マット塗装のあの上品な質感、ずっとキレイに保てたら…
今のグロス車をマット車にカスタムしたい…
と皆さま思ったことはありませんか?
今、そんなオーナーの間で話題になっているのがマットプロテクションフィルム(マットフルプロテクションフィルム)です!!
紫外線や飛び石から守るのはもちろん、日常のちょっとした汚れも簡単に落とせる優れものです!
また最近では、お車をグロス→マット化してカスタムしたい方に非常に人気が高く、見た目の変化と塗装保護の両立を求めて選ばれるケースが増えています。
今回のブログでは、マットPPFの効果、人気の理由、メンテナンスのポイントまでを一気に解説します!
最後に、施工前によくあるご疑問にもQ&A形式でご紹介させて頂きますため、きっと探していた答えが見つかるはず!
「マット仕上げに興味がある!」
「塗装を保護したい!」
「他の人とは違う高級感を出したい!」
「マットPPFのメンテナンス方法を知りたい!」
そんな方は是非、最後までご覧下さい!!
ペイントプロテクションフィルム(Paint Protection Film: PPF)とは、車の塗装を飛び石、当て傷、紫外線、虫の死骸、酸性雨などの外敵から、物理的に塗装面を保護することを目的とした、いわゆる車の保護フィルムです。
日本では、「ペイント」を割愛し、プロテクションフィルムまたはPPF(ピーピーエフ)という名称で認知されています。
マットフルプロテクションフィルムとは?

マットフルプロテクションフィルムとは、その名の通り、車体全体にマットな質感のプロテクションフィルムを施工するスタイルのことを指します。
ボディ全体を艶消し(マット)に仕上げつつ、塗装表面をしっかりと保護できるのが大きな特徴です!
よく比較されるのが、グロスのプロテクションフィルム。
こちらは一般的に「フルプロテクションフィルム」とだけ呼ばれることが多く、グロス塗装の風合いをそのまま残すタイプのフィルムです。
グロスPPFはハイグロスなため、そのツルツルテカテカ感は最高です、、、!

一方で、マットフルプロテクションフィルムは、艶のある仕上がりではなく、しっとりと落ち着いた艶消しの質感に変える効果があります。
マットPPFはやはりそのシックさが何ともいえない魅了です、、、!!

単なる「保護」という目的にとどまらず、見た目の印象を大きく変えるカスタム性の高いプロテクションフィルムとして、近年非常に注目されています!
「艶消しのマット仕上げが気になっているけれど、純正マット塗装はメンテナンスが大変そう、、、」
そんな方にとって、マットPPF(マットプロテクションフィルム)は非常におすすめの選択肢です!
マットPPFの仕上がりとは? 「マット塗装」との違いについて

「マットPPF」と「マット塗装」は、どちらもマットな質感のボディ仕上げを実現する方法ですが、その成り立ちは異なります。
まず、マットPPF(マットプロテクションフィルム)は、透明な保護フィルムを使ってマット質感を表現する方法です。

一方で、マット塗装とは、塗装そのものをマット(艶消し)仕上げで塗るスタイルを指します。

さて、艶ありのグロスの場合、グロスの中でその質感に大きな違いはありません。
グロスはグロスとシンプルです(笑)。
一方で、マットの場合はというと、実はマットの中でその質感に違いがあります。
例えば、メルセデス・ベンツの「マグノカラー」は、「マット塗装」と言いつつも、実際はグロス(艶あり)とマットの中間的なサテン仕上げに近く、上品な艶がわずかに残されたなめらかな質感が特徴です。
一方、ランボルギーニのマット塗装になると、バットマンの車のような(笑)、完全な艶消しでザラッとした印象のザ・マットな仕上がりが特徴です。
では、「マットPPFの仕上がりはどうか?」というと、当店ザラップでは厳選した複数種類のマットPPFをご用意しておりますため、このような幅広いマット質感にも対応可能です!

