つい先日Jaguar F-Typeをフルラッピングしました!
こちらのJaguar F-Typeですが、元々は青色の塗装色でしたが、フルラッピングで、緑のお車に大変身しました!




フルラッピングとはカーラッピングの一種で、車体全体にフィルムをラッピングし、全く別の色に変えるスタイルです!
ちなみにフルラッピングをしたい方は、
「欲しかった色に変えたい!」
「個性的な車にしたい!」
「周りとは被りたくない!」
「限定色の色にしたい!」
といった様々な理由がありますね!
つい先日「【ポルシェをカーラッピング】PTSとは違った色選びの楽しみ方!」というブログでは、パナメーラのフルラッピングをご紹介させて頂きましたが、そこで「PTS(ポルシェのPaint To Sample)とは違った選択肢としてカーラッピングが注目されている」点をお伝えさせて頂きました。

【ポルシェをカーラッピング】PTSとは違った色選びの楽しみ方!
元の車体色に影響されず自分の好きな色に自由に変えることができるなんて、本当にフルラッピングは魅力的ですよね!
ということで!
今回は、車体全体の色変えをご検討中の方へ向けて、カーラッピングの魅力!
そして、施工前に多く寄せられるご質問!
について分かりやすくご紹介致します!
カーラッピングのフルラッピングとは?塗装との違い

カーラッピングの語源は、Car(車) +Wrap(巻く)でして、「フィルムを貼る」ことで車の車体色を自由に変えらる一種のカスタム法です。
最大の特徴は、フィルムは剥がせるという点で、つまりは元の塗装を傷付けることなく現状回復が可能です!
フルラッピングの費用はどれくらい?


「フルラッピングってやはり高いですよね?」というご質問を多く頂きます(笑)。
フルラッピングの費用ですが、使用するフィルムの種類や車種によって異なりますが、例えば今回フルラッピングしたJaguar F Typeのようなクーペスタイルのお車で、大体税別75万円前後が目安です。

フルラッピングの場合、もう一つお値段を大きく左右する要素は、車内の内側もラッピングするかどうかです!
ちなみに9割のお客様は、車外のみカーラッピングをご依頼されます。
一方で、今回のJaguar F Typeのように、青→緑といった全く別の色にラッピングされる方の中では「なるべく元の車体色を見せたくない」ということで、車内もラッピングをご依頼されます↓


内側もカーラッピングさせて頂く場合、これまたどの範囲までラッピングするかでお値段が上下しますが、フルラッピング費用×1.5倍が費用になります。
※2ドア、4ドアにより価格は変動致します。
カーラッピングの費用を語る上で比較されるのは、そう塗装です!

塗装もカーラッピングも業者によって値段はまちまちなため一概にはいえませんが、一般的には塗装で車体の色変えをするよりカーラッピングの方がお得であるといわれています。
ただ、塗装と比較する上で非常に重要なキーは、売却時です!
以前「全塗装で車の色変えをしたところ、売却時にとんでもないほど値が落ちてびっくりしました。なので今回はカーラッピングで色変えしようと思いました(笑)」というお客様がいらっしゃいましたが、やはり全塗装してしまうと車体の価値は大きく下がってしまう現状。。。
「【早見表あり★】塗装とカーラッピングあなたに向いているのは?」のブログでもご紹介させて頂いている通り、塗装はカーラッピングとはまた別のメリットがあるわけですが、売却を考えていらっしゃる方は、結果的にカーラッピングの方がずっとお得になるといえるでしょう。

【早見表あり★】塗装とカーラッピングあなたに向いているのは?
カーラッピングの耐久性とメンテナンス性

カーラッピングをご依頼される方皆さまが一番気になる一つは、そうフィルムの耐久性ですね!
①フィルムはどのくらい持つの?

