗料を混ぜ合わせれば無限のカラーバリエーションを作れるところにあります。

つまり、純正色と全く同じ色も作ることが可能です。

塗装のデメリット

塗装をすることによって、車両の価値が下げる可能性が高いことが、塗装の一番のデメリットではないでしょうか。

また、塗装は施工環境が大変シビアです。

湿気の多い場所や外気温が低い場所では塗装が上手く乾かなかったり、清潔な環境でないとゴミが塗料に混入してしまったり、、、

綺麗な塗装に仕上げるためには、徹底し管理された施工環境がマストです。

カーラッピング

3M カーラッピングフィルム

カーラッピングフィルムは、一般的にPVCフィルム、つまりポリ塩化ビニルフィルムからできています。

一般的には、塩ビフィルムと呼ばれますね。

カーラッピングという言葉ですが、実は大変広義な意味で使われます。

フルラッピングといった車体全体の色変えもカーラッピングといえますし、社名のロゴステッカーやストライプラインのステッカーを貼ることもカーラッピングに属します。

さて、そんなカーラッピングフィルムですが、メーカーによって呼称が少々異なるため、以下メジャーな種類をご紹介します。

種類特徴
グロス光沢のある仕上がりを持つフィルム。
カーラッピングフィルムの中で最も人気。
マットグロスとは逆に、光沢のないフィルム。
シックで洗練された印象になる。
サテン仕上がりがグロスとマットの中間に位置するフィルム。
モダンでスタイリッシュな印象になる。
(グロス/マット)メタリック金属調の質感を持つ。
グロスメタリック、マットメタリックがある。
華やかでインパクトが強い印象になる。
メッキ鏡面仕上がりのフィルム。
ウェットカーボンカーボンファイバーのような模様で、光沢のある仕上がりを持つフィルム。
湿った表面のような質感があり、よりリアルな見た目を表現できる。

施工ですが、どの種類のフィルムも基本的に全体の流れはほぼ同じです。

ただし、扱うフィルムによって施工方法は大きく異なってきます。

カーラッピングのメリット

商用車・送迎車 カーラッピング商用車・送迎車 カーラッピング
(左)カーラッピング (右)剥離後

カーラッピングの一番のメリットは、間違いなく再剥離性でしょう!

つまり、カーラッピングフィルムは、剥離すれば元の状態に戻せるということです。

フェラーリ、マクラーレン、アストンマーチン、ポルシェなどハイグレードの車両に乗られている方は後に売却される場合も多く、よって車体の価値を下げないカーラッピングは大きな魅了であるわけです!

そういった理由で、宣伝カーや法人カーもカーラッピングを選ぶ方がほとんどです

おまけといってはなんですが(笑)、カーラッピングは車体の色変えをするだけでなく、(プロテクションフィルムほどではありませんが…)外部からの擦り傷や紫外線からの保護も可能です。

最後に、施工範囲によって異なりますが、カーラッピングは塗装よりもDIYに挑戦しやすいメリットがあります。

理由はいくつかありますが、カーラッピングは塗装と違って、一度失敗してしまったら(コスト的負担はありますが…)カーラッピングフィルムを剥離すれば元通りという、塗装よりデメリットが小さいことが挙げられます。

カーラッピングのデメリット

カーラッピングのデメリットは、フィルムの浮きや剥がれの危険性があることです。

フィルムの浮き剥がれは、ある程度施工の技量に関わるところでもありますが、それでも納車後に「フィルムが一部浮いてくる」といった現象を100%回避することはできません

なぜなら、車体は熱を持つもので、運転するに伴いフィルムに過度に負荷がかかりやすい箇所が出てくる可能性があるからです。

当店のカーラッピングには1年間の「アフター保証」が無償で付いてきます!

こういったフィルムの浮き剥がれを無償で補修させて頂く「アフター保証」を、当店では業界最長の1年お付けしています!

安心保証でカーラッピングするなら、当店ザラップにお任せ下さい!

次に、カーラッピングはフィルムの特性上、必ず分割して施工していきます

よって、フィルム同士が重なる繋ぎ目約2mmに、凹凸ができます。

ハーレーダビッドソン トライグライドウルトラ バイクラッピング

実際のところ、納車後にこの繋ぎ目を気にされたお客様にお会いしたことはありませんが、塗装と比べた場合、デメリットの一つとしてカウントします。

最後に、カーラッピングは塗装に比べ耐久年数が約3〜5年と短いです。

よって、塗装と比べると色褪せしやすいことも指摘しなければなりません。

塗装とカーラッピングの共通点

次に、塗装とカーラッピングの共通点も見ていきましょう!

