ほとんどの車は、グロス(艶あり)塗装ですが、対してマット(艶消し)塗装の車もあります

ただし、マット車は非常に珍しく限定車やハイグレードモデルなどごく一部のユーザーしか手に入りません

だからこそ!

マット車に乗るというのは、皆の憧れとも言えるわけです。

そんな夢のマット車ですが、グロスの車をマット車にできちゃうことをご存知でしょうか

方法は大きく3つあり、

  1. カーラッピングでマット車にする
  2. プロテクションフィルム(PPF)でマット車にする
  3. 塗装でマット車にする

とありますが、今回は「2. プロテクションフィルム(PPF)でマット車にする」際に、非常に人気のある「XPELステルス」というフィルムに焦点を当てたいと思います!

XPEL ペイントプロテクションフィルム

その上で、先日納車させて頂きましたメルセデス・ベンツのGLE450dのXPELステルスマットフルプロテクションの事例をご紹介させて頂きながら、

ステルスっていう言葉は聞いたことはあるけど、どんな商品?

他のマットプロテクションフィルムと比べてどんな特徴があるの?

XPELステルスって価格はいくら?

といった、皆様の疑問にズバリお答えしていきます!

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メルセデス・ベンツGLE450dをXPELステルスでマットフルプロテクションフィルム!

メルセデス・ベンツGLE450dをXPELステルスでマットフルプロテクション(PPF)させて頂きました!!!

メルセデス・ベンツGLE450dといえば、クーペスタイルのSUVですが、まずびっくりするのはその大きの迫力、、、!

存在感が圧倒的です、、、!!

また、今回は新車をご納車する日に、当店ザラップの担当者がディーラーに伺わせて頂き、お客様とご一緒に傷点検などをさせて頂いた後、積載車でお車を当店まで運ばせて頂きました。

プロテクションフィルム 積載車 東京
積載車でお車をお引き取り・ご返却可能です!

積載車でお客様のお車をお引き取り・ご納車も対応させて頂いております。

「フルプロテクション」または「マットフルプロテクション」をご依頼頂く方で、かつ1都3県にお住まいのお客様は、無償で積載車対応致します。

一方で、「①1都3県意外にお住まいのお客様」や「②『フロントフル』のように『フルプロテクション』または『マットフルプロテクション』以外のプランをご注文のお客様」は、有償で積載車対応可能です。

ご希望の方は、お気軽にご相談下さい。

【入門編】プロテクションフィルム(PPF)を賢く依頼する方法★」で詳しくご紹介させて頂いてますが、このように「積載車でディーラーからお車をお引き取り→プロテクションフィルム(PPF)施工開始」といった流れが、可能な限り車体に飛び石などの傷を避けて施工できるためベストタイミングといえます!

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【入門編】プロテクションフィルム(PPF)を賢く依頼する方法★

プロテクションフィルム(PPF)に興味がある方に向けて、賢くスムーズにご依頼頂くためのポイント&ご依頼の流れを徹底解説します!

さて、お待ちかね!

メルセデス・ベンツのGLE450dのXPELステルスマットフルプロテクション完成写真を見ていきましょう!

ゴージャスでかつこの独特のかっこよさ、、、!!!

さすがXPELステルスです!!!

ちなみにですが、今回はGLE450dのオーナー様のこだわりとして、メッキパーツなどの一部をグロスプロテクションフィルム(PPF)で施工させて頂いております。

ライトもグロスプロテクションフィルム(PPF)です!

このように、質感を変えて施工すると、さらにお車のキャラクター性が引き立ちます!!

特に今回のGLE450dのように「グロス→マット」にドレスアップも兼ねる場合、当店ザラップのこだわりとして、、、

少しでも元のボディーが分からないよう、

奥まで施工できる時は奥まで攻めて、

あたかも純正車のような「貼っている感」がない仕上がりを目指して施工しています!!

GLE450d フルプロテクションフィルム マット ステルス

XPELステルスってどんなプロテクションフィルム(PPF)?

特にここ数十年の中で「車を資産として価値を守るためにもプロテクションフィルム(PPF)で塗装を保護しよう」という流れが全世界で広がりました。

今では日本でも「高級車であればプロテクションフィルム(PPF)は当たり前!」といった言葉も飛び交うほど、プロテクションフィルム(PPF)の存在が大きくなりました。

そもそもプロテクションフィルム(PPF)ってどんなフィルム?」という方は、是非こちらの「【失敗×】プロテクションフィルム施工店を見極めるための基礎知識」をご覧下さい。

こちらを読んで頂けると、プロテクションフィルム(PPF)に関する基礎知識がご理解頂けます。

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【失敗×】プロテクションフィルム施工店を見極めるための基礎知識

情報全てを鵜呑みにしてしまうのは危険!?信頼できるPPF業者を見極めるために必ず知って頂きたい正しい知識をご紹介!

さて、これまでのブログでも口を酸っぱくするほどお伝えさせて頂いてきましたが、、、

当店ザラップでは、様々のメーカーから発売されているプロテクションフィルム(PPF)を、多種ご用意させて頂いております。

◯◯産のフィルムは危ない…」といった声があるように、全てのプロテクションフィルム(PPF)が良いというわけではありません、、、

ここで、いうまでもないかも知れませんが、当店ザラップでご用意させて頂いているフィルムは保証のあるトップレベルの高品質フィルムのみ取り扱っております

残念ながら日本ではまだまだXPELしか取り扱わない業者が多いわけですが、やはり当店ザラップとしては、

より多種多様のプロテクションフィルム(PPF)からお客様にあったフィルムを楽しんで選んで頂きたい!

という想いがあり、複数のフィルムをご用意致しております。

さて、本題に移りたい思いますが、プロテクションフィルム(PPF)でマット化されたい方の中で人気な商品が、、、

そう、XPELのステルス(STEALTH)です!!!

(余談ですが、’stealth‘という言葉の意味は「こっそり」「密かに」という意味らしいです。)

XPELのステルスの特徴は、まさに半艶タイプという点です。

言い換えるなら、サテンの仕上がりということです。

【動画あり◎】カーラッピングフィルムってどんな種類があるの?」で詳しくご説明させて頂いていますが、サテンとは艶ありの「グロス」と艶なしの「マット」のちょうど真ん中に位置します。

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【動画あり◎】カーラッピングフィルムってどんな種類があるの?

カーラッピングフィルムのメジャーな種類を【動画】で分かりやすくご紹介します!自分好みのカーラッピングフィルムを見つけに行きましょう!

カーラッピングの分野では、半艶を「サテン」と明確に区別しますが、プロテクションフィルム(PPF)では「サテン」と「マット」はほぼ同じように分類されます。

ちなみにですが、日本ではXPELステルスを「マット」に分類する方が多いようですが、本家の海外では”STEALTH Satin Finish Paint Protection”と呼ばれており、「サテン」に分類されているようです。

あくまで自論ですが、日本ではまだまだ「サテン」の認知度が高くないため、日本市場では認知度の高い「マット」に区分しているのではないかと思います。

このXPELのステルスは、メルセデス・ベンツの純正マット塗装に非常に似ています!!!

G63

事実、今回施工させて頂きましたメルセデスGLE450dのオーナー様も、この純正マット車と同じように仕上げられたいということでXPELステルスをご選択頂きました。

XPELステルスの気になる価格は?

Before(左) and After(右)

XPELステルスの価格ですが、残念ながらグロスプロテクションフィルムのお値段より約1割程度高くなります、、、!

プロテクションフィルムの価格ページにてXPELステルスの参考価格をご提示させて頂いております。

是非こちらのページよりご参考下さい。

※XPELステルスは「マットフルプロテクション」に該当致します。

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プロテクションフィルムの価格【2024年9月更新】

プロテクションフィルム(PPF)の参考価格をご提示致します。施工されたい車種やモデルをご選択頂き、参考価格をご確認下さい。

XPELステルスには専用のセラミックコーティングがおすすめ!

XPEL社の素晴らしい一つは、プロテクションフィルム(PPF)だけではなく、便利なメンテナンスアイテムが数多く発売されている点です!

その中でもXPELステルスでマットのフルプロテクションをされた方に非常におすすめなのが、、、

FUSION PLUS セラミックコーティングです!!

XPEL ステルス セラミックコーティング
XPEL FUSION PLUSセラミックコーティングを施工中

ちなみに、このセラミックコーティングは、何もXPELステルスにだけ用意されているわけではありません。

グロスでプロテクションフィルムをされた方には、グロス用のセラミックコーティングをお選び頂けます!

GT-R R35 セラミックコーティング 施工
グロスにもセラミックコーティング可能です!

このセラミックコーティングですが、一度ご依頼頂くと、全てのオーナー様を虜にするといっても過言ではない程、非常に高確率でリピートされます!

では、なぜセラミックコーティングはこれほどリピート率が高いのでしょうか?

①メンテナンスが更に楽に!

プロテクションフィルム(PPF)すると、日々のメンテナンスが非常に楽になることが大きな特徴の一つですが、セラミックコーティングをすると更にメンテナンスが楽になります!

というのも、セラミックコーティングされたプロテクションフィルム(PPF)はツルッツルの滑りになります!!!

汚れが付着できないといっても大袈裟ではないほど、見事な滑りです、、、!

よって、汚れを寄せ付けない車体の完成です!!

②更に長期的に美しい車体を維持可能!

①の「メンテナンスが更に楽に!」なるということは、より汚れにくい車体を持続できることなので、よって車体をより長期的に美しい状態で維持できます!

また、プロテクションフィルム(PPF)を保護する役割もあるため、フィルムの耐久年数を延ばすこともできます。

さて、ここでお気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、、、

そうです、、、!

プロテクションフィルム(PPF)にセラミックコーティングをすると、プロテクションフィルム(PPF)の長所を更にパワーアップしてくれる効果があるわけです。

だからこそ!

プロテクションフィルム(PPF)本来の機能を最大限に生かすという意味で、美観という理由だけではなく機能性の面でもセラミックコーティングが非常におすすめなわけです!

ちなみに、グロスのフロントフルプロテクション(※フロント周りのみ施工するプラン)をご依頼頂くお客様の中では、

部分的にプロテクションフィルム(PPF)施工する場合でも、セラミックコーティングはおすすめですか?」とよくご質問頂きます。

答えはYESです!!

この場合、プロテクションフィルム(PPF)施工させて頂いていない箇所も含め、車全体にセラミックコーティングさせて頂くのが◎です!

「車をマットにするならカーラッピングかプロテクションフィルムか!」

お問い合わせの際に、「XPELステルスでマットフルプロテクションフィルムをしたいです!」というPPF初心者の方はほぼいらっしゃらず(笑)、実際は「車をマットにしたいです!」というお問い合わせが大半です。

そこで、「カーラッピング」と「プロテクションフィルム(PPF)」双方において車をマット化することができる点をお伝えし、お客様にとってどちらの方法がベストかをご相談致します。

ということで、この両者の違いはこちらの「【カーラッピング vs PPF】車をマットにするならどちらが正解?」で詳しくご紹介させて頂いておりますが、、、

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【カーラッピング vs PPF】車をマットにするならどちらが正解?

車をマットにしたい方必見!カーラッピング、プロテクションフィルム(PPF)、どちらの方法で車をマットにするのがベストかプロが徹底解説です!

今回はなんと、、、!

動画でザラップ代表の橋本が、このテーマについて徹底解説させて頂きました!

初の説明動画?ということで、ドキドキの橋本ですが(笑)、車のマット化に興味がある!!という方は、是非こちらのYoutube動画をご覧頂ければと思います。

ズバリどういう方にXPELステルスがおすすめか!

XPELステルスの魅力をお伝え致しましたが、いかがでしたでしょうか?

当店ザラップでは、マットプロテクションフィルムは半艶(サテン)のXPELの他に、もっとザラザラとした艶消しが強いフィルムも取り揃えております

ということで、最後にズバリどういった方にXPELステルスがおすすめか、お伝えしたいと思います!

①純正と同じ半艶タイプのマットにされたい方!

Ferrari F8 Spider in Nero Opaco

メーカーの純正マット車は、それぞれのモデルでマット感が違います

その中で半艶タイプのマットで、その純正モデルに似せたいのであれば、間違いなくXPELステルスがおすすめです!!

ここまでゴージャスなサテンタイプのPPFは他にないと言っても過言でないほど、XPELステルスは桁違いに美しいサテンです。

ご夫婦で当店ザラップにお打ち合わせにいらっしゃる方も多いですが、男性だけではなく女性の方にも「とても美しい!!」とXPELステルスは大好評です!

②ゴージャスな一台にされたい方!

SUZUKI ジムニー フルラッピング PPF 東京 人気

半艶タイプ=サテンのXPELステルスですが、このサテンという仕上がりはある意味で一番品があるとも言え、とてもゴージャスです。

メッキパーツを黒系統のフィルムで施工する大人気「ブラックアウト」ですが、ブラックアウトでもサテンを選ばれる方が非常に多いです!

ベンツE52 サテンブラック モールラッピング
ベンツE52のメッキモールをサテンブラックでカーラッピング

見た目をゴージャスにしたい!!

品がある車にしたい!!

という方には、半艶タイプのXPELステルスが非常におすすめです!

③サテンまたはマット塗装の車を保護したい方!

マット車

最後に忘れてはいけないのは、、、

既にマット(サテン)塗装のお車に乗られていらっしゃる方です!

マット(サテン)塗装車は非常にかっこいい反面、磨きができないという点から、メンテナンスが非常にシビアであるといいます、、、。

実際に、マット塗装車に乗られていらっしゃった方は「メンテナンスが大変過ぎて、乗るのをやめました、、、」という方もいらっしゃるほど。。。

しかし!

XPELステルスで車体を保護してしまえば、サテンまたはマット塗装車をストレスフリーで維持することができます!

【早見表あり★】塗装とカーラッピングあなたに向いているのは?」のブログにて、「マット塗装よりカーラッピングのマットの方が、メンテナンスが楽になる!」ということをお伝えさせて頂きました。

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【早見表あり★】塗装とカーラッピングあなたに向いているのは?

塗装とカーラッピング【絶対に失敗しない選び方】を伝授します!「どちらが安い?」「車体の価値を下げないのは?」徹底解説します!

が!

マットプロテクションフィルム(PPF)は、マット塗装より、カーラッピングのマットより、断然メンテナンスが楽です!!

マット車に乗って見たらメンテナンスが非常に大変で困っているため、今からでもプロテクションフィルム(PPF)をしたい、、、

マット車納車予定のため、新車の状態ですぐにプロテクションフィルム(PPF)を施工したい

G63に乗っているため、質感を揃えてプロテクションフィルム(PPF)をしたい、、、!

そういった方にXPELステルスはもってこいです!!

以上、どんな方にXPELステルスがおすすめかお伝えさせて頂きました!

当店ザラップではXPELステルス以外でもマットプロテクションフィルム(PPF)をご用意致しております。

お打ち合わせの段階で実際にフィルムを比べて頂き、よりお客様の理想とするマット車を追求致します!

お車をマットにされたい方は、是非当店ザラップで夢の一台を作り上げましょう!

MAKOTO

新車であれ中古車であれ、車を納車する際に「塗装を保護するためにプロテクションフィルムを施工したい!」と考えられる方は多いのではないでしょうか。

そこで、初めてプロテクションフィルム(PPF)をご検討される方にとっては、プロテクションフィルム(PPF)の依頼から施工完了までの一連の流れが分かりにくいものです。

事実、当店ザラップにお問い合わせ頂くお客様で、初めてプロテクションフィルム(PPF)をご依頼頂く方は、

そもそもプロテクションフィルムとはどんなものかなど、とにかくよく分かっていません(笑)。

というお客様が大半です。

ということ今回は、プロテクションフィルム(PPF)に興味がある方へ、プロテクションフィルム(PPF)を賢くご依頼頂くためのポイントを踏まえながら、一連の流れを分かりやすく解説させて頂きます!

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そもそもプロテクションフィルムとカーラッピングの違いは?

まずですが、初心者の方の大半がプロテクションフィルムとカーラッピングを混同されていらっしゃいます

ここで簡単にご説明させて頂くと、プロテクションフィルム(PPF)は飛石、紫外線、虫の死骸など外的要因から塗装の保護を目的としてます。

プロテクションフィルム PPF 東京
プロテクションフィルム(PPF)施工の様子

対してカーラッピングは、車体の色を別の色に変えたり、デザインを変えたり、ドレスアップを目的とします。

日産 スカイライン NISMO フルラッピング日産 スカイライン NISMO フルラッピング
フルラッピング Before(左) and After(右)

一点注釈として、プロテクションフィルムはマット(艶消し)もあるため、マットのフルプロテクションは「車体の保護」+「ドレスアップ」と2つの目的があるといえます。

SUZUKI ジムニー フルラッピング プロテクションフィルム 施工

プロテクションフィルムとカーラッピングの違いは、こちらの「【入門編】カーラッピングとプロテクションフィルム (PPF)の違い!」で詳しくご紹介させて頂いておりますため、合わせてご参考下さい。

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【入門編】カーラッピングとプロテクションフィルム (PPF)の違い!

「車体を限定色に変えたい」「車を傷から防止したい」といった車好きのあなたへ、カーラッピングとプロテクションフィルム(PPF)の違いを徹底解説します!

またお車もマット化されたいという方は、こちらの「【カーラッピング vs PPF】車をマットにするならどちらが正解?」もおすすめ記事です。

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【カーラッピング vs PPF】車をマットにするならどちらが正解?

車をマットにしたい方必見!カーラッピング、プロテクションフィルム(PPF)、どちらの方法で車をマットにするのがベストかプロが徹底解説です!

プロテクションフィルムがなぜおすすめか!

プロテクションフィルム(PPF) 施工 東京

プロテクションフィルムのデメリットの大きな1つは、価格が高額である点です。

例えば、フィルム単体だけを比べると、カーラッピングよりプロテクションフィルム(PPF)の方が約2倍高価であります。

ということは、やはりプロテクションフィルム(PPF)を依頼するか否かは、この金額と天秤にかけて、ズバリお得かどうかがキーではないでしょうか。

プロテクションフィルム(PPF)に関する基礎知識はこちらの「【失敗×】プロテクションフィルム施工店を見極めるための基礎知識」にて徹底解説させて頂いております。

「プロテクションフィルム(PPF)」というもの自体がよくまだお分かりでない方は、是非合わせてご確認下さい。

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【失敗×】プロテクションフィルム施工店を見極めるための基礎知識

情報全てを鵜呑みにしてしまうのは危険!?信頼できるPPF業者を見極めるために必ず知って頂きたい正しい知識をご紹介!

ここでは、特に「プロテクションフィルム(PPF)はなぜおすすめか!」という点を、具体例を交えながらお伝え致します!

①車体の価値を下げない

飛び石傷 フェラーリ 

飛石傷が多いと車体の価格が下がる」という情報は一度は耳にしたことがあるかと思います。

が!

本当の本当に「飛石傷が多いと車体の価格が下がる」ことをここで強調させて頂きます(笑)!

以前中古車市場で相場よりぐんと値段が安いある一台のフェラーリがアップさせていましたが、なぜ相場から何百万円も安かったかというと、車体に飛石傷が多いことが要因でした。

走行距離や年式にマイナス点がなくても、飛石傷だけでここまで車体価格が下がってしまうわけです。

特に、スーパーカーはそもそもの車高が低く、普通の車より飛石が当たりやすくなっています。

よって、たった数ヶ月でも首都高速などを気持ちよくドライブしようものなら、フロント周りに飛び石傷が多く見受けられるケースも少なくありません。

注意が一番必要なのは、サーキット走行されるお客様です。

via GIPHY

これまでたくさんの車両を見てきましたが、プロテクションフィルム(PPF)施工無しでサーキット走行されたお車は、悲劇と呼べるほど、車体全体が飛石傷だらけになっておりました。。。

資産としても高級車を保持される方であれば、プロテクションフィルム(PPF)施工は間違いなくwinです。

②「とにかく気を遣わず楽!」

ヘッドライトPPF(プロテクションフィルム)施工

プロテクションフィルム(PPF)施工を一度試されると、ほぼほぼのお客様が乗り換えの際にリピートされます

その理由は、やはりプロテクションフィルム(PPF)を一度試してしまうと、ドライブの際

とにかく気を遣わず楽!

だそうです(笑)。

前からの飛石も気にしなくていい!

人を乗せる時も、サイドスカートに靴が当たらないか気にしなくていい!

サーキット走行も怖くない!

などなど、、、

大事な愛車だからこそ気になってしまう不安や悩みを、プロテクションフィルム(PPF)が一気に解決しちゃうというわけです。

③メンテナンスが非常に楽!

プロテクションフィルム 点検

プロテクションフィルム(PPF)を施工すると楽になるのは「気持ち」だけではありません。

実は、メンテナンスが非常に、、、非常に楽になります!!

まず、プロテクションフィルム(PPF)は汚れが付いても驚くほど簡単に取れるため、花粉や黄砂に悩まされる日本人にとっては、非常に有効といえます。

さらに、プロテクションフィルム(PPF)は「自己修復機能」=「セルフヒーリング機能」というものを有しており、これはフィルムに付いた小傷や擦り傷程度の傷は、熱でフィルムが暖まると綺麗に消してくれる機能です。

ただ単に汚れが落としやすいだけでなく、勝手にフィルムについた傷を綺麗にしてくれるため、言い換えれば「研磨した綺麗な塗装の状態を維持し続けることができる」というわけです!

愛車を保護し、そして綺麗を持続させることができる、、、

これがプロテクションフィルム(PPF)です!

プロテクションフィルムご依頼の流れ

GT-R R35 プロテクションフィルム 施工

それでは、ここからは具体的に賢くご依頼頂くポイントを交えながら、プロテクションフィルム(PPF)施工ご依頼の流れを分かりやすくご紹介していきたいと思います。

①お問い合わせ

プロテクションフィルム(PPF)ご依頼にあたり、価格は気になる大きなポイントですね(笑)!

プロテクションフィルム(PPF)の価格」のページでは、参考価格を車種別にアップさせて頂いておりますため、まずは参考価格をご確認下さい。

※参考価格にアップしている車種はごく一部と限られておりますため、該当車種がない場合はお問い合わせ下さい。

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プロテクションフィルムの価格【2024年9月更新】

プロテクションフィルム(PPF)の参考価格をご提示致します。施工されたい車種やモデルをご選択頂き、参考価格をご確認下さい。

さて、参考価格が分かったところで、ファーストコンタクトをいつとって頂くかですが、、、

まず大前提として、プロテクションフィルム(PPF)を施工するタイミングは、早いに越したことはありません!!