カーラッピングの耐久年数は、「ご選択頂くフィルム」と「お車の保管環境」によって大きく左右されます。
よって一概にはいえませんが、屋外保管で約3年程が一般的な耐久年数です。
屋内保管であれば、屋外に比べてぐんと耐久年数は延びます。
「フィルムの耐久年数が超えるというのは、どうやって判断できますか?」というご質問を頂くことがあります。
フィルムの耐久年数が超えると、「フィルムが割れてくる」「フィルムの色が褪せてくる」といった分かりやすい症状が見られますため、このような症状が確認できたら、なるべく早く剥離することをおすすめ致します。

長時間その状態を放っておくと塗装にダメージを与えかねないので、要注意です。
②洗車は普通にできる?

納車後のメンテナンスですが、洗車はもちろん◎ですが、基本的に手洗い洗車が推奨です。
実際のところ、オーナー様の中では洗車機を使っている方もいらっしゃいますが、洗車機での洗車は非推奨とはなります。
そして、高圧洗浄機の使用はNGです。
特に、納車後すぐのタイミングは、フィルムがしっかり定着していない時期のため、このタイミングで高圧洗浄機をかけてしまうと、フィルムが剥がれる原因になります。
③納車後にどんなメンテナンスが必要になる?

カーラッピング初心者の方は、納車後のメンテナンスと聞くと、恐らく今お話した洗車についてが気になる点かと思いますが、実は納車後に一番重要なのはフィルムのメンテナンスです!
カーラッピングフィルムとは塩ビという素材でできており、熱を加えると収縮する性質を持ちます。
だからこそ、三次曲面の車にもフルラッピングできるというわけですが、フィルムは糊物なため、どうしても納車後にフィルムが浮いてきてしまうといった症状が見られる場合もあります。
カーラッピング施工員はノウハウを可能な限り駆使し、フィルムにかかるストレスが最小限になるよう施工します。
しかし、施工環境では、車体全体を一気に温めることはできず、ピンポイントでしかフィルムを温めることができないため、よって納車後に高速運転や炎天下で運転頂いた際=車体全体が一気に高温に温められた際にフィルム全体に縮む力が発生し、フィルムが一部浮いてきてしまう可能性があるというカラクリです。


こういった納車後に出てくるフィルムの浮きは、セダンといったお車では稀ですが、スーパーカーといった、車体が物凄く高熱になるお車では珍しい話ではありません。
納車前に万全の点検の下ご納車させて頂いたとしても、後日になってフィルムが浮いてきてしまいメンテナンスが必要になるというケースがある。。。
ということで!
納車後のフィルムに対するメンテナンス保証があるか否かが重要になってくるわけです!
当店ザラップは、こういったお客様に一切過失のないフィルムの浮きに対し、納車後1年間無償でフィルムのメンテナンスを保証しております!
これを「アフター保証」と呼びます!

ちなみにこの1年間の保証というのは、業界最長レベルです!!!
お客様からお聞きしたお話を参考に致しますと、業者の中で保証があっても最大3ヶ月だったり、最悪全く保証がなかったりもするようです。
納車後1〜3ヶ月間の保証で十分とお考えになられる方もいらっしゃいますが、仮にご納車が冬の季節だとどうでしょうか?
冬は運転せずに、半年経って真夏にドライブに行った際にフィルムが浮いてきてしまった、、、
と実はこのお話は本当にあったお客様の体験談ですが、こういった場合でもザラップの最長保証期間であれば無償で対処させて頂くことが可能です!
逆に数ヶ月の保証期間であったならば、保証期間外となり、有償での対応になってしまいます。。。
納車後にフィルムのメンテナンスが必要になる。
といった点を念頭に、フィルムに対する保証が付いているかどうかもしっかり確認すると安心ですね!
カーラッピングフィルムの色のバリエーション
カーラッピングで選べる色は、それはそれは無限大といっても過言でないほどチョイスがあります。
①どんな色が選べるの?

