今回Ferrari SF90 Stradaleを、フロントガラスプロテクションフィルム、フロントフルプロテクションフィルム、ラインラッピング施工させて頂きました!
ご依頼内容もりもりです(笑)!
フロントフルプロテクションフィルム、またラインラッピングはお馴染みの施工内容ですが、フロントガラスプロテクションフィルムはまだまだマイナーです。
ということで、今回はFerarri SF90 Stradaleの施工実績をご紹介させて頂きました後、フロントガラスプロテクションフィルムについて、あまり多く語られない全貌を徹底解説致します。
フロントガラスプロテクションフィルムは、飛び石からガラスを保護するために施工するフィルムとして認知されていますが、メリットだけでなく実はデメリットもあります。。。
そこで、フロントガラスプロテクションフィルム施工は本当に得か否か!?
一緒に解明していきましょう!
今回はなんとYoutube動画もあります!!!
Let’get started!
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【完成画像】Ferrari SF90 Stradaleをフロントガラスプロテクション&フロントフルプロテクション&ラインラッピング施工!
今回ご紹介させて頂くお車は、Ferrari SF90 Stradale(ストラダーレ)です!!
Ferarri SF90といえば、、、近未来チックを形にしたお車!!
スーパーカーにたくさん乗ってきていらっしゃるオーナー様に、どうしてFerrari SF90を選ばれたかとお聞きしたところ、「この近未来チックさに惹かれて乗ってみたくなりました!」と仰れていました。
分かります、、、!分かります、、(共感)!
全てが近未来チックなんですよねー!!!
外装もそうですが、車内を見ると、モニターが既に近未来チック。
SF映画でよく見るような(笑)、本当に未来を走る仕様になっており、スーパーかっこいい!!!
あまりの近未来チックさに、本当にワクワクして興奮してしまいました(笑)。
また、Ferarri SF90 Stradaleの大きな特徴のひとつは、ハイブリッドスーパーカーである点です!
PHEV(プラグイン・ハイブリッド・エレクトロリック・ビークル)を搭載した、いわゆるガソリンと電気の両方の動力で走行できるモデルでして、Ferarriが発売した初のPHEV車です!
実はご来店の際、電気駆動モードでご来店頂いたのですが、、、
あのフェラーリが静かなんです(驚)!!!
このように電気駆動だと驚くほど静かに走行ができるわけですが、ガソリン駆動に切り替えるといつもの雄々しいフェラーリになるという、何ともいいとこ取りのモデルです!
さすが未来を走るお車ですね〜!!
さて、今回ご依頼頂きました内容を詳しく見ていきましょう!
施工内容
プロテクションフィルム
- フロントガラス(フロントガラスプロテクションフィルム)
- フロントバンパー
- ボンネット
- フロントフェンダー
- ヘッドライト
- ドアミラー
カーラッピング
- ラインラッピング(グロスレッド)→フロント・サイド・ミラー・リアディフューザー
セラミックコーティング
プロテクションフィルムを施工した箇所もしていない箇所も含め、車全体に施工
さて、気になる完成車両はこちら!!!
ラインラッピングは、オーナー様にご来店頂いた際、実際にラインを車体に当てながら「施工箇所」「ラインの太さ」などをご一緒に相談させて頂き決定しました。
ちなみに、ミラーのラインラッピングはオーナー様のアイディアです!↓
カーラッピングフィルムは、フェラーリのロッソコルサという純正色に一番近い色のフィルムをご選択頂いておりますため、もはや純正にしか見えない仕上がりです(笑)!
車内のレッドレザーとも抜群の相性です!!
元々かっこいいお車ではありますが、さらにカッコよくなりました!!!
実は、、、
今回のボンネットのプロテクションフィルム施工ですが、施工者の技が光っています!
プロテクションフィルム(PPF)施工では、施工箇所の型に既にカットされたフィルムを施工していく方式=プレカット方式が主流です。
プレカット方式に関しては、こちらのブログで詳しくご紹介させて頂いておりますためご参考下さい!↓
「プロテクションフィルムの情報を全て鵜呑みにすべきでない」理由
そこで元のカットデータを見てみると、、、↓
このように、カットデータが左右で大きく分割されていることが分かります。
今回のFerarri SF90のように、ダクトがありボディープレスが強いモデルだと、分割せざる負えないわけです。
分割施工はやむ負えない場合もありますし、分割施工が何も悪いというわけではありません。
しかし!
