ハイグレードモデルの代表ともいえるのが、、、

そう

マット車ですね!!

そこで、お車をマットフルプロテクション施工して、完全にマット車にしたいというお客様が非常に増えています!

ポルシェ911(992.1)GT3RS マットプロテクションフィルム(PPF)
Porshce 911 GT3RS マットフルプロテクションフィルム施工
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【ポルシェ911 GT3RS】マットフルプロテクションフィルム施工!

ポルシェ911(992.1)GT3RSをマットのフルプロテクションフィル施工!なぜここまで完璧な一台に仕上がったか?その秘密を徹底解説!

ちなみに、お車をマット車にしようと思うと、プロテクションフィルム(PPF)だけでなく、カーラッピングでもマット車にできますね!

以前に「【カーラッピング vs PPF】車をマットにするならどちらが正解?」という内容で、お車をマット車にする場合、カーラッピングとPPFどちらがおすすめかご紹介させて頂いておりますため、気になる方は是非チェックしてみて下さい!

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【カーラッピング vs PPF】車をマットにするならどちらが正解?

車をマットにしたい方必見!カーラッピング、プロテクションフィルム(PPF)、どちらの方法で車をマットにするのがベストかプロが徹底解説です!

さて、そんな中!

最近人気急上昇の「マットPPFの部分施工」を皆様ご存じでしょうか?

言葉の通り、フルでマットプロテクションフィルムするのではなく、部分的に施工スタイルです。

マットPPFの部分施工を選ぶ理由とは?

なぜフルではなくて部分的なのか?

マットPPFの部分施工はなぜ人気急上昇か?

その謎を追求していく上で、まさにこのマットPPFの部分施工が完了致しましたBMW X4の施工事例をご紹介させて頂きたいと思います!

使用したフィルムは、XPELのSTEALTH(ステルス)です。

部分施工でもここまで印象がガラッと変わっちゃう!?

注目のカスタム方法とはいかに!

プロテクションフィルムとは?

ペイントプロテクションフィルム(Paint Protection Film: PPF)とは、車の塗装を飛び石、当て傷、紫外線、虫の死骸、酸性雨などの外敵から、物理的に塗装面を保護することを目的とした、いわゆる車の保護フィルムです。

日本では、「ペイント」を割愛し、プロテクションフィルムまたはPPF(ピーピーエフ)という名称で認知されています。

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【画像必見★】BMW X4 マットプロテクションフィルムの部分施工!

BMW X4がやってきました!!↓

BMW X4はBMW X3をベースとしたSUVですが、なんといってもルーフラインが滑らかに後ろにいく「クーペスタイル」が最大の特徴ではないでしょうか?

内装もゴージャス!↓

さてそんなスタイリッシュなX4がマットPPFの部分施工をすると、どう変わっていくのでしょうか!

毎度の事ながら、施工前に徹底した清掃から開始します!↓

余談ですが、泡と水をたっぷり使った洗車の写真は、いつ見てもお車が気持ちよさそうだな〜っと思ってしまいます(笑)。

やはり、気持ちよさそうですよね(笑)!!

プロテクションフィルム(PPF)施工の仕上がりに対する良し悪しの判断基準に、フィルムにいかに異物が入らないかが挙げられます。

そもそも、フィルムに異物が混入してしまう一番の原因は、空気中に漂う埃や衣服の毛というよりかは、実は車体から出てくる砂や花粉などが大半を占めます

つまり、いくら空調設備が整っていても、施工服を徹底しても、それだけでは不十分なのです。。。

ということで!

PPF施工の前に、洗車で車体の砂や花粉などをいかに掻き出し綺麗にするかが、非常に重要になってくるというわけですね!

これは、新車であっても同じことがいえます。

さて、清掃が終わると、ようやくプロテクションフィルム(PPF)施工に移ります

今回使用するマットPPFは、XPELのステルスです!!

XPELのステルスは、マットとグロスのちょうど中間に位置する、いわゆるサテンの質感です。

メルセデスベンツBMWのマット塗装車と非常に近い質感です!

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【XPELステルス】ってどんなマットプロテクションフィルム?

マットプロテクションフィルム(PPF)の【XPELステルス】はなぜここまで人気があるのか、その魅力を徹底解説!気になるその価格は?

マットPPFの施工風景

ボンネットから施工風景を見ていきましょう!

※ご紹介する順番は、施工の順番と比例していません。

いや〜

やはりBMW X4のボンネットは大きいですね!!

エンブレム箇所もフィルムの継ぎ目を見えないように、丁寧に施工を進めていきます↓

ボンネットに負けず劣らず、ルーフも大きいですね!↓

今見たボンネットとルーフは紫外線を一番もろに喰らう箇所一番塗装のダメージが多い箇所なため、PPF施工は非常に◎です!!

お次に見ていくのは、サイドスカート

サイドスカートは、車の乗り降りで傷が付きやすい箇所、、、

ここもマットPPFで施工していきます!↓

マットPPFを施工する箇所は、可能な限り元のグロス塗装が隙間で見えないよう施工します!

隙間ぐらいではなく、隙間だからこそ!

妥協せず、リアバンパーもしっかりプロテクトしていきます!↓

これは、サイド後方の広い範囲を施工している様子ですね〜!↓

こんなにシートがまだブヨブヨで綺麗に貼れるのー!?」と思われる方、いらっしゃるかもしれませんが、ここが腕の見せどころです!!

施工は常にフィルムとの対話です。

フィルムに負荷をかけ過ぎては、細かい箇所まで綺麗に施工ができなかったり、納車後しばらくしてフィルムが浮いてくるリスクに繋がったりします

目からの情報ももちろんのこと、手でフィルムを触りながら、フィルムが最大限の機能を発揮できるよう、フィルムと対話しながら施工を進めます↓

さて、モール奥も誰がどの角度から見ても元のグロス塗装が見えないように、マットPPFで徹底的に隠蔽します!↓

そのために、カットデータを一部修正し、よりベストなデータに作り変えています!

これこそがザラップのこだわりであり、我々のスタンダードです!

さて、フロントバンパーですが、実は一番糊ずれが生じやすい箇所であり、施工がよりシビアになるといえます。

さらに、フロントバンパーは人の目に付きやすい箇所。

複数人体制でノウハウを駆使しながら、どんどん施工を進めていきます↓

ザラップは「糊ずれ」も妥協しません!