早ければ早いほど飛石などの傷が少なく、早ければ早いほど新しく付く飛石などの傷を防げるというわけです。

そしてもう一つ大事な点は、当店ザラップの場合、施工のご予約が非常に混みやすく、場合によっては3ヶ月先までご予約が埋まっている場合もあるという点です。

当店のリピーター様は、「プロテクションフィルム(PPF)は早ければ早いに越したことがない」ことを熟知されていらっしゃいますため、お車をオーダーした段階で直ぐに当店にご連絡頂きます

そして、施工枠を即座に確保させて頂くため、よって納車後直ぐにプロテクションフィルム(PPF)施工に移らせて頂くことが可能となります

今からだと3ヶ月先にしか予約できないんですね(苦笑)!」と仰られる新規のお客様は非常に多いわけですが、、、

(お気持ちは痛い程分かります…!申し訳ございません…!)

このようにリピーター様が計画的にどんどん予約枠を埋めていくため、結果数ヶ月先のご予約が埋まっているという現状です。

さて、この大前提をご理解頂いたお客様は、既に「賢く依頼する」ポイントの一つがお分かりかと思います。

そう、、、

プロテクションフィルム(PPF)施工を賢くご依頼頂く最大のポイントは、

可能な限り早く事前お打ち合わせをさせて頂き、施工のスケジュールを確保頂くことです!

例えばこれから納車を予定の方は、オーダーを入れて頂いた段階でお問い合わせ頂くのがベストです。

まだ来年の夏に納車予定として分からないのですが、それでも打ち合わせ可能ですか?」といったご相談を頂きますが、まさにこういったタイミングのご相談が理想といえます!

このように早い段階でご相談頂ければ、高い確率で施工枠を抑えることが可能です。

初心者の方で非常に多いお問い合わせは「来月納車予定なんです!」といったご相談です。

基本的に、来月の施工枠は空いていない可能性が高いですが、とてもラッキーであれば滑り込みセーフでご依頼をお受けできる可能性も0ではありません

というのも、既にプロテクションフィルム(PPF)施工を予約して頂いているお客様で、納車予定日直前になって納車日が延びるという連絡がディーラーから入るといった場合もあり、よってその月の枠に急遽空きが生まれる場合もあるからです。

また、「フルプロテクション」や「マットフルプロテクション」ではなく、フロント周りのみの「フロントフルプロテクション」であれば、滑り混みセーフでご予約をお取りできる可能性が上がります。

早く予約しないと予約が取れないなんて知らなかった、、、」という方でも、まずは一度ご相談下さい。

②お打ち合わせ

まずですが、当店ザラップでは、お客様それぞれに担当者が必ず付きます

この理由ですが、お客様の車種はもちろんのこと、お車の使用頻度、保管環境、どの程度保有する予定か、サーキット走行の有無などを詳しくご確認させて頂き、お客様にあった施工内容のプランをお作りさせて頂くためです。

また、当店ザラップの大きな特徴として、納車後のサービスをどこよりも手厚いサポートが挙げられます

納車後でも、「フィルムをメンテナンスして欲しい」「事故に遭って修繕が必要」といったお客様のSOSにいち早く対応させて頂くため、納車後も同じ担当者が引き続きご対応させて頂きます。

さて、プロテクションフィルム(PPF)のお打ち合わせではどういったお打ち合わせをさせて頂くかというと、大きく分けてポイントは4つです。

  1. どの箇所を施工するか
  2. どのプロテクションフィルム(PPF)を使用するか
  3. その他サービスのご提案
  4. 施工日程の調整

順に見ていきましょう!

1. どの箇所を施工するか

当店ザラップでは、特にお客様から人気の3プランがございます。

フロントフルプロテクション

飛石傷が一番付きやすいフロント周りをガード!

フルプロテクション

車体全体を保護する最上級プラン!

マットプロテクションフィルム(PPF)

マットフルプロテクション

フルプロテクション+車をマットにドレスアップ!

XPELステルス(半艶サテンタイプ)もご用意ございます!

しかし、これはもちろん一例に過ぎません

どちらかというと、これらのスタイルはあくまでもベースと捉えて下さい。

車体を保護するという意味では、「フルプロテクション」または「マットフルプロテクション」がベストであることは間違いありません。

しかし「新車が納車されるまでの数年間のみ乗る予定」「日常的に運転しない」といった場合は部分的なプロテクションフィルム(PPF)施工も◎です。

また、例えばカーボンパーツが付いた車種の場合、カーボンパーツのプロテクションフィルム(PPF)施工は非常に非常に重要です。

McLaren 600LT プロテクションフィルム(PPF)施工 東京 人気店

なぜなら、カーボンパーツに傷が入った場合、リペアが困難なケースが多くパーツ交換となるからです。

以前あるお客様から聞いた話では、カーボンパーツの交換に数百万かかると言われたそうです。

このように、車種によっては、その素材や形状などによって「ここは必ずプロテクションフィルム(PPF)で保護した方がいいです!」という箇所がございます。

こういったマスト箇所をピックアップしながら、お客様のニーズに沿ったプロテクションフィルム(PPF)プランを作っていきます。

2. どのプロテクションフィルム(PPF)を使用するか

PPF(プロテクションフィルム) XPEL

日本では「プロテクションフィルム(PPF)=XPEL」といっても過言ではないほど、XPELというメーカーから発売されているプロテクションフィルム(PPF)が有名です。

当店ザラップでも、XPELのフィルムも取り揃えております。

繰り返し、日本ではXPELが有名で、施工業社によってはXPELしか取り扱いがない業社も少なくないようです。

しかし、実はXPEL以外にも世界には数多くの王道フィルムメーカーがあり、それぞれのフィルム特性を理解しながら、お客様のニーズに合わせて選択するのが世界ではメジャーです。

また、あまり知られていませんが、日本メーカーからも数多くの優秀なプロテクションフィルム(PPF)が発売されております。

当店ザラップですが、プロテクションフィルム(PPF)は複数メーカー取り扱っており、お客様とご相談させて頂きながら使用するフィルムを決定します

フィルムメーカーによって施工の方法が異なってくるため、XPEL製品にのみ限定する方が施工側からお伝えするとある意味有難いわけですが(笑)、やはり選択肢が「1」ではなく「x²」の方がお客様にとって選択肢が広がりより楽しみも広がります

3. その他サービスのご提案

GT-R R35 セラミックコーティング 施工

プロテクションフィルムだけではなく、カーラッピングウィンドウプロテクションセラミックコーティングといったサービスもご提案させて頂いております。

特に、当店ザラップはカーラッピングとプロテクションフィルム(PPF)の専門店であるため、これまでに数百から千台弱のカーラッピングを手がけてきました。

カーラッピングというと、車体全体をラッピングするフルラッピングをイメージされる方が非常に多いですが、モールラッピングといった部分的にラッピングさせて頂くこともカーラッピングに含まれます。

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モールラッピング

モール全体をラッピングするスタイルです。白錆対策もでき、特にベンツユーザーから人気が高いです。

プロテクションフィルム(PPF)で車体を保護するだけではなく、

人とはちょっと違った車にカスタムしたい!

ハイモデルである純正ラインっぽくラインを入れたい!

といったドレスアップも一緒にされたい方は、是非お客様だけのカーラッピングスタイルを見つけましょう!

4. 施工日程の調整

最後に重要な、施工日程の調整です(笑)!

via GIPHY

具体的な納車日がお決まりの場合でも、ざっくりとした納車時期しか分かっていない場合でも、必ず施工枠を確保致します

そして、積載車の有無もご確認させて頂きます。

当店ザラップでは、「フルプロテクション」または「マットフルプロテクション」をご依頼頂く方で、かつ1都3県にお住まいのお客様は、無償で積載車対応致します。

遠方にお住まいの方や、「フロントフルプロテクション」といった部分的施工をご希望の方は、有償とはなりますが積載車対応可能です。

以上、入念なお打ち合わせでした〜!

③施工開始

納車日と同日に施工開始ができる場合」ですが、基本的には当店ザラップの担当者がディーラーまで伺い、積載車に乗せて当店まで搬入致します。

このように公道を走らないことによって、車体により傷が入らない状態でプロテクションフィルム(PPF)施工を開始できます

また、ここでの大きなメリットは、ディーラーでお車を引き取り際、担当者がお客様とご一緒に車体の傷点検を行うため、万が一お車に不備がある場合いち早く気付くことが可能です。

ある意味で、「ディーラーでお車の点検→ディーラーからお車を積載車でお引き取り→プロテクションフィルム(PPF)施工開始」のこの搬入の流れが一番ベストであるといえます。

プロテクションフィルム 積載車 東京
積載車でお車を搬入中の様子

次に、「既にお車は手元にある場合」ですが、この場合は積載車でお客様のご指定場所までお車をお引き取りさせて頂くか、もしくは当店のサービスセンターまで直接お車をお持ち込み頂くか、2つの選択肢がございます。

いずれの場合も、施工前に担当者がくまなく車両点検を行います。

さて、お車をお預かりした後ですが、基本的にご納車まで特にご連絡等ありませんが、カーラッピングをご依頼頂いている場合は、貼り付けイメージをご確認頂く場合もございます。

お客様とご一緒にご確認頂くことで、「よりイメージ通り&それ以上の仕上がり」を実現できます。

④施工完了

プロテクションフィルム(PPF)が完了しご納車させて頂くと、

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全てが【完結。】と思われる方がたくさんもいらっしゃいます。

しかし!

実は、納車後からが「サポート期間」のスタートを意味します

「フィルム」というものですが、熱が加わることによって変化する素材なため、よって納車前に万全の施工状態で納車したとしても、高速運転や屋外駐車をする納車後に、フィルムが一部浮いてきしまう場合もございます

カーラッピング プロテクションフィルム(PPF) 施工
カーラッピング プロテクションフィルム(PPF) 施工

特にスーパーカーの場合は排熱が普通の車とは別格であり、さらに凹凸も激しいため、フィルムに負荷がかかりやすいといえます。

そのため、当店ザラップでは納車後1ヶ月に初期点検を、そして1年間はフィルムのメンテナンスが必要になった場合に対応させて頂くアフターケアを、施工箇所の範囲に関わらず、無償でお付け致しております!

これを「アフター保証」と呼びます。

ザラップ カーラッピング PPF アフター保証
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アフター保証

カーラッピングやプロテクションフィルム(PPF)をご依頼頂くと、納車後1年間「アフター保証」を無償でお付け致します。「乗ってからも安心」をご提供します。

納車後の保証を1ヶ月や最長3ヶ月とする業者さんは聞いたことがありますが、当店ザラップのように1年間の保証が付いたサービスはこれまでに聞いたことがありません。

なぜ1年かというお話ですが、例えば冬にフルプロテクションをしたとします。

寒い季節では一切フィルムの浮きなどがない場合でも、夏の猛暑でフィルムに最大限のストレスがかかり、よってその頃になってフィルムが浮いてくる場合があります。

そこで、もし保証期間が3ヶ月では、優にその保証期間は過ぎており、補修してもらうと思うと有料対応になります。

我々はこういったお客様の過失では決してない「納車後に発生する避けられないフィルムのメンテナンス箇所」に関し、無償で対応させて頂き、ご安心してカーライフを楽しんで頂きたいと考えます。

「ディーラーでPPF施工を一緒に依頼するのと、ザラップさんで依頼する場合で、価格以外にどんな違いがありますか?」

車を購入時に、ディーラーでプロテクションフィルム(PPF)施工を一緒に依頼できる場合があります。

よくお問い合わせで「ディーラーで依頼するのと、ザラップさんで依頼するのでは、価格以外でどういった違いがありますか?」というご質問を頂くため、最後にその違いについてご説明させて頂こうと思います。

『プロテクションフィルムの情報を全て鵜呑みにすべきでない』理由」のブログでもご紹介させて頂いた通り、業者によってプロテクションフィルム(PPF)はクオリティーや追求する施工レベルにおいて雲泥の差があります

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「プロテクションフィルムの情報を全て鵜呑みにすべきでない」理由

PF業界では「誤解を招くような情報」「紛らわしい情報」「誤った情報」が多い!?PPF依頼前に必ず知って頂きたい情報を徹底解説!

よって、そういった業者を一括して語ることはできませんため、ここでは「車販売店でPPFを依頼」する場合と、「当店ザラップで依頼」する場合で比較していきたいと思います。

ちなみにですが、当店ザラップでは車販売店様から施工のご依頼を頂くことも多々あります。

そこで、これまでの実体験、並びお客様方からこれまで聞いてきたお話などを踏まえて、多面的にそれぞれでご依頼する場合のメリットデメリットをご説明していきたいと思います。

①ディーラーにPPFを依頼すると手間が最小限になる

ディーラーにプロテクションフィルム(PPF)を依頼する恐らく最大のメリットは、車を納車時にまとめて完了している点です!

「車を納車→プロテクションフィルム(PPF)施工」ではなく、「プロテクションフィルム(PPF)施工が完了された状態で納車」と手間が最小限になります

また、お車を注文時にプロテクションフィルム(PPF)の打ち合わせも終わるため、プロテクションフィルム(PPF)のためだけに、別途打ち合わせが必要となりません

ズバリ、楽ちんです(笑)!

via GIPHY

上で見た通り、プロテクションフィルム(PPF)は早い段階で施工するに越したことはありません。

そこで、ディーラーでプロテクションフィルム(PPF)をまとめて依頼する場合ですが、最善なタイミングで施工されることが保証されます。

一方で、当店ザラップでプロテクションフィルム(PPF)をご依頼頂く場合はというと、上で見てきた通り、当店にお問い合わせ頂きました後、事前のお打ち合わせが必要となります。

また、納車日にディーラーからお車を引き取りそこから施工が開始するため、ディーラーで一括完了する場合と比べると、お客様が手配するという工程が増えます

更に、これも上でご説明した通りですが、納車日ギリギリでご依頼のご相談を頂くと、納車日に合わせて施工枠を確保できないリスクが高まるため、その場合最善なタイミングで施工させて頂くのが困難になります。

②ディーラーにPPFを依頼すると価格が高くなる

これはご想像に容易いかと思いますが、ディーラーでプロテクションフィルム(PPF)を依頼すると、プロテクションフィルム(PPF)施工の価格は高くなります

一例に過ぎませんが、これまでお客様からお聞きした話の一つでは、フルプロテクションの場合で約50万円ディーラーの方が高額であった事例がありました。

③納車後のアフターメンテナンスの手厚さは当店はどこにも負けない自信があります

ベンツC180 カブリオレ サテンブラックフルラッピング カーラッピング

さて、プロテクションフィルム(PPF)も納車後のメンテナンスが重要になってくることは、先程ご説明させて頂きました。

そこで、ここでは納車後にフィルムが一部浮いてきてしまったという、フィルムのメンテナンスが必要になってきた時の対応の違いについて見ていきたいと思います。

納車後にフィルムのメンテナンスが必要となる場合、ディーラーでプロテクションフィルム(PPF)を依頼した方は、「ディーラーに連絡を取る→メンテナンス日の調整」と手間が発生します。

これは、納車時において「ディーラーの方が手間が少なく楽◎」だった点が、納車後は「ディーラーの方が手間が多い×」という真逆の結果になることが分かります。

また、即対応が厳しい場合も多く、ディーラーでPPFを依頼したお客様の話では、「数ヶ月待たされました、、、」というのはよく聞く話です。

お客様と施工業者との間に一社(=ディーラー)入っているということで、どうしてもレスポンスに時間がかかってしまうのは、ある意味仕方のないことです。

また、こういったメンテナンスをしてくれるディーラーはまだ親切であることもお伝えしなくてはなりません。

納車後に一切保証がなく、例え納車後すぐにフィルムが浮いてしまった場合でも、別途料金が発生する場合もあります。

お客様の中には、そういった別途料金が発生することがどうしても腑におちず、どうせ料金が発生するならと、(ディーラーにはお願いせず)他店である当店にご依頼された方もいらっしゃいました。

当店ザラップですが、納車後のアフターサポートをどこよりも重視しております

それは、フィルム本来の性能を最大限発揮させ、よりお車を綺麗な状態で、より長く乗って頂きたいというモットーだからです。

実際に、当店ザラップにプロテクションフィルム(PPF)をご依頼頂くご新規様からは「ここのアフターケアがどこよりも充実していたため、一番安心できました」というお言葉を頂きます。

また、リピーター様では「ここではアフターメンテナンスをきちんとして対応して頂けるので、とにかく安心して依頼できます」とご依頼頂きます。

④当店ザラップでは最高の仕上がりクオリティーを保証します

GLE450d フルプロテクションフィルム マット ステルス

「どうしたらより綺麗な仕上がりにできるか」「どうしたらより『貼った感がない』一台に仕上げられるか」我々は常日頃奮闘しています。

そこで、「本来は元のカットデータにある状態のまま施工する方が手短」でも、手間や労力を惜しまず、お客様にとってのベストを追求します

そして、そういった姿勢で仕上げる一台をお客様が見て、「ここにお願いしたいです!」とご依頼頂けるわけです

ディーラーでプロテクションフィルム(PPF)を依頼する場合、ある意味で「大きなハズレ」はありません。

しかし、仕上がりでどこか気になるところがありディーラーに聞くと「プロテクションフィルム(PPF)はこういうものですね!」とこういうもの」という妥協した仕上がりになってしまうこともあるようです

結果、どうしてもその仕上がりに満足できなかったこちらのお客様は、再施工をご依頼されました。

直でお客様と繋がっている当店の場合「こういうもの」という仕上がりで言い逃れはできません

お客様と直接繋がっていることで、納車後もしっかりと責任を持ったサービスをご提供致します。

⑤当店ザラップは専門店として様々な角度でサービスをご提案できます

カーラッピング東京

ディーラーでプロテクションフィルム(PPF)を依頼する場合、決められたプランが既に用意されています

そういった決められたプランがあるからこそ、お客様を前にすぐにお見積もりをご提示できるわけです。

決められたプランが悪いというわけでは全くありませんが、当店ザラップの強みとしては「さらに様々なサービスを違った角度でご提案できる」というわけです。

これは、先述した「お打ち合わせ」段階で「3. その他サービスのご提案」で見た通りです。

復習とはなりますが、当店ザラップはカーラッピングとプロテクションフィルム(PPF)の専門店です。

そこで、プロテクションフィルム(PPF)で車体を保護することはもちろんのこと、カーラッピングでよりお客様のお車をカッコよくドレスアップすることも得意としています。

実際のところ、当店でプロテクションフィルム(PPF)をご依頼頂く実に半数以上のお客様は、プロテクションフィルム(PPF)だけでなくカーラッピングもご一緒にご依頼頂きます。

特にラインラッピングはスーパーカーに非常に人気があります。

McLaren 600LT カーラッピング カスタム
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カーラッピングの施工内容によっては、「カーラッピングの上にプロテクションフィルム(PPF)を施工」した方が良い場合と、逆に「プロテクションフィルム(PPF)の上にカーラッピングを施工」させて頂いた方が良い場合と分かれます。

そこで、「いつかカーラッピングもしてみたい!」とお考えのお客様は、プロテクションフィルム(PPF)施工と同じタイミングでカーラッピングもご依頼頂く方が「時間」「クオリティー」「値段」の面で、総合的にお得になる場合がございます。

カーラッピングにもご興味がある方は、是非お気軽にお問い合わせ下さい。

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プロテクションフィルム(PPF)初心者の方でもスムーズにご依頼頂けます!

これから初めてプロテクションフィルム(PPF)を依頼されたい方に、より賢くご依頼頂くためのポイントを踏まえながら、一連の流れをご紹介させて頂きました。

最後にもう一つ重要なアドバイスをさせて頂くと、初心者の方に非常に重要なのは「プロテクションフィルム(PPF)に関する基礎知識」をしっかりご理解頂くことです。

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【失敗×】プロテクションフィルム施工店を見極めるための基礎知識

情報全てを鵜呑みにしてしまうのは危険!?信頼できるPPF業者を見極めるために必ず知って頂きたい正しい知識をご紹介!

プロテクションフィルム(PPF)は、特に「仕上がるクオリティー」ならび「納車後のサポートの手厚さ」において、業者に大きな開きがあります

より綺麗な状態でお車に乗り続けて頂くために、やはり施工店を見極める目は必要です。

そして、我々はそのお客様の目から選んで頂ける業者であるために、これからもサービス向上に向け、精一杯精進させて頂きたいと思います

当店ザラップでは、プロテクションフィルム(PPF)初心者の方でもスムーズにご依頼頂けるよう、担当者が精一杯サポートさせて頂いております。

是非ザラップで、大事な愛車をしっかり保護して、よりドライブを快適に過ごしましょう!

KEITA

日頃お客様から「車をマットにしたいです!」といったご相談を非常に多く頂きます。

車メーカーからもハイグレードモデル限定車特別仕様車といった限られたモデルでしか手に入らない場合が多く、言うなれば「マット車=特別」といっても過言ではありません。

そんな高級感溢れるマット車ですが、一度乗られたことがある方であれば周知の通り、、、

そう、、、!

塗装のマット車は非常にメンテナンスが大変であることが悩みの種です。

塗装のマット車は「傷や汚れが目立ちやすい」、「塗装を磨いてしまうと艶が出てしまうため、塗装を磨けない」、「手油も厳禁」、「再塗装は高額」、「ワックスやコーティングが困難」といった厳しい現状があります。

塗装のマットはメンテナンスが大変過ぎて、それに疲れて乗り換えました(苦笑)、、、」というお客様もいらっしゃるほどです。

そこで!

多くのお客様は、車をマットにしたいとお考えになる際、カーラッピングでマットをご検討頂きます。

以前「【早見表あり★】塗装とカーラッピングあなたに向いているのは?」のブログでもお話しさせて頂きましたが、マット塗装とカーラッピングのマット車では、カーラッピングの方がメンテナンスが楽になるメリットがあります。

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【早見表あり★】塗装とカーラッピングあなたに向いているのは?

塗装とカーラッピング【絶対に失敗しない選び方】を伝授します!「どちらが安い?」「車体の価値を下げないのは?」徹底解説します!

しかし!

まだまだメジャーではありませんが、実はプロテクションフィルム(PPF)でも車をマットにできることはご存知でしょうか。

グロス塗装の上にマット(サテン)のプロテクションフィルム(PPF)を施工

これまでの経験からお伝えすると、実に9割の方がプロテクションフィルム(PPF)で車をマットにできることをご存知ありません。

ということで、今回のブログではズバリ車をマットにするならカーラッピングとプロテクションフィルム(PPF)どちらがおすすめか!、分かりやすく徹底解説させて頂きます!!