Ferarri SF90のように、車高が低くかつボンネットに目が行きやすい場合は、やはり分割ラインを目立たせたくないと我々は考えます。
そこで!
今回は施工スタッフが腕によりをかけて、この分割を無くして施工しました!↓
この凄さは、分かる方にとっては思わず「拍手!!」と言いたくなる技術です(笑)。
わずかな違いが大きな違いを生む。
だからこそ、ちょっとの違いでもベストを尽くして施工しよう!
そう我々は考えます。
美観をどこまでも徹底追求する、それがザラップです!!
さて、プロテクションフィルム、フロントガラスプロテクションフィルム、ラインラッピングが終わった後、最後に残るのは、、、
そう!
セラミックコーティングです!!
プロテクションフィルムは元々ハイグロスですが、このセラミックコーティングをすると、さらにハイグロスになります!!!
光の反射率が比ではありません、、、!!
ちなみに、今回はグロスのお車でしたため、グロス用のセラミックコーティングを施工させて頂きましたが、マットの場合はマット用のセラミックコーティングをします!
【XPELステルス】ってどんなマットプロテクションフィルム?
マットの場合もグロスの場合も、セラミックコーティングは汚れや雨水を滑りやすくし、よってメンテナンスが非常に楽になります!
また、ツルツルを通りこして、、、
トゥルットゥルな手触りになります(笑)!!!
本当にこの手触りが素晴らしく、一度セラミックコーティングをご依頼されると、ほとんどの方がこの手触りの虜になります。
セラミックコーティングは、プロテクションフィルムを施工させて頂いた箇所のみならず、貼っていない箇所にも施工していきます!
美しい、、、!!!
その一言です!!!
Youtube: 「修理費用●●●万円!?」
今回のFerrari SF90ですが、Youtubeでもご紹介させて頂いております!
SF90は近未来チックということで、編集も近未来チックを意識してます(笑)。
「修理費用●●●万円、、、」
どういった意味でしょうか(笑)?
今回のご依頼内容に大きく関わる内容となっておりますため、是非動画を見て●●万円の謎を解明して下さい!!
フロントガラスプロテクションフィルムとは何者か!?
今回のFerrari SF90では、フロントガラスプロテクションフィルムも施工させて頂いております。
そのフロントガラスプロテクションフィルムについて、今回はメリット・デメリット、またその特徴や費用について、徹底解説していきたいと思います!
一方で!
「塗装を保護するプロテクションフィルムについて、あまりよく知らない」という方は、プロテクションフィルムについてもチェックしてみて下さい♪↓
【Ferrai SF90】フロントガラスプロテクションフィルムはお得か!?
フロントガラスプロテクションフィルムのメリット!あまり語られない凄いメリットとは?
「フロントガラスプロテクションフィルムは、通常のプロテクションフィルムと何が違うの?」という声が聞こえてきそうですが、目的である外敵から塗装/フロントガラスを保護する点では同じです。
フロントガラスでいえば、やはり一番防ぎたいのは飛石が当たってしまいフロントガラスが破損することではないでしょうか。
フロントガラスプロテクションフィルムの第一の目的はまさにここにあり、万が一飛び石が当たってもガラスが割れないように保護をするのが最大のミッションです。
フロントガラスプロテクションフィルムを施工していれば、100%絶対にフロントガラスが割れませんとは言い切れません。
しかし!
これまでフロントガラスプロテクションフィルムを施工させて頂いたお客様の中で、飛び石が原因でフロントガラスが割れてしまったお客様は一人もいらっしゃいません。
「パチンと飛び石が当たった音を聞いた時はヒヤッとしましたが、確認したところフロントガラスは無傷で感動しました!」とお言葉を頂いたこともあります。
このように、フロントガラスプロテクションフィルム施工=フロントガラスを保護する!というのが誰もが周知の事実ですが、わたくし自身としては、もう一つ大きなメリットがあると思っています。
それは、、、
UV(紫外線)カット!!!!!!!
女性だけでは決してないと思いますが、やはり日焼けを気にする女性は多いのではないでしょうか。
UVAとUVBを含む幅広い波長の紫外線をブロック!!