糊ずれ」とは、PPFの糊が一部分において負荷が集中する時、その部分の糊が荒れる現状をいいます。

糊ずれは線になることが多いことから、別名「ストップライン」と呼ばれます。

実は、施工側からすると、この糊ずれは非常にセンシティブで厄介な問題であり、可能な限り触れられたくない部分(笑)。

よって、多くの施工業者は「糊ずれは仕方がないもの」と捉えている印象です。

しかし、当店ザラップは、この糊ずれを最小限にするため、貪欲に改善策を研究してきました

よって、「どうしたらここまで糊ずれなく貼れるんですか?」と同業者様からお言葉を頂けるほど、ザラップには糊ずれを最小限に少なくし、より美しい一台に仕上げるノウハウがあると自負します。

糊ずれ」に関しては、こちらのブログにて言及しているため、「仕上がりの綺麗なPPFとはどういった一台?」と思われる方は、合わせてチェックしてみて下さい!↓

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プロテクションフィルム施工でカッターは危険?そのメリットとは!

見栄え・メンテナンス・コストダウン面で、フィルム(PPF)施工のカッター使用は重要だった!?カッター施工の知られざる真実がここに!

以上、一部ではありましたが、マットPPFの施工風景でした!

当店ザラップは、互いを信頼し合う素晴らしい施工チームがあります。

今回もチームワーク抜群で、素晴らしいマットPPFの部分ラッピングが完成しました!

カーラッピングでウェットカーボン調にカスタム!

実は、今回のBMW X4のご依頼内容は、マットPPFの部分施工だけではありません!

同じく、インテリアのパネル一部はカーラッピングでカスタムさせて頂いております。

ご選択頂いたフィルムは、みんな大好きな(笑)ウェットカーボン調フィルムです!!

BMW X4は、内装も非常にエレガントで高級感がありますが、ウェットカーボン調にすることで、さらに特別感がアップしました!!

写真が対になってしまいましたが(汗)、こちらがその完成写真です!↓

Before(左)&After(右)

スクリーン下のパーツもカーラッピングしています!↓

Before(左)&After(右)

カーラッピングフィルムは数百種類とあるわけですが、今回ご選択頂いたウェットカーボン調フィルムは、当店ザラップで人気なフィルムの恐らくTop3には入るのではないかというほどご注文が多いです!

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【動画あり◎】カーラッピングフィルムってどんな種類があるの?

カーラッピングフィルムのメジャーな種類を【動画】で分かりやすくご紹介します!自分好みのカーラッピングフィルムを見つけに行きましょう!

カーラッピングカスタムは、やはり最高です!!

完成したBMW X4のお写真はこちら!

お待ちかねのBMW X4の完成写真をご覧頂きましょう!

どの部分がマットPPFか、チェックしてみて下さい!

車体の一部がピカッと反射している部分、その部分が車体の元地のグロス塗装部分です!

グロス×マットは、非常にお洒落ですね!!!

Before(左)&After(右)で見比べると、その違いは歴然ですね!!↓

X4のスタイリッシュなボディーにマットPPFが絶妙にマッチした一台となりました!!

ちなみにエンブレム箇所ですが、一度剥離し、マットPPFを施工した上に戻しているため、より純正感のある美しい仕上がりになっています!

今度はPPF施工箇所のドアップ写真を見てみましょう!

自信があるからこそお見せできる、これらのドアップ写真

フィルムの端がなるべく目立たないよう、丁寧に丁寧に施工させて頂いているのがご覧頂けるかと思います。

個人的に、マットPPFを施工したボディーとモールのグロスの掛け合わせは、大好きです(笑)!↓

ちなみに、実車ですが、写真を見るより、グロスとマットの違いはより明白に見えます。

わぁ!このBMW X4はカスタムされているな!」と感じる一台です!

マットPPFの部分施工、その人気の理由とは!

マットPPFの部分施工は、フルマットプロテクションフィルムとはまたちょっと違った魅了があります!

①カーラッピング感覚でカスタムを楽しめる!

【入門編】カーラッピングとプロテクションフィルム (PPF)の違い!」のブログでも以前詳しくご紹介させて頂きましたが、カーラッピングとプロテクションフィルム(PPF)はそれぞれの施工目的は異なります

施工内容施工目的
カーラッピングカスタムして車をドレスアップするのが目的
プロテクションフィルム(PPF)塗装を飛び石・虫の死骸・紫外線などから保護する目的
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【入門編】カーラッピングとプロテクションフィルム (PPF)の違い!

「車体を限定色に変えたい」「車を傷から防止したい」といった車好きのあなたへ、カーラッピングとプロテクションフィルム(PPF)の違いを徹底解説します!

色々なラッピングスタイルがあるため一概にはいえませんが、一般的なお話をすると、カーラッピングでは見た目が大きく変わるため「カスタム感が絶大」!↓

ベンツ CSS カーラッピング 東京 フルラッピングベンツ CSS カーラッピング 東京 フルラッピング

対するプロテクションフィルム(PPF)は、フィルムが透明のため施工後も見た目は変わらず「カスタム感はなし」!↓

といえます。

そこでマットPPFの部分ラッピングはというと、感覚的にカーラッピングに非常に近い立ち位置です!

例えば、ボンネットといった一部分をマットにするスタイルはカーラッピングの中でも人気がありますが↓

その人気の理由は、まさにお手軽かつカスタム感が強いからです!

誰がどう見ても「おぉ!カスタムしていてかっこいいな!!」と思うわけです。

これがまさに、マットPPFの部分施工にも当てはまります!

マットPPFの部分施工は、カーラッピングのように、誰でも簡単にカスタムできます!

②カスタムできる上に車も保護できる!

カーラッピング 東京
飛び石対策にPPFは人気です!

マットPPFの部分施工は、カーラッピングのようにしっかりカスタム感があるにも関わらず、PPF本来の機能も有するという、何とも最強なカスタムです!

プロテクションフィルム(PPF)は約150μという厚みのあるフィルムで、飛び石・当て傷・虫の死骸・紫外線・酸性雨などから塗装を保護するために施工されます。

よって、マットPPFの部分カスタムは、ただ見た目をドレスアップできるだけではなく、車体の保護もバッチリできちゃうというわけです!