特に!

車をマットにしたい方、

既にマット塗装の車に乗られており、シビアなメンテナンスから解放されたい方

に耳寄り情報満載です!

今回のテーマ「車をマットにするならカーラッピングかプロテクションフィルム(PPF)か」ですが、なんと、、、!

ザラップ代表橋本が、Youtubeで初解説させて頂きました!

是非合わせてご覧下さい!

「マット」の中に「サテン」を含めて説明します

フィルムには、大きく分けて光沢のある「グロス」、艶消しの「マット」、そしてその中間の「サテン」があります。

中間というだけあり、グロスほど光沢はないけれども、マットよりは光沢があるという特徴を持つのが「サテン」というわけです。

そこでメルセデス・ベンツのマグノカラーのように、車メーカーからは「(フィルムでいう)サテン」を「マット」と位置付けしているため、当店ザラップでも「マット」の中に「サテン」を含めてご説明を致します。

*場合によっては、「サテン」を「マット」と呼称致します。

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車をマット化する上で、カーラッピングとプロテクションフィルム(PPF)それぞれの特徴とは?

ランボルギーニ ウラカン カーラッピング 施工

「車をマットにする」という見た目は同じであれど、実はカーラッピングとプロテクションフィルム(PPF)とでは、特徴に大きな違いがあります。

お客様の「ご要望」次第で、メリットにもデメリットにもなり得ます!

カーラッピングとプロテクションフィルム(PPF)それぞれでマット化する場合の違いを解説していきますが、「どのようなご要望があるか」によって、それぞれの特徴がメリットにもデメリットにもなり得ます。

カーラッピングで車をマットにする

マット 塗装 カーラッピング

カーラッピングをする目的は、ズバリ「ドレスアップ」です。

車体色を変えたり、ラインを引いたり、はたまたデザインをしたりして、よりお車をお洒落にカッコ良くします。

分かりやすくフルラッピングを例にします↓

ベンツC180 カブリオレ サテンブラックフルラッピング カーラッピングベンツC180 カブリオレ サテンブラックフルラッピング カーラッピング
白ボディから黒のマット(サテン)にフルラッピング

このように、見た目を大きく変えるのがカーラッピングというわけです。

特に上のようなフルラッピングでは「元の車体色が見えることがNG」のため、なるべく元の車体色が見えないようラッピング(wrapping=覆う)して施工します。

そこでカーラッピングフィルムに求められる機能は、追従性の高さフィルムは薄くなければなりません1近年厚みのあるカーラッピングフィルムも誕生しているため一概には言えませんが、基本的にはカーラッピングフィルムの厚みは約100μ(=約0.1mm)と薄く製造されています。

Youtube動画では施工の様子を一部ご紹介させて頂いておりますため、宜しければご覧下さい。

車をカーラッピングでマットにする場合、「好きな色でマットにできる」という点が特に特徴的です。

上のメルセデスベンツ(Mercedes-Benz)C180 Cabrioleは、元々「グロスホワイト」の車でしたが、カーラッピングでマット化することによって「マット(サテン)」に変身することができました!

後でご説明しますが、プロテクションフィルム(PPF)の場合は、カーラッピングで選べるフィルムの「色」を変えることはできません。

つまり、上のメルセデスベンツ(Mercedes-Benz)C180 Cabrioleをプロテクションフィルム(PPF)でマット化する場合、「グロスホワイト」の車は「マットホワイト」の車になります。

このように、フィルムの色を選べるカーラッピングフィルムは、マットまたはサテンに限定しても、数百を超える種類があります

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【動画あり◎】カーラッピングフィルムってどんな種類があるの?

カーラッピングフィルムのメジャーな種類を【動画】で分かりやすくご紹介します!自分好みのカーラッピングフィルムを見つけに行きましょう!

カーラッピングで車をマットにされる方は、それはそれはフィルムの選択に迷われます(笑)。

更に、当店ザラップでは自社で印刷機があるため、好きな色で印刷しラッピングすることも可能です。

HILUX GR SPORT 車 部分 ラッピング
ブルーを印刷し、サテン(マット)のラミネートをかけたフィルムをラッピング
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【HILUX GR SPORT】車を部分的にラッピング!?

車を部分的にラッピング!低予算でもカッコよくカスタムできちゃうカーラッピングスタイルがあります!完成したお車は必見★!

プロテクションフィルム(PPF)で車をマットにする

SUZUKI ジムニー フルラッピング プロテクションフィルム 車をマットにする

正式名称ペイントプロテクションフィルムは、Paint(塗装)Protection(保護)Film(フィルム)とその名の通り、塗装を外的要因(飛び石、擦り傷、酸性雨、紫外線、虫の死骸など)から保護する役割があります。

カーラッピングは「ドレスアップ」といったファッション的要素であるのに対し、プロテクションフィルム(PPF)はより実用性が問われたフィルムといえます。

イメージとしては、スマートフォンの画面に貼る保護フィルムを更に優秀にしたフィルムが、プロテクションフィルム(PPF)とお考え下さい。

プロテクションフィルム(PPF)の特徴の一つとして、小傷や擦り傷程度であれば、太陽の熱で元の綺麗なフィルムの状態に戻る「セルフヒーリング機能(=自己修復機能)」を有する点です。

よって、プロテクションフィルムはただ単に「塗装を守る」だけではなく、「傷を自己修復しより綺麗な状態を保ち続ける」ことが可能ということです。

さて、そんな外的要因から塗装を保護するプロテクションフィルム(PPF)ですが、フィルムの厚みが約150μ(=約0.15mm)とカーラッピングフィルムより約1.5倍厚く設計されています。

PPF(プロテクションフィルム) XPEL

この厚みこそが傷から塗装を守ってくれるわけですが、逆をいえば追従性はカーラッピングフィルムほどありません

これはプロテクションフィルム(PPF)のネガティヴポイントですが、プロテクションフィルム(PPF)施工では、基本的に塗装の表面にのみ施工し、カーラッピングのようにフィルムを巻くということを苦手とします

よって、基本的にプロテクションフィルムの面は、表面に露出することになります。

ついでながら、なぜ「基本的に」とお伝えするかというと、プロテクションフィルム(PPF)もカーラッピングのように巻く「バルク方式」という施工手法があるからです。

プロテクションフィルム(PPF)
当店ザラップではバルクとプレカットを使い分けて、お客様にとってベストな施工方式を追求しています!

本ブログでは詳細を割愛しますが、プロテクションフィルム(PPF)を検討されていらっしゃる方は、是非こちらのブログも併せて読んで頂ければと思います。

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「プロテクションフィルムの情報を全て鵜呑みにすべきでない」理由

PF業界では「誤解を招くような情報」「紛らわしい情報」「誤った情報」が多い!?PPF依頼前に必ず知って頂きたい情報を徹底解説!

プロテクションフィルムの面が車体の表面に露出するということは『貼った感』が出てしまうのではないか」とご心配になられるかも知れませんが、ご安心下さい!

確かにフィルムの面が見えない方が望ましいことに変わりはありませんが、プロテクションフィルム(PPF)は透明であることが大きな特徴です。

これが仮にカーラッピングですと、フィルムの面が見えてしまっては、明らかに悪目立ちしてしまいますが↓

カーラッピング 後悔
Blog:【後悔しないために!】本当に恐ろしいカーラッピング被害とは!?

プロテクションフィルム(PPF)は透明のため、面は目視できるものの、悪目立ちはしません。

、、、

といいつつも、、、!

(マット塗装の車ではなく)グロス塗装の車にマットのプロテクションフィルム(PPF)を施工する場合は、先程見たバルク方式2カーラッピングのように、フィルムを巻き込む施工方式を使いこなすことが重要であるかと我々が考えております。

その理由ですが、より「フィルムを貼った感」を無くすため、元のグロス塗装を最大限隠したいからです。

プロテクションフィルム フル 施工実績 東京
バルク方式でボンネットを施工している様子

数ミリ塗装が露出するかしないか、、、

というのは、一見そこまで違いがないように思われるかも知れませんが、この数ミリの違いが見栄えの美しさのおいて大きな違いとなります。

だからこそ、当店ザラップではプロテクションフィルム(PPF)でマットさせて頂く際は、カットデータ3プロテクションフィルム(PPF)施工では、専用のカットシステムから施工箇所のカットデータを抽出し施工します。を何度も調整しながら、より美しい一台を目指し、この数ミリの差を貪欲に追求しています

さて、プロテクションフィルム(PPF)が透明ということは、元の車体色が見えるということを指します。

プロテクションフィルム(PPF) 施工

これはカーラッピングと比較して、大きな特徴の違いです。

つまり「車体色を生かしてマットにしたい!」というお客様にとっては、プロテクションフィルム(PPF)でマット化することは◎なわけです。

これは「今の車体色が気に入っている」というお客様ももちろんのことながら、「特別なカラーリングの限定車」といったお客様も車体色を生かしてプロテクションフィルム(PPF)を施工したいとお考えになります。

納得◎!お客様にベストなのは「カーラッピング」?「プロテクションフィルム」?

カーラッピング東京

ご覧頂いた通り、車をマット化する手段を「カーラッピング」か「プロテクションフィルム(PPF)」どちらがお客様にとってベストかは、お客様が何を優先とするかによって答えが変わります

ここからは今回のまとめとして、どういった要望が優先であれば、カーラッピングとプロテクションフィルム(PPF)のどちらがおすすめかをお伝えさせて頂きます。

ケースその①:車体の色を変えたい

i3 BMW カーラッピング 車 ラッピング

車をマットにする上で、車体の色も変えたいという方は「カーラッピング」一択です!4近年色が付いたカラープロテクションフィルムも出てきてますが、色のバリエーションが限定的であるという意味でここではカーラッピングをおすすめ致します。

ケースその②:車体を保護したい

GLE450d フルプロテクションフィルム マット ステルス
メルセデス・ベンツの純正マット車に似せるため、サテン寄りのプロテクションフィルム(PPF)を使用しています

カーラッピングフィルムも、フィルムを施工していないよりかは傷防止になります。

しかし、傷防止を目的とし開発された「プロテクションフィルム(PPF)」と比較すれば、カーラッピングフィルムが車体を守る機能はごく僅かです。

新車をより綺麗な状態で乗り続けたい!

スーパーカーに乗っており車体の価値を下げないために傷を防止したい!

サーキットやアウトドアに出かけるため車体を保護したい!

そういった塗装を保護したい方はプロテクションフィルム(PPF)一択です。

ケースその③:とにかくコストを抑えたい

カーラッピングフィルム

「車をマットにしたい」といったご要望以外に、特に強いご要望はなく、「可能な限りコストを抑えて車をマットにしたい」という方には、「カーラッピング」がおすすめです。

プロテクションフィルムは機能性が高く大変優秀なシートであることは上で見てきた通りです。

しかし、その一方で、それだけ優秀な機能を兼ね揃えているからこそ、フィルム単体の値段のみ比較すると、プロテクションフィルム(PPF)の方がカーラッピングフィルムより約2~3倍高額です。

よって、「外的要因から車体を保護したい」という要望がないのであれば、カーラッピングフィルムがおすすめです。

ケースその④:メンテナンスをより楽にしたい!

保証 プロテクションフィルム カーラッピング

文頭で「塗装のマットよりカーラッピングのマットの方がメンテナンスが楽」である点をお伝えさせて頂きました。

そして、そのカーラッピングより更にメンテナンスが楽になるのがプロテクションフィルム(PPF)です!

これは、グロス、マットといった違いというより、カーラッピングとプロテクションフィルム(PPF)の違いでして、プロテクションフィルム(PPF)の特徴としてメンテナンスがとにかく楽になることが挙げられます。

「メンテナンスが楽とはどういうことか」とお伝えすると、以下の通りです。

  • 汚れが付きづらい
  • 汚れが落ちやすい
  • 水垢ができづらい
  • セルフヒーリング機能(自己修復機能)があるため、洗車後の水の噴き上げ傷も消える

車のメンテナンスにおいて、プロテクションフィルム(PPF)以上にメンテナンスが楽になるものはないといっても過言でないほど、とにかく日頃の面倒ごとが無くなります。

セラミックコーティングもご依頼頂けます!

マットというと「コーティングが×」というイメージかと思いますが、マットのプロテクションフィルム(PPF)に特化した、専用のセラミックコーティング施工も承っております

よりフィルムを綺麗な状態で保持できるだけでなく、そのツルツルスベスベの手触りは虜になります(笑)。

ケースその⑥:より長期的に乗りたい方

カーラッピング 東京

お問い合わせ頂く際に、ほぼ全てのお客様にご質問頂くのが、フィルムの耐久年数です。

結論かと申しますとプロテクションフィルム(PPF)の方がカーラッピングフィルムより耐久年数が高いです。

プロテクションフィルム(PPF)は約3〜5カーラッピングフィルムは約3年が耐久年数です。

ここで簡単な注釈ですが、耐久年数はお客様がどのような環境で車を保管されるか、どれぐらいの頻度で運転するか、といった保管環境また使用頻度によって変動致します。

年中屋外駐車である車と、屋内保管で月1〜2日程度しか運転しない車とでは、フィルムの経年劣化において大きな違いが生じることはご想像に容易いかと思います。

ちなみにですが、塗装マット車はメンテナンスがあまりにもシビアということで、「マット車は長期的に乗れない」とお考えになられる方もいらっしゃいます。

しかし、フィルムはというと、プロテクションフィルム(PPF)でもカーラッピングフィルムでも、双方においてグロスもマットも耐久年数は基本的に変わりません

ちなみに、耐久年数が過ぎる「フィルムが剥がれてくる」というわけではなく、どちらかというとフィルムの表面が顕著に劣化します。

具体的には、フィルムが褪色や変色したり、フィルムが割れてきたりします。

カーラッピングフィルム 劣化
カーラッピングフィルムが劣化した例

このような状態を放置すると、最悪塗装にダメージを与えてしまうため、劣化を確認した際はなるべく迅速に剥離頂くことをおすすめ致します。

【おまけ★】車をマットにする上でよくあるご質問

車をマットにされたい方で、よくあるご質問を最後にご紹介させて頂きます!

共通のFAQ

カーラッピングまたプロテクションフィルム(PPF)共通のよくあるご質問はこちら!

Q. フィルムを剥離すると塗装は剥がれませんか?

カーラッピングフィルムもプロテクションフィルム(PPF)も、「剥離性」を謳う商品のため、通常フィルムを剥離しても塗装にダメージはございません。

しかし、ごく稀にではございますが、フィルムを剥離すると、塗装も一部剥離してしまう場合もございます。

これは元々の「塗装」が、何かしらの理由で、本来あるべき密着度数を超えていない、いわば「塗装に何かしらの問題がある」場合です。

例えば、車メーカーから「塗装のリコール」があるように、そもそも塗装が甘い場合。

再塗装がしてあり、塗装が弱い場合。

飛石を喰らっており、塗装が弱くなってしまっている場合。

こういった塗装が正常な状態でない場合は、その上に施工するフィルムを剥離する際、塗装が剥がれてしまう可能性がございます。

ご依頼頂く際は、何卒ご理解とご了承の程、宜しくお願い致します。

Q. 納車後にフィルムが浮いてくることなどありますか?また、そういった場合、どういった対処をすべきですか?

カーラッピングまたプロテクションフィルム(PPF)共に、納車後にフィルムが浮いてくる可能性はあります。

この理由を簡単にお伝えすると、納車後車全体が熱を浴び、フィルム全体にストレスが加わることにより、納車前に確認できなかったフィルムの浮きなどが発生するという理屈です。

カーラッピング プロテクションフィルム(PPF) 施工
カーラッピング プロテクションフィルム(PPF) 施工

よって、当店ザラップでは納車後1年間アフター保証を無償で付帯させて頂くことで、こういった「納車後に発生する避けられないフィルムのメンテナンス箇所」を無償でメンテナンスさせて頂いております。

ザラップ カーラッピング PPF アフター保証

フィルムのメンテナンスが必要な場合、大事なことはいかに早く対応できるかがキーです。

「フィルムが浮いてきたため対処して欲しいけれど、予約できるのが2ヶ月後…」といった状況にならないために、当店ザラップでは施工予約が混み合っている状況下でも、こういったアフターケアの対応枠をきちんと設けることで、万が一のSOSにもいち早く対応可能です!

少々余談ですが、よく「ディーラーでプロテクションフィルム(PPF)を依頼するのと、御社に依頼するのとでは、金銭面以外にどんな違いがありますか?」というご質問を頂きます。

ディーラーがどの施工店と連帯しているかは把握できかねるため、技術面に関しての違いはお答えできかねますが、明確な違いの一つはやはり「対応のスピード感」かと思います。

例えば、万が一フィルムのメンテナンスが必要となった場合でも、お客様と直接繋がっている当店の場合では、直接ご連絡頂き、即対応が可能となります。

一方で、ディーラーの場合は、お客様がディーラーにご連絡し、ディーラーが施工店に連絡後、スケジュール調整云々…となると、多少なりとも時間のラグが発生致します。

安心と保証でより長期的にフィルムを綺麗な状態で乗り続けられたい方は、是非当店ザラップにお任せ下さい。

Q. フィルムは自身で剥離できますか?また、剥離をお願いすると別途料金が発生しますか?

カーラッピングにおいてもプロテクションフィルム(PPF)においても、ご自身で剥離頂くことも(可能か不可能かでお伝えすれば)可能です。

しかし、車をマット化する場合は、基本的にフルラッピングのため、フルラッピングの規模をお客様ご自身で剥離することは容易ではございません。

剥離するという作業もノウハウと経験値が必要となりますため、剥離をご希望の際は、ご依頼頂くことが無難かと存じます。

特に車体奥までラッピング(覆う)するカーラッピング施工の場合、場合によってはパーツを脱着しなければフィルムが剥離できない場合もございます。

ご自身で剥離をご検討頂く場合も、一度当店にご相談下さい。

カーラッピングで車をマットにする場合のFAQ

カーラッピングで車をマットにする場合によくあるご質問です。

Q. 耐久年数はどのくらいですか?

カーラッピングフィルムの耐久年数は、約3年です。

Q. PPFのようにセルフヒーリング機能(自己修復機能)はありますか?

カーラッピングフィルムにもセルフヒーリング機能(自己修復機能)5太陽光といった熱がフィルムに加わることにより、小傷や擦り傷といった浅い傷が入っても、フィルムが元の綺麗な状態に戻ろうとする機能があります。

一方で、そもそもカーラッピングフィルムは薄いため、プロテクションフィルム(PPF)のセルフヒーリング機能(自己修復機能)と比べると、その機能は僅かです。

Q. カーラッピングでマットにした後、飛石の激しいフロント周りだけプロテクションフィルム(PPF)施工をしてもらうことは可能ですか?

問題なく可能です。

プロテクションフィルム(PPF)で車をマットにする場合のFAQ

プロテクションフィルム(PPF)で車をマットにする場合によくあるご質問です。

Q. 耐久年数はどのくらいですか?

プロテクションフィルムの耐久年数は、約3〜5年です。

※車の保管環境(屋内・屋外)などにより、耐久年数は変動致します。

Q. グロスとマットでは価格は変わりますか?

マットの方が気持ちお値段が高くなりますが、大差はございません。

Q. マットはどのような質感のフィルムがありますか?

当店ザラップでは、サテンに近いタイプとより艶消しのマットタイプの2種類ご用意致しております。

ご来店の際、実際にフィルムを見比べて頂き、ご希望のマットフィルムをご選択下さい。

Q. カーラッピングも一緒に依頼できますか?

カーラッピングも一緒にご依頼可能です。

「カーラッピング施工後にプロテクションフィルム(PPF)を施工」した方が良いか、または「プロテクションフィルム(PPF)施工後にカーラッピングを施工」した方が良いかは、ケースバイケースです。

お客様のご要望をお伺いしながら、施工の順番を決定致します。

Q. 既に塗装のマット車に乗っていますがその上からプロテクションフィルム(PPF)はできますか?

問題なく可能でございます。

塗装のマット車にマットのプロテクションフィルム(PPF)を施工することによって、純正塗装を保護した上でメンテナンスが非常に楽になるため、とてもおすすめです。

Q. 車を売却する際フィルムを剥離する必要がありますか?

プロテクションフィルム(PPF)の価値が年々車市場でも認められている背景の下、プロテクションフィルム(PPF)が施工された状態のまま売却される方がほとんどです。

よって、車を売却される際は、基本的にプロテクションフィルム(PPF)を剥離する必要がございません。

Q. PPF施工後は、メンテナンスで特に気を付けることはありますか?

塗装の場合、マットとグロスのメンテナンス方法は大きく異なりますが、プロテクションフィルム(PPF)の場合はマットとグロスにおいて双方のメンテナンス方法はほぼ変わりません。

一方で、マットは「艶消し」であることが大きな特徴なため、例えば艶が出るコーティングをかけて頂くと、マットではなくグロスになってしまいます。

当店ザラップでは、PPFのマット専用にセラミックコーティングもご用意させて頂いておりますため、より楽にかつ綺麗な状態でお車を保持されたい方は、ご一緒にご依頼下さい。

TOSHI

軽自動車でありながら高いデザイン性がある車といえば、SUZUKIジムニー(JIMNY)シエラ(Sierra)

今回は新車のジムニーをプロテクションフィルム(PPF)でフルプロテクションさせて頂きました!

それも、、、

フィルムの質感は、マット!!

実はプロテクションフィルムでマット化近年人気急上昇中のスタイルです!

気になる完成車両は、写真と動画でチェック!!

[toc]

ジムニーのシエラってどんな車?

当店ザラップまでお車を搬送中の様子。積載車で当店まで運ぶことで、より傷がない状態でプロテクションフィルム(PPF)が可能になります!

今回プロテクションフィルム(PPF)施工をさせて頂いたSUZUKIジムニー(JIMNY)のシエラ(Sierra)

ジムニーといえば様々なモデルがありますが、このシエラは特にオフロードを意識した装備を兼ね揃えたモデル!

外見もよりアグレッシブなデザインで、オフロードでのパフォーマンスを向上させるために、サスペンションやタイヤなどが強化されています!

アウトドアやアドベンチャー好きにはもってこいの一台というわけですね!

