カラーPPF(カラープロテクションフィルム)は、色や質感を変えながら塗装を守る保護フィルムです。
「カラーPPFって何ができるの?」
「愛車のカスタムに使えるの?」
そんな疑問を持つ方に向けて、カラーPPFではどんなことができるかを詳しくご紹介します!
結論から言うと、ボンネットやルーフをブラックアウトしつつ塗装も守りたいなら、カラーPPFは有力な選択肢です!
本記事では、3つの違い、メリットやデメリット、カラーPPFおすすめの施工箇所、施工店の選び方、価格相場、依頼の流れまで、初心者の方に向けて分かりやすく整理します!
これまで色が付いていないプロテクションフィルムを言及する際は、単にPPFとお伝えしてきましたが、今回はカラーPPFとの違いを分かりやすくするために「透明PPF」と呼ぶことにします!
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カラーPPFとは?
透明PPF・カーラッピングとの違い

カラーPPFは、色や質感を変えながら塗装を守るTPU系のプロテクションフィルム(PPF)です。
透明PPFは純正色を活かして塗装を保護するのが目的、カーラッピングは主にドレスアップが目的、カラーPPFは保護と色替えが目的で選べます。
カラーPPF=「色を変えながら塗装を守る」
TPU系のプロテクションフィルム

「カラーPPF」とは、ずばり塗装を保護するためのフィルムであり、また色や艶感まで変えられるフィルムです。
透明PPFで主流のTPU(熱可塑性ポリウレタン)系のプロテクションフィルム(PPF)をベースに、カラー層や質感(グロス、サテン、マットなど)を組み合わせたものです。
いうならば「色替えできるPPF」です!
塗装で塗り替えず、塗装の上から貼って守るため、将来は剥がして原状回復しやすいのも特徴です!
製品ごとに細部は異なりますが、イメージとしてはカラーPPFは「①トップコート層」「②カラー層・質感層」「③TPU基体層」「粘着層」の4層で作られています。

透明PPFとの違い

透明PPFとカラーPPFは、どちらもTPU(ポリウレタン)系で、飛び石や紫外線から塗装を守る設計です。
大きな違いは、色を変えるかどうかにあります。
塗装保護が主目的。
純正色を変えずに守る。
ただし、グロス塗装の上にマットPPFを施工すると、グロス車→マット車にカスタムも可能。
色・質感を変えながら塗装保護が主目的。
色替えから質感の変更まで、幅広い選択肢からカスタム可能。
カーラッピングフィルムとの違い

カーラッピングフィルムは一般に塩ビ(PVC)系が多く、色を変えたりデザインを入れたり、車をドレスアップしたりするのが目的です。
ここではカラーPPFとカーラッピングフィルムとの違いに絞って整理します。
大きな違いは、素材と目的にあります。
色・質感・デザイン変更が主目的。
フィルムは薄く、耐久目安は約3年前後。
前述の通り、色・質感を変えながら塗装保護が主目的。
カーラッピングフィルムより厚く、飛び石・紫外線から塗装を守る設計。
耐久目安は約5〜10年。
カーラッピングフィルムもカラーPPFも色替えができるわけですが、両者の決定的な違いは「フィルムの厚さ」です。
カーラッピングフィルムは、色替えが主の目的なため、より追従性を高めるためにフィルムは約100ミクロンと薄く設計されています。
対して、カラーPPFは、色替えと塗装の保護の両方が主の目的のため、フィルムは約200ミクロンと厚くなっています。
そのため、飛び石が当たった時、カーラッピングフィルムでは、フィルムが裂けてしまう可能性が十分ありますが、カラーPPFではフィルムがかなり裂けにくくなっております。
「とにかく色だけ変えたい」ならカーラッピングが向き、「色を変えつつ塗装も守りたい」ならカラーPPFの出番です。
ついでながら、透明PPFとカーラッピングの違いをもっと詳しく知りたい方は、【カーラッピング vs PPF】車をマットにするならどちらが正解?もあわせてご覧ください。
透明PPF・カラーPPF・カーラッピング、
どれがあなたにおすすめ?
それでは、カラーPPF・透明PPF・カーラッピング、この3つの選択肢の中で、どれが皆さまにおすすめか目的別で表にまとめました!
| 目的 | 透明PPF | カーラッピング | カラーPPF |
|---|---|---|---|
| 色だけ変えたい | × | ○ | △ |
| 色は変えず塗装だけ保護したい | ○ | × | × |
| 塗装を保護したい | ○ | × | ○ |
| 色を変えて、かつ塗装も保護したい | × | × | ○ |
カラーPPFに「△」とありますが、カラーPPFでもできるものの、目的によってはカーラッピングや透明PPFの方が向く、という意味です。
例えば「色だけ変えたい」ならカーラッピングの方が費用を抑えやすく、「純正色のまま守りたい」なら透明PPFとなります。
これを見て頂くと、カラーPPFは「色を変えず塗装だけを保護したい」以外で選択肢の一つとなりますが、「色を変えて、かつ塗装も保護したい」となるとカラーPPF一択となります。
「透明PPF」と「カーラッピング」を掛け合わせたのが、ずばり「カラーPPF」です!
カラーPPFの
メリット・デメリット