ちなみに、「マットのフィルムでカーラッピングするのと、マットプロテクションフィルムを施工するのでは、どちらがメンテナンスが楽ですか?」というご質問を頂きます。

この答えは、マットプロテクションフィルムの方がメンテナンスが断然楽です!

誤解を生んではいけないので注釈ですが、、、

これは、マットのカーラッピングフィルムのメンテナンスは大変というわけではありません

【早見表あり★】塗装とカーラッピングあなたに向いているのは?」でもご説明しておりますが、非常にメンテナンスが厄介なマット塗装に対し、マットフィルムのカーラッピングの方がメンテナンスは楽チンです!

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【早見表あり★】塗装とカーラッピングあなたに向いているのは?

塗装とカーラッピング【絶対に失敗しない選び方】を伝授します!「どちらが安い?」「車体の価値を下げないのは?」徹底解説します!

ただ、カーラッピングフィルムは、塗装を守る目的で作られていない=フィルムが大変薄いため、マットPPFの方がもっと気を遣う必要がなくなるといえます。

極端な例でいうと、洗車後に水を吹き上げる際、マットのカーラッピングフィルムの場合では優しく吹き上げて頂きたい一方で、マットPPFは普通に吹き上げてしまってもおっけいです(笑)。

さらにです!

プロテクションフィルムは、「自己修復機能=セルフヒーリング機能」を有しており、擦り傷程度の浅い傷は、フィルムが日光で熱せられると、綺麗なフィルムの状態に戻るという何とも便利な機能があります!

その点を踏まえると、やはりマットPPFの方がマットのカーラッピングフィルムよりメンテナンスの面で軍配があります。

③車両の特徴を際立たせる!

部分施工をすることによって、グロスとマット部分に分かれるわけですが、これが何ともお車の特徴を際立たせます!

実はこれにはきちんとした理由があります。

「純正と見た目が違うから」という点もありますが、グロスとマットを混ぜることによって、車体により奥行き感が生まれるのがその理由です。

なぜなら、グロスとマットとでは、光の屈折が変わるからです!

色の幅が深くなるということで、車体の特徴をさらに際立たせることができるというわけですね!

2Dが3Dになったようなイメージです(笑)。

特に、形状が既に特徴的なスーパーカーであれば、さらにそのスーパーカーのカッコ良さを引き出せます!

マットPPFの部分施工にはデメリットもあります。。。

マットPPFの部分施工は今見てきた通り、メリットも非常に大きいわけですが、もちろんデメリットもあります。。。!

①カーラッピング施工より値段が高い

XPEL ペイントプロテクションフィルム

プロテクションフィルム(PPF)最大のデメリットは、やはりコストが高い点です、、、!

PPFは非常に機能性の高いフィルムとなっているため、フィルムの原価がカーラッピングより圧倒的に高いのがその理由です。

よって!

例えば、ボンネット一面をマットにしたい場合、値段だけを見れば、カーラッピングに軍配が上がります。

もし「車体の保護はマストではないので、とにかくコストを抑えてマットの部分PPFをしたいです」という方は、PPFよりカーラッピングの方がおすすめです。

②車体のベース色は変えられない

BMW X4 マット プロテクションフィルム 東京
BMW X4のBefore(左)とAfter(右)

先程もご紹介させて頂きました「【カーラッピング vs PPF】車をマットにするならどちらが正解?」でも分かりやすくご説明させて頂いておりますが、カーラッピングとは異なり、プロテクションフィルム(PPF)は基本的に車体の色を変えることはできません1フィルムに色が付いたカラーPPFもありますが、基本的にPPFは透明なため、PPF施工後は車体の色は変わりません

例えば、グロスブラックの塗装車があるとします。

このグロスブラックのお車を部分的にマットブラックにされたい場合は、カーラッピングでもプロテクションフィルム、どちらをご選択頂くことも可能◎

しかし、部分的にマットホワイトにされたい場合は、カーラッピング一択になります。

マットPPFの部分施工は、あくまでもグロスやマットといった質感を変えることはできますが、色を変えることはできません

この両者の違いは、Youtube動画にてとても詳しくご紹介させて頂いております!

是非ご覧下さい!

マットPPFの部分施工をご注文頂くケースには、ある特徴がある?

さて、今回のBMW X4をご覧頂き、恐らくあることを皆様は気が付いたのではないかと思います。

それは、今回のマットPPFの「部分」施工でいう「部分」が、車体の大半を占めていた点です!

「部分」と聞くと、一部分のイメージが持ちやすいと思いますが、実はマットPPFの部分施工では、車体の大半がこの「部分」に当たります

これこそが!

ある意味でカーラッピングの部分施工とマットPPFの部分施工の大きなトレンドの違いでしょう!

カーラッピングの部分施工は、ボンネットだけ、ミラーだけ、ルーフといった、本当に一部分だけをラッピングする方が大半です。

それに対し、マットPPFの部分施工では、大半をマットPPFで施工し、一部分だけを元のグロス塗装を残すといったスタイルが多いです。

ということは、、、

マットPPFの部分施工は、「フルプロテクションフィルムを目指しながらも、ちょっとカスタム感を出したい!」というお客様に選ばれる事が多いということがいえます!

さらに、「一部分は元の塗装の地を残す」ということでは、フルプロテクションフィルムよりコストダウン!!

場合によっては、数万〜十万落ちることも!

ただし、ご想像頂く通り、「PPFを貼らない箇所」=「飛び石などの外敵要因から塗装を保護できていない箇所」を意味するため、マットPPFの部分施工をご依頼お客様には、その点も十分ご理解頂いた上でご依頼頂いております。

これまでPPFのフルプロテクションは、「グロスPPF一択」もしくは「マットPPF一択」、、、

といった二つの選択肢のみでしたが、現在はPPFの部分施工で「グロス×マット」のミックスが新しい選択肢として登場といえます!

マット部分PPFがされた正規モデルがある!?

今回マットPPFの部分施工が人気急上昇ということでご紹介致しましたが、実は車メーカーの中でもこのマットPPFの部分施工を純正オプションと提供していることをご存知でしょうか?

それは!

ランドローバー・スポーツの「ステルスパック」です!