ちなみに、今回ご依頼頂いたオーナー様もアウトドアな方で、まさにオフロードで運転したいということでご購入されたとのこと。

純正の時点で、かっこいいジムニーのシエラですが、エキゾーストターボクーリングエンジンECU追加メーターサスペンションインテリアエクステリアタイヤホイールをさらにカスタム!!!!

いやはや、とにかく最高にお洒落でかっこいいジムニーのシエラです!!

だ か ら こ そ !

車体全体をプロテクションフィルム(PPF)でしっかり保護し、いつまでも綺麗に大事に乗り続けたい!ということで、プロテクションフィルムのフルラッピングをご依頼頂きました。

完成したプロテクションフィルム(PPF)のフプロテクションがこちら!

プロテクションフィルム(PPF)の施工様子

今回のプロテクションフィルム(PPF)施工には、実は大きなポイントが2つあります。

まず1つ目は、施工範囲が車体全面、、、

つまりフルプロテクションである点!

そして、2つ目は、そのフィルムの質感がマットである点です!

それでは、完成したお写真を見ていきましょう!

SUZUKI ジムニー シエラ フルラッピング PPF 東京 人気
SUZUKI ジムニー フルラッピング PPF 東京 人気

マットになったことで、とにかく高級感がUP

BeforeとAfterを比べると、その違いは歴然です!!

施工前(左)と施工後(右)

ジムニーの純正モデルではマットがないため、とにかく特別感が半端ないですね!

それではここで、Youtube動画で施工の様子を見てみましょう!

プロテクションフィルム(PPF)施工前に洗車をさせて頂くことは大前提ですが、さらに必要であれば鉄粉落としもします。

新車といえども、施工前の車体点検は抜かりありません↓

必要であれば鉄粉落としもし万全の状態で施工に取り掛かります

マットのプロテクションフィルム(PPF)だからこそ問われる施工技術!

プロテクションフィルム(PPF)にもマットがあるんですね!」というお言葉をよくお客様から頂きます。

プロテクションフィルム(PPF)のマット化は当店では大人気ですが、実際にプロテクションフィルム(PPF)でマットにできること自体をご存知でない方も少なくありません。

ちなみに、カーラッピングでも大人気です!↓

ベンツC180 カブリオレ サテンブラックフルラッピング カーラッピングベンツC180 カブリオレ サテンブラックフルラッピング カーラッピング
フルラッピング
モールラッピング BMW 白錆 カーラッピング
モールラッピング

【失敗×】プロテクションフィルム施工店を見極めるための基礎知識」にてご説明させて頂きましたが、プロテクションフィルム(PPF)はカーラッピングとは異なり、フィルムの分割施工が基本です。

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【失敗×】プロテクションフィルム施工店を見極めるための基礎知識

情報全てを鵜呑みにしてしまうのは危険!?信頼できるPPF業者を見極めるために必ず知って頂きたい正しい知識をご紹介!

そこで、グロスの塗装に対してマットのプロテクションフィルム(PPF)を施工するということで、いかに際の際まで施工できるかが見栄えの面で重要です。

しかし!

是非フィルムの際を目を凝らして確認して下さい!

一切の妥協を許さないザラップだからこそ、ここまでフィルムを攻めて施工しています!

まるでプロテクションフィルム(PPF)を貼っているかどうか分からないレベル」まで施工をする、、、!

これがザラップのスタンダードです!!

例えば、このミラー↓

ミラー プロテクションフィルム PPF 施工

フィルムの繋ぎ目が見えると思いますが、フィルムとフィルムの繋ぎ目の隙間は1mmもありません!!!

フィルムとフィルムの繋ぎ目ですが、わずかな隙間であっても、その隙間が均一でないと見栄えの面で減点です。

が!

今回のミラーは、フィルムとフィルムの繋ぎ目が一見パーツの切れ目に見えるほど、恐ろしく均一な繋ぎ目となっております。

少々おさらいですが、プロテクションフィルム(PPF)は、基本的にカットデータを元にフィルムをプロットして、その型にカットされたフィルムを施工します↓

プロテクションフィルム PPF 施工 プロット
プロテクションフィルム(PPF)をプロットしている様子

しかし!

実は今ほど見たミラーですが、カットシステム上にカットデータがなく施工スタッフが一から型取りしカットデータを作っています!!

厳密に言うと、、、

カットデータ上にミラーのカットデータはあったのですが、カットシステムは海外製のため、日本のジムニーの規格と異なるもので使えませんでした。。。

『プロテクションフィルムの情報を全て鵜呑みにすべきでない』理由」のブログでも口を酸っぱくお話しさせて頂いております通り、カットシステムは完璧でないからこそ、カットデータを調整または作成する技量が非常に重要となります

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「プロテクションフィルムの情報を全て鵜呑みにすべきでない」理由

PF業界では「誤解を招くような情報」「紛らわしい情報」「誤った情報」が多い!?PPF依頼前に必ず知って頂きたい情報を徹底解説!

ジムニーのミラーの場合、型取りからデータを作成する必要がありましたが、担当した施工員曰くその難易度は歴史に残る難しさだったようで(笑)、、、

何度も何度もテストと修正を繰り返し完璧なまでに美しい型が完成しました、、、!

このミラーは何度見ても惚れ惚れする出来栄えです、、、(感動)!!

マットのプロテクションフィルムでワンランク上のお車に!

マット塗装の車両は、リミテッドエディションやハイグレードモデルといった一部でしかないため、「マット車」=「高級車」といっても過言でありません

だからこそ!

マット化は非常に人気であるわけです!

プロテクションフィルム(PPF)で車体をしっかり保護しながら、マットの仕上がりを楽しむことができる、、、

プロテクションフィルム(PPF)のマットは、そんないいとこ取りの施工スタイルです!

マット塗装のメンテナンスは大変だから、中々手が出ない、、、

マットにして特別な一台にしたい!

そんな方は、是非プロテクションフィルム(PPF)でマット車を手に入れましょう!

当店ザラップでは、納車後も安心してドライブを楽しんで頂くために、業界最長の納車後1年間、無償でフィルムをメンテナンスさせて頂く「アフター保証」が付きます!!

安心と保証でラッピングさせて頂くザラップは、納車後のサービスもしっかりサポートさせて頂きます!!

ザラップで快適なドライブライフをスタートしましょう!

MONA

プロテクションフィルム(PPF)を車体に施工して、塗装を飛石や擦り傷といった外的要因から塗装を守り、より綺麗な状態で車を保持されたい方が増えています!

特に、高級車であればあるほど、この需要は高いです。

事実、大変興味がある情報をお客様からお聞きし実際にその中古車販売サイトを見たのですが、、、

中古市場で売られていた某有名スーパーカーブランドのある一台が、飛び石の傷が多いという理由で、相場から非常にかけ離れた低い値段で売られていました

この一例からも分かる通り、飛び石などの傷が多いというのは車体の価値を下げるリスクが高いことを示しています。

さて、そんなプロテクションフィルム(PPF)ですが、よく皆様も耳にする情報があります。

それは、、、

プロテクションフィルム(PPF)施工では、プレカット方式を採用しているため、カッターを一切使用せず安全です!

といった情報です。

今回はカーラッピング・プロテクションフィルム(PPF)の専門店である当店ザラップが、

プロテクションフィルム(PPF)施工ではカッターを本当に使用しないのか?

カッターを使用することは本当に危険なのか?

カッターを使用する施工としない施工ではどんな差があるか?

こういった謎について詳しく解説していきます!

執筆に際し…

当店ザラップでのプロテクションフィルム(PPF)施工は、「車種」「施工箇所」「車体(塗装)の状態」「お客様がお車に乗る頻度」「保管環境」など全てを吟味した上で、おすすめさせて頂くフィルムのメーカーやフィルムを貼る箇所、またフィルムの施工方式などをご提案致します。

よって、今回ご紹介させて頂く事例は一例として、全てはケースバイケースであることをご理解頂いた上でご参考頂けますと幸いです。

「カッターの使用」と「ハサミの使用」は同義です

プロテクションフィルム(PPF)の情報において、「カッターの使用」を言及されるのは、「車体に傷を入れるリスクが0ではないから」です。

また、ハサミよりカッターの方が「使用頻度が高い」のも理由の一つです。

本ブログでは、「カッター」をメインに言及させて頂きますが、「車体に傷を入れるリスク」という面においては「ハサミの使用」も「カッターの使用」と大なり小なりあれど同義であると定義します。

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プロテクションフィルム(PPF)施工でカッターを使用する理由

日本のプロテクションフィルム(PPF)施工では、「フィルムを施工するパーツの形に既にカットされたフィルムを施工する」いわばプレカット方式スタンダードです。

フロントフルPPF(プロテクションフィルム)
XPELのDAPカットシステム

よって、100%プレカット方式でフィルムを施工するのであれば、実質カッターやハサミを必要としません

ここでのプレカット方式とは、カッターやハサミを一切使用せず施工できる状態のものと定義します。

100%プレカットオンリーの施工は(例外を除き)可能です。

しかし、実際のところはどうかお伝えすると、100%プレカットオンリーの施工は限界があります

それぞれのプロテクションフィルム(PPF)業者で、施工におけるモットーや目指すクオリティなど異なるため、一概に言えませんが、、、

少なからずザラップでは、我々が目指すクオリティの一台を仕上げるために、カッターの使用は時として必要不可欠であると公言します

ちなみに、我々が目指すクオリティの一台は、こちらです↓

ザラップが目指す一台


  1. 「パーツの際」また「フィルムの繋ぎ目の隙間」を可能な限り詰め、最大限塗装を保護している一台

  2. 糊ずれや異物の混入は極限まで対処し、まるで施工しているか分からないほどの美しい仕上がりの一台

  3. フィルムのストレスを最小限に、より長期間綺麗な状態で乗って頂けることができる一台

さて、ここで100%プレカットオンリーの施工はどうして限界があるか。

どうしてカッターを使用しなければ出せないクオリティがあるか。

その理由を見ていきましょう!

①バルク方式/半バルク方式を採用するため

GT-R R35 プロテクションフィルム 施工
ボンネットはバルク方式を採用

プロテクションフィルム(PPF)施工は「プレカット」の他に「バルク」といった施工方式があります。

  • プレカット方式•••フィルムを施工するパーツの形に既にカットされたフィルムを施工

  • バルク方式•••フィルムを施工するパーツより少し大きめにフィルムを用意し、施工をした後に不要なフィルムをカット

そして!

実はプレカット方式とバルク方式を掛け合わせた「半バルク方式」という方式もあります。

  • 半バルク方式•••一部のみプレカットをし、その他はバルク方式で施工

「半バルク方式」は正式名称ではないためあまり語られませんが、施工経験からお伝えすると、当店ザラップではこの「半バルク方式」を非常に多く取り入れています!

さて、突然ですが、(カーラッピングやプロテクションフィルムを含め)一般的にアメリカでのビジネス全般のトレンドやモードは、日本には約3~5年後にやって来ると言われるのをご存知でしょうか

そういった現状を踏まえ、プロテクションフィルム(PPF)のNOWを見てみましょう!

今ほど日本ではプレカットがスタンダードとお伝えしましたが、プロテクションフィルム(PPF)のパイオニアといわれるアメリカヨーロッパを見てみると、プレカットとバルクの両者を臨機応変に使いこなしているのが現状です。

海外ではプレカットとバルクのどちらがいいかという議論ではなく、どういった場合にどちらの方式を選択すべきかといった、両者を使い分けることを前提に議論されます

参照:PPF Installation: Bulk It or Plot-Cut It?

プロテクションフィルム(PPF)

なぜプレカットとバルクの両方を使いこなすのかですが、プレカットとバルクはそれぞれメリットとデメリットが異なり、よって施工状況によって両者を使い分ける方が、施工側だけではなく、お客様にも大きなメリットがあるからと考えます。

以下、プレカットとバルクのメリットデメリットをまとめます!

ちなみに半バルクですが、プレカットとバルクを掛け合わせているので、両者のメリットデメリットが該当するとご理解頂ければと思います。

※ケースバイケースのため施工箇所全てに該当するわけではありません。

プレカットバルク
カッターとハサミの使用使用しない使用が必須
コスト■カットデータが既にある場合

最小限のフィルムを使用するため、バルクよりコストダウン!
■カットデータがない場合

データを作る手間を減らせるため、プレカットよりコストダウン!
異物の混入や糊ずれ位置調整がシビアなため、異物の混入や糊ずれのリスクがバルクより高いシビアな位置調整がいらない分、異物の混入や糊ずれのリスクが低い
フィルムの面(つら)表面に露出(一部巻き込みも有り)表面に露出していない(角など一部露出有り)
カットの精度プロッターがカットするため細かいカットも精密で綺麗直線以外のカット(例えば円形など)が苦手
フィルムのメンテナンス性フィルムの面が多く見えるため、フィルム断面が目立ちやすいフィルムは可能な限り巻き込んで施工されているため、フィルム断面の汚れが目立ちにくい

言葉だけでは分かりづらいので、、、

プレカット方式よりバルク方式の方がメリットが多い一例を図解してみます!

車にはフロントバンパーとフロントフェンダー、リアフェンダーとリアバンパーといったように、「パーツとパーツが繋がる境界部分」があります。

そして、こういったパーツの間には必ず隙間がありますが、実はこの隙間がフィルムの施工において大きなポイントになります。

まず、もしプレカット方式を採用したとすると、パーツの際の手前までしか施工できないため、フィルムの面が車体から見た時に露出しています。

プロテクションフィルム(PPF)グレー車体パーツを示しています

ということは、、、

このフィルムの面にゴミがつきやすくなることを意味します。

一方で、これがもしバルク方式で施工したらどうでしょうか。

バルク方式の場合は、プレカットのようにフィルムがパーツの形に事前にカットされているわけではないため、隙間の間までフィルムを(少し)押し込むことができます

そして、フィルムを(少し)押し込んだ後に、フィルムをカッターでカットします。

よって、フィルムの断面はパーツの中に入る=フィルムの断面は車体の表面に露出していないので、車体を見るとフィルムの断面が見えず、よって長期的に見るとフィルムをより綺麗に保ち続けることができます!

プロテクションフィルム(PPF)グレー車体パーツを示しています

一点注釈ですが、、、

フィルムの面(断面)は過度にゴミが溜まりやすく、とても気になってしまうということではありません。

もしそうだとしたら、プロテクションフィルム(PPF)施工自体が否定されるものになってしまいます(苦笑)。

過度にゴミが溜まるというわけではありませんが、長期的に見た場合フィルムの断面が露出しているのとしていないのとでは、やはり見た目に差が生じます

では次に、「半バルク方式」の例としてボンネットを見てみましょう!

ボンネット上部にある角は尖っており、厚みのあるプロテクションフィルム(PPF)では、ここの部分をぐるりと巻き込むことが困難です。

しかし、このように尖った先をカッターで綺麗にカットするのも至難の技、、、

ということで、この角の部分を事前にプレカットし、施工の際はこのカット部分を基点に位置調整→残りはバルクで施工します。

プレカットとバルクのいいとこ取りというわけです!

プロテクションフィルム PPF 東京

上は一例に過ぎませんが、このように同じ箇所にプロテクションフィルム(PPF)を施工するといっても、プレカットよりバルクの方がメリットが多い場合は往々にしてあります

100%プレカットしかしません」「カッターを一切使用しません」という業者もあるかと思いますが、その場合カッターが必須となるバルク方式は採用できないため、プレカット方式一択になってしまいます、、、

お客様にとってbetterな施工方法があるのに、その方法を選択…以前にご提案しないことは、やはり勿体無いことです…!

②見た目やメンテナンスの面でよりメリットが大きいから

SUZUKI ジムニー フルラッピング PPF 東京 人気
プレカットと半バルク方式を採用し、プロテクションフィルム(PPF)のフルラッピングを施工しています

上で見たバルク方式の内容を包括することになりますが、、、

なぜカッターを使用するバルクもしくは半バルク方式を採用する場合が往々としてあるかですが、詰まるところその方がメリットが大きいからです!

このメリットですが、何も施工性だけのメリットではなく、お客様のメリットを指します

先ほどバルクでは「フィルムの断面が露出せず、長期的に見てより綺麗な状態で車を保持できる」メリットを見てきましたため、今度は「見た目」について深掘りしてみたいと思います。

クオリティは「見た目」や「メンテナンス性」などから総合的に決まるため、「見た目」はクオリティを上げるために切っても切り離せない関係にあるといえます。

さて、この「見た目」ですが、もう少し詳しく見ると↓

  1. 「パーツの際」また「フィルムの繋ぎ目の隙間」を可能な限り詰める

  2. 可能な限り車体にフィルムの面を露出させず、フィルムを貼っているかいないか分からない美しい仕上がり

  3. 糊ずれ」や「異物の混入」を極限まで少なくする

となります。

文頭で見た「ザラップが目指す一台」の方針をもう少し噛み砕いた内容です。

ここで着目して頂きたいのは、「糊ずれ」です。

同業者さんからは「その話はしないでー!w」という心の声が聞こえてきそうですが(笑)、実は全世界の施工スタッフの大きな悩みの種がこの「糊ずれ」です。

プロテクションフィルム(PPF)施工は、ざっくりまとめると以下の順で進められます。

  1. フィルムの糊面と車体に専用のゲルをうつ

  2. そのゲルをクッション代わりに位置調整

  3. 位置が確定した後にゲルをスキージーで押し出してフィルムを止める
BMWのラゲッジPPF(プロテクションフィルム)
ゲルを押し出している施工様子

そこで、フィルムを貼った箇所(=ゲルを既に押し出した箇所)とこれからフィルムを貼る箇所(=ゲルがまだ入っている箇所)とのフィルムの境界線がストップラインとなりますが、このストップラインこそが、後に糊ずれとなって残ってしまう可能性がある点です。

なぜなら、プロテクションフィルム(PPF)施工ではフィルムに熱を与え伸ばしながら施工するため、場合によってはストップラインにぐっと不可がかかり、このストップラインの糊がずれてしまうからです。

フィルム全体が伸びるのであれば糊ずれは生じません。

ある一点に局所的にフィルムが伸びるため、その部分の糊がずれてしまうというカラクリです。

McLaren 600LT プロテクションフィルム(PPF)施工
フィルムに熱を与えている施工様子

一気に全面のゲルを押し出せればいいのですが、特にプレカットの場合だと、繊細な位置調整をしながら貼り進めていくため、よってこのストップラインが多くできてしまうという避けられない運命にあります。

一方で!

バルクだと、基本的にフィルムを貼る箇所の外側でフィルムを仮止めし、そして施工後はこの仮止めした箇所(=ストップライン箇所)のフィルムを切り落としてしまうため、結果糊ずれが生じにくくなるというわけです。

糊ずれはある意味で避け難いものであるからこそ、糊ずれをどこまで許容するかどうかは業者のノウハウや考え方次第、つまりは業者次第ということです!

そして、これまでたくさんの施工車両を見てきて言えることですが、糊ずれの具合は恐ろしいほどピンキリです

この「糊ずれ問題」ですが、プロテクションフィルム(PPF)に限ったことではなく、カーラッピングでも同様に起こります

だからこそ!!

当店ザラップは日頃から「糊ずれ」の対処を数多く研究しており、培ったノウハウがあります!

糊ずれやゴミの混入がほぼなく、ザラップさんの仕上がりは都内でトップクラスですね!」と、とても嬉しいお言葉を同業者様に言って頂いたことがあります。

このように高い評価を頂けるのも、貪欲に糊ずれ問題に奮闘してきたからだと自負しております。

後に「異物混入」に関して見ていくわけですが、「異物混入」は物理的にある程度予防ならび対処しやすいのに対し、「糊ずれ」の回避はノウハウと経験値に非常に依存します。

事実、「異物混入」について言及してる業者は多いですが、シビアな課題である「糊ずれ」に関しては多くを言及したがりません。

しかし、より美しい「見た目」の一台を目指す時、どれだけ「糊ずれ」が少ないか判断することは非常に重要です。

なぜなら、「糊ずれ」が多い車と少ない車とでは、見た目の美しさが天地の差だからです!

繰り返し、「糊ずれ」を常に完全0にすることは、非常に厳しい現状です。

だからこそ、我々ザラップは糊ずれがしやすい箇所はバルクや半バルク方式を採用することで「糊ずれ」を最大限に軽減し、お客様により綺麗な一台をご提供できるよう努めています!

GT-R R35 プロテクションフィルム 施工
半バルク方式で施工されたボンネット

では次に、「異物混入」についても解説していきます。

ここでいう異物とは「」「」「」「」「(服などの)繊維」などを指します。

基本的にプロテクションフィルム(PPF)は透明のため、こういった異物が車体とフィルムの間に入ってしまうと異物が見えた状態になってしまいます。

よって、プロテクションフィルム(PPF)業者はいかに異物を混入させずに施工するか奮闘するわけです。

「異物混入」を最小限に下げるための対策はあります。

例えば、施工員の服装や施工環境の設備を最適化することは、異物混入のリスクを大幅に下げます。

これはそれぞれの業者で対策が異なると思いますが、ザラップでは以下のような対策をしています↓

  1. 施工員は異物を呼びにくい&付着しづらい決められた服装を着用

  2. 温度・湿度を管理することにより、静電気を抑制

  3. 糊ずれ」や「異物の混入」を早期発見できる照明環境

一点注釈ですが、これらが全て対策されていないといけないというわけでは決してありません。

他社でこれらの対策が取られていなくとも、そこを問題視するつもりはありません。

これらはあくまでも一例に過ぎないからです。

詰まるところ「完成する車両に異物混入が極限まで少なければいい」わけです。

結果が全てです!

「この服装でなくてはいけない」「この設備でないといけない」というわけでは決してないわけです。

例えば、海外の施工動画を見ると、Tシャツ姿で(普通の)ガレージで施工している様子が多く見受けられますが、それでもクオリティが出せれば◎というわけです。

逆に、クリーンルームのような部屋で万全の設備が整っていても、異物混入が多ければ×なわけです。

さて、経験からお伝えすると、上でご紹介したような対策をしっかり徹底すれば、空気中に漂う異物問題はほぼ解決できるため、そこまで神経質になる問題ではありません。

しかし、問題なのは空気中の異物よりか、車体から出てくる異物です。

残念ながら「糊ずれ」同様に「異物混入」も0にすることはできません

なぜなら、車体自体の隙間などに砂やゴム片といった異物が無数に付着しているからです。

なので、混入してしまった場合はフィルムを貼替えるなどして解決する必要があります。

カーラッピング プロテクションフィルム(PPF)専門店 東京
施工後は3人体制でフィルムの状態をチェックします

カッターの使用を危険視する方は、「カッターを使用することによって車体に傷が入るリスクが0ではない」というデメリットを指摘しています。

しかしながら、そういった情報が語られる時、カッターを使用する際のメリットは全く語られていません

少なからず、自身がこれまで見た「プロテクションフィルム(PPF)施工におけるカッターの使用」に関する情報で、デメリットとメリットをきちんと説明している情報は見たことがありません…。

当店ザラップは、メリットとデメリットの双方をお客様にきちんとご説明させて頂き、ご納得頂いた上で施工の方針を定めます。

いいことだけ」「悪いことだけ」を伝えるのは、説明としては不十分です。

お客様にとってより大きなメリットをご提供するために、その車そしてその施工箇所によって都度ベストな施工方式は変わります!