①DIYには限界がある

ザラップ カーラッピング

塗装もカーラッピングも、専門知識や技術といったノウハウが問われます

そもそも塗料やフィルムの選び方、下地処理、施工方法、塗装の仕上げやフィルムの処理など、適切に選択や処理をしないと、見栄えの悪さだけではなく耐久性が落ちます

またそれ以前に、きちんと塗装やカーラッピングを施工するには、前提として適切な施工環境や工具が必要です。

実際、プロと呼ばれる業者は、数百万〜数千万円の設備投資をしています。

またいうまでもなく、DIYで施工した際に失敗した時のリスクは大きいです。

塗料やフィルムだけでも数万〜数十万円浪費してしまう危険性もあります。

②業社のレベルはピンキリ&悪質な業者には注意!

車体を塗装

どの業界でも通じることかも知れませんが、塗装やカーラッピングにおいても、業者のレベルはピンキリです。

業者」といっても、施工経験の少ない所謂素人の方がプロとして看板を掲げてしている場合も多いのがこの業界です。

また、悪質な業者もいることを忘れてはいけません。

こういった業者を避けるために取れる対策がいくつかあります。

まず、料金の安さにだけ注目しないことです。

カーラッピングフィルムは、ある程度保証のあるメーカーのフィルムを使用しないと、そもそもラッピングができないため、フィルムの質が下げられる危険性は低いかも知れませんが、塗装は違います。

使用する塗料の品質を下げることが容易にできるわけです。

また、料金が安いということはそれだけ施工の時短も重要なため、よって手抜き施工になる危険性を高めます

次に、見積もり書にしっかり目を通すことです。

項目が明確でないと、後に追加料金を請求されることがあるため、そういった金銭トラブルを避けるために見積もり書がキーになります。

さらに、契約書の締結は必要不可欠です。

びっくりすることに、契約書なしで施工を行う塗装・カーラッピング業者は多くあります。

契約書がない=良くない業者というわけではありませんが、契約書は責任の所在を定める大事なものです。

万が一トラブルが起こった際に自分の身を守る手段の一つが、契約書です。

契約書があることはもちろんのこと、契約内容もしっかり確認をしましょう!

最後に、Googleマップのレビューは一つの判断基準になります。

あまりにも悪評が高い業者は注意が必要です。

塗装とカーラッピングの失敗とは?

「DIYとプロとでは仕上がりに差があるのは当然だよね!」と思われる方が大半だと思いますが、それでは塗装とカーラッピングそれぞれにおいて「失敗した」というのはどういう状況を指すのでしょうか?

塗装の失敗

車体 塗装

塗装がきちんとした処理でされないと、いくつか問題が生じます。

まず、綺麗に塗装されていないと、色むらが出きやすいだけではなく、塗装が容易に割れて剥がれてきます

いくら高級車に乗っていても、こういった塗装は車体の美しさを一気に損ねてしまいます。

さらに!

塗装が剥がれてくると、車体が錆びやすくなります

欧州車のモールに白錆ができやすい理由でもお伝えした通り、日本は湿気が非常に高い国。

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このように、塗装が割れて剥がれてきてしまったり、車体が錆びやすくなったりしてしまうと、見栄えだけの問題ではなく、車両の価値を下げてしまいます

再塗装が必要になる場合は、いうまでもなくコストや時間も浪費します。

カーラッピングの失敗

カーラッピングはきちんと施工処理をしないと、フィルムの浮きやシワができやすくなります

また、そういった場合に早期処理を行わないと、今後はフィルムにゴミが混入して、剥がれの原因になります。

カーラッピングフィルムは、上で見た通り、塩ビという素材でできているため、凹凸のある箇所でも熱を加えれば、一時的にでも貼り付きます。

しかし、過度に負荷を与えたフィルムは元の状態に戻ろうとするため、納車後しばらくして縮んで浮いてくるリスクがあります

このように、カーラッピングは知識と経験を持って施工しないと、メーカーが謳っている耐久年数(約3〜5年)以前に、フィルムが浮いてきてしまいます。

実際に、当店ザラップにカーラッピングフィルムの剥離をご相談頂いたお客様に、車両はどの程度ラッピングされていたかお尋ねしたところ、たったの10ヶ月というご返答を頂いたことがあります。