そして、気になる紫外線カットは約98%!!!
わたくし自身もUV対策には非常に気を遣っていますが、やはりフロントガラスプロテクションフィルムがUVを約98%カットしてくれるというのは、非常に非常に嬉しいです!!
今では、フロントガラスプロテクションフィルムは車に必ず施工していますし、施工されていないとソワソワしてしまいます(笑)。
また、高級車では内装にレザーが非常に多く使われていますが、レザーは色褪せやすく、また紫外線を吸収すると乾燥やひび割れ、さらに艶が喪失するという弱点があることをご存知でしょうか。
もちろんこれはレザーだけでなく、どんな車内パーツにおいても、紫外線が大敵であることには変わりありません。
ということで!
フロントガラスプロテクションフィルムを施工して、飛び石からフロントガラスを守るだけではなく、紫外線を大きくシャットダウンして、内装も保護できる、、、!
これがフロントガラスプロテクションの大きなメリットです!!
フロントプロテクションフィルム特有の特徴!悲しいデメリットもある!?
さて次に、通常のプロテクションフィルムとは異なる、フロントガラスプロテクションフィルム特有の特徴をご紹介していきます!
特徴①高い透明度
フロントガラスプロテクションフィルムは、フロントガラスに施工するため、非常に高い透明度が求められます。
「可視光線透過率」=「レンズやガラスなどを通して目に届く光の割合を数値で表した値」が一定の基準を通らないと、車検には通らないわけです。
いうまでもなく、当店ザラップで取り扱っているフロントガラスプロテクションフィルムは全てこの基準をクリアしています。
通常のプロテクションフィルム(PPF)も十分透明度が高いわけですが、フロントガラスプロテクションフィルムはさらに高い透明度が追求されます。
特徴②熱成形
フロントガラスプロテクションフィルムは、フィルムメーカーによって素材がペットとポリウレタンと大きく2種類に分かれます。
そこで施工方法もこの素材によって変わってきますが、基本的にフロントガラスプロテクションフィルム施工ではフィルムに熱を与えながらフロントガラスの形状を作り施工する、いわゆる「熱成形」と呼ばれる手法が一般的です。
この熱成形は、プロテクションフィルムの施工とは全く違う施工方法で、よって全てのプロテクションフィルム業者がフロントガラスプロテクションフィルムを施工できるというわけではありません。
特徴③寿命が短い…
フロントガラスプロテクションフィルムの最大のデメリットは、恐らくこの耐久年数が短い点になるでしょう。
例えば、お車を屋外保管される場合は、フロントガラスプロテクションフィルムの寿命は約1年。
屋外保管の場合は、約2〜3年が寿命です。
これを聞くと「結構短いんですね!」とよくお客様が仰られます。
なぜここまでフロントガラスプロテクションフィルムは寿命が短いかですが、一番は紫外線をもろに食らう箇所であるからです。
例えば、お車をフルラッピングしたとします。
そして、一番フィルムの劣化が早い箇所はどこかというと、実はボンネットとルーフです。
なぜなら!
日差しを一番もろに食らう=紫外線をもろに食らうため、ダメージを受けやすいからです。
というわけで、フロントガラスも例外ではありません。
紫外線を受け続けることによって、フロントガラスプロテクションフィルムを徐々に白っぽく劣化し、よって透明度が下がってしまいます。
ということで、フロントガラスプロテクションフィルムの寿命は、カーラッピングやプロテクションフィルム(PPF)に比べてある意味分かりやすく、「フィルムが若干白っぽくなってきたら貼り替え時期」です!