使用するマットPPFの種類によって、サテンのような控えめな艶感から、完全なマット仕上げまで自在にお選び頂くことが可能です!
つまり、「マットPPFだからマット塗装に比べて見劣りする」といった心配はほとんどありません!
フィルムによっても個性はありますが、見た目のクオリティとしてはマット塗装と同等レベルの仕上がりがマットPPFでも十分に可能です◎
マットな仕上がりを実現したいけれど、塗装は変えたくない。
そんな方には、マットPPFは「見た目」も「保護」も両立できる、非常にバランスの取れた選択肢ではないでしょうか!
グロスPPFとマットPPFの違いとは?
前でも少し触れましたが、ここでは改めて、グロスPPFとマットPPFの違いについて整理しておきたいと思います!
まず、一般的に「プロテクションフィルム(PPF)」と呼ばれるものは、グロス仕上げのPPFであることがほとんどです。

そのため、「グロスPPF」という表現は省略されがちですが、ここではマットPPFとの違いを明確にするため、あえて「グロスPPF」としてご説明します!
マットPPFもグロスPPFも機能面はほぼ同じ!
プロテクションフィルムとしての基本性能は、グロスPPFもマットPPFも変わりません。
どちらも:
- 飛び石や擦り傷などから塗装を保護
- セルフヒーリング機能(熱で小傷が消え元の綺麗な状態に復元する効果)
- 紫外線による色あせの抑制
など、車体保護の性能は同等です。

グロス塗装車とマット塗装車を比べる時、「マット塗装車のメンテナンスは桁違いに大変、、、」といわれます。。。
しかし!
PPFに関しては、マットPPFをグロスPPFと比べる時「マットPPFだから性能や機能が落ちる」といったことは一切ございません!
メンテナンスはグロスPPFもマットPPFもほぼほぼ変わりません!
マットPPFとグロスPPFの違い
①見た目
グロスPPFとマットPPFの最大の違いは、見た目(見栄え)です!
グロスPPFを施工すると、ボディは艶のあるグロス仕上げになります。

元々の塗装がグロスであれば、フィルムを貼っても色味や印象はほぼ変わりませんが、ハイグロスになるためより高級感のある艶やかさが生まれます!
一方で、マットPPFを施工すると、塗装の色自体は変わらないものの、光の反射を抑えることで、全体的にトーンが落ち着いた印象になります。

いわゆる「艶消し」の仕上がりとなり、グロスとは一線を画すマットな存在感が演出されます。
このように、見た目の質感が大きく変わるというのが、両者の一番大きな違いです!
マットPPFとグロスPPFの違い
②PPFの価格
実はもう一つ、大きな違いがあるとすれば、それは価格(施工コスト)です。
一般的に、マットPPF(特にマットフルプロテクションフィルム)の方が、グロスPPFよりも高額になる傾向があります。
その理由は大きく2つあります:
- フィルムの材料コスト自体が高い
- 施工工数が増える
特にマットフルプロテクションフィルムの場合は、グロスの塗装面が少しでも見えないよう、通常であれば貼らなくてよい箇所までも、可能な限りマットPPFで施工します。

カットデータに対応していない部位についても、手作業で丁寧に型取り→カットデータ作成→施工を行う必要があるため、グロスPPFよりも時間と技術が求められ、その分コストが上がるというわけです。
フルプロテクションフィルムのお値段は、こちらのPPF価格ページでご紹介させて頂いております!
是非合わせてご覧下さい!

プロテクションフィルムの価格【2025年8月版】
マットPPFはどんな車に向いている?