このステルスパックは、車体の一部をマットPPFで施工するオプションですが、実は今回ご紹介させて頂きましたBMW X4に使用したXPELのステルスが採用されています。

これはあくまでも推測ですが、PPFでマットにする理由としては、やはりユーザーにとってはマットPPFの方がメンテナンスが楽になるから…というのが一つではないでしょうか。

マットPPFの部分ラッピングは、マットフルプロテクションフィルムに比べて、「完成したらチグハグにならないか心配です(焦)。。。」というお声をお客様から頂戴します。

お値段的にはマットフルプロテクションフィルムよりハードルは低い一方で、一見チェレンジにも見えてしまうマットPPFの部分施工。。。←

ですが!!

当店ザラップにお任せ下さい!!

ザラップは、カーラッピングとプロテクションフィルム(PPF)の専門店!

確かに、プロテクションフィルム(PPF)の分野では、グロス×マットという組み合わせは新しいですが、カーラッピングではよくよくオーダー頂く内容です!

ということは、我々ザラップにとっては、グロスとマットの掛け合わせといったカスタムは、朝飯前(笑)!!

こちらのYoutube動画「【フェラーリ GTC4 ルッソ】社長も奇跡と驚くカーラッピングカスタム内容とは!?」でご紹介致しますが、当店ザラップには3Dカーグラフィックコンフィギュレーターを使って、事前に完成イメージをご確認頂いております!

よって、マットPPFの部分施工をご希望の場合も、3D上で完成イメージを視覚で確認しながら、理想のカスタムをバッチリ見つけることができます!

今旬のマットPPF部分施工!

是非ご一緒に最高にかっこいいカスタムスタイルを見つけましょう!

TAKAFUMI

ポルシェ911(992.1)GT3RSを、今回はなんとマットフルプロテクションフィルム施工!

グロスホワイト→マットホワイトドレスアップです!

完成したマットホワイトのポルシェ911(992.1)GT3RSは、これ以上表現できないかと思う程の極美

エレガント、、、!!!

そして、この圧倒的純正感

実は今回のポルシェ911(992.1)GT3RSの施工は、当店ザラップが誇る最高の施工クオリティーを存分に表現した一台となりました。

なぜここまで仕上がりが美しいのか?

全てに理由はあるわけです。

その秘密を今回大公開しちゃいます、、、!!!

目から鱗の施工技術をとくとご覧あれ!!!

プロテクションフィルムとは?

ペイントプロテクションフィルム(Paint Protection Film: PPF)とは、車の塗装を飛び石、当て傷、紫外線、虫の死骸、酸性雨などの外敵から、物理的に塗装面を保護することを目的とした、いわゆる車の保護フィルムです。

日本では、「ペイント」を割愛し、プロテクションフィルムまたはPPF(ピーピーエフ)という名称で認知されています。

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画像必見★ポルシェ911(992.1)GT3RSをマットフルプロテクションフィルム施工!

ポルシェ911(992.1)GT3RS

ポルシェ911(992.1)GT3RSというお車ですが、ポルシェらしさを存分に感じさせながらも、レーシーに全振りしたモデルです。

走りに特化した、戦闘機のようなお車ですね!

車体全体でカーボンが使用され、車内にはロールバー(ジャングルジム)も!↓

後部座席にロールバーが写っているのが見えますでしょうか?

また、エンブレムまでも軽量化されているという徹底ぶり、、、!↓

エンブレムはステッカーになってます!

また、ウィングもこれまた凄まじく、なんと角度が自動で変わるそう!!

ウィングが大き過ぎて広角レンズを使っても、画角に収まりませんでした(笑)。

ポルシェ911(992.1)GT3RSは見れば見るほど、どんな走りなんだろうー!と好奇心が湧いてきました(笑)。

実はこちらのポルシェ911(992.1)GT3RSが搬入していた際、隣で新型ポルシェ911(992.2)カレラが並んでいましたが↓

ポルシェ プロテクションフィルム
「新型ポルシェ911(992.2)カレラ(※PPF施工後)」×「ポルシェ911(992.1) GT3RS(※PPF施工前)」夢のコラボ

ポルシェ好きにはたまらない風景、、、!

最高以外の言葉が見つかりません(←語彙力のなさ)。

ちなみに、新型ポルシェ911(992.2)カレラ光沢タイプでフルプロテクションフィルム施工をさせて頂き、ピカピカの新車がよりピカピカに輝きました!

新型ポルシェ911カレラ992.2  フルプロテクションフィルム PPF
新型ポルシェ911(992.2)カレラ 光沢タイプのフルプロテクションフィルム(PPF)施工

光沢のプロテクションフィルムは、塗装のグロスより更にハイグロスなため、光沢感が半端ないです、、、!

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【新型ポルシェ911カレラ992.2】フルプロテクションフィルム施工!

新型ポルシェ911カレラ992-2が遂にご納車!フロントフルプロテクションフィルムでしっかり車体を保護!お車が更に輝きを放ちます!

対して!

今回ご紹介させて頂くポルシェ911(992.1)GT3RSですが、元は光沢ボディー!

つまり、光沢(グロス)→マットにドレスアップもしていきます!

さて、今回のポルシェ911(992.1)GT3RSのプロテクションフィルム(PPF)施工内容は、以下の通りです。

施工内容


  • フル(車体全体)
  • ヘッドライト
  • フロントガラスプロテクションフィルム

それでは気になるポルシェ911(992.1)GT3RSの完成車両を見ていきましょう!

あれ?元々マットだったっけ?と錯覚を覚えますが(笑)、この通り元は正真正銘グロスでした!↓

さて、プロテクションフィルム(PPF)施工で「ここは必ず保護して下さい!」という施工必須箇所の代表例といえば、、、

そう、カーボンパーツです!

なぜなら、傷が入ってしまったら、板金やリペアを行うことできず、綺麗な状態に戻そうと思うと、パーツ交換になるからです、、、!

今回のポルシェ911(992.1)GT3RSはヴァイザッハパッケージが入っておりますため、カーボンパーツがもりもり!

しっかり保護していきます!!↓

GT3RS プロテクションフィルム(PPF)施工 東京
Before(左)とAfter(右)を比べるのも面白いですね!
ちなみにこのホワイトが実際の色味に一番近いです

ポルシェ独特のヘッドライトもしっかり一枚でPPF施工しています↓

ホワイトというボディー色ですが、ある意味で「究極の美の象徴」であると共に、メンテナンスが一番センシティブともいえます。

また、マットという質感は、特別仕様車やハイグレードモデルに見られるほど、「ハイステータスの象徴」であると共に、塗装のマットはメンテナンスが非常に(非常に!!)大変であることで有名です。

ということで今回!