カラーPPFのメリットは、塗装保護・ドレスアップ・リセールの3点に集約されます。
デメリットは、費用・選択肢、製品の入れ替わり、施工難易度の3点に集約されます。
いいことばかりではなく、依頼前に押さえておきたい点も含めて整理していきましょう!
メリット①
塗装保護:
飛び石・擦り傷・紫外線・汚れから守る

カラーPPFは、透明PPFと同じく、飛び石・当て傷・擦り傷・紫外線・汚れなどから塗装をしっかり保護してくれます!
この「塗装を保護」という役割において、透明PPFとカラーPPFでは違いはほぼありませんが、カラーPPFの方が膜厚があるため、保護具合はカラーPPFの方がより強固と言えます。
カラーPPFを施工することによって、「傷や汚れがついてしまう」という日常の運転ストレスから解放されます。
透明PPF・カラーPPFを選ばれる大半の方が、実はとにかくこの運転ストレスから解放されることが大きなメリットの一つとおっしゃいます。
特にスポーツカーといった高級車に乗られている方にとっては、ちょっとの傷が多額の修理代を招くケースも往々にしてあります。
だからこそ、「傷付く前に保護をする=PPF施工をする」という選択肢は、とても理に適った保険と言えます。
また、透明PPFとカラーPPFを施工することで、汚れは付きづらく、付いても落としやすくなります。
虫汚れ・鳥の糞・樹液といった塗装を痛めやすい原因からも、フィルムが物理的に塗装を守ります。
ちなみに、「コーティングとPPFはどちらも塗装を守ってくれますか?」というご質問を頂くことがよくあります。
セラミックコーティングとPPFは役割が全く異なるため、気になる方は【プロテクションフィルムとコーティングの違い】どっちを選ぶべき?もあわせてご覧ください。
自己修復機能
(セルフヒーリング)

多くのカラーPPFは、透明PPFと同様に自己修復機能(セルフヒーリング)を備えています。
洗車傷のような浅い擦り傷は、太陽光で熱が加わると、フィルムが元に戻ろうとして目立ちにくくなる効果があります。
深い傷や強い衝撃をすべて消せるわけではありませんが、日常の軽い傷対策として十分効果を発揮します。
自身、車にマットPPFを貼っていますが、塗装車では考えられないほど小傷が本当に目立たず、メンテナンスが非常に楽で助かっています。
当店ザラップでは、金ブラシ・飛び石・鍵を使った過酷な検証のなかで、セルフヒーリングの様子もYouTube動画で公開しています。
動画では08:24から「【徹底検証】金ブラシ・飛び石・鍵でPPFの防御力を試してみた」のパートが始まります。
ぜひご覧ください!
メリット②
ドレスアップ:
色替え・質感替えで印象を大きく刷新
カーラッピングでフルラッピングをすると、全く別の色や質感の車に大変身できますが↓