「今乗っている車でも、マットフルプロテクションフィルムって施工できますか?」
これは、お客様から実際によく頂くご質問の一つです。
結論から申し上げますと、マットフルプロテクションフィルムは基本的にどんな車にも施工可能で、どんな車でもおすすめです!
国産車・輸入車・SUV・セダン・スーパーカーまで、全ての車に対してマット化が可能となります。
以前Youtubeで、ジムニーシエラのマットフルプロテクションフィルムの施工様子をご紹介致しますたが、仕上がったマットPPFは最高にお洒落過ぎる一台に、、、!
TRUSTのカスタムコンプリートカーであったこともあって、そのカッコ良さは際立っていました!
お打ち合わせや見学で実車を見たお客様方からは「ジムニー最高ですねー!一台欲しいですねー!」と口を揃えて仰られていました!
さて、そんな魅力たっぷりのマットフルプロテクションフィルムですが、、、
実は、全てのケースにおいて、無条件でマットフルプロテクションフィルムをおすすめできるとは限らないというのも正直なところです。。。
というのも、プロテクションフィルムはあくまで透明なフィルムであるため、塗装面の状態がそのまま反映されやすいという特性があります。
そのため、既ににボンネットやバンパーなどに多数の飛び石傷がある車両の場合、PPFを施工してもその傷が隠れることはなく、かえってフィルム越しに傷が目立ってしまうケースがございます。
これはマットPPFに限った話ではなく、グロスPPFでも同様です。
実際にこれまでのご相談の中でも、「マットフルプロテクションフィルムでマット化したい」とご希望されたお客様に対し、既存の傷の状態を考慮し、施工を強くお勧めしなかった事例もございました。
もしお車に目立つ飛び石傷やスクラッチがある場合には、「まずはその補修が必要かどうか」「マットPPFで仕上げるとどう見えるか」など、事前にしっかりとご説明・ご相談させて頂いております!
飛び石傷やスクラッチがある方でも、まずはお気軽にご相談下さい!
マットのカーラッピングと迷われている方へ


以前「【カーラッピング vs PPF】車をマットにするならどちらが正解?」のブログや、「【メルセデスGLE450d】車をマットにするならカーラッピングかプロテクションフィルムか!」のYouTubeでもご紹介しましたが↓
車をマット化する際の選択肢は、大きく分けて以下の2つになります:
- マットプロテクションフィルムでマット化する方法
- カーラッピングでマット化する方法
簡単に違いをまとめるとこうなります:
- 塗装の色はそのまま活かしつつ、マット仕上げ&塗装保護をしたい方 → マットフルプロテクションフィルム一択
- ボディカラーを変えてマット化したい方 → カーラッピング一択
塗装を守りながらマット質感にしたいという方には、マットフルプロテクションフィルムが最適です!
逆に、車体の色自体を変えたい場合は、カーラッピングがおすすめです!
一例を見てみましょう!
以前にYoutubeでMercedes-Benz C180 Cabrioletをサテンのマット調にフルラッピングした様子をご紹介させて頂きました!
このように、グロス→マットと質感を変えるだけではなく、ホワイト→ブラックとボディーカラーも変えたい場合は、カーラッピング一択です!↓
カーラッピングとPPFどちらでマット化した方が良いか迷われている方は、是非ブログとYoutube動画も参考にしてみて下さい!

【カーラッピング vs PPF】車をマットにするならどちらが正解?
ボディープレスが特徴的な車両はマットフルプロテクションにもってこい!

あらゆる車に対応できるマットPPFですが、特に相性が良い車種というのも存在します。
それは、ボディープレスラインがはっきりしている車種です!
マットフルプロテクションフィルムを施工すると、光の反射が抑えられ、艶がない分、ボディの陰影や凹凸がグロスよりも際立つようになります。
例えば、同じ車でもグロス塗装のときより、マット仕上げにすることで立体感や迫力がグッと強調され、「本来のボディデザインが引き立つ」仕上がりになるということです!
そのため、ボディープレスが多いお車や造形が特徴的なお車は、マットPPFとの相性が非常に良いといえます◎
マットPPFを選ぶ3つの理由

先述させて頂きました通り、マットPPF(マットプロテクションフィルム)とグロスPPFは、基本的な保護機能に差はありません。
では、その上でなぜ今マットフルプロテクションフィルムを選ばれる方が増えているのか?
ここからは、私たちが実際に施工をご案内している中で感じる、マットPPFを選ぶ明確な理由を3つに絞ってご紹介させて頂きます!
理由①
グロスボディをマット化できる!