マットのプロテクションフィルム(PPF)で、元のボディー色であるホワイトを生かしながら、ドレスアップも兼ねた施工をさせて頂きましたため、これ以上の豪華さはないかというほどの究極の一台に仕上がったわけです。

マットプロテクションフィルムといえども、機能的な意味でグロスプロテクションフィルムとは差異がないため、よってメンテナンスも楽チンです◎!

更に!

今回はフロントガラスプロテクションフィルムも施工させて頂いたため、サーキット走行でも高速運転でも、これで安心です!

フロントガラスプロテクションフィルムは、ボディーに施工するプロテクションフィルム(PPF)施工とはその機能やメリットデメリットが異なります。

気になる方は、是非こちらの「【Ferrai SF90】フロントガラスプロテクションフィルムはお得か!?」ブログをご覧下さい!

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【Ferrai SF90】フロントガラスプロテクションフィルムはお得か!?

フロントプロテクションフィルムのメリットとデメリットを徹底解説!あなたにとってフロントプロテクションフィルムは本当にお得か!?

どアップ写真で仕上がりクオリティーが見える!!

さて、これまでのブログでも口を酸っぱくお伝えしてきましたが、施工クオリティーがどこまで高いかは、フィルムが透明であるだけに、遠目の写真だけでは分かりません!

ということで、当店ザラップの施工クオリティーは是非どアップ写真でお確かめ下さい、、、!!

フィルムの面(つら)がどこか、探しながら見て下さい!

これがザラップクオリティー!!!↓

パーツの際の際までマットPPFを施工しています!
ライト周りもしっかりマットPPFを施工しているので、元地のグロスが一切見えません!
カーボンパーツももはや施工したのか疑問に思えるほど(笑)。。。
ボンネットのダクトもこの通り!
ライト下の奥まったところも、一切元のグロスが見えないことが確認できます
表面からではフィルムの端は一切見えません!

メーカー純正PPFは剥離して、広範囲を奥までプロテクト!

Porscheは純正で一部プロテクションフィルム(PPF)が施工されています。

が!

【新型ポルシェ911カレラ992.2】フルプロテクションフィルム施工!」でもお話させて頂きました通り、メーカー純正PPFは施工箇所が限定的なため、どうしても飛び石などを防ぎきれません、、

ということで、まだまだ綺麗なPPFでしたが、メーカー純正PPFくんさようなら〜、、、!

ちなみにこのメーカー純正PPFが貼ってあった箇所は前輪の後方

少々確認しづらいですが、RSの赤ライン延長線上にメーカー純正PPFの面(つら)が見えます

後輪の後方」↓

後輪後ろは前輪後より広範囲で既存PPFが施工されていました

となっていましたが、なぜポルシェがここにPPFを施工したか、よくよく頷ける箇所です。

というのも、ポルシェ911(992.1)GT3RSのタイヤ後ろは(穴が空いているような?)抜けている構造をしており↓

タイヤの後ろがガッツリ抜けています(※写真はPPF施工後)

よって、タイヤ後の箇所は飛石をもろに喰らってしまう箇所であるわけです。

このような構造によって、サーキットでは更なるパフォーマンス向上を見込めるわけですが、飛石傷はNOOOOOOO!!!!!!!

ということで(笑)、プロテクションフィルム(PPF)でばっちり保護させて頂きました!

後で詳しくその施工技術の高さを熱弁させて頂きたい思いますが(笑)、ご覧頂ける通り、本当に奥の奥までしっかりマットPPFを施工させて頂きました↓

元のグロス塗装が一切見えません、、、!

いかがでしたでしょうか!

ちなみにですが、「グロス塗装車にグロスのPPF施工」もしくは「マット塗装車にマットのPPF施工」するより、断トツで「グロス塗装車にマットのPPF施工」の方が施工難易度が高まります!!

※「マット塗装車にグロスのPPF施工」も可能ですが、マット塗装車をグロスにしたい事例がこれまでにありません(笑)。

なぜなら、ちょこっとでも元のグロスが見えては「貼った感」が出てしまい、一気に見栄えのクオリティーを下げてしまうからです、、、

ライトを当てながらフィルムの点検中

今回に限らず毎度のことですが、プロテクションフィルム(PPF)を施工した後

  1. 接着確認:糊面の施工液がある程度蒸発する翌日に接着確認
  2. 仕上がり確認:スタッフ3人体制でそれぞれがフィルムの状態を確認
  3. 定着期間:フィルムが完全に定着する数日間、状態を確認しつつ保管
  4. 最終確認:再度スタッフ3名体制で、ご納車前にフィルムの最終点検ならびお車のご納車準備

という工程が入り、ようやくお客様の元に車を納車します。

元のグロスが一部でも見えてないか、代表橋本(いつも穏やかでニコニコの彼が!笑)がかなり真剣な眼差しで厳しく点検しているワンショット

「プロテクションフィルム(PPF)はこういうもの」とし、妥協するのは簡単です。

しかし!

だからこそ我々は「ザラップクオリティー」を常に意識し、その合格ラインに届かない施工は合格するまで何度でもトライします。

時には挫折することもあります。

しかし、そういった苦境を何度もチームで乗り超えてきたからこそ、自分たちが創り出す「ザラップクオリティー」は最高だと、皆が自信を持っていえるわけです。

元地が一部でも見えていないか徹底的に点検をするチーフ福原

【目から鱗の最高技術!】ポルシェ911(992.1)GT3RSのフルマットPPF完了までの感動の舞台裏★

ポルシェ911(992.1)GT3RS ボンネットを施工中

どうして今回のポルシェ911(992.1)GT3RSはここまで最高得点を叩き出す施工クオリティーに仕上がったのか。

その真髄に迫る時間となりました。。。

ここから4つの施工ポイントをお伝えしますが、それぞれのポイントを見ると「なぜプロテクションフィルム(PPF)施工の仕上がりは、業者(または施工員)によってここまで違いが生まれるのか」答えが見えてきます!

アーユーレディー???

早速見ていきましょう!!

①メーカー純正ステッカーは剥離→PPF施工→新しいメーカー純正ステッカーを施工

ポルシェ911(992.1)GT3RSのシンボルとも呼べるのが、そう、、、

大きく入ったGT3RSのステッカーですね!!