カラーPPFでも、同じように全く別の色や質感の車にカスタムできます!
ただし、ご注目頂きたいのは、カラーPPFの仕上がりは、まるで塗装したかのような、より色の深みが表現できる点です!↓

言葉だけではカラーPPFの「リアルな塗装」感を上手くお伝えできないのがもどかしいわけですが…
カラーPPFを施工させて頂くと、お客様からは「本当に塗装みたいですごいです!!」という嬉しい言葉を頂きます。
メリット③
リセール対策:剥がして元の塗装に戻せる
カラーPPFは剥がして純正色に戻せるため、売却時に車体の価値を下げません。
※塗装不良の場合を除く
色変えや質感替えを検討される際、全塗装も比較対象に上がりますが、塗装の場合は売却時がネックになることがあります。
以前、カーラッピングと塗装の違いを徹底解説させて頂きましたので、塗装の特徴をもっとよく知りたい方はぜひチェックしてみてください!
査定では純正状態が好まれやすいケースも多く、全塗装すると車体の価値を大きく下げることがあります。
当店の過去記事「カーラッピングを検討中のあなたへ」でも、全塗装で色を変えたあと、売却時に査定が大きく下がったというお客様のお声をご紹介しています。
マクラーレン720Sを当店でフルラッピング施工させて頂いたオーナー様は、以前の愛車で全塗装(オールペイント)による色替えをされた経験があり、売却時に想定よりとても低い査定になった苦い経験をご経験されました。
そこで、今度は純正塗装を残せるカーラッピングのフルラッピングをご依頼頂きました。
720SはカラーPPFではなくカーラッピングの事例ですが、「フィルムを剥がせば純正塗装に戻しやすい」という点は、カラーPPFと共通の大きなメリットです。
白の720Sをマットブラックに仕上げた施工背景は、YouTubeでもご紹介しています。
また、飛び石傷が多い車は、売却時にも査定値段が下がる結果が出ています。
リセール効果は、車種人気、ボディカラー、剥がすタイミング、塗装状態など様々な条件に左右されます。
ただし、施工しておけば塗装面はしっかり守られるため、カスタムを楽しみながらも純正塗装を残しておきたい方には、カラーPPFは打ってつけの手段といえます!
カラーPPFは、今まさに注目が浴びてきたフィルムのため、カラーPPFを施工したままでの売却事例はまだ少ないのが現実です。
しかし、「純正である色」「マットブラックといった人気色」のカラーPPF施工は、透明PPFのように、今後「貼ったまま売却も◎」という流れに向かっていくでしょう。
デメリット①
費用・選択肢:
カーラッピングより高めで、
色のバリエーションは限定的
カラーPPFは万能ではなく、費用と選べる色・デザインの幅は、依頼前に押さえておきたいポイントです。
色替えだけが目的なら、同じ部位・同じ施工範囲ではカーラッピングの方が費用を抑えやすいです。
あくまで目安となりますが、カラーPPFはカーラッピングと比べて約1.5倍、また透明PPFと比べると約1.2倍ほど高い価格となります。
次に、色・デザインの選択肢ですが、カラーPPFはカーラッピングフィルムほど種類が豊富ではありません。
まだまだ開発中です。
価格は需給の影響を大きく受けるため、今後カラーPPFが普及することで施工価格が下がっていく可能性は高いと考えております。
また、メーカーによってはラインナップがまだ限定的なため、「この色が欲しい」と思っても、フィルム側の選択肢次第になる場合があります。
一方で、カラーPPFは「純正色を意識した展開」をメインにするフィルムメーカーもあります。

つまり、
「この色の車が欲しかったけれど、見つからないため諦めた」
「純正マット塗装に憧れていたけど、メンテナンスを考えて諦めた」
といった場合でも、カラーPPFでその夢を叶えることができる可能性が高いということです!
デメリット②
製品の入れ替わりと
施工店の制約