総合的に評価して、臨機応変に施工方式を採用する、これがザラップのスタンダートです

③場合によってはコストダウン

『プロテクションフィルムの情報を全て鵜呑みにすべきでない』理由」のブログにて、必要最小限のフィルムを使うプレカットに対し、バルクはフィルムを大きく使うため、プレカットの方がコストダウンできる点をお伝えさせて頂きました。

Card image

「プロテクションフィルムの情報を全て鵜呑みにすべきでない」理由

PF業界では「誤解を招くような情報」「紛らわしい情報」「誤った情報」が多い!?PPF依頼前に必ず知って頂きたい情報を徹底解説!

しかし、これはカットシステム上にカットデータが存在することが前提です!

プロテクションフィルム(PPF)業者はカットシステムを使用し、カットデータを抽出しています。

これまでも口を酸っぱくするほどお伝えさせて頂きましたが、使用料金さえ支払えば誰でも簡単にカットシステムを使うことができるため、カットシステムを使うこと自体は何ら凄いことではありません。

そしてこのカットシステムですが、色々なメーカーから販売されていますが、ほとんどのプロテクションフィルム(PPF)施工店は海外製のものを使用しています。

というのも、単純に海外製の方がユーザーが多く、よりカットデータが豊富だからです。

プロテクションフィルム PPF 施工 プロット
カットデータをプロット中

さて、ここでカットデータですが、実は全てのパーツにおいて完璧なカットデータが揃っているわけではありません

その例として、同じ車両でも海外と日本では一部のデザインが異なっていたり、そもそも同モデルが存在しなかったりすることが挙げられます。

つまり、カットデータにそもそもカットデータがない場合や、あったとしても型が別物で使えない場合があるということです。

ちなみに、車外パーツを付けている車カスタムしている車もカットデータはありません。

例えば、SUZUKIのジムニーシエラですが、ミラーが海外のモデルとは異なっており、カットシステムにあるカットデータは使えなかったため、型取りをして一からデータを作りました

ミラー プロテクションフィルム PPF 施工

使えるカットデータがない場合、どのような対応を取るかは業者次第です。

実話ですが、、、

他店で施工されたお客様が「フィルムのメンテナンスをして欲しい」と当店にご相談にいらっしゃったことがありましたが、その車両を確認すると、一部では不要なカットが入った状態のままフィルムが施工されてました。

恐らくですが、海外と日本でその部分のデザインが異なっており、カットシステムからただ抽出したカットデータを修正せず使ったことが要因かと思います。

このように、例え型があってなくても無理くり施工をしてしまう業者もあるようですが、当店ザラップはそういった妥協は許されません、、、!

こういった場合は、基本的に型取りをしてカットデータを一から作ります

そこで、パーツによっては100%プレカットのカットデータを作ろうと思うと、非常に時間がかかる場合があります

(これこそが、使用料を支払ってでもプロテクションフィルム(PPF)業者がカットシステムを導入したい理由ですね!)

しかーし!

100%プレカットデータを作るには非常に時間がかかる場合でも、半バルクでは時間をうんと短縮できる場合が往々にしてあります!

先が尖ったようなカッターでは綺麗にカットが厳しい部分のみプレカットのデータを作り、あとは半バルクで施工することによって、時間短縮=コストダウンができるということです!

カッターを使用することは本当に危険であるか

バルク方式でフィルムを施工中

先ほどプレカット方式とバルク方式の違いをまとめた表にて、「カッターとハサミの使用」に関しこのようにまとめていました↓

プレカットバルク半バルク
カッターとハサミの使用使用しない使用が必須使用が必須

お気づきの通り、バルクと半バルクでは「使用が必須」と記載させて頂きましたが、「使用が必須」とネガティブな表記をさせて頂いておりません

なぜ当店ザラップではカッターを使用することを危険視していないか、その理由を詳しくご説明させて頂きます!

①カッターの刃を直接車体に当てない

カッターを使用するということは、ガガガガーと爪を立てて傷付けるような印象があるかも知れません(笑)。

しかし、そもそもですが、多くのケースでカッターの刃は車体に直接当てません!

例えば、ボンネットをバルク方式で施工する場合、フィルムを施工した後に余分なフィルムをカットします。

しかしこの際、ボンネットの裏にフィルムを約1cm巻き込むため、フィルムは宙に浮いた状態で約1cmの幅でカットします。

プロテクションフィルム 施工

ここでお気づきの通り、カッターを使用しているとはいえ、車体にカッターの刃を当てていません

また、先ほど見た断面図ですが、バルク式ではどうやってカッターでカットされるかというと、こういった図になります↓

プロテクションフィルム(PPF)グレー車体パーツを示しています

つまり、フィルムがパーツとパーツの隙間で浮いた状態でカット=カッターの刃は車体に当たりません

上の図を見ると「手ブレをしたら、カッターの先が車体にあたりそうですね、、、!」と鋭いツッコミがありそうですが、ご安心下さい!

我々が使用するカッターは施工に適応された特別なカッターで、隙間に上手く収まる設計となっており、よって物理的にカッターの刃が逸れない作りになっています!

※上の図はあくまでも分かりやすいように図示しています。

②カッターに熟練した施工員のみがカッターを使用します

500 By Gucci ボンネット カーラッピング

そもそもここで、ハサミとカッターの違いを簡単にまとめたいと思います。

ハサミとカッターの大きな違いは、ハサミは2つの刃が交差することで物をカットし、カッターは固定された刃を当てることで物をカットする点です。

このごくごく当たり前の違いが、プロテクションフィルム(PPF)ならびカーラッピング施工において、大きな違いを生みます!

ここでも表で見ていきます↓

特に太字の青色で示した箇所が、フィルムの施工で大きなアドバンテージとなります!

ハサミカッター
①刃の形曲線状鋭利
②厚みがあるものをカット簡単力が入る
細かいカット苦手得意
狭いところにある物をカットできない得意
角度を自由に変えながらカット苦手得意
刃の交換できない(研ぐしかない)簡単
刃の角度を変える変えられない変えられる

この表を見ても一目瞭然でありますが、このようにフィルム施工において、ハサミではできず、カッターでしかできない事が非常に多いわけです。

例えば、先ほど見た断面図にあったパーツとパーツの隙間は、細いカッターの刃でしかフィルムをカットできません

ついでながら「①刃の形」に関してですが、「やはり鋭利なカッターの方が危険に見えます」というご意見が聞こえてきそうですが、「傷が入るデメリットにおいて、ハサミを使用するのもカッターを使用するのも変わらない」と考えます。

というのも、細かい箇所をカットすることに優れたハサミは先が非常に尖っており、ハサミの刃が当たると傷がカッターと同様に入ってしまいます。

人体に刃が当たることでいえば話は全く変わってきますが(苦笑)、フィルムの施工においてハサミもカッターも刃の危険度は大なり小なりあれどそこまで変わらないとわたくしは思います。

さて、前置きが長くなりますが、、、

当店ザラップはプロテクションフィルム(PPF)だけでなくカーラッピングの専門店でもありますが、カーラッピングではカッターが必須中の必須アイテムです。

言い換えるなら、料理人でいう包丁です!

また、カーラッピングフィルムの方が断然薄い=より高度なカッター技術を要します。

当店ザラップでは、カッターの使用に際し、細心の注意を払い、徹底した訓練と経験値があるベテラン施工員が責任を持って使用しています。

徹底した訓練とは?」ということで、一例をお伝えしたいと思います。

ごく稀にではありますが、車体上でフィルムのカットを余儀なくされることがあります

そういった時必要になるテクニックに、「ハーフカット」と呼ばれるものがあります。

これは、フィルムの表面にカッターの刃で薄くを付け、フィルムを割くようにカットします。

イメージでいうと、板チョコです(笑)。

板チョコは割りやすいようにカット部分のチョコが薄くなっており、よって軽く力を与えただけでチョコが綺麗に割れますよね!

フィルムのハーフカットも同じ原理です。

ハーフカットというので、車体までカッターの刃が届きそうなイメージを持ってしまいますが、繰り返しカッターの刃はフィルムの表面に当たるだけなので、車体までは届いていません

車体までカッターの刃が届いては、ハーフカットと呼ばず、ただのカットです(笑)。

当店の施工員は全てこのハーフカットの徹底訓練をし、テストに合格した者のみが初めてカッターを握れます。

よって、万が一車体上でフィルムのカットを余儀なくされた場合でも、ハーフカットのテクニックを持って、カッターの歯が車体に当たらない対策を徹底しています。

とはいうものの、いくら技術のある施工員がハーフカットするといえ、大原則として可能な限り車体上でのカットは避けます。

このように、当店ザラップでは、カッターの使用に際し責任を持った選択と対応を施工員全員に義務付けています

だからこそ、カッターの使用自体を危険視するのではなく、どう扱うかにフォーカスしています。

カッターやハサミの使用を危険視することで失う選択肢がある

GT-R R35 カーラッピング 施工
車体を見ながらお客様と念入りにお打ち合わせします

私自身気になってプロテクションフィルム(PPF)のパイオニアである海外の文献を読み漁ってみたのですが、、、

結論からお伝えすると、日本のようにカッターやハサミを危険視して説明された情報は一切見当たりませんでした

それよりも、「カッターを使用し様々なカット技術が必要になる」ということ、また「フィルムの扱い方を熟知している必要がある」ということで、プレカットよりバルクの方が総合的により高度な施工技術と経験が必要になると多くの文献で強調されていました

そういった意味で、施工初心者にはバルクはおすすめしないといいます。

参照:To bulk or not bulk? When to bulk/custom install clear bra 

繰り返しになりますが、日本では一部で「プロテクションフィルム(PPF)施工において、カッターを使うことは車体に傷を付ける可能性があり危険である」と伝えられているようですが、全てを一括りに全てを否と見るこの考えこそが、危険ではないでしょうか

海外の動向からも顕著に見て取れる通り、「プロテクションフィルム(PPF)を貼っているか分からない一台にいかに仕上げるか」が近年注目されています!

これは、日本も同様です!

そこで、プロテクションフィルム(PPF)を貼っているか分からない程度に仕上げるにはどうしたら良いかといいますと、

  1. フィルムの面が車体に露出しないようにする

  2. フィルムを可能な限り巻き込む

  3. 糊ずれ」や「異物の混入」を最小限にする

ということになります。

つまり!

皆様お気づきの通り、これを達成しようと思うと、バルク式/半バルク式が必須になってくることがお分かり頂けるかと思います。

詰まるところ、、、

どこまでのクオリティを皆様が求められるかによって、カッターの使用が必須か否か答えが変わるわけです。

文頭でお話しした通り、カッターやハサミを一切使用せず、100%オールプレカットも可能です。

しかし、この選択肢を取るということは、つまりフィルムの面が多くなり、見栄えやメンテナンスの面で妥協が必要になるということです。

最終的にどのような施工方法を選ぶかはお客様が何に一番重視されるかの判断に委ねられます。

つまり

「カッターやハサミを使用して、バルクや半バルク方式を採用し、可能な限り美しくメンテナンス性の高い一台を目指す」ことを重視されるか、

それとも

「見栄えやメンテナンスの面で妥協をしたとしても、カッターやハサミを一切使用しない100%オールプレカットを希望」されるか、、、

お客様が何を重要視するかによって、施工方針を定めます

東京 カーラッピング プロテクションフィルム 施工 人気
ザラップ代表 橋本

本ブログでは、カッター使用を公言した上で、そのメリットデメリットをお客様にお伝えさせて頂き、ご納得頂いた上で施工方針を定める重要性をお伝えさせて頂きました。

このように当店ザラップでは、大事な愛車をお預かりさせて頂き、そして安心して施工をご依頼頂くためにも、サービスの透明性を非常に重視しています

そこで「施工に関するメリットとデメリットのご説明」、「契約書の締結」、そして納車後の「アフター保証を無償で付帯」させて頂き、万全の体制でお客様のカーライフをサポート致しております!

特にこのアフター保証ですが、納車後の初期点検と納車後1年間のアフターケアが含まれます。

納車後はフィルムのメンテナンスが非常に重要となりますが、そういったメンテナンスもしっかり対応させて頂きます!

この保証期間が、業界最長の1年間です!

ザラップ カーラッピング PPF アフター保証

安心と保証でラッピングしたい方は、是非ザラップにお任せ下さい!

大切な愛車を保護して、ストレスフリーなカーライフを始めましょう!

KEITA

塗装を保護するために施工される、プロテクションフィルム(PPF)。

しかし、プロテクションフィルム(PPF)市場の拡大に伴い施工業者の数も増え、それぞれが差別化を図る中で、プロテクションフィルム(PPF)に関する情報も有象無象としている現状があります。

当店ザラップは、そもそもプロテクションフィルム(PPF)とはどういうものか、お客様にしっかりご理解頂いた上で、透明性のあるサービス提供に努めています。

この「お客様にもしっかり知識を持ってプロテクションフィルム(PPF)をご理解頂く」ために、きちんとした説明をさせて頂くことこそが、信頼に繋がると考えております。

そこで、前回「【失敗×】プロテクションフィルム施工店を見極めるための基礎知識」にて、プロテクションフィルム(PPF)を依頼する前に、必ず理解して頂きたい基礎知識を徹底解説させて頂きました。

Card image

【失敗×】プロテクションフィルム施工店を見極めるための基礎知識

情報全てを鵜呑みにしてしまうのは危険!?信頼できるPPF業者を見極めるために必ず知って頂きたい正しい知識をご紹介!

今回はその基礎知識を元に、プロテクションフィルム(PPF)に纏わる「誤解を招くような情報」「紛らわしい情報」またそもそも「誤った情報」といった情報について解説させて頂きます。

(まだ上のブログを読んでない方は、是非こちらのブログを先に読んで頂くことをお勧めさせて頂きます!)

そして、「よく見聞きするプロテクションフィルム(PPF)の情報全てが信憑性のある情報ではないんだなー!」と、お客様ご自身が情報の真偽を判断できる目を養って頂けると、本ブログを執筆させて頂くにあたり、とても嬉しく思います。

[toc]

プロテクションフィルム(PPF)に纏わるおかしな情報…!?

プロテクションフィルム(PPF)に関して、我々のような業者しか知り得ない情報を元に、プロテクションフィルム(PPF)に纏わるおかしな情報に関して解説させて頂きます。

①カットシステムを使っていることは当たり前

フロントフルPPF(プロテクションフィルム)
XPELのDAP

日本のプロテクションフィルム(PPF)施工では、車のパーツの型にフィルムをカットし、そのカットされたフィルムを施工していく、いわゆるプレカット方式が主流です。

そこで、プレカットのために使われるカットシステムは、XPELをはじめ3Mといったフィルムメーカーが販売しているシステムなど、数多くあります。

利用料金や使用条件も様々です。

ちなみに「車のメーカーからCADデータが支給されており、それでカットデータを作っているわけではないのですか?」というご質問を頂いたことがありますが、残念ながら車のメーカーから得られるCADデータやカットデータはありません。。。

万が一CADデータをゲットできるとしても、復習ですが、プレカット用に作られるカットデータは、原寸サイズではなく、(施工の際にフィルムを伸ばすことを考慮し)気持ち小さめに作られています。

よって、車のCADデータは参考になっても、それがそのままカットデータにはなりません。

さて、「カットシステムを使用すれば、カットデータはバッチリじゃないの?」という意見が聞こえてきそうですが、これも残念ながらそうではありません

なぜなら、仕上がるカットデータは、作った施工者のが強く反映され作られたデータであり、よって一つ一つのデータでその精密さや特徴が異なるからです!

とにかくフィルムを伸ばさず、フィルムの分割を増やす方が良いと考える施工者が作ったデータ、、、

分割は最小限とし、熱を加えてぐんとフィルムを伸ばして施工する、ゴリゴリマッスル派?(笑)の施工者が作ったデータ、、、

例え全く同じパーツのカットデータを作ったとしても、両者で仕上がるカットデータは全く別物です。

事実、同じ車両のパーツをそれぞれ違ったカットシステムで見比べても、全く同じカットデータはほぼほぼありません

さらにいうならば、例えば同じカットシステムの中でもカットデータでが少し違います。

同じシステム下でも、カットデータの癖が統一されているわけではないということです。

プロテクションフィルム(PPF) 施工 おすすめ 東京 フロントバンパー

このようにカットデータはそのデータを作った方の癖が強く反映されるからこそ、カットシステムにあるデータは唯一無二では決してない=最終的に自分達の目指すクオリティに仕上げるためにカットデータを調整することが重要というわけです!!

さて、ここで「自分達の目指すクオリティ」とはどういった仕上がりを指すのか、言及する必要であります。

なぜなら!

それぞれのプロテクションフィルム(PPF)業者で、この水準は全く異なるからです!

どの業者も、「我々は丁寧で綺麗な施工をご提供します!」といった表現を使います。

しかし、具体的にどういった施工が「丁寧で綺麗な施工」か、、、

言い換えるなら「その業者が目指すクオリティとはどんな仕上がりを指すか」、明確に定義している業者は少ない印象を受けます。

当店ザラップでは、我々が目指すクオリティを明確化し、全てのスタッフがこのクオリティレベルを意識し施工に取り組んでいます

ザラップが目指す一台


  1. 「パーツの際」また「フィルムの繋ぎ目の隙間」を可能な限り詰め、最大限塗装を保護している一台

  2. 糊ずれや異物の混入は極限まで対処し、まるで施工しているか分からないほどの美しい仕上がりの一台

  3. フィルムのストレスを最小限に、より長期間綺麗な状態で乗って頂けることができる一台

カットデータからカットデータを抽出し、微調整を一切せずフィルムを施工するだけでも「施工が完了した」と一般的には呼べるかも知れません

しかし、多少なりともカットデータを調整した方が、上で見た1の「『パーツの際』また『フィルムの繋ぎ目の隙間』を可能な限り詰め、最大限塗装を保護している一台」に仕上げることができ↓

プロテクションフィルム(PPF) おすすめ 東京
際ギリギリまでフィルムが貼り込まれている

それが2の「糊ずれや異物の混入はシビアに確認し、まるで施工しているか分からないほどの美しい仕上がりの一台」という見栄えの面でプラスになるだけでなく↓

GT-R R35 プロテクションフィルム 施工
どこを施工しているか分からないほど一体感がある仕上がりです

3の「フィルムのストレスを最小限に、より長期間綺麗な状態で乗って頂けることができる一台」といった耐久性の面においてもプラスに繋がります↓

アストンマーチンヴァンテージ カーラッピング フルラッピング
当店ザラップでは業界最長納車後1年間無償でフィルムのメンテナンスをさせて頂く「アフター保証」が付きます!

だからこそ!

カットデータでデータを抽出するだけでは、経験上多くのデータにおいて我々が目指すクオリティレベルには到底到達できない理由より、最終的に自分達の目指すクオリティに仕上げるために、多かれ少なかれカットデータを調整することが重要というわけです!

以前「McLaren 600LTがプロテクション(PPF)とカーラッピングで大変身★」のブログ記事で、当店ザラップでは「カットシステムにないパーツは型取りしてパーツを作る」ことをお伝えさせて頂きました。

Card image

McLaren 600LTがプロテクション(PPF)とカーラッピングで大変身★

McLaren 600LTプロテクションフィルム(PPF)とカーラッピング施工し、メーカー純正のような一台に!完成写真と動画は必見!

その紹介の一部で、型取りをしてデータを作り、そして自社のプロッターでカットするコマがありましたが、このようにデータを一から作る&調整することは日常茶飯事です↓

また別の例ですが、こちらのSUZUKIジムニーシエラのミラーは、どのカットシステムにあるデータも海外モデルのカットデータのみで、日本モデルのカットデータはありませんでした

ミラー プロテクションフィルム PPF 施工
型取りをして一からデータを作り施工

どの業者でも、使用しているカットシステムはほぼほぼ海外製です。

よって、SUZUKIのジムニーのように、モデルによっては日本と海外でそもそもパーツの形状自体が異なるため、よってこの場合も型取りからデータを作る必要があるわけです。

まとめます(笑)!

カットシステムを使っていること自体は、当たり前のことです

また、どこのカットシステムを使っているかも特に問題ではなく、「〜のカットシステムを使っているから凄い!」といったわけでもありません

基本的にどのカットシステムでも、利用料を支払えば誰でも使えます。

注視すべきは、業者がどのクオリティラインを設けているか、そしてそのクオリティに仕上げるために、どこまで手間を惜しまずデータ調整&データ制作をしているかです

これは言い換えれば、(カーラッピングと同じですが)プロテクションフィルム(PPF)施工とは、楽をしようと思えばいくらでも楽をすることができるということです。

②プロテクションフィルム(PPF)はXPELだけではない!

XPEL ペイントプロテクションフィルム

XPELというメーカーは、プロテクションフィルム(PPF)業界において、信頼のおける王道のメーカーであることはお伝えさせて頂きました。

また、XPELはプロテクションフィルム(PPF)だけではなく、メンテナンス商品などプロテクションフィルム(PPF)に付随するラインナップも非常に広く、当店ザラップも大変お世話になっているメーカーです。

特にセラミックコーティングは、ため息が出てしまうほどの美しい仕上がりと手触りで、、、

一度XPELのセラミックコーティングをご依頼頂いた方は、必ず虜になります(笑)!

GT-R R35 セラミックコーティング 施工
PPF施工後のセラミックコーティングはXPELのFUSION PLUSを使用しています

しかし、これまでのおさらいですが、プロテクションフィルム(PPF)はXPELのみが唯一無二のフィルムではありません

XPELは間違いなく安心と保証のあるフィルムですが、XPEL以外のメーカーでも素晴らしいフィルムはたくさんあります!

しかし!