また、ウィング下にも大きな「PORSCHE」の文字ステッカー!!

ウィングが自動で傾くということで、きっとサーキット走行をすると、しっかりこの文字が見えるのでしょう!

いやはや、最高です!!

ちなみに、リアハッチにもGT3RSのステッカーが入っています↓

立体的なPORSCHEのエンブレム下に配置されたこちらのステッカーも、無論お洒落!!!

そんなポルシェ911(992.1)GT3RSの象徴的純正ステッカーですが、プロテクションフィルム(PPF)施工前に、全て剥離しました。

、、、

純正ステッカーの皆様方、さようなら〜!↓

えー!!!どうして剥離しちゃったんですか〜!!!

というお声が聞こえてきそうですが、実はステッカーを剥離したのにはきちんとした理由があります。

その理由は、GT3RSの既存ステッカーの上にプロテクションフィルム(PPF)を施工すると、ステッカーの厚み分段差を拾い、見栄えの面で減点になるからです。

いくら厚みが薄いステッカーといえども、その上にプロテクションフィルム(PPF)を施工すると、必ずステッカーの外周にぷくっと空気が入り、見た目が美しくはありません

ステッカーの上にプロテクションフィルム(PPF)を施工すると、どこまで違和感が出ますか?」というご質問をよく頂くわけですが、百聞は一見にしかずということで、お打ち合わせの際にこういったサンプルをお見せしています↓

ステッカーの上にPPFを施工したサンプル。ステッカーの外周にぷくっと空気が入っているのがわかります。

ご覧頂けると通り、ステッカーの外周に段差が生まれ、これが悪目立ちしてしまっていることが分かります。

当店ザラップの目指す一台は、PPFで細部までしっかり保護し、かつ納車後のメンテナンス性も重視しますが、美観も非常に非常に重視しています!!!

今回のポルシェ911(992.1)GT3RSは、元々が最高にかっこいいんです、、、!!!

そんなお車をマットPPFで格別な一台にドレスアップするわけです!!!

そこで!

もし純正ステッカーの上でマットPPFを施工しようものなら、途端に美観の面で減点を喰らいます。。。

そんな事態となれば、ベストを求め尽力するザラップの施工スタッフ一同が、悲しみで泣き崩れることでしょう。←

それほど勿体無い、、、!!!

これは由々しき事態なわけです!

しかし、ご安心下さい。

その事態は、もちろん回避です(笑)。

純正ステッカーをまず綺麗に剥離し、プロテクションフィルム(PPF)を施工した後、その上に新しい純正ステッカーを貼ります!!

さぁ、蘇るのじゃ!!!

タターン!!!

元のステッカーと全く同じGT3RSのステッカーが復元しました!!

恐らく、元の純正ステッカーと1mmも誤差はありません

というのも、、、

実は今回のGT3RSのステッカーは、国内非在庫のためポルシェの純正ステッカーを海外から取り寄せたもの

海外から取り寄せたポルシェのメーカー純正ステッカー

ポルシェの純正だからこそ、色も形も大きさも、全く同じのステッカーというわけです。

めでたし!めでたし!

②カーラッピングに近い施工方法でプロテクションフィルムを徹底的に貼り込む!

フィルムの端面にゴミが溜まった例(※他社施工車両)

話は少々変わりますが、皆様はカーラッピングをご存知でしょうか。

カーラッピングとは、車のドレスアップの一種で、車体の色を変えたり、デザインを加えたりします。

ザラップではカーグラフィックコンフィギュレーターを使用し完成を3Dで確かめます!

当店ザラップは、カーラッピング&プロテクションフィルム(PPF)の専門店であるため、プロテクションフィルム(PPF)と同様にカーラッピングも得意とします。

カーラッピングと聞くと、一番皆様が思い浮かべるのは車体の色を全く別の色に変える「フルラッピング」ではないでしょうか?↓

フェラーリ カリフォルニア カーラッピングフェラーリ カリフォルニア カーラッピング
Ferrari カリフォルニア 白→赤へフルラッピング

こういったフルラッピングですが、基本的に車体の元地が見えてはラッピングしていることがバレてしまうため、元の地が見えないよう、奥の奥まで施工します

カーラッピングフィルムですが、塩ビという素材でできており、約0.08mmと大変薄いのが特徴です。

よって、(ただ伸ばせばいいというわけでは決してありませんが)熱を加えフィルムを柔らかくした後、パーツをぐるっと巻く=ラッピング(Wrapping)することが可能です。

対するプロテクションフィルム(PPF)ですが、ウレタンという素材でできており、約0.15mmと厚みがあります。

よって、カーラッピングフィルムとは逆に、追従性は低く、ぐるっと巻くことは得意としません

さて本題に戻っていきますが、、、

今回のポルシェ911(992.1)GT3RSのマットフルプロテクションフィルム施工最大のミッションは↓

カーラッピングのように可能な限りフィルムを巻き込み、徹底的に車体の元地(グロスホワイト)を隠蔽せよ!!!

です!!

とにかく巻き込むべし!!が、今回のポルシェ911(992.1)GT3RSの合言葉でした(笑)。

ということで!

ズバリ今回の施工ではカーラッピングに近い施工方法で、プロテクションフィルム(PPF)施工させて頂きました!!!

「ラッピング(Wrapping)」=「ぐるっと覆う」というまでは、(プロテクションフィルムが厚い都合上)厳しいわけですが、強いていうなら「覆い被せる」程度はノウハウ次第で可能です!!

カーラッピングに近い施工方法だからこそ成し得るクオリティー!

ポルシェ911(992.1)GT3RSのマットフルプロテクションがあたかもカーラッピングしたかのような、地の色が99%見えない一台を作ることができたのは↓

当店がカーラッピングプロテククションフィルム(PPF)の専門店だからです。

プロテクションフィルム施工でカッターは危険?そのメリットとは!」というブログで詳しくご紹介していますが、プロテクションフィルム(PPF)施工には、「プレカット方式」と「バルク方式」という大きく分けて2つの施工方式が存在します。

Card image

プロテクションフィルム施工でカッターは危険?そのメリットとは!

見栄え・メンテナンス・コストダウン面で、フィルム(PPF)施工のカッター使用は重要だった!?カッター施工の知られざる真実がここに!