カーラッピングフィルムは、それぞれのフィルムメーカーから見本張というものがありまして、それぞれが数百種類色を出しているため、これだけでも千を超えるチョイスがあります。

【動画あり◎】カーラッピングフィルムってどんな種類があるの?
しかし!
当店ザラップでは、選べる色はこれだけではありません!
ザラップでは自社で大型印刷機がありますため、「自分が欲しかった色と若干違う色しか見本張にはない、、、」という場合は、ご自身が望まれるバッチリの色を出力してオリジナルのフィルムを作ることまでできちゃいます!
こちらのハイラックスのオーナー様も、印刷機でご希望の色を出力し、世界で一台の特別なカラーリングに仕上げた施工事例です!↓

【HILUX GR SPORT】車を部分的にラッピング!?
中には、グラフィックデザインを入れるお客様もいらっしゃいます!↓


【デザイン必見★】カラフルでアートなカーラッピング!?
カーラッピング業者では印刷機を持っていないところが大半なため、当店ザラップには「ここには印刷機があると友人に教えてもらいました!」といったように、出力を目的に当店を選ばれる方も多いです。
ついでながら、今回Jaguar F-Typeに使用させて頂きましたカーラッピングフィルムは、Fir tree greenです!
仕上がりは、光沢のあるグロスとなっております。

実はこのシックな深緑色のフィルムですが、中々人気がある色でして(笑)、以前にも別のお車でフルラッピングしております!↓



【カーラッピング★】メルセデス・ベンツCクラスを深緑にフルラッピング!
カーラッピングの強みは、色の豊富さだけではありません!
カーラッピングでは、マット・グロス・サテン・クロームなど質感も非常に豊富です!
色や質感は仕上がりの印象を大きく変えるため、どんなお車に仕上げたいかを考えることは非常に重要です。
そこで、従来のカーラッピングでは、カーラッピングの色見本帳から色を選んで、そのフィルムを車体に置いてみる方法しかなく、よって完成したお車が「ちょっとイメージが違った、、、」という場合がありました。
しかし!
当店ザラップでは、カーグラフィックコンフィギュレーターを使用しているため、3D上でお車の完成形を見ることができちゃいます!
カーグラフィックコンフィギュレーターを使用し、難易度の高いカーラッピングに挑戦されたお客様をこちらのYoutube動画でご紹介しております!
カーグラフィックコンフィギュレーターの凄さを是非ご体感下さい!↓
②どんな色が人気?

よく皆さまから「どんなカーラッピングフィルムが特に人気ですか?」とご質問がありますが、総合的に見た場合、やはり人気なフィルムはブラック系です。
グロスブラック、サテンブラック、マットブラック、ウェットカーボン調といったフィルムですね!
その理由ですが、こういったブラック系のフィルムを使用すると、ブラックアウトと呼ばれる、トーンダウンができるためです。
「お車をよりカッコよくしたい!」「シックなお車にしたい!」という方に非常に人気です!
フルラッピングのブラックアウト!↓



【スカイラインNISMO】フルラッピングで黒に変身★



【ポルシェをカーラッピング】PTSとは違った色選びの楽しみ方!
ちなみに、フルラッピングだけではなく一部分のカーラッピングにもブラックアウトは大好評です!
モールといったメッキパーツをブラックアウト!↓


【GLB】メッキパーツをブラックアウトしてナイトエディション化!



【BMW 3シリーズ】モールラッピングで白錆問題に終止符を!

モールラッピング
車体をキリッと引き締める効果があるブラックアウト色は、例年大人気です!
カーラッピングする前に知っておきたい注意点

カーラッピングをご依頼頂く前に、「ここは知っておいて頂きたい!」といった注意点をご説明します。
①元の塗装は傷付かない?