カラーPPFは2019年に日本で登場し、2024年ごろから本格化した分野のため、フィルムメーカーにとって、まさに「開発真っ只中」です。
よって、歴史が深いカーラッピングフィルムと比べると、その数はまだまだ限定的と言えます。
また、急速にカラーPPFの新製品が登場していることは良いことですが、それは逆を返すと人気が低いと判断されるフィルムは、廃盤になりやすいとも言えます。
そのため、王道の色・質感ではなく特徴的なフィルムを選ぶと、数年後に万が一「フィルムの貼り替え」が必要になったとき、そのフィルムが手に入らない可能性が出てくるわけです。
また、施工店ごとの対応差が大きい点も、デメリットと言えるでしょう。
カラーPPFは、カーラッピングフィルムや透明PPF以上に、メーカーごとの「糊の特性」や「施工性の差」が大きい特徴があります。
よって、「うちはこのフィルムのみ取り扱っています」と取り扱いを限定する施工店も増えている印象です。
さらに、カラーPPFの施工は同じPPFといえども「透明PPF」とも施工が大きく違うため、「うちはカラーPPFは施工しません」という施工店も存在します。
カラーPPFの種類自体が限定的な上に、施工店がフィルムメーカーを絞ると、お客様の選択肢はさらに狭まります。
よって、カラーPPFを依頼するときは、その施工店で希望のフィルムを施工してもらえるかが第一条件になると言えるでしょう。
デメリット③
施工難易度:
仕上がりは施工店の技術力に大きく左右される

カラーPPFは厚いフィルムのため、端部や狭い箇所の仕上がりに高い技術が要り、施工難易度が高いフィルムです。
実際、施工スタッフの現場感覚としても、極端に細かいパーツや、パーツ間の隙間が狭い箇所は、カラーPPF単体での施工が難しい場合もあります。
カーラッピングでも言えることですが、カラーPPFの厄介なところは、元の塗装を徹底的に隠す必要があるということです。
例えば、透明PPFでは「パーツの角は巻き込まない」「パーツの奥まで追わない」といった通例がありますが、この方法をカラーPPF施工でも当てはめてしまうと、元の塗装が所々でちらほら見えてしまい、美観が非常に悪くなってしまいます。
カーラッピングや透明PPFよりも、施工店の施工クオリティの差が開きやすいのがカラーPPFと言っても過言ではないわけです。
そのため、コストパフォーマンスを優先に色だけ変えたい方にはカーラッピングの方が安牌かもしれません。
一方で、色を変えながら塗装も守りたい方、3年以上貼りたい方、ボンネットやルーフのように紫外線ダメージが気になる方には、カラーPPFのメリットが活きやすいです。
こんな方・こんな部位に
カラーPPFが
向いている!
カラーPPFは、フルボディだけでなくボンネット・ルーフなど部分施工から始めやすいフィルムです。
ここでは、どんな方・どんな目的に向いているかを整理します。
ボンネット・ルーフに
施工したいという方

カラーPPFで部分施工をご検討される方のなかで、最も人気の施工箇所がボンネット・ルーフです。
ボンネットとルーフは水平面のため、ボディのなかでも紫外線量が多く、青空駐車や屋外保管が多い環境では白化やクリアの劣化が進みやすい部位です。
その点、耐久年数が約5〜10年と長いカラーPPFは、より長期にわたってその恩恵を享受できる箇所と言えるでしょう。
例えば、YouTubeでご紹介させて頂いた、ランボルギーニ・ウルス・ペルフォルマンテのお客様は、サンルーフのオプションを選んだことで、入れたかったカーボンルーフの純正オプションが選べませんでした。
そこでカーボンPPFで、よりリアルなカーボンルーフの仕上がりを実現しています!
動画では、カーボンPPFの魅力を分かりやすくご紹介しています。
ぜひ合わせてご覧ください!
塗装の劣化を隠したい・
印象を良くしたいという方

カラーPPFは仕上がりが塗装に近くより、自然な仕上がりになるため、劣化したボンネットやルーフを覆う用途にも向いています。
そのため当店では、
「劣化を隠したいからカラーPPFを検討している」
「旧車を綺麗にしたい」
というご相談も多いです。
また、カーラッピングフィルムの貼り替えで、カーボンPPFを選ばれる方もいらっしゃいます。