プレカット方式」は、予め型にカットされたフィルムを施工する方法↓

プロテクションフィルム 施工 PPF 東京
既に型にカットされたフィルムを施工=プレカット方式

バルク方式」は、施工後にフィルムをカットする施工方式です↓

GT-R R35 プロテクションフィルム 施工
カットしていないフィルムで施工し、施工後に余分なフィルムをカット=バルク方式

日本では「カッターを一切使わないプレカット方式を採用しています!」といったように、プレカット方式がベストであるかのように語られており、現在大多数のPPF業者が(ボンネットは除き)プレカット方式オンリーで施工しています。

しかし、世界のPPF先進国はというと、施工箇所によって臨機応変に「プレカット方式」と「バルク方式」を使い分けるのが主流です。

プロテクションフィルム(PPF)

当店ザラップの見解ですが、それぞれの方式においてメリットデメリットがあると考えます。

よって、ケースバイケースで最善と思われる施工方式を採用するため、プレカット方式と同じくバルク方式も大得意です。

そして!

実はこのバルク方式を採用するにあたり、カーラッピングの施工技術が大いに(大いに!)役に立つのです!!

例えば今回のポルシェ911(992.1)GT3RSですが、元地が見えないように、フィルムの端面がなるべく車体上に見えないように工夫しています。

その工夫の一つが、今ご紹介したバルク方式というわけです!↓

バルク方式 プロテクションフィルム(PPF)

ちなみに、プレカット方式では、フィルムの端面が車体上に見えてしまいます

プレカット方式 プロテクションフィルム(PPF)
※これはあくまでもプレカット方式の一例です。プレカット方式でもカットデータを修正すれば、バルク方式のようにフィルムを巻き込むことが可能な場合もあるため、「プレカット方式」=「フィルムは巻き込めない」というわけではありません。

ザラップさんは、車体が見えることにちょっとシビア過ぎませんか?」というお声も聞こえそうですが、実はシビアであればシビアであるほどいいんです(笑)!

その理由は、、、

納車後しばらくするとフィルムの端面に汚れが溜まりやすくなるからです!

フィルムの端面に汚れが溜まること」は、ある意味「プロテクションフィルム(PPF)の宿命」ともいえます。

なぜなら車体を守るためにフィルムは厚く設計されており、その分汚れも付着しやすくなるからです。

つい先日、Ferarri 488 Spiderを納車されたお客様からミラーのプロテクションフィルム施工をご依頼頂きましたが、実は既にミラーにPPFが施工されていました。

その時に撮影させて頂いた、既存PPFのお写真がこちらです↓

お客様からは「何か写真がお役に立てば使って下さい!」と、快くお写真の使用許諾を頂きました。

お心遣い、心より感謝申し上げます。

こちらの施工事例ですが、他社様で施工されたプロテクションフィルム(PPF)のため、施工クオリティーについてはここでは言及を控えさせて頂きたいと思います。

一方で、このお写真で皆様にお伝えしたいことは、2点、、、

納車後しばらくすると↓

フィルムの端面には汚れが溜まる

②だからこそ納車後のフィルムのメンテナンスが不可欠

です!!

当店ザラップでは「アフター保証」が付きます!

②については、今回割愛させて頂きますが、当店ザラップでは納車後にフィルムのメンテナンスをさせて頂く「アフター保証」を無償で1年間お付けしています!

内訳の一つである、納車後1ヶ月後の「初期点検」は、長期的に綺麗な状態でフィルムを保持するために、欠かせない点検です。

特に、今回のポルシェ911(992.1)GT3RSは白ボディーなため、上の例のように、フィルムの断面に溜まる汚れは悪目立ちしてしまいます。

おさらいですが、追従性の低いプロテクションフィルム(PPF)は、フィルムの端面を一切見えないよう施工するのも、残念ながら不可能です。

しかし!

フィルムの端面をなるべく見せないようこだわって施工するか否かは、どれだけ長期的に綺麗な状態でお車を所持できるか、雲泥の差を生みます。

Ferarri 488 SpiderのミラーPPF施工完了写真。ミラーの下部はウェットカーボン調にカスタムさせて頂きました!

上の写真は施工したばかりなため、汚れがないのは当たり前です。

しかし!

フィルムとフィルムの隙間を極限まで攻めてなるべくフィルムの端面が見えないよう施工した今回のミラーは、しばらく時間が経過した際に、そのクオリティーの違いをご実感頂けるかと思います。

最後に、我々ザラップでもマットPPFが施工できなかった約1%の箇所があることは認めます。

それはどこかというと、

  • 施工箇所が細過ぎて、施工しても剥離してしまう可能性が高いと判断した箇所
  • フィルムとフィルムの間の繋ぎ目

などです。

その例がこちら!↓

ルーフレール横の細い部分ですが、元のグロスが2mm程度見えています
フィルムの繋ぎ目に関しては0.5mm程度ですが、元地が見えています

このように、プロテクションフィルム(PPF)の限界はあるものの、当店ザラップではカーラッピングで培われたノウハウを最大限に駆使し、難題とされるバルク方式も採用します。

よって!

カーラッピングのような施工方法で、車体の元地(グロス)を最大限隠すことに成功しました!!

他のプロテクションフィルム(PPF)業者様が当店でPPF施工した車両を見ると、「これはどうやったらここまで綺麗に施工できるんですか!その方法を教えて欲しいです!」と仰られます。

これは、やはり当店ザラップがカーラッピング技術があることが、プロテクションフィルム(PPF)施工にも大きなアドバンテージとなっていることが言えるでしょう。

一施工員としていうのもなんですが、、、

いや、むしろ一施工員だからこそお伝えしたいと思いますが、この施工技術はスタンディングオベーションレベルです(笑)!!

③カットデータがない部分はカットデータを作成し、徹底的に施工せよ!

ここでおさらいですが、プロテクションフィルム(PPF)を施工する最大の目的は、飛び石や当て傷などの外敵から車体を守ることでしたね!

そのため、プロテクションフィルム(PPF)の大前提は「傷が入る可能性がある箇所に施工」です。

これは、裏を返せば「傷が入るリスクが低い箇所は施工しない」といえます。

施工する箇所の型に合わせたカットデータは、PPF専用のカットシステムから抽出します。

一方で、こういった「プロテクションフィルム(PPF)で覆う必要がない箇所」は↓

ミラーの内側
ミラー外側にある凹み部分

どのカットシステムを探してもカットデータはありません

しかーーーーーーし!!!!