ただ、「前の業者には何度連絡をしても返答が一切なく、あまりにも剥がれや浮きが酷く乗っていて恥ずかしいため、剥離をお願いしたいです…」とのことでした。

フルラッピングで100万円以上支払いし、10ヶ月で剥離をする結果は、本当に残念と言わざる負えません。。。

このように、本来数年乗れるはずのカーラッピング車が手抜き施工を理由に数ヶ月しか乗れないのは、カーラッピングの失敗といえるでしょう。

また、カーラッピングの怖いところは、カーラッピングを剥離した際にボディーにカッター傷やプライマーの跡に気づくことです。

プライマーとは?

プライマーとは、接着性を高めるために使われる下地処理材のことです。

プライマーを使用することで、糊の接着が強化されます。

プライマー自体は便利なツールですが、車体に使ってしまうと、フィルムを剥離する際に塗装が剥がれるリスクプライマー跡が消えなくなるリスクがあるため、(特別な理由を除き)カーラッピングには非推奨です。

ただし、「後にフィルムが浮いてくるリスク」を下げたい理由より、プライマーを無断で使用する業者があります。

これまでに他のブログでも何度かお話しさせて頂きましたが、カーラッピングの業者といえども、手抜き施工する業者は、平気で車体にカッターを当てフィルムをカットします。

大事な愛車をカーラッピングして、いざフィルムを剥離してみたら、車体が傷だらけだった、、、という事態も、カーラッピングの失敗の一つといえます。

あなたに向いているのは塗装?カーラッピング?

それでは、ケース毎に塗装とカーラッピング、どちらがあなたにお勧めか見ていきましょう!

①今後車体を売却する予定がある

カーラッピング

今後車体を売却する予定がある場合は、間違いなく「カーラッピング」がお勧めです!

車、バイク問わず、売却の際に色が違っている場合は、ほぼほぼ車体価値が下がります!

いくら綺麗に塗装されていてもです。

カーラッピングは上で見た通り、いつでも剥離することができるため、売却の際も車体の価値を下げません

よって、繰り返しとなりますが、フェラーリ、マクラーレン、アストンマーチンといった「高級車」、「商用車や社用車」そして「レーシング車両」にカーラッピングは選ばれます!

②価格

塗装 カーラッピング

一番ご質問に多い「塗装とカーラッピングどちらが安いの?」という疑問に対してですが、結論からお伝えすると、どの色を希望でどの範囲に施工したいかによってその答えは変わります!

しかし!

一概にはいえませんが、ソリッドの単色で車体全体の色味を変えたい場合は、「塗装」の方が安い傾向にあります。

一方で、商用車・営業車・送迎車・キッチンカー、またレーシング車両などデザインが入った車両に関しては、圧倒的に「カーラッピング」の方が安いです。

また、カーラッピングの場合は「車体の元地が何色か」は特に問題になりませんが、塗装の場合は「元の車体と同色か」「元の車体と別色か」によって値段が変わってきます。

ご想像頂ける通り、後者の「元の車体と別色」の方が値段は高額になります。

車体の売却を考えていらっしゃらない方で、価格重視で塗装にするかカーラッピングにするか決めたい方は、見積もりをお願いするのが手っ取り早いです!

ただし!

上で見た通り、価格だけで判断してしまうのは危険です。

「以前に業者に依頼して失敗しました、、、」というお客様にどの程度値段がかかったかお聞きすると、びっくりする程値段が安いことに驚いたことがあります。

そこまで値段が安いと、クオリティが低くなってしまうのも必然と言わざる負えません。

「色さえ希望の色になれば、そこまで仕上がりはこだわりません!」という方であれば○かも知れませんが、ある程度のクオリティを求めるのであれば、値段だけを重視するのはお勧めできません。