一方で、これまで現車を拝見してきたなかでは、塗装が大きくひび割れや剥がれを起こしている例もあります。
このような状態でも、施工自体は可能な場合がありますが、施工中に一部塗装が剥がれてきてしまうリスク、将来フィルムを剥がす際に、弱った塗装が一部一緒に上がってくるリスク、がある点を事前にご説明させて頂いております。
これはリスクをきちんと共有したうえで、納得して進めて頂きたいからです。
だからこそ当店ザラップでは、お見積もりやご依頼の前に、ボディの状態、劣化の進み方、施工後のイメージを一緒に整理し、お客様にとって最善の施工プランをご提案させて頂いております。
ブラックアウトしたい方

ブラックアウトとは、グロスブラック、サテンブラックといった黒系のフィルムで、パーツのトーンを落とすカスタムです。
モールラッピングのブラックアウトは、その中でも非常に人気があります。
従来はカーラッピングで黒くする方も多かったのですが、こちらのランニングボードは靴で踏む場所のため、より耐久力のあるカラーPPFの方が安心感が強くオススメです。
先ほど、ボンネットやルーフにカラーPPF施工がお勧めとお伝えしましたが、この場合もほぼほぼ全員のお客様がブラックアウトされています。
カーボンカスタムを
したい方

先ほど見たランボルギーニのウルスでもそうでしたが、カラーPPFの中でもカーボンPPFは非常に人気があります!
その理由ですが、カーボンPPFはリアルなカーボンと相違がほぼないと言えるほど、見事なまでのリアル感があるからです。
そのため、純正オプションにちなんで、カーボンPPFでパーツを部分ラッピングする方が増えています。
従来は、カーラッピングフィルムのカーボン調フィルムが主流でしたが、最近ではカーボンPPFが圧倒的に増えています。
また一方で、実はリアルカーボンの上にカーボンPPFを施工して欲しいというご依頼もあります。
カーボンパーツは、カーボン素材に使用されている樹脂と、その表面を覆うクリア塗膜とで熱膨張率が異なるため、クリア層が劣化しやすいと言われています。
そのため、カーボンパーツのクリアが劣化してしまった場合でも、カーボン調PPFを施工することで、見た目を補修することが可能です。
どのフィルムを選ぶか
迷っている方へ!
透明PPF・カラーPPF・カーラッピング、それぞれに選ばれやすい方を整理しました。
・色や質感を変えながら、塗装も守りたい
・より塗装に近い色変えをしたい
・ボンネット・ルーフなど、紫外線や飛び石が気になる部位を優先したい
・劣化した塗装を綺麗にしたい
・ブラックアウトやカーボン調など、部分施工から試してみたい
・純正色のまま、塗装を飛び石・紫外線から守りたい
・フルプロテクションやフロント周りなど、保護を優先したい
・マットPPFで純正色を活かしながらマット化したい
・中古車で欲しい色のモデルが見つからなかったため、同じ色に変えたい
・モールなど一部分をブラックアウトしてカッコよくしたい
・人とは違ったデザインや柄物ラッピングを入れたい
・3年ぐらいを目安にコストパフォーマンス良く色だけ変えたい
ちなみに、当店ザラップでは、3Dカーグラフィックコンフィギュレーターで色と質感の仕上がりを確認できます。
「カラーPPFを試してみたいけど、どんな仕上がりになるか気になる!」という方は、ぜひコンフィグをお勧めしております!
3Dカーグラフィックコンフィギュレーターについては、YouTube動画16:42〜にてご紹介させて頂いております。
ぜひご覧ください。
透明PPFより難しい?
カラーPPF施工現場の
リアル
カラーPPFは透明PPFより端部や色の仕上がりが問われやすく、施工技術によって仕上がりの差が出やすいフィルムです。
ここでは、施工の難しさ、貼り方の違い、プレカットとバルク方式、カラーPPFの現在地、当店ザラップの強みを整理します。
端部と隙間が目立ちやすい