繰り返しの通り、今回のポルシェ911(992.1)GT3RSは、グロス→マットにドレスアップも兼ねているため、

型がない箇所は一から型取りをしてカットデータを作り、元地のグロスは徹底的に潰していきます!!

凹み部分もしっかり施工!もし施工していなかったとすると、グロスが悪目立ちしてしまいます。。。
こんな小さなパーツも、型取りをしてPPFをしっかり施工しています!

こういったパーツは非常に細かく、かつ車体全体を見た時たくさんあるため、この作業は想像以上に地道で手間がかかる作業です。。。

ボンネットといった大きい箇所を施工する方が、余程楽です(笑)。

「それぐらい小さい箇所」と思うかも知れませんが、その小さい箇所がクオリティーならびメンテナンス性に大きな差を生むのです!!

だからこそ!

我々ザラップにとって、このような小さい箇所を「貼らない」という選択肢はないわけです。

④プラスαでカーラッピングカスタム!

いかにお車をカッコよくカスタムするか?

プロテクションフィルム(PPF)同様、我々の得意分野です(笑)。

これまでも、数えきれない程のお車をカーラッピングでグレードアップしてきました。

当店ザラップには車のデザインに特化したカーグラフィックデザイナーがおり、車をカッコよくドレスアップ(デザイン)することは、どこにも負けない自信があります。

ポルシェ911(992.1)GT3RSは今見た通り、既に最高にお洒落な純正ステッカーが付いているわけですが、もう一声(笑)!

ということで、オーナー様からご提案頂き、ウィングの横にRSの文字ステッカーを入れました。

右側
左側

このステッカー、凄くシンプルに見えませんか?

しかし実際のところ、完成までの道のりは決してシンプルではありません(笑)。

完成までに、デザイン・フォント・色・サイズ・角度・施工箇所を何度も何度も実はテストしているんです!

こういったワンポイントステッカーの肝は、車体全体を見た時のバランスです。

しつこ過ぎると下品に見えかねませんし、小さ過ぎると乗っけた感が出ます。

また、それぞれの車体で「車体の流れ」や「重量感」というものがあり、それをリスペクトせず何かの要素を追加すると、車体のバランスが崩れ最高の仕上がりには決してなりません

そのバランスを理解するにはいくつかルールというか鉄則がありますが、やはり最終的には何度も実車でトライアンドエラーを繰り返し、ベストを追求するしかありません

更に、それだけではありません、、、!!

いくら度重なるテストを経たとはいえ、一番重要なのはオーナー様がどう感じるかです。

我々にとってベストと考えたステッカーですが、もしかすると「文字のデザインが好きではない」「サイズをもっと大きくしてインパクトをアップさせたい」といったご要望が入る可能性も十分考えられるわけです。

そのため、当店ザラップでは例えワンポイントステッカーでも、「お客様がご来店の際に、実車を前に一緒にご確認頂く」もしくは「写真をお送りし、ご確認頂く」ことを徹底しています。

ザラップのカーラッピングは、お客様にとってのベストを追求した完全オーダーメイド制です。

だからこそ、お客様と一緒にカーラッピングを決めていくわけです。

今回のポルシェ911(992.1)GT3RSのオーナー様の場合ですが、担当者がRSの写真をお送りし、一発OK頂きました。

オーナー様にお送りさせて頂いた写真の一枚

ちなみに、このRSで使用したカーラッピングフィルムですが、純正ステッカーのGT3RSとなるべく近い色と質感のものを用意すべく、わざわざ空輸して海外から取り寄せました(笑)。

フィルムは空輸でお取り寄せ。サイズやデザインを変えて何度もテストしている様子。

RSの大きさをいえば、たった数十センチ。

それでも、取り寄せます。

このように、ここまでこだわって施工したからこそ、どこからどう見ても純正ステッカーに見えるほどの完璧な仕上がりというわけです!

ワンポイントステッカーであろうとも全力でベストを追求する。

これも「ザラップクオリティー」です。

全ては「より長期的に」「綺麗なお車の状態で」「カーライフを楽しんで頂きたい」想いから

いかがでしたでしょうか!

特に今回のポルシェ911(992.1)GT3RSは、「ザラップクオリティー」を大いに具現化・可視化できた一台になったかと思います。

全てのトライアンドエラー、全ての努力は、、、

お客様がより長期的に綺麗なお車の状態で、思う存分カーライフを楽しんで頂きたい

という一心です。

この想いは、私自身を含め、ザラップメンバー全員が「頑張る理由」として日々励みになっています。

これこそがザラップの理念といえます。

これからプロテクションフィルム(PPF)を検討している方↓

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【入門編】プロテクションフィルム(PPF)を賢く依頼する方法★

プロテクションフィルム(PPF)に興味がある方に向けて、賢くスムーズにご依頼頂くためのポイント&ご依頼の流れを徹底解説します!

グロスからマットにドレスアップしたいけれど、カーラッピングとプロテクションフィルム(PPF)で迷っていらっしゃる方↓

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【カーラッピング vs PPF】車をマットにするならどちらが正解?

車をマットにしたい方必見!カーラッピング、プロテクションフィルム(PPF)、どちらの方法で車をマットにするのがベストかプロが徹底解説です!

そもそも自動車ディーラーでプロテクションフィルム(PPF)依頼をするのと専門店で直接依頼するのとでは、どんな違いがあるか「???」な方↓

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【ディーラーvs専門店】プロテクションフィルム依頼はどちらが◯?

プロテクションフィルム(PPF)を依頼するならディーラーとPPF専門店、どちらが良いか?両者の違いを徹底解説!

それぞれのブログをチェックしてみて下さい!

ご存じですか?

PPFはメンテナンスが重要です!

カーラッピング・プロテクションの専門店 ザラップ

プロテクションフィルム(PPF)初心者の方に多いのは、プロテクションフィルム(PPF)はメンテナンスが重要であることをご存じないことです。

車はどうしても熱を持ちやすいため、納車後にフィルムが浮いてきてしまう可能性があります。

納車したばかりなのに別途料金を請求されました

保証は1ヶ月だったため、保証対象外と言われました

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