日本のプロテクションフィルム(PPF)業界では、

プロテクションフィルム(PPF)はXPEL以外は×

XPEL製品以外はB級品

といった、意見も見受けられます。。。

安心のXPEL」「世界で人気のプロテクションフィルムメーカー」であることは周知の事実です。

一方で、世界のプロテクションフィルム(PPF)マーケットを見てみると、XPELだけでなく、様々なメーカーのプロテクションフィルム(PPF)を取り扱う施工業者が数多くあります!

We didn’t definitively say which Paint Protection Film is “best.” That’s because there isn’t an unequivocally, unilaterally “best” Paint Protection Film.
(どのプロテクションフィルムが「ベスト」と言い切れません。なぜなら、唯一無二であるベストなプロテクションフィルムは存在しないからです。)

参照:What Is The Best Paint Protection Film For Cars? Reviewing XPEL Vs 3M Vs LLumar Vs SunTek

当店ザラップでは、複数のプロテクションフィルム(PPF)を取り揃えており、お客様のご要望に合わせて、お客様にとってのベストをご提案させて頂いております。

プロテクションフィルム PPF

一般的にアメリカでのビジネス(カーラッピング&プロテクションフィルム(PPF))の流れは約3~5年後に、日本市場に広がると言われています。

恐らく今後日本のプロテクションフィルム(PPF)市場にも、海外の有名なメーカーがどんどんスタンダードになってくるでしょう。

外には多くの選択肢が広がっているのに、その選択肢を狭めてしまうことは、お客様にとってのベストであるとは言い難いのではないでしょうか。

それぞれの特徴やメリットを踏まえた上で、お客様にとってベストであるプロテクションフィルム(PPF)を選択することこそが、本来あるべき姿であると我々は考えます。

当店ザラップでは実際に厳格なフィルムテスト、そしてそのフィルムの経年劣化を確認するといった実経験を元に、信頼がおけると判断したフィルムを自信を持ってご提供させて頂いております!

そして、それぞれのフィルムの特性をお客様にお伝えし、最終的にお客様にフィルムをご選択頂くことを重視しています。

③日本ではプレカットが主流だが、クオリティ・コスト・メンテナンス面において限界がある

車体のパーツの型に沿ってカットされたフィルムを車体に貼り付けていく「プレカット」方式。

日本のプロテクションフィルム(PPF)業界では、このプレカット方式がスタンダードです

※ここでのプレカット方式とはカッターやハサミを一切使用しないで施工できる状態と定義します。

ランボルギーニ ウラカン プロテクションフィルム(PPF) 施工

繰り返し、日本ではプレカットがスタンダートであるためあまり言及されませんが、実は施工した後にフィルムをカットする「バルク」と呼ばれる方式もあります。

そして更にいうと、一部分のみプレカットしたフィルムを施工するという、「半バルク」という方式もあります。

ちなみに「半バルク」という呼び方ですが、一部で使われる言葉で、一般的な名称ではありません。

プレカットとバルクの違いをまとめた一覧を、以下ご紹介させて頂きます。

結論をお伝えすると、「プレカット」「バルク」「半バルク」それぞれにメリットとデメリットがあります

半バルクプレカットとバルクの掛け合わせのため、プレカットとバルク双方のメリットとデメリットに該当します。

プレカットバルク
カッターとハサミの使用使用しない使用が必須
コスト■カットデータが既にある場合

最小限のフィルムを使用するため、バルクよりコストダウン!
■カットデータがない場合

データを作る手間を減らせるため、プレカットよりコストダウン!
異物の混入や糊ずれ位置調整がシビアなため、異物の混入や糊ずれのリスクがバルクより高いシビアな位置調整がいらない分、異物の混入や糊ずれのリスクが低い
施工の難易度バルクより難易度は低い高い
フィルムの面(つら)表面に露出(一部巻き込み有り)表面に露出していない(角などは露出)
カットの精度プロッターがカットするため細かいカットも精密で綺麗直線以外のカット(例えば尖った先など)が苦手
メンテナンスフィルムの面が見えるため、フィルム断面に汚れがつきやすいフィルムは巻き込んで施工されているため、フィルム断面の汚れが目立ちにくい

「当店ではプレカットのため、安全安心です!」というキャッチコピーを何度か目にしてきましたが、実際のところプレカット方式だけの施工には様々な限界があることをお伝えしなければなりません。。。

というのも、上の表で見た通り、プレカットにもメリットとデメリットがあり、バルク(また半バルク)でしかできないことも多いからです。

そこで、当店ザラップでは、仕上げる車のクオリティ、コスト、メンテナンス性といった全てを考慮した上で、お客様にとって総合的に一番メリットが大きいと考える施工方式を使い分けています!

ちなみにですが、プロテクションフィルム(PPF)のパイオニアである海外ではプレカットとバルク(ならび半バルク)の使い分けが当たり前です!

プロテクションフィルム(PPF)

海外ではプレカットとバルクを使い分けることは大前提とし、どういった時にどの施工方式を選択すると良いかという選択方法が議論されています。

つまり、日本のように「プレカット方式で施工するため安全です!」と施工方式を限定する議論はされていません

なぜなら、おさらいですが、施工方式をプレカット方式に限定してしまっては、メリットも限定されるからです

参照:PPF Installation: Bulk It or Plot-Cut It?

海外ではバルク方式も積極的に採用されています

どうして日本ではプレカット方式が大半なの?」という素朴な疑問を抱くかも知れませんが、それは「日本人は車の傷に対してとてもセンシティブだから」といわれます。

100%フルプレカットではカッターやハサミを使用しないため、バルク方式より傷が入るリスクが低いと考えるわけです。

それぞれのプロテクションフィルム(PPF)業者によって施工の方針も異なりますしお客様の求めるものも異なるため、何が良い悪いと議論するものではありません。

しかし、「プレカット方式を採用していることは、何も凄いことではない」ということ。

また「プレカット方式にだけ限定した場合、施工内容によってはクオリティ、見た目、メンテナンス面において限界がある」ということをご理解頂ければと思います。

④「カットシステムを使用する」ことは当たり前のため「=大幅なコストダウン」とは言い難い…!?

プロテクションフィルム PPF 施工 人気
プレカットしたフィルムを施工中

さて、プロテクションフィルム(PPF)をプレカットで施工する場合、カットシステムを利用することは必須であることは先述した通りです。

また、使用料金さえ払えばどんなカットシステムも使用することが容易のため、カットシステムを使用すること自体はスタンダードであることもお伝えさせて頂いた通りです。

ちなみに当店ザラップでは、複数のカットシステムを使い分け&組み合わせて使用して、ベストなカットデータを抽出&調整しています。

なぜなら、(おさらいですが)それぞれのカットシステムでカットデータの癖は異なり、施工箇所や自分達の施工スタイルに応じて、どのカットシステムにあるカットデータが最善となるかは毎度変わるからです。

カットシステムを使用せず、一から全て型取り→データ化して施工、、、

ということも可能ですが、ご想像に容易い通り、この方法ではとんでもない手間が発生し、よって施工のコストがぐんと上がってしまいますね(苦笑)。

よって、「一から全て型取りをしてカットデータを作ること」と比較すれば、「カットシステムを使用すること」は断然コストダウンだといえます。

しかし!

繰り返しの通り、プレカットでプロテクションフィルム(PPF)を施工する場合は、カットシステムを使用するのが当たり前です。

なので、「うちはカットシステムを使用しているので大幅なコストダウンを達成してます!」というのは、「間違ってはいないけれど、うーん。。。」というのが正直な感想です(苦笑)。

一方で!

自社でフィルムをカットしている=フィルムのカットを内製化しているという点は、大きくコストダウンに繋がるといえます。

フィルムをカット(プロット)する工程ですが、ちょっと深掘りすると、業者によって下記の3パターンに区分できます。

  1. 幅広のプロッターを自社で持っている
    =どのサイズもある程度自由にカットできる

  2. 幅狭のプロッターを自社で持っている
    =カットできるサイズに制限がある

  3. プロッターを自社に持っておらず、フィルムメーカーに依頼しカットしてもらう

1と2はフィルムのカットを内製化している場合で、3は外注している場合です。

ちなみに当店ザラップは1の「幅広のプロッターを自社で持っている」ということなので、つまりは完全内製化です。

プロット中の様子

結論からお伝えすると、1が圧倒的にコストダウンでき、そしてより自由に施工ができます。

2の「幅狭のプロッターを自社で持っている」は、1に比べカット幅が限られることを意味します。

仮にここでカットしたいデータの両辺が、この幅狭のプロッター幅より長いとしましょう。

この場合は、もはや自社のプロッターではカットできないということなので、3の外注する必要性が生まれるというわけです。

最後に3の自社でプロッターを持っていない場合ですが、ご想像に容易い通り、外注する分お値段が一番高くなります

しかし!

ここでの一番のデメリットは、値段が高くなる点ではありません。

わたしが考える一番のデメリットは、カットデータの調整が必要になる場合、それを簡単に調整できない=型がそこまで合っていなくても妥協して施工するリスクが高くなることです。

施工を妥協するとどうなるでしょうか

施工を妥協をすると↓

  • 際やフィルムとの間に隙間が多くできる

  • 大きな糊ずれが残る

  • (無理くり施工をするため)異物の混入が多くなる

  • フィルムに多くのストレスを与え、後日フィルムが浮くリスクを高める

といった見栄えを悪くする」&「目的であるはずの塗装を保護できない(してない)」&「耐久年数を下げるデメリットがあります。

これまで他社でプロテクションフィルム(PPF)施工がされた車両を見て「どうしてここまで糊ずれが酷いのに、再施工しないのだろう…」と思ったことがよくあります。

おそらくですが、フィルムのカットを外注している施工業者も少なくないため、例え施工が綺麗でなくともGOしてしまうのではないかと考えます。

プロテクションフィルム(PPF)自体が高額であり、かつ納車日が定まっている中、こういった業者が妥協を選択してしまうのもある意味頷ける話です。

⑤最高の一台に仕上げるにはカッターの使用が必然

プロテクションフィルム(PPF)施工に関する情報では、「カッター=車体に傷が入って危険」といったように、カッターを使うことそのものが非常に悪いことのように説明されている場合がありますが、これは非常に語弊があります。

カッターを使用するというのは、一概に直接車体にカッターやハサミの刃を当てることではありません

例えばバルク式でプロテクションフィルム(PPF)を施工する場合は、必ず施工後にフィルムをカットする必要があるため、この時カッターまたはハサミを使用します。

しかし、こういったカットはフィルムが宙に浮いた状態でカットしていくため、車体に刃が触れることはありません

パーツとパーツの間をカットする時も、カッターの刃は車体に当たりません↓

上の図を見ると「うっかりカッターの刃が逸れてしまう危険性がありそう」と見えるかもしれません。

しかし、我々が使用するカッターは施工に適応された特別なカッターでして、隙間に上手く収まる設計となっているため、物理的にカッターの刃が逸れない作りになっています

※上の図はあくまでも分かりやすいように図示しています。

包丁は人に危害を加えることができる物であっても、みなさん日頃ご使用頂いているかと思います。

それは、包丁の使い方を熟知し、正しい方法で使用すれば大きなメリットが得られるからではないでしょうか。

カッターやハサミを使用するのも同じです。

カッターやハサミを使用するからこそ、

  • (プレカット方式よりメリットが多い場合)バルクまた半バルク方式を採用できる

  • フィルムの断面を巻き込んで綺麗にカットできる

といった非常に大きなメリットを得る事ができます。

このメリットは、お客様にとってのメリットとして返ります

ここで一つ、バルクのメリットを最大限に活用できる例としてボンネットを見てみましょう。

実際に、日本でもボンネットではプレカットよりバルクを採用する業者の方が多い印象です。

プロテクションフィルム(PPF)をボンネットに貼る際、ボンネットの形状に既にカットされたフィルムではなく、下の写真のようにボンネット全体を覆えるサイズのフィルムであれば、間違いなくバルク方式です。

GT-R R35 プロテクションフィルム 施工
バルクでボンネットを施工している様子

バルクだけでなく半バルクも非常に有効です!

プロテクションフィルム PPF 東京
一部フィルムをプレカットし、その他はバルクで施工するという「半バルク」を採用

しかしながら、ボンネットをバルクもしくは半バルクで施工しているにも関わらず「カッターは傷を入れるリスクがあるため、うちはカッターを一切使いません!」と断言している業者も見受けられます。

ボンネットをバルクで施工した場合、必ずフィルムをカットする必要があるので、カッターを一切使用しないというのは矛盾していることになります。

ハサミを使用している可能性もありますが、ハサミもカッターと同じく車体に傷を当てる可能性があるので、「ハサミを使用すること」は「カッターを使用すること」と同義であるといえます。

わたくしがここでお伝えしたいことは、「バルクで施工しているのにも関わらず、カッターまたはハサミを一切使用しないと断言している矛盾点」ではありません。

揚げ足を取るように議論しても、あまり意味がありません。

わたしがここで問題視することは、プロテクションフィルム(PPF)施工において「カッターやハサミを使用すること自体が危険でとても悪いものであるかのように語られていること」です。

こういった歪曲した情報が、本来は「いかにお客様にとってベストの一台に作り上げるか」といった注視すべき焦点から、「カッターの使用をするかしないか」といったパフォーマンスの戦いに論点がすり替えられていってしまうわけです。

これでは、目指すべき「お客様第一」の結果から、程遠くなってしまうでしょう。

プロテクションフィルム施工でカッターは危険?そのメリットとは!」というブログにて、カッターを使用することでどうして仕上がるクオリティを上げることができるかどうして納車後のメンテナンスがより楽になるかなど、徹底解説させて頂いています。

カッターを使用することでバルク方式を採用することができ、メンテナンスがより楽になります

カッター使用の認識が、少しでも正しい方向に広がることを願っています。

Card image

プロテクションフィルム施工でカッターは危険?そのメリットとは!

見栄え・メンテナンス・コストダウン面で、フィルム(PPF)施工のカッター使用は重要だった!?カッター施工の知られざる真実がここに!

⑥カーラッピング業者にプロテクションフィルム(PPF)施工を依頼すること自体にデメリットはありません

ランボルギーニ ウラカン カーラッピング
当店ザラップは、カーラッピングとプロテクションフィルム(PPF)双方の専門店です!

以前お問い合わせ頂いたお客様から、こういったご質問を頂いたことがあります↓

カーラッピングもする業者では、プロテクションフィルム(PPF)施工の際にパーツを脱着するため事故車扱いになってしまうリスクが高く、よって車体の価値を下げて危険だと聞きました。また、カッターも使用するため、車体が傷付くリスクが高いというのは本当でしょうか?

といったご質問でした。

これは恐らく色々な情報がごちゃごちゃに混ざってしまい、また一部情報が歪曲して伝えられているのが原因だと思います。

カッターの使用に関しては上で見た通りなので、ここでは「パーツの脱着」に関して考察したいと思います。

、、、とその前に、実は「パーツの脱着」という言葉自体が曖昧な言葉であることを理解する必要があります。

パーツの脱着」という言葉ですが、エンブレムを外す行為も「パーツの脱着」、フロントバンパーを外す行為も「パーツの脱着」、、、

お気付きの通り、「パーツの脱着」という言葉は、非常に広義な表現です。

本題ですが、結論からお伝えすると当店ザラップではプロテクションフィルム(PPF)施工において、「パーツの脱着」をした方がメリットが大きい場合に限り、パーツを一部脱着しています

プロテクションフィルム(PPF)施工でいえば、特にエンブレム・ドアノブ・サイドマーカーなど、一部に限定されますが、時としてこれらのパーツを脱着します。

サイドマーカーを脱着して、プロテクションフィルム(PPF)を施工中

ではここで皆さまにも考えて頂きたいのですが、なぜこういった一部のパーツを脱着するかという、そもそもの理由です。

まず分かりやすいカーラッピングの例から考えて見ましょう!

カーラッピング施工でパーツを脱着する大きな目的は、パーツの奥までフィルムを施工し、元の車体色を見えないようにするためです。

例えばフロントバンパーをカーラッピングしようとする時、パーツを脱着しないと、どうしても指が通らない箇所=フィルムを施工できない箇所が多くあります。

ベンツC180 カブリオレ サテンブラックフルラッピング カーラッピング
フロントバンパーを脱着し、カーラッピングを施工中

よって、フロントバンパーを脱着してラッピングする必要があるわけです。

一方で、プロテクションフィルム(PPF)はどうでしょうか

プロテクションフィルム(PPF)の場合、元の塗装色が見えることが前提のため、カーラッピングのように元の塗装色が見えないよう過敏になる必要はありません。

ここで答え合わせです(笑)、、、!

プロテクションフィルム(PPF)はフィルムに厚みがあり、分割施工が多いわけですが、実はパーツを脱着することによって「フィルムを分割せずに1枚(もしくは少ない分割数)で貼れる」という大きなメリットがあります

これこそが、パーツを脱着する理由の一つです。

透明なフィルムだから、分割で施工しても1枚で施工しても、大差ないのではないですか?」と、とてもごもっともな意見が聞こえてきそうですが、分割施工と1枚施工では実は両者の間に大差があります

ドアノブを一例にこの違いをみたいと思います。

こちらのドアノブのように、凹凸があまりないドアノブは例外ですが↓

基本的にモリッとした丸みのあるドアノブにプロテクションフィルム(PPF)施工をしようと思うと、ドアノブを脱着しない限り、分割施工が必須です。

ここでフィルムを分割施工した際のデメリットをお伝えさせて頂くと、一番のデメリットはフィルムの断面にゴミが溜まり切れ目が目立ちやすくなる点です。

これはドアノブに限った話ではなく、全てに通じるところですが、プロテクションフィルム(PPF)は厚みがある分、少なからずフィルムの断面にゴミがつきます

しかし、特にドアノブは、運転の際に必ず手で触る箇所であり、どうしても他の箇所よりゴミがつきやすくなるわけです。

そこで!

ドアノブを脱着し、プロテクションフィルム(PPF)を分割せず1枚で施工できたとしたらどうでしょうか。

分割施工に比べ、明らかに露出したフィルムの断面は減るため、よって長期的に見てより綺麗な状態でフィルムを維持できるというわけです!

次に、エンブレムはどうでしょうか。

エンブレムを脱着せず施工をすると、エンブレムの形に沿ってフィルムがカットされ、よってエンブレムの外周にフィルムの断面ができます。

ところが、エンブレムを脱着しフィルムを施工した後にエンブレムを装着すると、エンブレムの外周に一切フィルムの断面ができませんゴミも溜まりません

このように、メリットがあるからこそ、ドアノブやエンブレムなどのパーツを脱着するわけです!

ここで大事な注釈ですが、、、

ドアノブにしろ、エンブレムにしろ、一概に脱着するわけでは決してありません

例えば、ドアノブでは、ドアノブを取るためのネジが舐めやすい車(種)やドアノブを脱着すること自体が複雑な車(種)もあります。

また、エンブレムでは、エンブレムの形に凹みがあり外してもプロテクションフィルムが追従できない車(類)、、、

はたまた、そもそも塗装自体が弱く、エンブレムを脱着することで塗装が剥がれるリスクが高い車(類)、、、

といったケースもあるため、一概にパーツを脱着すればいいという話でもありません

結局のところ、パーツを脱着する場合としない場合とで、どちらがお客様にとってのメリットが大きいかがキーです。

当店ザラップでは、

知識豊富なスタッフがお客様の車両状況を確認した上で、

パーツの脱着をした方が総合的に見てメリットが大きいかを判断し、

パーツの脱着のメリットとデメリット双方をきちんとご説明させて頂いた上で、

お客様に最終的にパーツ脱着の有無を決定頂きます!!

カーラッピング PPF 東京
ザラップ代表の橋本さん。お客様との信頼を何より大切にしています。

十人十色というように、車だって十台十色です。

お客様にとってベストのご提案をさせて頂くために、お客様のお車をしっかり確認する=対話することが、必要不可欠だと我々は考えます。

少々余談ですが、、、

カーラッピング業者はバコバコなんでもパーツを脱着するイメージ」がある、、、

のかも知れませんが(笑)、プロテクションフィルム(PPF)施工においてはパーツを脱着する方が基本的に施工が難しくなる点をお伝えしたいと思います。

一例をご紹介ですが、、、

カスタム中のあるお車のボンネットにプロテクションフィルム(PPF)を施工して欲しいというご依頼をある業者様から受け、ボンネット単体を当店にお持ち込み頂きました。

結論からお伝えすると、脱着されたボンネット単体の施工を4人がかりで施工しました(笑)。

プロテクションフィルム 施工 東京 人気

基本的にボンネットは1~2人で施工するため、その倍の人員を必要としたわけです。

その理由は、(動かないように固定しているとはいうものの)少なからずボンネットは動くため、施工が非常にしづらくなるわけです。

これは一例ですが、このようにパーツを脱着しての施工は、プロテクションフィルム(PPF)においては△です。

さらに補足ですが、「パーツ脱着=車体の価値を下げる」というのにもこれまた語弊があります。

エンブレムを脱着=車体の価値を下げる」と言い換えると、「んん?」と皆さまも思われるのではないでしょうか(笑)。

ここからは一般論で解説させて頂きますが、、、

「車体の価値を下げる」というのは、「修復歴がある」ことを指します。

では、もう一つ深掘りして「修復歴」はどうしたら付くのでしょうか

修復歴車」とは、車の骨格部分1ここでいう「車の骨格部分」とは、フレーム、フロスメンバー、インサイドパネル、ピラー、ダッシュパネル、ルーフパネル、フロア、トランクフロアの8つのパーツを指します。を何かしらの理由で損傷し、修復された車を指します。

「修復歴車」は、車体の価値を下げるわけです

「修復歴車」≠「事故車」!?