「カーラッピングは剥がすと塗装も剥がれるリスクがありますか?」というご質問を頂きます。
この答えですが、「塗装が剥がれるリスクは0と断言することはできません」です。
しかし、そもそもですが、カーラッピングをすることで塗装にダメージを与えるものではありません。
※ただし、先述の通り、カーラッピングの耐久年数を超える使用は、塗装にダメージを与える場合があります。
矛盾して聞こえてしまうかもしれないため、順に解説していきます!
カーラッピングフィルムは、元々車体の塗装に貼ることを念頭に設計されたフィルムであり、フィルムの密着テストをクリアしたフィルムになります。
「剥がせば元通り!」がカーラッピングの強みなため、信頼のあるフィルムメーカーのフィルムであれば、フィルムを剥離をすれば綺麗に元通りの姿になります。
では、どういった場合に塗装が剥がれてしまうかですが、これは元々塗装が甘かったり、飛び石で塗装が既にダメージを負っていたり、つまり塗装側に何らかのマイナス点がある場合です。
塗装が甘くメーカーからリコールが発表されることもあるほど、いかに生産ラインで作られた車とはいえ、新車であっても塗装にエラーが生じている場合もあるわけです。
ただし、経験上、こういったお車は非常に非常に稀です。
そのため、フィルムの剥離の際生じ得る塗装の剥がれのリスクに関しては、そこまでセンシティブになる必要がありませんが、そういった可能性が0でないことも抑えておく必要があります。
②車検は通る?


カーラッピングは基本的に塗装部分に施工しますが、これらの箇所に施工をしても、車検は問題なく通過します!
どんな色のフィルムでも、もちろん◎です!
③カーラッピング業者はどこも一緒?

カーラッピングは職人技です。
つまり、施工する人が誰かによって結果が変わってくるわけです。
カーラッピングに限らず塗装でもそうですが、仕上がりクオリティーは業者によって雲泥の差があります。
また!
カーラッピングを依頼する上で業者を慎重に選定しなくてはいけない理由は、何も仕上がりクオリティーが左右するからといった理由だけではありません、、、!
実は、カーラッピング業者の選定を誤ると、最悪カーラッピング被害に遭うリスクがあるのです、、、!
中でもフルラッピングをご希望の場合は、車体のパーツを脱着しなくてはならない場合がありますが、これまで被害に遭われたお客様のお話を聞くと「パーツの一部が消えていた」「パーツが破損していた」など。。。
こういった悲しい体験談をたくさんのお客様からお聞きしてきました。
さらに!
カーラッピングでは、カッターを使用するわけですが、「納期の短さ」「価格の安さ」だけを基準にしてしまうと、実は剥離した際に車体に無数のカッターの傷があった、、、ということもあります。
「新車を納車しすぐカーラッピングを依頼しましたが、数ヶ月後にあまりもフィルムの浮きが酷く乗っているのが恥ずかしいため、剥離をお願いできませんか?」というお客様がいらっしゃいました。
そこで、フィルムを剥離したところ、恐ろしい数のカッター傷があり、お客様が非常に落ち込んでいらっしゃったという体験がありました。。。
我々も非常に心が辛かったです。。。
こちらのブログでは、カーラッピング被害に関して、詳しくご紹介させて頂いております。
カーラッピングのご依頼を検討される方は、是非こういった被害に遭わないためにも、きちんと業者を選定することが重要です。

【後悔しないために!】本当に恐ろしいカーラッピング被害とは!?
カーラッピングは「特別感」を存分に表現できるカスタム!

カーラッピングといえども、王道のフルラッピングをはじめ、様々なスタイルがあります!

【スタイル別で確認◎】カーラッピングの価格を徹底解説★
しかし、どのカーラッピングスタイルでも通じるのは、やはりその「特別感」を存分に表現できる点ではないでしょうか?
今回はカーラッピングについてご紹介させて頂きましたが、実は車体を保護する目的で施工されるプロテクションフィルム(PPF)でもドレスアップができちゃいます!
気になる方は、こちらのブログも是非チェックしてみて下さい!

【入門編】カーラッピングとプロテクションフィルム (PPF)の違い!
当店ザラップでは、お客様のご要望に一番ベストのスタイルをご提案させて頂く、完全オーダー制です。
「こうしなければならない」といった縛りは一切なく、お客様が作りたい一台をご一緒にお作りします!
「特別感」を存分に味わって頂けるカーライフを、是非ザラップで始めてみませんか?
ご一緒に夢の一台を作りましょう!