先述の通り、カラーPPFは純正色のまま守る透明PPFとは異なり、色替えといったボディの印象そのものを変えます。
色の境目、パーツの端部や隙間が、仕上がりの精度を左右しやすい部位です。
カラーPPFが特に難しくなりやすい部位の例は、次のとおりです。
- 止まり代が数ミリしかない場所
- 小さな段差や、パーツ同士の隙間が狭い箇所
- 細かすぎるパーツや、極端に複雑な形状
フィルムが厚いからこそ、細い箇所ではフィルムは定着しづらいわけです。
だからこそ、施工前に「どこまで色を変えるか」「端部をどう見せるか」を設計することが非常に大切であり、ノウハウが問われます。
透明PPF・カーラッピング・カラーPPFの施工の違い

施工方法の大きな違いは、フィルムの素材と、どのように貼るかにあります。
次の表に、3つのフィルムの施工の違いをまとめました。
| 比較項目 | 透明PPF | カーラッピング | カラーPPF |
|---|---|---|---|
| 素材 | TPU(ポリウレタン) | PVC(塩化ビニール) | TPU(ポリウレタン) |
| 施工の基本 | ゲルを使ったウェット施工 | 熱を使ったドライ施工 | 空貼り/ゲル貼り (使い分け) |
| 糊 | 平糊タイプ | エアフリー構造が多い | 製品により異なる (エアフリー構造も) |
※当店ザラップでは、カラーPPFの空貼りとゲル貼り、どちらにも対応しています。
素材だけでなく、そのメーカーまた製品それぞれにおいて施工方法(熱の扱い方)が異なってきます。
そのため、カラーPPFはカーラッピングとPPFの両方の施工経験がある店舗ほど、それぞれの技術を大きく転用・応用しやすいフィルムとも言えます。
プレカットとバルク方式、
カラーPPFでは
なぜハイブリッドが主流か
透明PPFの施工では、「プレカット」と呼ばれる方式が主流です。
カットデータから施工箇所のパーツ形状をプロットし、あらかじめカットされたフィルムを車体に貼る方法です。
プレカットには、現場でカッターを最小限に使わずに済むといったメリットがあります。

プレカットでは必ずパーツとパーツの間に隙間ができるわけですが、元の塗装色を生かした透明PPFでは、こういった隙間は(車を使用していく中で汚れが溜まりやすいといったデメリットはありますが)然程大きな問題にはなりません。
その一方で、色替えを目的とするカラーPPFでプレカット施工を採用してしまうと、チラチラ元の塗装色が所々に見えてしまい綺麗な仕上がりにはなりません。
よって、プレカットで車体全体を「フィルムが貼ってあることが分からないほどの綺麗な仕上がり」にすることは、現実的には非常に限界があります。
そこで登場するのが、「バルク方式」というまた別の施工方式です。
バルク方式とは、大きなフィルムを施工したあと、不要な箇所をカットしていく方法です。
この貼り方により、パーツの端まで貼れるだけでなく、端部を巻き込んで施工できるため、可能な限り塗装の元地を隠せます。

それぞれの方式でメリットとデメリットがあります。
だからこそ、当店ザラップではプレカットとバルクを使い分ける「ハイブリッド施工」を主力とし、より美観の面でも妥協しない一台を丁寧に作っております!
実際のところ、日本だけでなく世界的に見ても、カラーPPFを本格的に仕上げる現場では、ハイブリット方式が主流です。
だからこそ、カラーPPFは施工店の技術力が仕上がりに直結しやすい分野といえます。
カッターを使うバルク施工について、もう少し詳しく知りたい方は、プロテクションフィルム施工でカッターは危険?そのメリットとは!もあわせてご覧ください。
2024年から本格化したカラーPPF。今の現在地。