マットフルプロテクションフィルム(マットPPF)を選ぶ一番の理由。
それはやはり、艶のあるグロス塗装の車体を、一気にマット仕上げに変身させられるという点に尽きます!
元々のボディカラーはそのまま活かしながら、表面の質感だけを艶消しマットに変えることができるというのが、マットPPFならではの魅力です。
しかもこれは、特別な車だけに限られる話ではありません。
国産・輸入車、スポーツカー・SUV・セダンを問わず、どんなグロス塗装の車でもマット化が可能です。
実際、現在販売されている車の9割以上はグロス塗装車。
「この車が好き」「このモデルじゃないとダメなんです」といった強いこだわりがあっても、純正カラーにはグロスしか選べないというケースが圧倒的に多いのが現状です。
そうした中で、「マットな質感の車に乗ってみたい」「自分だけのマット仕様に仕上げたい」という願いを叶えてくれるのが、このマットフルプロテクションフィルムなのです!
光の反射を抑えた、落ち着きのあるマットな質感に仕上がることで、これまでとは全く異なる印象の一台に生まれ変わります!
「塗装はそのままに、ガラッと印象を変えたい」
そんな方には、マットPPFによるフルプロテクション施工がとてもおすすめです!
理由②
マット塗装よりメンテナンスが楽

「マット塗装の車に乗っているけれど、雨の日は運転できない」
「マット塗装はとにかく手入れが大変で、結局あまり乗らなくなってしまった」
こういった声を、実際のオーナー様から耳にすることは少なくありません(焦)。
純正のマット塗装車は、その特有の仕上がりから非常に繊細な作りをしており、日常のメンテナンスに非常に神経を使うというのが現実です。
マット塗装は、その構造上、表面がボコボコしているのが特徴です。

よって、空気中の埃や雨染みなどの汚れがこの隙間に入り込んでしまい、、、
その上!
磨いてしまうと艶が出てしまうため、一度入り込んだ汚れを取り除くのが非常に難しいという特性があります。
だから選ばれる、メンテナンスのしやすいマットPPF!
そんな中で、マットフルプロテクションフィルム(マットPPF)を施工することで、メンテナンス性を大幅に改善することが可能です。
実はマットPPFは、グロスPPFと同様に、表面がなめらかで洗車しやすい構造になっています。
つまり、純正マット塗装よりも圧倒的に汚れが落ちやすく、日常の手入れもグロス塗装車と同じような感覚で対応できるのです!

そのため最近では、単にグロス車をマット化したいという方だけでなく、既にマット塗装の車に乗っている方が「メンテナンスを楽にしたい」目的でマットPPFを施工されるケースも多いです!
純正マット車とほぼ一緒な見栄えのマットPPF車が作れちゃう!
ここで一例として、当店ザラップで施工させて頂いた事例をご紹介します!
お預かりしたのは、純正でマット塗装が施されたランボルギーニ・ウラカンステラート!
こちらのお車に、マットフルプロテクションフィルムを施工させて頂きました!


当店ザラップでは、マットPPFでも複数のフィルムタイプをご用意しており、それぞれ仕上がりのトーンや質感が異なります。
よって、今回のウラカンステラ―トのオーナー様のように、ランボルギーニの上質な純正マット塗装と変わらない仕上がりをご希望という方は、車両の純正マット塗装に最も近いフィルムを選定してご提案しています!
このように、いくつかのマットPPFを実際に車体に貼って、その見え方をご確認頂きます!↓

結果!
見た目はそのまま&メンテナンス性は大きく向上するという、理想的な一台に生まれ変わりました!
理由③
マットPPFは高級感とカスタムを同時に楽しめる

マット塗装車といえば、特別仕様車・限定モデル・ハイグレードモデルといった、簡単には手に入らない特別な存在。
「マット塗装に乗っていること自体が一つのステータス」
そんな風に位置づけられているのが、純正マット塗装車です。
そして!
そうしたマット塗装車とほぼ変わらない質感・見た目に仕上げられるのが、マットフルプロテクションフィルム(マットPPF)です!
つまり、マットPPFを施工するだけで、車両全体の印象がワンランク上がり、洗練された高級感をまとう一台に仕上げることができるのです!!
我々施工人ですが、マットフル(もしくはほぼフル)プロテクションフィルム施工が完了すると、全員が必ず口にする言葉があります。
それは、
「やっぱりマットいいですね〜!」
です(笑)。
Before Afterを間近で見ているからこそ、マット化の変貌ぶりはひしひしと感じるわけです。