フロントガラスプロテクションフィルムを施工される方は、大体車検を目処に、フィルムの再施工を推奨しています。
特徴④視界が歪んで見える可能性がある
最後にご紹介するフロントガラスプロテクションフィルムの特徴は、、、
フィルムを施工をすると、視野が歪んで見える可能性がある点です。
先述した通り、フロントガラスプロテクションフィルムは非常に高い透過性がありますが、やはりフィルムが一枚プラスされるということは、目に光が届く反射率を変えます。
よって、特に丸みを帯びているフロントガラスの場合、視野が歪んで見えてしまう可能性があります。
この歪んで見えるか否かは、非常にお伝えするのが難しい部分です。
というのも、フロントガラスの形状だけでなく、運転される方によっても「気になる/気にならない」が大きく分かれるからです。
つまり、実際にフィルムを貼ってみて、運転される方が乗ってみないと、歪んで見えるか見えないかが分からないということになります。
一方で、メガネをかけていらっしゃる方はメガネをかけていらっしゃらない方に比べると、歪みが気になる傾向にあります。
この理由は分かりやすく、やはりメガネというレンズを一枚多く挟んでいるため、より目に光が届く反射率が変わるからです。
ちなみにわたくしはコンタクトレンズをしていますが、コンタクトレンズをしているから歪みが気になるということはない気がします。
フロントガラスプロテクションフィルムは、可視光線透過率の基準をきちんと満たし、車検も問題なく通るフィルムです。
しかし、このように人によっては視野が若干歪んで見えてしまう可能性が0でないことも、しっかりお伝えする必要があります。
フロントガラスプロテクションフィルムの気になる施工費用とは!?
さて、次にフロントガラスプロテクションフィルムの費用について解説していきます!
ここが一番気になるますよね(笑)!
フロントガラスプロテクションフィルムの概算ですが、大体12万円~となります。
一つの目安として、フェラーリのフロントガラスが割れて丸々交換となった場合の約1/10=フロントガラスプロテクションフィルム施工費とお考え頂ければと思います。
また、施工期間ですが、フロントガラスプロテクションフィルム施工のみご依頼頂く場合ですと、3泊4日~のお預かりとなります。
フロントガラスプロテクションフィルム施工の詳しいお見積もりをご希望の方は、お問い合わせフォームまたはお電話よりお気軽にお問い合わせ下さい。
結論:フロントガラスプロテクションフィルムは万人におすすめできないが、「保険」として施工するのにおすすめ!
今回はFerrari SF90 Stradaleの施工内容をご紹介させて頂きながら、フロントガラスプロテクションフィルムについて詳しくご紹介させて頂きました。
結論を申しますと、、、
フロントガラスプロテクションフィルムは万人におすすめできるアイテムではありません。
なぜなら、耐久年数が短いからです。
ということで、フロントガラスプロテクションフィルム施工を依頼するか否かは、以下参考基準にして頂ければと思います!
判断基準 | おすすめか否か |
---|---|
屋外保管 | 寿命が短いため△ |
屋内保管 | おすすめ |
フロントガラスが「丸みを帯びている」「ボンネットに対して直角」 | 飛び石が当たった際ガラスが割れやすいためおすすめ |
車高が低い | 飛び石をもろに食らいやすいためおすすめ |
輸入車に乗っている | フロントガラスの入手に数ヶ月かかる可能性があるためおすすめ |
紫外線カットをしたい | おすすめ |
メガネをかけている | 視界が歪んで見える可能性が高いため△ |
フロントガラスプロテクションフィルム施工は万人におすすめはしないという一方で、フロントガラスが飛び石で割れる危険性はいつでもあるともいえます。
確かに、フロントガラスが「丸みを帯びている」「ボンネットに対して直角」な場合、また車高が低いお車は、「飛び石が当たる確率」「飛び石が当たった際にフロントガラスが割れる確率」を高めます。
しかし、これに該当しないお車で、例え年に1度しか走行しないお車であっても、フロントガラスに飛び石が当たって割れる可能性は0ではありません。
ということで、フロントガラスプロテクションフィルムはまさに「保険」「安心」としてお考え頂きたいアイテムです!
フロントガラスが飛び石で割れた経験がない方は、そこまでセンシティブになりませんが、一度割ったことがある方、ヒビが入ってしまった方、身近な方で割れた話を聞いた方は、非常に高い確率でフロントガラスプロテクションをご依頼頂きます、、、!
そして「フロントガラスプロテクションフィルムが貼ってあるので、とにかく安心です!」と口を揃えて仰います。
上記ご紹介した「どんな方にフロントプロテクションフィルムはおすすめか否か」の表を一つの参考基準としてお考え頂きまして、ご予算と天秤にかけて施工をご検討下さい。
フロントガラスプロテクションフィルムに関するお問い合わせは、お問い合わせフォームまたはお電話よりお待ち致しております!