③部分的なリペアをしたい

塗装 カーラッピング

傷が付いた箇所のみリペアしたい」という方は、「塗装」の方がお勧めです。

塗装は色が調合できます。

よって、部分的なボディリペアをされたい場合は、その箇所に一番近い色で、そしてリペア部分が分からないぐらい綺麗に補修できます。

一方でカーラッピングですが、傷部分のみをリペアするということが、そもそも△です。

というのも、カーラッピングはフィルムのため、貼った箇所と貼らない箇所では必ずフィルムの段差ができます。

なので、傷部分のみにリペアをすると、あえてフィルムを貼った箇所が目立ってしまい逆効果です。

これまでご来店頂いたお客様で「フロントフェンダーの色褪せが気になるため、カーラッピングして欲しい」というご要望がありました。

バイクラッピング
カウルが色褪せたため、車体と同じ赤色でバイクラッピング

このように、パーツ全体を施工したい場合は「カーラッピング」もお勧めですが、傷部分のみといった部分的なリペアをご希望の場合は、「塗装」が良いでしょう。

④マットにしたい

マット 塗装 カーラッピング

グロスとマットは光沢度合いの違いだけでなく、色合いや触覚も異なります。

グロスは表面が滑らかでつやつやしているのに対し、マットは表面に凹凸があるため、少しザラザラとした触りごごちです。

さて、仕上げをマットにしたい方は、「カーラッピング」の方が塗装よりおすすめです。

それは、メンテナンスがカーラッピングの方が容易である傾向にあるからです。

マット塗装は、表面の凹凸が大きいため、汚れや傷がつきやすく、一度ついてしまうと落としづらい場合が多々あります。

よって、マット塗装の車両に乗っている場合は、汚れが付着した際、早めに取り除くことが重要となります。

「コーティングすればいいのでは?」と考えられる方もいらっしゃるかも知れませんが、よく市販で売られているコーティング剤は艶出しをするグロス用です。

近年マット塗装用のコーティング剤が増えてきているとはいえ、まだまだその数は限られています。

対するカーラッピングは、マット塗装ほど表面に凹凸がありません。

手触りが若干ザラッとする程度です。

なので、カーラッピングのマットはそこまでシビアなメンテナンスは求められません。

ちなみに、カーラッピングではマットといっても、様々なマット素材があります。

例えば、こちらの車両はマットシルバーメタリックなため、メタリックの閃きが入ったマットになります。

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⑤デザインを入れたい

レーシングカー カーラッピング デザイン

単色に色変えするだけではなく、デザインを入れたいという方は、「カーラッピング」がお勧めです。

カーラッピングは印刷機を使って専用のフィルムに出力することで、デザインを表現できます!

さて、「デザイン」というと広義過ぎてパッとイメージが湧きづらいため、もう少しクラス分けしてみましょう。

まず、グラフィックがしっかり入ったデザイン

カーラッピング デザイン
バイク ラッピング

次に、写真を用いたデザイン

カーラッピング デザイン
ペット オリジナルステッカー

こういったデザインは、カーラッピングの方が断然得意です!

塗装でも表現ができない訳ではありませんが、表現しようとするととんでもなく工数が発生するため、お値段が大変高額になります!

ただし、エアブラシのような独特なデザインは、塗装の方が得意ですね!

さらに、こういったシンプル目なデザインロゴもカーラッピングの方が得意で安価です!

アップルポケッツ 移動販売車 カーラッピング
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⑥納期

カーラッピング

施工期間ですが、一般的には塗装もカーラッピングも大差はないイメージです。

普通車の全塗装(オールペイント)ならびフルラッピング、どちらの場合も約2週間前後が施工期間といわれます。

納期に関していうと、塗装またはカーラッピングというより、業者の注文の混み具合に左右されるといえます。

納期を重視されたい場合は、塗装でもカーラッピングの場合でも、まずは気になる業者に納期の問い合わせをしてみましょう!

⑦耐久年数

ハーレーダビッドソン トライグライドウルトラ バイクラッピング

気になる耐久年数ですが、「塗装」に軍配が上がります。

使用する塗料やフィルム、そして使用環境・保管環境によって大きく変動しますが、一般的に塗装の耐久年数は約10年、カーラッピングフィルムの耐久性は約3〜5年とされます。

カーラッピングの耐久性

カーラッピングフィルムの耐久性とは「再剥離性」を指します。

よって、フィルムの耐久年数を過ぎると、純粋に剥離した際に糊が残りやすくなります。

⑧塗装が既に割れて剥がれている

飛石で少し塗装にダメージが入っている程度であれば問題ありませんが、ガッツリ塗装が割れて剥がれている車両は、「塗装」一択です。

というのも、そういった塗装箇所にカーラッピングしてしまうと、フィルムの定着が大変悪く、よって剥がれやすくなってしまうからです。

塗装が割れてきた場合は、再塗装が◎です!