事故車」とはその名の通り、交通事故で損傷してしまった車を指します。

そこで、上で見た車の骨格部分にまで損傷をしてしまい修復した車であれば、「事故車」であり「修復車」であります。

一方で、軽いダメージ程度で、車の骨格部分には何らダメージがない場合は、「事故車」であっても「修復車」ではありません。

さて、ここでもう一つ忘れてはいけないのは、「修復歴があるかないか」チェックされるのは、車を売却する際です。

つまり、車を買取する人が車を見て修復歴があるかどうかを判断します。

この車を買取する人が車の修復歴がありとみるか否かは、実はその人によって判断基準が異なると言います。

というのも、車の外見だけでは修復歴があるか否か分からないことが多く、よってこれを見極める必要があるからです。

繰り返し、この時の判断基準はそれぞれで異なりますが、一例としてボルトを見て見ましょう。

例えばボンネットとボディーの接合部分、またトランクとバックパネルの接合部分などに使われるボルト、、、

(全ての車両に通じるわけではありませんが)車の塗装の際、ボルトが既に留められた上に塗装をしているため、よってボディ色とボルトは同じ色になります。

しかし、修復歴があると、こういった部分のボルトを取って修理=ボルトの皿は塗装色ではなく別の色になっているor塗装が剥げていることになるため、こういったボルトの色などを車の買取手はチェックする場合が多いようです。

前置きが少々長くなりましたが(苦笑)、、、

全国色々なカーラッピング業者がいるため、一概にどの業者に依頼しても「パーツ脱着は安全」ということはできません。

こちらの「【後悔しないために!】本当に恐ろしいカーラッピング被害とは!?」でもお伝えさせて頂きました通り、これまで他社から当店に乗り換えられるお客様の中には、パーツの脱着に伴いトラブルに遭ってしまったという話もあります

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【後悔しないために!】本当に恐ろしいカーラッピング被害とは!?

【悲報!】カーラッピングでは実は多く語られない被害があります。カーラッピングを後悔する前に知って欲しい実話を徹底解説!

しかし!

だからといって、「カーラッピング業者がプロテクションフィルム(PPF)施工においてパーツを脱着することは全て危険!」と一括りにするのも変な話なわけです。

例えば当店ザラップでは、カーラッピングならびプロテクションフィルム(PPF)施工双方において、(エンブレムなどの一部を除き)専門家が責任を持ってパーツを脱着します

ですが、プロテクションフィルム(PPF)施工において上記のようなケースが発生することは基本的にはありません。

ザラップでは資格を有する整備士がパーツを脱着します

その上で、いうまでもありませんが、修復歴ありとみなされるパーツの脱着は決して致しません

「カッターの使用」に関する話と同じですが、「パーツの脱着」に関してもその行為自体を問題視するのは論点がずれています

本来はどのパーツを誰がどの程度まで脱着するかを考えるべきではないでしょうか

素人が闇雲にパーツを脱着しようとすれば、「パーツの破損」や「システムエラーの誤作動」が発生してしまったり、、、

最悪「修復歴車」になってしまう危険性は否定できません。

しかし!

パーツ脱着は危険!

カーラッピング業社は、闇雲にパーツを脱着する!

パーツを脱着すると修復歴車になるリスクが高い!

パーツの脱着はしないことがベスト!

パーツの脱着は車体の価値を下げる!

といったといった世にも奇妙な情報は(笑)、ここでしっかり否定させて頂きます!

パーツ脱着に関する当店の姿勢については、「【カーラッピングで後悔しない!】信頼できる業者の見極め方とは!?」のブログにて詳しくご説明させて頂いております。

こちらも宜しければご参考下さい。

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【カーラッピングで後悔しない!】信頼できる業者の見極め方とは!?

カーラッピングが後悔で終わらないために、【信頼できる業者の見極め方】を徹底解説です!愛車を守れるのあなたご自身です!

カーラッピング業者にプロテクションフィルム(PPF)施工を依頼するのは危険」という情報は、その情報こそが誤りであり危険です。。。

カーラッピングとプロテクションフィルム(PPF)双方の施工を専門とする我々からすると、カーラッピングとプロテクションフィルム(PPF)の双方を施工できること自体において、メリットはあれどデメリットはありません

情報を全て鵜呑みにするのではなく、読み解いて理解することが大事です

カーラッピング プロテクションフィルム(PPF)専門店 東京
プロテクションフィルム(PPF)納車前は、3人体制でフィルムの状態を確認します

今回は、プロテクションフィルム(PPF)に関する「誤解を招くような情報」「紛らわしい情報」「誤った情報」などに関し、解説させて頂きました。

これはプロテクションフィルム(PPF)だけでなくカーラッピングにも言えることがですが、、、

やはり情報を全て鵜呑みにするのではなく、正しい知識を持って自分自身で読み解いて理解することが非常に大事ではないかと思います。

特にプロテクションフィルム(PPF)に関する情報は、カーラッピングほど情報がありません。

これこそが、情報が錯綜している要因でしょう。

本ブログが信頼できる業者を選ぶ判断材料の一つとなれば嬉しい限りです。

当店ザラップは、お客様との信頼と責任を何よりも大切にしています。

その上で、業者最長の納車後1年間アフター保証」を無償でお付けし、「より安心してラッピングライフを楽しんで頂ける」サービスを重視しています。

大変ありがたいことに、ザラップではご注文が大変混み合っており、施工内容によっては数ヶ月先までご予約が埋まっております

そこで、よりスムーズに施工のご予約をお取りさせて頂くために、納車前といった事前お打ち合わせを推奨しております!

プロテクションフィルム(PPF)またカーラッピングにご興味がある方は、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

一緒に最善のラッピングを見つけましょう!

MAKOTO

近年益々人気が高まる、ペイントプロテクションフィルム、、、

別名、プロテクションフィルム(PPF)ですが、その人気が高まるのに比例して、プロテクションフィルム(PPF)施工業者もうんと数が増えています!

当店ザラップは、カーラッピング・プロテクションフィルム専門店という二刀流施工を展開しています。

よって、プロテクションフィルム(PPF)施工もさせて頂いておりますが、日頃お客様から「プロテクションフィルム(PPF)自体が、イマイチどういったものか分かりません」というお言葉を頂きます。

事実、我々プロテクションフィルム(PPF)のプロから見ても、ネット上にあるプロテクションフィルムに関する情報は、非常に錯綜している印象を受けます。

その一部では、残念ながら「誇張された情報」「紛らわしい情報」と思えてしまう情報や、「誤った情報」も実際にあります。。。

なんとなく見てて凄そうだから〜

なんとなく信頼できそうだから

といった根拠のない理由でプロテクションフィルム施工(PPF)を依頼してしまうと、後に大きな後悔や失敗に繋がりかねません。。。

当店ザラップは、信頼と安心を第一で、お客様に透明性のあるサービスをご提供させて頂くことを心がけております

ということで、今回はプロテクションフィルム(PPF)に関する正しい知識を、皆様に分かりやすくご説明していきます!

[toc]

まずはプロテクションフィルム(PPF)に関して正しい知識から!

理想のカーラッピング&プロテクションフィルム(PPF)施工を依頼するためには、まずは正しい知識を持つことが大事です!

正しい知識を持って、はじめてプロテクションフィルム(PPF)の業者を正しく目利きできるようになります。

プロテクションフィルム(PPF)

アストンマーチンヴァンテージ プロテクションフィルム(PPF)

まず、そもそもプロテクションフィルム(PPF)とは「どんなフィルムか」、「どんなメーカーがあるのか」、そして「良いフィルムとは?良くないフィルムとは?」といった基礎知識をおさえていきましょう!

プロテクションフィルムの特徴

プロテクションフィルム(PPF)とは、、、

  1. 飛び石擦り傷などから塗装を守ってくれる

  2. セルフヒーリング機能を有しているため、小傷擦り傷が入っても太陽の熱で傷を消してくれる

  3. ボディを花粉や紫外線などから保護できる

  4. コーティングしたような光沢があるため、車をよりラグジュアリーに見せる

  5. 汚れが落ちやいため洗車などのメンテナンスが非常に楽◎

といった非常に優れた機能を持つフィルムです!

よって、

飛び石などから塗装を守って綺麗な状態で車を運転したい!

ドアの開閉時にぶつけやすいため、事前に保護したい!

カーボンパーツが縁石に当たりそうで怖いため、保護しておきたい!

(ヒールを履いた)女性を乗せることが多く神経質になりやすいため、PPFで保護してストレスから解放されたい!

サーキット走行をするため、飛び石から車体を事前に保護したい!

など、車を綺麗に乗り続けたい方に多い、こういったお悩みに対し、ズバリ解決するのがプロテクションフィルム(PPF)というわけです。

ランボルギーニ ウルス カーラッピング プロテクションフィルム 東京施工
プロテクションフィルム(PPF)で車体を保護

ここでポイントですが、プロテクションフィルム(PPF)は飛石花粉虫の死骸紫外線といった外的要因から塗装を守るために作られているため、フィルムは約0.15〜0.2mmと非常に厚みがあります

この厚みこそが、塗装を守ってくれるというわけです!

また、基本的にプロテクションフィルムは透明です1近年では色が入ったプロテクションフィルム(PPF)も登場してきているので、全て必ず透明というわけではありません

ランボルギーニ ウラカン プロテクションフィルム(PPF) 施工
プロテクションフィルム(PPF)は透明です

さて、そんな優秀なプロテクションフィルム(PPF)ですが、恐らく一番の欠点は非常に高価なフィルムである点です。

カーラッピングフィルムと比べても、断然プロテクションフィルム(PPF)の方が高価です。

よく「プロテクションフィルム(PPF)は車体全面に貼る必要がありますか?」というご質問を頂きますが、もちろん車体全面にフィルムを貼るに越したことはありません。

しかし、実際コストの面を考慮して、飛び石が特に当たりやすい箇所のみと限定的に施工を依頼される方もいらっしゃいます

ちなみに、当店ザラップでは以下のお得なプランもご用意ございます↓

一方で、車によって「絶対保護した方が良い部分」といった箇所が異なりますため、ザラップではそれぞれのお車、またお客様がどういった状況や頻度で運転されるかによって、お客様とお車にあったプランをカスタムでご提案しております

繰り返しですが、フィルムは透明のため、部分的に施工をしても見栄えは損なわれません

ただし例外はあります!

プロテクションフィルムもカーラッピングフィルムと同じで、ラミネートの質感(仕上がり)は複数種類ご用意がございます。

例えば、グロスではなくマットといった質感のステルスプロテクションフィルムを選び部分的に施工をすると、場合によっては見栄えが△になります。

プロテクションフィルム PPF サテン フルラッピング
マットタイプ(ステルスプロテクションフィルム)の質感はとにかくゴージャスです!

このように、グロス以外の質感を選ばれる場合は、ほぼほぼ「フルプラン」をご選択頂き、車体全面の質感を変える必要があります。

SUZUKI ジムニー シエラ フルラッピング PPF 東京 人気
マットタイプのステルスプロテクションフィルム(PPF)でフルラッピング

プロテクションフィルムの品質はどうやって決まる?

BMWのラゲッジPPF(プロテクションフィルム)

プロテクションフィルム(PPF)業者は、「うちはXPELのPPFフィルムを使っています!」といったように、フィルムメーカーについて言及します。

※プロテクションフィルム(PPF)のメーカーについては、次でご説明させて頂きます。

では、そもそもですが、どういったプロテクションフィルム(PPF)が良い品質のものとされ、逆にどんな品質であると良くないとみなすのでしょうか

フィルムの品質で何が変わるかの違いを、先にまとめます!

  1. フィルムの透明度の違い

  2. フィルムの性能の違い

  3. 経年劣化により黄ばみの違い

  4. 剥離の際の糊残り&塗装の剥がれの違い

順に、見ていきましょう!

①フィルムの透明度の違い
アバルト695 70°Anniversario カーラッピング プロテクションフィルム施工 ルーフ
ルーフ一面にプロテクションフィルム(PPF)を施工していますが、透明度が非常に高いため、貼っているか貼っていないか全く分かりません

プロテクションフィルム(PPF)は基本的に透明であることはお伝えさせて頂きました。

しかし、一概に透明といっても、その透明度=「透過率」はフィルムのメーカーによって違います

ご想像に容易い通り、透過率が高ければ高いほど、良いプロテクションフィルム(PPF)とされます。

もし透過率の低いプロテクションフィルム(PPF)であれば、本来の塗装色がワントーンダウンしてしまうめ、見栄えも美しくありません。

②フィルムの性能の違い
プロテクションフィルム PPF

プロテクションフィルム(PPF)は、擦り傷や小傷がフィルムに付いても、熱で元の状態に戻る機能=セルフヒーリング機能があることは先述した通りです。

この機能ですが、やはり低品質なプロテクションフィルム(PPF)だと、こういった機能が非常に乏しいことがあります。

③経年劣化による黄ばみの違い

良いとされるプロテクションフィルムは、経年劣化による黄ばみが少ないです。

ちなみに、一世代前のプロテクションフィルム(PPF)は、優秀とされるメーカーのフィルムでもこの黄ばみが問題視されていましたが、現在はこの黄ばみ問題はかなり克服されたといえます

しかし、低品質のフィルムではその限りではありません。

数年後、顕著にフィルムが黄色く変色します。

いうまでもなく、こういったフィルムは貼っているだけで車体が汚く見えてしまいます。

④剥離の際の糊残り&塗装の剥がれの違い
新車時に既に施工されている既存のプロテクションフィルム(PPF)を剥離した様子

良いプロテクションフィルム(PPF)は、剥離の際に糊残りが少なく剥離できます

逆に、あまり宜しくないプロテクションフィルム(PPF)では、車体にべっとりと糊が残るor塗装が剥がれやすくする危険性を高めます

ここで一点注釈ですが、、、

プロテクションフィルムも車体の塗装が弱いなどの問題がある場合は、プロテクションフィルム(PPF)を剥離した際に塗装も上げてしまうリスクはあります。

これは、プロテクションフィルム(PPF)のメーカー云々ではなく、純粋に塗装側の問題です。

経年劣化で塗装が弱くなっている場合再塗装で塗装が弱い場合飛び石で既に塗装にダメージが入っている場合など、、、

何かしら塗装に問題があると、その上に施工したプロテクションフィルム(PPF)を剥離する際、塗装が剥がれやすくなるという理屈です。

しかし、お話させて頂いている「低品質のプロテクションフィルム(PPF)」の場合ですが、これは糊があまりにも強固過ぎて塗装が剥がされてしまうといったリスクです。

マスキングテープは綺麗に剥がせても、接着剤を使うと下地を痛めるリスクがあるのと同じです。

以上が、高品質フィルム、低品質フィルムの大きな違いでした。

ちなみにですが、施工後の車体を見るだけでは、どこのフィルムを取り扱っているか判断することは非常に厳しいです。

だからこそ、信頼できるプロテクションフィルム(PPF)業者に施工を依頼することは重要というわけです。

プロテクションフィルムのメーカー

プロテクションフィルム PPF カーボン

プロテクションフィルム(PPF)のメーカーですが、世界を見ると非常に数多くのメーカーがフィルムを販売しています。

これからご紹介するXPELをはじめ、世界では3MSTEKLLUMARKARLORVVIVIDなどの様々なメーカーがあります。

対して日本はというと、メーカーが非常に絞られており、一番メジャーなメーカーといえばXPELです。

XPEL
PPF(プロテクションフィルム) XPEL

XPEL世界のプロテクションフィルム(PPF)業界でも名高いメーカーです。

日本のプロテクションフィルム(PPF)市場では、PPF=XPELといっても良いほど、人気のメーカーです。

なぜ多くのプロテクションフィルム(PPF)業者はXPELを採用するか
ヘッドライトPPF(プロテクションフィルム)施工

例えば、当店ザラップではXPELをはじめ、違ったメーカーのプロテクションフィルム(PPF)を複数取り扱っています

その経験からお伝えすると、近年のプロテクションフィルム(PPF)は、信頼のあるメーカー品であれば「フィルムのクリアな透明感」「ハイグロス感」といったお客様にとってのメリットどのメーカーもほぼ変わりません2一方で、フィルムの硬さや糊の強さといった特徴は異なるため、我々のような施工側からするとフィルムの違いはあります

そこで、XPEL製品をお客様が選ぶ最大のメリットは、やはり信頼ではないかと思います。

プロテクションフィルム(PPF)業者のサイトを見るとXPELというメーカーが頻繁に出てくるから安心そう!」といった印象です。

さて、次にプロテクションフィルム(PPF)施工をする側にとってですが、実は業社にとってもXPELを採用するには非常に大きなメリットがあります

まず一つ目は、お客様と同じく、信頼です!

大切なお車を施工するからこそ、しっかり保証が担保されたフィルムを使用したいのは、大前提と言えるでしょう。

次に、これはほとんどのお客様が知り得ないことですが、、、

XPELは独自で開発したDAP(Design Access Program)というシステムを販売しており、XPEL製品を使用する我々のような業者は購入が可能です。

後にご説明させて頂きますが、プロテクションフィルム(PPF)は、事前に車体のパーツに合わせてフィルムをカットし、それを施工していくという、「プレカット」方式が日本では一般的です。

そこで、パーツの型のカットデータが必須となるわけですが、そのカットデータにアクセスできるシステムこそが、このXPEL社のDAPです!

よって、XPELのDAPを使用できることは、業者にとっても大きなメリットです。

プロテクションフィルム(PPF)の施工方法

GT-R R35 プロテクションフィルム カーラッピング 施工
GT-R R35のフロントフェンダーにプロテクションフィルム(PPF)を施工中

さて次に、イマイチよく分からないプロテクションフィルム(PPF)の施工方法について簡単に解説していきます!

おさらいですが、プロテクションフィルム(PPF)は非常に厚みがあるフィルムです。

よって、厚みがある分追従性がカーラッピングフィルムほどないため、分割施工が基本です。

ミラー 飛石 守る 透明 フィルム 
丸みのあるミラーはフィルムに切れ目が入っており、それを繋ぎ合わせて施工します

そして、プロテクションフィルム(PPF)施工は、日本市場では一般的にプレカット(pre cut)と呼ばれる施工手法を採用し、既にパーツの型にカットされたフィルムを施工していきます。

下の写真をよく見て頂きたいのですが、フィルムが既に形にカットされているのがお分かりになりますでしょうか↓

プロテクションフィルム 施工 PPF 東京

このように型にカットされたフィルムを、そのパーツの形に合わせて施工していきます。

ここで少々複雑なのは、カットデータはパーツの型とピッタリサイズでは作られておらず、気持ち小さめに作られている点です。

なぜなら、プロテクションフィルム(PPF)は、熱を与えフィルムを柔らかくし、そして多少なりとも伸ばしながら施工していく必要があるからです。

McLaren 600LT プロテクションフィルム(PPF)施工
フィルムに熱を与えて成形します

ざっくりまとめると、

  1. カットデータを活用し、プロッターでフィルムを型にカットする

  2. 糊面また車体に専用のゲルを撃ち、そのゲルをクッション代わりにフィルムを位置調整する

  3. 熱を与えフィルムを柔らかくしながら、フィルムを貼り進めていく(この時、ゲルを押し出しながら施工)

となります。

ご参考までに、Youtube動画を紹介させて頂きます!

カーラッピング施工も含まれますが、「プロテクションフィルム(PPF)施工を見たことがない」という方は、是非ご参考下さい↓

プロテクションフィルム(PPF)とカーラッピングの違い

フェラーリ カリフォルニア カーラッピング

最後に、プロテクションフィルムとカーラッピングの違いに関して、重要なポイントだけお伝えしていたいと思います。

詳しくはこちらの「【入門編】カーラッピングとプロテクションフィルム (PPF)の違い!」のブログにてご紹介させて頂いておりますため、併せてご覧下さい。

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【入門編】カーラッピングとプロテクションフィルム (PPF)の違い!

「車体を限定色に変えたい」「車を傷から防止したい」といった車好きのあなたへ、カーラッピングとプロテクションフィルム(PPF)の違いを徹底解説します!

施工方法が全く違う

プロテクションフィルム(PPF)とカーラッピングの一番大きな違いは、施工方法です!

カーラッピングは、Car + Wrapという名前で表される通り、ラッピングする、、、

つまり覆う施工スタイルを取ります。

500 By Gucci ボンネット カーラッピング

分かりやすいためフルラッピングを例に取ります。

フルラッピングは、基本的に元の塗装色から全く別の色に変えるスタイルのため、元の色が見えることがNGです。

ベンツ CSS カーラッピング 東京 フルラッピングベンツ CSS カーラッピング 東京 フルラッピング

よって、場合によってはパーツを脱着する必要があります

しかし、「【カーラッピングで後悔しない!】信頼できる業者の見極め方とは!?」のブログでもご紹介させて頂いた通り、パーツの脱着にはパーツを破損するといったリスクがあります。

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【カーラッピングで後悔しない!】信頼できる業者の見極め方とは!?

カーラッピングが後悔で終わらないために、【信頼できる業者の見極め方】を徹底解説です!愛車を守れるのあなたご自身です!

よって、当店ザラップでは、こうしたパーツの脱着は最低限にし、必要がある場合のみ、整備士が脱着をすることをお伝えさせて頂きました。

では、プロテクションフィルム(PPF)施工ではどうでしょうか。

おさらいとなりますが、プロテクションフィルム(PPF)は、フィルムに厚みがあり追従性が低いため、カーラッピングフィルムのように巻き込むことを苦手とします

よって、プロテクションフィルム(PPF)は、基本的に塗装の表面のみ保護します。

また、基本的にプロテクションフィルム(PPF)は透明のため、カーラッピングのように、ボディー色が見えることが前提です。

つまり!

プロテクションフィルム(PPF)施工では、パーツの脱着をほとんどする必要がありません!

これが、カーラッピングとプロテクションフィルムの施工の大きな違いの一つであります。

正しい知識でプロテクションフィルム(PPF)を理解しよう!

GT-R R35 プロテクションフィルム 施工

プロテクションフィルム(PPF)に興味がある方へ向け、信頼できるプロテクションフィルム(PPF)業者を見極めるための基礎知識をご紹介させて頂きました。

文頭でお伝えさせて頂きました通り、プロテクションフィルム(PPF)が人気急上昇中の今、プロテクションフィルム(PPF)に関する誤った情報や誤解を招くような宣伝文句が錯綜しています

そこで!

何が正しいか、何が誤った情報か、きちんと判断できるための基礎知識を持って頂きたい想いで、本ブログを執筆させて頂きました。

次のブログ「『プロテクションフィルムの情報を全て鵜呑みにすべきでない』理由」では、ネットでよく見かけるプロテクションフィルムに関する誤った情報や誤解を招く情報について、詳しく言及させて頂きました。

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「プロテクションフィルムの情報を全て鵜呑みにすべきでない」理由

PF業界では「誤解を招くような情報」「紛らわしい情報」「誤った情報」が多い!?PPF依頼前に必ず知って頂きたい情報を徹底解説!

もちろん、全てのプロテクションフィルム(PPF)業者がこういった情報を普及しているわけではありませんが、このような誤った情報や誤解を招く情報は、当たり前のことながら、お客様にとって良いわけがありません

大事な愛車を守れるのは、皆さまご自身です!

サービスの真髄を見極めて業者を選びましょう!