カラーPPFは、2024年ごろからトレンド化が高まり、各メーカーから製品特性の異なるカラープロテクションフィルムが次々と登場しました。
一方で、耐久性や施工性など、製品ごとの差もまだ大きく、業界全体として発展途上の分野といえます。
製品の進化と同時に、施工方法をどう現場に落とし込むか、という研究にも注目が集まっています。
カラーPPFの施工は難易度が高く、カーラッピングと透明PPFの技術に加え、カラーPPFならではの手法も必要になります。
今回の記事も、2026年夏時点の整理です。
1年後には、製品も施工方法もさらに変化している可能性があります。
2025年はカラーPPFが大きく躍進した年と言われ、当店ザラップもその流れのなかで施工経験を重ねてきました。
そして2026年の今、培ってきた現場知見を踏まえ、自信を持ってご提案できる段階に来ています。
ただし、素直に申し上げますと、フルラッピング相当の施工を、すべての車両において同じ基準でお約束できるとまでは断言できないのが現状です。
特にスーパーカーなど、形状が複雑な車両では、これからも研究と検証が必要な部分があります。
仕上がりの精度が出れば、塗装のように見える美しさと、ボディを守る機能性を両立できるフィルムです。
当店は、できること・できないことを丁寧にお伝えしたうえで、向いている方にだけカラーPPFをご提案していきたいと考えています。
業界のなかには慎重な見方もありますが、ザラップはカラーPPFの進化に足並みを揃え、積極的に取り組んでいくスタンスです。
カラーPPFに関する講習会などにも積極的に参加し、施工方法の研鑽を続けています。
さらに、当店ザラップでは、カーラッピングや透明PPFと同様に、カラーPPFにおいても「アフター保証」を無償でお付けしています。

納車1か月後の初期点検、また納車後1年間万が一フィルムにエラーが生じた際にメンテナンスさせて頂くアフターケアが含まれています。
納車後もより安心してお車にお乗り頂けるよう、「貼って終わり」ではなく、「貼ってからがスタート」という認識で、納車後にも責任を持っています。
施工が難しい部位と、
施工店での対処

先ほど、「細過ぎる部分」や「パーツ同士の隙間が狭い箇所」では、カラーPPF施工に限界があるとお伝えさせて頂きました。
そこで、当店ザラップでは、部位ごとにフィルムを選定したり、追従できない箇所はカーラッピングで色を合わせたり、仕上がりを見据えた施工設計を行います。
車両とご希望に合わせて施工範囲を組み立てることが、カラーPPFでは特に重要です。
カラーPPFは、透明PPFのように塗装の表面だけ施工をすればわけではありません。
よって、施工内容によっては大きなパーツの脱着が必要な場合がありますが、カーラッピング施工と同様、当店ザラップでは整備士に脱着を依頼し、安心・安全な施工体制を整えています。
ザラップがカラーPPFに
向いている理由

当店ザラップは、カーラッピングとプロテクションフィルム(PPF)両方の専門店です。
カラーPPFは次世代フィルムとして、非常に魅力的で注目度が高い一方で、施工においては限界もある点をお伝えさせて頂いてきました。
だからこそ、カラーPPFを依頼する際は、どこまで日常的にカラーPPFを施工しているか、カーラッピング施工もできるか、「できない施工」を正直に伝えてくれるか、が施工店選定のポイントになります。
カラーPPFは、間違いなくカーラッピングとPPFのどちらの技術も必要になる施工です。
当店では、カーラッピングで培ってきた端部処理の仕方、PPF施工で培ってきたバルク方式のノウハウを、カラーPPFでは最大限に活かしています。
あわせて、空貼りやゲル貼り、プレカットとバルクのハイブリッドなど、カラーPPF独自の施工方法にも前向きに取り組んでいます。
カラーPPFの可能性を現場の仕上がりを通じてお伝えしながら、できる施工・難しい施工を分けてご案内していきます。
カラーPPFをご検討の方は、まず現車を拝見しながら、施工範囲とフィルムの方向性を一緒に考えていきましょう!
カラーPPFの価格相場と
ご依頼の流れ