塗装とカーラッピングのおすすめ早見表★

ランボルギーニ

それでは最後に、塗装とカーラッピング、どちらがあなたに一番向いているか、表にまとめてみましょう!

塗装カーラッピング
①今後車体を売却する予定がある×
②価格(ケースバイケース)
③部分的なボディリペアをしたい×
④マットにしたい
⑤デザインを入れたい
⑥納期(ケースバイケース)(ケースバイケース)
⑦耐久年数
⑧塗装が既に割れて剥がれている場合×

◎、○、△、×で示しましたが、これはあくまでも塗装とカーラッピングを比較した場合の簡易的な評価です。

上で詳しくご紹介させて頂きました通り、塗装にするかカーラッピングにするかは総合的に判断して選択しましょう!

当店ザラップは、カーラッピング・プロテクションフィルム(PPF)の専門店ですが、「塗装」「カスタム」など、それぞれの分野のプロフェッショナルと繋がっています。

「塗装がいいかカーラッピングいいか分からない」

「思い描くイメージはあるけれど、どうやって作れるか分からない」

といった方は、是非一度ご相談下さい。

理想な一台を、一緒に形にしましょう!!

Mona

ネイキッドバイクに一番人気のカーラッピング、それは間違いなくタンクラッピング

その中でも、ウェットカーボン調のラッピングが当店ではダントツ人気です。

「どうしてタンクラッピングが人気なの?」

「タンクラッピングは塗装と比べてどんなメリットデメリットがあるの?」

「タンクラッピングに興味はあるけど、値段はどのくらい?」

と日頃よくお客様から頂くご質問に、ズバリお答え致します!

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タンクのカーボン調ラッピングはこれだ!

まずはタンクをカーボン調にラッピングするとどれだけ見た目が変わるか見てみましょう!

バイク カーラッピング カーボンネイキッド タンク ラッピング
Before&After

ネイキッドバイクのタンクは大きいだけに、カーボン調にラッピングすると迫力満点でカッコよくなります!!

パッと見では、タンクをラッピングしているか全く分からず、あたかもリアルカーボンのように見えます。

タンクをラッピングする目的

タンク カーボン調 ラッピング
タンクをカーボン調フィルムでラッピング中

ネイキッドバイクの中では、タンクのラッピングがダントツで人気であることはお伝えした通りですが、ではなぜタンクラッピングが人気なのでしょうか?

①タンクの傷を隠す

タンク 傷

バイクに乗っている方はよくよくご存じの通り、タンクは最もスクラッチ傷が付きやすい部分といえます。

ガソリンキャップ周辺には、無数の線傷ができやすかったりしますよね。

そんな傷をタッチペンで隠そうとすると、逆に傷が目立ってしまうなんてことも、、、

そんな時、タンクラッピングの出番ということです!

タンクラッピングは、タンク全体を覆うようにラッピングします

なので、タンクラッピングをするだけでどんなに小傷があったタンクでも、新品同様に変身です!

ただし、注意して頂きたのがカーラッピングフィルムは非常に薄いため、手で触ってわかる凹凸は一緒に追従してしまいます。

②カーボン調にすることでグレードアップ

タンク ラッピング

タンクラッピングではカーボン調のフィルムをご選択頂く方が多いです。

それは、カーボン調のタンクの方が高級感が生まれ、車体を一気にグレードアップして見せれるからです!

他のバイクパーツではカーボンパーツはあっても、カーボンのタンクカバーがない車種は多くございます。

そんな時に役立つのがカーボンラッピンです!

当店が取り扱っているカーボン調フィルムは、世界でも高い評価のある本当にリアルなカーボンに見えるカーボン調フィルムです。

元々カーボンとは、カーボンファイバーを指し、アクリル繊維を約1,000度の高熱で焼き、それを炭化させた繊維のことです。

一般的によく見られるカーボン調フィルムはというと、ある意味目が綺麗に揃い過ぎて、少々フェイク感が否めません…。

なぜなら繊維感がないからです。

一方で当店が取り扱っているカーボン調は、目があえて繊維のように乱雑にできており、よって施工した際の完成度はリアルカーボン同然です!