MAKOTO

McLaren(マクラーレン) 600LTを今回カーラッピングプロテクションフィルム(PPF)施工させて頂きました!

McLaren 600LTといえば、そもそもがとってもかっこいいスーパーカーなわけですが、ラインラッピング完成後、、、

もう、ニヤニヤが止まらない程、超絶カッコいいMcLaren 600LTに生まれ変わりました、、、!!

今回のテーマは、ズバリ、、、、、、、

純正っぽいカスタムです、、、!!

カーラッピング・プロテクションフィルム(PPF)専門店の二刀流施工ができるザラップだからこそお伝えできる、

McLaren 600LTだからこそ映えるカーラッピングスタイル!

McLaren 600LTだからこそプロテクションフィルム(PPF)で保護して欲しいパーツ!

を徹底解説致します!

Before Afterの驚愕の違いは、写真&Youtube動画でお楽しみ下さい!

[toc]

プロテクションフィルム &カーラッピング施工が完了したMcLaren 600LTがこちら!

カーボン カーラッピング 施工

今回カーラッピング&プロテクションフィルム(PPF)施工をした車両は、McLaren 600LT

LT=Longtail(ロングテール)というだけあって、リアエンドが長く、また特徴的なカーボンエアロは、非常に目を引くデザイン…!!

お客様に動画を見せて頂いたのですが、走行中このマフラーから火を噴くという、超絶スパルタンなお車です(笑)。

お客様はサーキット走行予定ということで、しっかりとプロテクションフィルム(PPF)でボディをガードし、カーラッピングでカッコよくさせて頂きます!

今回の施工内容は以下の通りです!

カーラッピング施工内容


  • ラインラッピング(グロスオレンジ)
  • ルーフ(ウェットカーボン調)
  • 後部Cピラー1車体の形状が特殊過ぎて(笑)、はっきりとした名称が分からないため、ここでは後部Cピラーとさせて頂きます!(ウェットカーボン調)
  • バケットシート裏(ウェットカーボン調)

プロテクションフィルム(PPF)施工内容


  • フロントバンパー
  • ボンネット
  • フロントフェンダー
  • ヘッドライト
  • ドアミラー
  • ロッカーパネル
  • ドア下部
  • リアフェンダー下
  • サイドスカート
  • リアバンパーサイド
  • リアディフューザースプリッター
  • ドアエッジ

カーラッピングとプロテクションフィルム(PPF)の違いがイマイチよく分からない…」という方は、こちらのブログをご参考下さい。

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【入門編】カーラッピングとプロテクションフィルム (PPF)の違い!

「車体を限定色に変えたい」「車を傷から防止したい」といった車好きのあなたへ、カーラッピングとプロテクションフィルム(PPF)の違いを徹底解説します!

では、McLaren 600LT施工後の完成画像をチェックしてみましょう!

オレンジのラインラッピングが車体の凹凸感を引き立たせ、最高にかっこいい。。。!!!

こちらの車両はカーボンオプションがふんだんに盛り込まれた車両ですが、カーボンパーツはどうしても黒基調になるため、車体の凹凸感が薄れてしまう特徴があります。

そこで!

オレンジのラインをエッジに引くことで車体の凹凸感をプラスしました!

しっかり存在感がありながらも、太過ぎない絶妙な太さなので、まさに純正っぽく見える見栄えです!

カッコ良さ×お洒落さ×エレガントさ×レーシーさ×スマートさを掛け合わせたような究極の一台に仕上がりました!!

(ラインラッピングについては後ほど詳しく解説します!)

カスタムであるカーラッピングとは異なり、プロテクションフィルム(PPF)はサイレントなので(笑)、見落としがち?忘れらしがち?ですが、、、

今回のMcLaren 600LTも、しっかりプロテクションフィルム(PPF)で塗装を保護しています!!

特に傷が付くと修復が困難なカーボンパーツも、これで一安心!

動画で見よう!McLaren 600LT驚愕のBefore After★!

さて、今度はMcLaren 600LT驚愕のBefore Afterの違いを、動画でチェックしてみましょう!

いつも施工動画を見て思うのですが、、、

施工スタッフの動きが本当に機敏ですよね(笑)!

スローモーションのような一部分を除き、実は大半のシーンが撮影したままの速さです。

特にプロテクションフィルム(PPF)は、スピードでクオリティの差が生まれる部分でもあるため、いかに精度の高いカットデータを作りいかに効率良く施工できるかが重要になります。

精度の高いカットデータでなければ、施工の際に無理くりフィルムを調整するため、施工に手間がかかり、埃などがフィルムに混入するリスクを高めます

また、プロテクションフィルム(PPF)施工では、フィルムの間にゲルをうち、そのゲルをクッション代わりにすることで位置調整をするわけですが、効率良くスピーディーに施工をしていかなければ、ゲルが乾いてきてしまい、糊ズレの原因になります2ゲルは都度追加できますが、この行為もフィルムに埃などが混入するリスクを高めるため、ゲルをとにかく打てばいいというわけではありません

注釈ですが、、、

スピードだけ追っていても、もちろん宜しくありません。

しかし、プロテクションフィルム(PPF)でいうならば、丁寧な施工技術は大前提として、異物の混入やフィルムの糊ずれを回避するために、スピードは非常に重要です。

以前に、ザラップの他のYoutube動画を見たお客様から「凄いチームワークですね!」というお言葉を頂いたことがあります。

ザラップに働くメンバーはもはや家族のようなメンバーなので(笑)、この信頼し合うチームだからこそ、結果クオリティーの高い一台を作り上げることができます!

McLaren 600LTをプロテクションフィルム(PPF)でしっかり保護!

では、まずはプロテクションフィルム(PPF)施工から見ていきましょう!

McLaren 600LTのようなスーパーカーは車高が非常に低いため、前方からの飛石をもろに食らいます。。。

また、サーキット走行となれば更にリスクは高まります。

よって、ボンネットフロントバンパーはプロテクションフィルム(PPF)で是非保護して頂きたい箇所です!

ボンネット
フロントバンパー

特にカーボンパーツは、再塗装や補修ができるわけではないため、入ってしまった傷はパーツを交換するしか綺麗にする方法はありません、、、!

しかしながら、カーボンパーツの交換は非常に高額になるケースが多いのが現状です。

よって、カーボンパーツにおいても、プロテクションフィルム(PPF)施工で是非とも保護して頂きたいパーツといえます。

McLaren 600LT プロテクションフィルム(PPF)施工 東京 人気店
サイドスカートのカーボンパーツもプロテクションフィルム(PPF)でしっかりガード

さらに!

(まだまだあります。笑)

スーパーカーのサイドの下部(サイドスカート、リアフェンダー)は前輪からの飛び石が大変当たりやすい箇所なので、ここを保護して頂くのも必須です!

そして、McLaren 600LTに関しては、もう一箇所保護が必須の箇所がこちら↓

リアバンパーのサイド部分(カーボンパーツとグレーの部分)です!

よく見て頂くと、カーボンパーツとグレーのボディーとの間に大きな隙間が空いています↓

隙間からタイヤが見えます

恐らく空力上?の理由かと思いますが、ここは後輪から巻き上げる石や砂またタイヤカスをもろに食らいます、、、!!

実はここの部分、McLarenの純正でプロテクションフィルム(PPF)が施工されていますが、残念ながらその範囲は必要最低限の小ささ、、、

十分に保護できているとは言い難い範囲でした。

よって、純正のフィルムを剥離し、そしてしっかり広範囲で再施工致しました。

スーパーカーだけに、気をつけて保護しなければならないパーツがたくさんあるわけですね!

また、ドアの開閉時にごつんと当ててしまうドアエッジ

当店ザラップでは、プロテクションフィルム(PPF)をご依頼頂くほぼ全ての皆様が、ドアエッジの施工をご依頼されます。

カットシステムにあるカットデータには限界がある!?

こちらの写真をよく見て頂きたいのですが、既に形にカットされたフィルムを施工していることがお分かりになるでしょうか↓

フィルムが既に型にカットされており、その型に合わせて施工中

プロテクションフィルム(PPF)施工は、このように車体の形状に既にカットしたフィルムを施工する、プレカットと呼ばれる手法で施工されるのが日本では主流です。

ちなみに、こういったカットデータは一から全て作るということはほぼほぼなくXPELのDAPといったカットシステムを利用し機械でフィルムをカットしています。

しかし!

今回のフロントバンパー中央パーツは、凹凸が激しい箇所に切れ目が入ったカットデータとなっており、そしてその隙間のカットデータがありませんでした↓

フィルムに切れ目が入っている状態

目を凝らして見ても分かりづらいため(笑)、図示して見ました↓

確かに使っているカットシステムによって、データは多少なりとも差があります。

しかし、王道ともいえるXPELのDAPシステムをはじめ、その他メジャーなカットシステムにおいても、このような隙間のデータがないことが多々あります

どうしてこんな隙間ができて、どうしてその部分のデータがないの?」という疑問は、プロテクションフィルム(PPF)の特性とその独特な施工方法について理解できると、答えが見えてきます。

プロテクションフィルム(PPF)は塗装を保護するために、フィルムが非常に厚く作られています。

PPF(プロテクションフィルム)
XPELのPPF

よって、カーラッピングフィルムのように薄く追従性があるわけではないので、凹凸がある箇所や曲面箇所は「フィルムに切れ目(スリット)を入れて施工」するか、「分割施工」が基本です。

プロテクションフィルムのミラー分割例

さて先ほど見たフロントバンパーの隙間の例ですが、この隙間はフィルムの切れ目(スリット)の部分に当たります。

この切れ目があるからこそ、凹凸箇所へのフィルム施工を可能にするというわけです。

しかし、ここで問題発生です!

この隙間が空いた状態では塗装を守りきれていないため、この隙間を埋めるフィルムを施工すべきですが、この部分のカットデータは(どのカットシステムを見ても)ありませんでした。

同じく、フロントバンパー下カットデータがありませんでした3同じ箇所であっても、車両によりカットデータがある場合もない場合もあります。

フロントバンパー下

さらに!!

一番重要ともいえるリアディフューザーのフィン(スプリッター)の先も、カットデータはありません、、、!!

これは、ちょうどこのフィン(スプリッター)の先部分が、両端のフィルムの切れ目になって隙間ができるからです↓

リアディフューザー 縁石 フィン 保護 PPF
ちょうど縦にオレンジのラインラッピングがされている箇所(矢印箇所)の奥がフィルムの切れ目になっていますが、どのカットシステムにもないこのカットデータ部分を、当店ザラップでは型取りをさせて頂きしっかり施工をします

先ほど見た、フロントバンパーにできた切れ目の隙間と同じですね!↓

McLaren 600LT プロテクションフィルム(PPF)施工

このようにリアフェンダーのフィン(スプリッター)の先部分に切れ目の隙間ができてしまうことは致し方のないことです。

しかし!

ここは本来一番縁石に当たる箇所であり、真っ先に保護されるべき箇所ではないでしょうか

McLarenに限らずFerrariなどの車両でも、リアディフューザーのフィン(スプリッター)の先に関しては、(XPELのDAPを含め)どのカットシステムでもカットデータがないケースが多々あります、、、

これが、カットシステムにあるカットデータの限界です。

カットシステムにないデータ箇所は、本当に施工しなくても良いのか?

よくカットシステムは完全で完璧なデータが全て揃っていると思われる方がいらっしゃいますが、どんなにメジャーなカットシステムでも、すべてが完全で完璧なデータが全て揃っているシステムは決してありません

カットシステムにない型というのは、施工が不要だからないんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

確かに、今回のバンパー下のパーツに関していえば、パッと目につくパーツではないので、プロテクションフィルム(PPF)施工がマストなパーツとはいえないかもしれません。

しかし!

傷が入るか否かでお答えすれば、傷が付く可能性が高いパーツです

では、リアディフューザーのフィン(スプリッター)の先はどうでしょうか。

この部分ですが、先述した通り縁石にぶつかるなら真っ先に傷が付く箇所なので、ある意味で一番フィルムを施工すべき箇所だと我々は考えます。

余談ですが、、、

カーラッピングやプロテクションフィルム(PPF)施工において、日本は世界でもトップレベルのクオリティを求める国と言われます。

よって、海外基準ではOKでも、日本基準ではNot goodな場合も多いわけです。

その前提を抑えた上で考えて頂きたいのは、XPELのDAPシステムをはじめ、その他メジャーなカットシステムは、ほぼ全て海外製という点です。

つまり、海外基準で作られているわけです。

そのような理由から、カットシステムにアップされているデータは、(データの有無に関わらず)完璧な施工を追求するレベルからすると、まだまだ改善の余地がある=データの調整が必要であるという結果になります。

ちなみに改善の余地があるカットデータとは↓

フィルムを強く伸ばして施工する必要があるデータ

フィルムに過度なストレスを与えるデータ

後に浮きに繋がる危険性を高める&糊ずれの危険性を高めるデータ

際まで攻めていないデータ

隙間が多いデータ

塗装が保護できない箇所が多いデータ

単純に型の精度が悪いデータ

フィルムの切れ目が分かりやすく綺麗でない

(単純に見栄えが悪いだけでなく)塗装が保護できない箇所が多いデータ

と我々は考えます。

ザラップが考えるプロテクションフィルム(PPF)施工のベストとは何か、、、

それは、埃などの混入やフィルムの糊ずれを最低限に抑えることは大前提として、

フィルムへのストレスは最小限にし

ミラー 飛石 守る 透明 フィルム 
McLaren 600LT カーボン フロントバンパー プロテクションフィルム(PPF)

可能な限り際の際までプロテクションフィルム(PPF)を貼り込み

角のギリギリまで攻めてフィルムを施工します
2つの角ともバッチリです◎

塗装面を可能な限り保護する施工

McLaren 600LT カーボン フロントバンパー プロテクションフィルム(PPF)
カットデータにないデータは可能な限り型取りしてデータを作り、フィルムの間に隙間がなるべくできないよう貼り込んでいます
カットデータがないフィン(スプリッター)の先は、カットデータを作り必ず施工します!

です!

話は戻しますが、「カットデータがなければプロテクションフィルム(PPF)施工は本当に不要か」という問いに関してですが、我々は「傷が入る可能性があれば施工する必要がある」と考えます。

大切なことなので口を酸っぱくお伝えしていますが、隙間があればその部分の塗装は保護できていません。

よって、当店ザラップではこういったカットデータがない箇所は、型取りをしてデーター化し、データ調整を加えた上で、カットデータを自作します!

プロテクションフィルム PPF 東京 おすすめ
隙間は隙間を埋めるためのカットデータを型取りからして作ります

Youtube動画で出てきたこちらの一コマは、フロントバンパー下のその様子です↓

この型取りという作業ですが、確かに手間のかかる作業のため、全てのプロテクションフィルム(PPF)業者さんによってするかしないか、判断が委ねられます。

が!

当店ザラップでは、カーラッピングの専門店でもあるということで、型取りはお茶の子さいさい!

むしろ、カーラッピングでは型取りができないと始まらないといってもいい程、日常化された作業。。。

ザラップの得意分野です!

全ては我々業者側またお客様が「どこまでのクオリティを求めるか」です

カーラッピング プロテクションフィルム(PPF)専門店 東京 施工

当店ザラップは、常にBestを目指して施工します

どこまでの完璧さを求めるかは、業者においてもお客様においても違います。

パッと目につなければ傷が入ってもいいと考えるか、パッと目につかない場所でもしっかり傷からガードしたいか、、、

そういった考え方の違いはあるでしょう。

当店ザラップでいうならば、「綺麗な状態の車をキープするために、可能な限り完全ガードをして欲しい!」というニーズにお応えできるよう、サービスを展開しています!

カーラッピング プロテクションフィルム(PPF)専門店 東京
施工後、フィルムのチェック中

カットデータを調整するのは手間だから、(型がピッタリでなくても)このまま施工しよう

カットデータに該当パーツのデータがないから、施工しないでおこう

ザラップでは、こういった妥協は一切許されません

プロテクションフィルム(PPF)施工は↓

  • フィルムを施工した方が良いにも関わらず、カットデータがない時は、型取りをしてカットデータを作る
  • カットシステムにあるカットデータを自由自在に調整し、自分たちにとってベストのデータに作り上げる

という姿勢が「プロテクションフィルム(PPF)を可能な限り隙間なく塗装面に施工する=塗装を限界まで保護する」上で最も重要なポイントであると我々は考えます。

この姿勢こそが、ザラップでのスタンダードです!

McLaren 600LTにカーラッピング!

McLaren 600LT カーラッピング 施工 東京

今度はカーラッピングを見ていきましょう!

スーパーカー×ラインラッピングは抜群の組み合わせ!

今回のカーラッピングスタイルですが、、、

2024年版【カーラッピングトレンド総まとめ★】車編!」でも大人気のスタイルとしてご紹介致しました、そうラインラッピングです!

Card image

2024年版【カーラッピングトレンド総まとめ★】車編!

2023年を振り返ってどんなカーラッピングが人気だったか徹底解説!また、2024年のカーラッピングトレンドをズバリ予想します★!

今回のMcLaren 600LTのようなスポーツカーは、ラインラッピングとの組み合わせが抜群です!!

今回のラインラッピングで肝となったのは、フィルムの色

ブレーキキャリパー・内装色・シートベルトでオレンジの色が使われていたため↓

オレンジのフィルムを使用するというアイディアはお客様の中でお持ちでしたが、オレンジといっても様々なフィルムがあります…!

ちょっとの差に見えても、仕上がるカーラッピングの印象を大きく左右します。

今回選ばれたフィルムは、こちら↓

グロスメタリックオレンジのカーラッピングフィルム

オレンジのフィルムの中でも、気持ちトーンダウンした色味になってます。

こ れ が!

大正解、、、!!

ワントーン落ち着いたオレンジの色味なため、仕上がりがとにかくシック…!!

かといって、暗いオレンジではないので、落ち着き過ぎて寂しいイメージではありません。

完成したMcLaren 600LTを見て、お客様もこの色味で本当に良かったと、嬉しいお言葉を頂きました。

McLaren 600LTらしさの豪華さを引き立たせるお色でした!

これまでのブログでも何度もお伝えしてきましたが、ラインラッピングはラインというシンプルなデザインだからこそ、施工が非常にシビアです!

Youtube動画でもほんの一瞬コマがありましたが、ラインラッピングは基本的に何度もテストカットを繰り返し、最終的には車両を屋外に出し、距離を取った状態で、複数人のスタッフが意見を出し合いようやくラインの位置や太さが決定します!

それほどラインラッピングはシビアなわけです。

詳細が煮詰まったところで、ようやくラインラッピングが開始されます。

ウェットカーボン調フィルムでMcLaren 600LTを一気にレーシーに!

今回ルーフウェットカーボン調フィルムにブラックアウト

ルーフのブラックアウトは鉄板中の鉄板…!!

間違いなくかっこ良く決まります!!!

ウェットカーボン調フィルムをルーフに施工中

そして、そのルーフ後部にあるCピラーも、同じくウェットカーボン調フィルムで施工していきます!

McLaren 600LT カーラッピング ウェットカーボン調フィルム施工

さて、今回面白いカーラッピングといえば、、、

そう、バケットシート裏のカーラッピングです!

シートはウェットカーボン調フィルムを使用させて頂きました。

残念なことにBeforeの写真を撮り忘れてしまったので比較ができないのですが(涙)、元々バケットシート裏はブラックでした。

そこで、ルーフと同じくウェットカーボン調フィルムを使用することで、よりレーシーになり統一感が生まれ、さらにカッコよくなりました!!

ウェットカーボン調フィルムというと「カーボン繊維とどれぐらい似て見えますか?」というご質問を頂くことがありますが、パッと見では正直カーボンフィルムとは分からない程度に、ウェットカーボン調フィルムはリアルです、、、!

「ウェットカーボン調フィルム」といっても、たくさんのメーカーから発売されているので、そのクオリティはピンキリです。

見るからにフェイク感漂うものもあります。

しかし!

当店ザラップで厳選しているこちらのウェットカーボン調フィルムは、とにかくリアルなカーボンを目指して開発されたシートなため、見た目から色合いから何もかもがリアルで、とにかくゴージャスな風合いです!

ウェットカーボン調フィルム カーラッピング
よくあるウェットカーボン調フィルム(左)と当店ザラップは取り扱うウェットカーボン調フィルム(右)のアップ画像

今回ウェットカーボン調フィルムを使用して施工した、ルーフ、後部Cピラー、バケットシート裏ですが、一般の人から見るとリアルカーボンにして見えないことでしょう。

目指すは純正のような、純正を超えるカーラッピング&プロテクションフィルム(PPF)

近年、スポーツカーではどんどんメーカーでのカスタムオプションが増えています。

そのオプションの中でも、ランボルギーニなどは今回のMcLaren 600LTのように塗装でラインを入れるオプションがあるようです。

McLaren 600LTのカスタムオプションではライン塗装のオプションがないわけですが、今回完成したお車を見ると、一見McLarenの純正オプションであると思わせる、完璧なラインラッピングです…!

これは、何もカーラッピングだけではありません!

そして、最後にもう一度だけお伝えさせて頂きたいのですが(笑)、プロテクションフィルム(PPF)は施工されてなければ飛石などから車体を保護できません

こちらのMcLaren 600LTにも、純正で最低限の箇所にプロテクションフィルムが貼られておりますが、最小限のため、すでに飛び石が当たっている箇所がありました

我々ザラップが追求するのは、メーカーの純正のような、そして純正を超える施工です!

当店ザラップはカーラッピング&プロテクションフィルム(PPF)双方の専門店ということで、ご依頼頂くの実に8割以上のお客様が双方ご一緒にご注文頂きます

純正でカバーされない箇所まで、しっかりプロテクションフィルム(PPF)を施工したい!

純正のようなラインラッピングがしたい!

そんなお客様は、是非当店ザラップでご一緒に理想のカーラッピングを目指しましょう!

ご存じですか?

カーラッピングは

メンテナンスが重要です!

カーラッピング・プロテクションの専門店 ザラップ

カーラッピング初心者の方に多いのは、カーラッピングにはメンテナンスが重要であることをご存じないことです。

車はどうしても熱を持ちやすいため、納車後にステッカーが浮いてきてしまう可能性があります。

納車したばかりなのに別途料金を請求されました

保証は1ヶ月だったため、保証対象外と言われました

ザラップなら業界最長の1年間無償で保証致します!

ザラップの

カーラッピングには

アフター保証が

1年も付きます!

ザラップ カーラッピング PPF アフター保証

大切な愛車を安心と保証でラッピングしませんか?

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