それでは、皆さまが恐らく一番気になっている、カラーPPFの価格について見ていきましょう(笑)!
カラーPPFの価格は
何で決まる?
カラーPPFの価格目安は、透明PPFよりおおよそ1.2倍、カーラッピングよりおおよそ1.5倍です。
カーラッピングと比べると、値段差は大きく感じやすいですが、透明PPFと比べると「意外に価格は変わらないんですね」とお客様はよくおっしゃいます。
ただし、車種やボディ形状、選ぶフィルム(シート)によって、この倍率や総額は変動します。
カーボンPPFのような特殊なフィルムは、どうしても費用が高くなります。

実際のお見積もりは、次のような条件で変わります。
- 施工部位・施工範囲 … ボンネットのみ、ルーフ+ボンネット、車体全面など
- 車種・ボディ形状 … パーツの複雑さ、脱着の要否
- フィルムのメーカー・色・質感 … グロス/サテン/マット、カーボン調など
- 下地処理 … 塗装状態や、施工前に必要な準備の有無

当店では、車種と施工範囲を選ぶだけで参考価格を確認できる概算シミュレーター(透明PPF)を公開しています。
まずはプロテクションフィルム施工の価格ページで、おおよその相場感をご確認ください。
当店ザラップへの
ご依頼の流れ
ザラップでは、次の流れでご依頼を進めています。
- お問い合わせ … ご希望の部位、イメージ、お車の情報をお知らせください。
- 現車確認・ヒアリング … ボディ状態、使い方、仕上がりのご希望を確認します。
- サンプル・色・質感の確認 … フィルムの方向性を一緒に整理します。
- お見積もり … 施工範囲とフィルムが決まったうえで、正式なお見積もりをご提示します。
- 施工 … 日程を調整のうえ、施工に入ります。
- 納車・アフター … 仕上がりをご確認頂き、必要に応じてメンテナンス方法もご案内します。
ご検討の段階からでも構いません。
お見積もり・ご相談は、下記よりお気軽にどうぞ!
【まとめ】
この記事ポイント!
この記事の要点を、最後にもう一度整理します。

①色や質感を変えながら、塗装も守りたいならカラーPPFが有力な選択肢です

②透明PPF・カーラッピングとの違いを押さえ、目的に合うフィルムを選びましょう

③カラーPPFのブラックアウトなら、ボンネット・ルーフの部分施工がお勧めです

④仕上がりは施工店の技術技術に大きく左右されやすいため、施工実績を確認するのが安心です
カラーPPFは、いま進化の最中にあるフィルムです。
当店ザラップでは、カーラッピングとPPFの両方の経験を活かし、できる施工・難しい施工を分けてご案内しながら、愛車に合うカラーPPFをご一緒に考えていきます。
ぜひ、カラーPPFでより保護しながらカスタムを楽しみましょう!
カラーPPFの
よくあるご質問
純正色を活かして塗装を守りたいなら透明PPF、色や質感も変えながら守りたいならカラーPPFが向いています。
ボンネットやルーフのブラックアウトのように、見た目も変えつつ紫外線や飛び石対策もしたい場合も、カラーPPFが選ばれやすいです。
同じ部位・同じ施工範囲で比べると、カラーPPFはカーラッピングより約1.5倍とお値段が高めになりやすい。
一方で、透明PPFと比較すると、約1.2倍と大差はありません。
詳しい相場感は、プロテクションフィルム施工の価格ページの概算シミュレーターもご参考ください。
可能です。
ボンネットやルーフなど、一部分から始める方も多く、ブラックアウト目的の部分施工も当店ザラップで人気です。
大きく変わります。
カラーPPFは元の塗装色を見せないことが重要なため、透明PPFとは違った施工のノウハウが求められます。
当店ザラップはカーラッピングとPPFの両方を専門とし、プレカットとバルクのハイブリッド施工、空貼り・ゲル貼りの使い分けなど、カラーPPF向けの現場知見を積み重ねています。
できる施工・難しい施工を分けて、正直にお伝えしたうえで、お客様にとってベストの施工内容をご提案します。