カーボン調フィルムをアップした写真が↓です。

違いは雲泥の差ですね。

よく見るカーボン調フィルム(左)と当店取り扱いカーボン調フィルム(右)

塗装との違いって?タンクラッピングのメリットとデメリット

タンクラッピングをご検討頂いているお客様の中では、「塗装とどっちがいいのだろう」と迷われる方もいらっしゃいます。

そこで、今回は塗装とカーラッピングの違いをご紹介したいと思います!

タンクラッピングのメリット

ではまず、タンクラッピングのメリットをお伝えしましょう!

①カーボン調はカーラッピングしかできない

タンク カーボン調 ラッピング

「カーボン調のタンクにしたい!」という方は、カーラッピング一択です!

なぜなら、塗装ではカーボン調に仕上げることはできないからです。

いうまでもなく、塗装でしか表現できない色、カーラッピングでしか表現できない色というのはそれぞれあります。

しかし、人気の「カーボン調」はカーラッピングでないと表現できません。

②飽きたら元の状態に戻せる&売却の際に得になる!

ハーレー タンク ラッピング

カーラッピングはフィルムのため、いつでも剥離することができます。

それは、特にバイクを売却する際に大きな利点になります!

塗装はどうしても一度色変えしてしまうと、元の状態に戻すことはできません。

いつでも元の状態に戻せる、これは大きなカーラッピングの利点です。

③塗装に出せない特色が出せる

カーラッピングは、特色のフィルムが豊富です。

例えば、こちらのバイクはマジョーラと呼ばれる、見る角度によって色が変わるフィルムです↓

バイク タンク ラッピング マジョーラ
マジョーラのカーラッピングフィルムで施工

折角ラッピングするなら人とは違ったタンクにしたい!」と差別化したい方は、カーラッピングがおすすめです!

タンクラッピングのデメリット

次は、塗装と比べた際のタンクラッピングのデメリットをおさえていきましょう!

①フィルムの継ぎ目ができる

タンクは丸いため、基本的にカーラッピングフィルムを分割して施工する必要があります

よって、塗装ではできない繋ぎ目がカーラッピングではできます。

塗装と比べるとデメリットになるかと思いますが、実際の見栄えはどうでしょうか?

例えば、先ほど見たタンクラッピングの例ですが、繋ぎ目は写真からどこまで分かるでしょうか?

タンク カーボン調 ラッピング
タンクのカーボン調ラッピング

実はこのタンクの場合、3分割でカーラッピングされています!

タンク カーボン調 ラッピング
横と真ん中の3分割でラッピング

可能な限り繋ぎ目が目立たないよう、パーツの屈折部分でフィルムを分割しているため、写真だけではなく、実際のところ実物でもフィルムの繋ぎ目はほぼほぼ分かりません!!

②塗装より少し高価になる場合も

ご存じの通り、塗装といえども「どの程度まで綺麗に塗装をしてもらえるか」は業者によって雲泥の差なので、値段もピンキリです。

しかし!

値段からすると、塗装の方がラッピングよりも少し安価な傾向にあります

また、タンクの塗装はDIYで頑張れる方も多いようですが、タンクラッピングはプロの施工スタッフでないとほぼほぼ施工不可能です。

頑張れば貼れる!という施工難易度ではありません。

タンクラッピングはDIYがほぼほぼ不可能である点でも、値段は塗装の方がお得といえるでしょう。

気になるタンクラッピングの値段は?

タンク ラッピング施工 カーボン調
ラッピング施工中

最後に、タンクラッピングの価格をお伝えしたいと思います!

車種によって前後しますが、当店でタンクラッピングを依頼頂く場合、約5万円~となります

上で見た通り、塗装よりかはどうしても高価になってしまいますが、いうまでもなくリアルカーボンのタンク(約20万円)を買うことと比較するとお得になる、、、

このことより、タンクのカーボン調ラッピングを選ばれる方が増えているわけです!

遠方でご来店が厳しい方でも郵送にて対応◎!

当店にタンクのみお送り頂けますと、約1週間〜10日間お預かりさせて頂き、施工完了後に発送させて頂きます。

タンクラッピングをご希望の方は、お問い合わせフォームまたはお電話にてお問い合わせ下さい。

TOSHI