どれだけたくさんの車両を施工していようとも、完成した一台を見ると「いいですね〜!」と皆ニヤニヤしてしまいます(笑)。
グロス塗装では得られない、落ち着き・重厚感・本物感。
それがマットだからこそ作り出せる見栄えです!
マットフルプロテクションフィルムは、単なる保護フィルムではなく、一台の車の表情を一変させることができる、新しいカスタムの楽しみ方といえるでしょう!
デメリットも教えて!施工前に知っておくべき注意点

これまでご紹介させて頂きました通り、マットフルプロテクションフィルム(マットPPF)は、ズバリ見た目の変化・高級感・塗装保護を同時に叶える非常に魅力的なカスタム方法です!
とはいえ、どんな施工にも「メリットだけ」ということはありません。
マットPPFにも、事前に知っておいて頂きたい注意点がいくつかあります。
今回は、これからマットフルプロテクションフィルムをご検討中の方へ向けて、施工前に押さえておきたいポイントを、できるだけ分かりやすくご紹介していきたいと思います!
「知らずに後悔する」のではなく、理解した上で納得して施工を選んで頂きたい
そんな思いで、プロの目線から丁寧に注意事項をお伝えしていきます!
施工は高額になりがち

これはマットPPF(マットフルプロテクションフィルム)に限った話ではありませんが、、、
プロテクションフィルムという素材自体が非常に高機能な特殊フィルムであるため、そもそもフィルム単体の原価が高額であるという点は押さえておきたいポイントです。
特に、自己修復性能(セルフヒーリング)・紫外線カットといった様々機能を持ち合わせているため、一般的なカーラッピングフィルムと比べても、プロテクションフィルムの価格は高額になります。。。

【PPFを検討中のあなたへ】プロテクションフィルムは本当にお得!?
さらに、マットフルプロテクションフィルム特有の施工条件により、グロスPPFに比べて施工費用が高くなりがちです。
- グロスPPFの場合 →
通常、カットデータに基づき、塗装の見える部分だけを施工するスタイルが一般的です。 - マットPPFの場合 →
見た目をマット化することも目的の一つです。
よって一部でもグロスの塗装が見えてしまうと違和感が生じてしまうため、可能な限りマットPPFを施工をして、グロス塗装を隠蔽します。
しっかり塗装を保護することは大前提とし、やはり当店ザラップの大きな強みの一つは「美観を最大限追求する」点です!
よって、「どんなに細かいパーツでも施工をした方が美観が◎」と判断すれば、手間を惜しまず一から型取りをして施工を徹底します!
一部グロス部分が見えてしまう箇所もある

今ほど見た通り、マットフルプロテクションフィルムを施工する際には、できる限り元のグロス塗装が見えないように仕上げることがとても重要です!!
これは、ただ塗装を保護するだけでなく、「車を完全にマット化するというカスタム性を追求する施工」だからこそ、大切にしているポイントです!
しかしながら、グロスPPFでもマットPPFでもフィルムは150μという厚さがあるため、カーラッピングフィルムのように自由度が高く巻き付ける(=ラッピング)ことができるというわけではありません。
これはある意味で、プロテクションフィルムの限界と呼べるでしょう。
よって、元のグロス塗装が可能な限り見えないようマットPPFを施工させて頂く一方で、PPFを巻くことができないようなパーツの角などは、どうしても元のグロス部分が見えてしまいます。
とはいうものの!
こういったフィルムの隙間も徹底し、極力目立たないように施工をさせて頂いておりますため、フィルムの繋ぎ目もここまで徹底しています!↓

カットデータのない箇所も手作業で徹底施工
以前、「【ポルシェ 911GT3RS】マットホワイト施工の驚きの裏側とは?なぜ純正デカールを剥がすのか。」のYouTubeでもご紹介させて頂きましたが↓
当店ザラップでは、カットデータに含まれない細かいパーツや端部に対しても、職人スタッフが一から型取りを行い、できる限り元のグロス塗装が一切見えないように、手間を惜しまず徹底的に施工します!

こうした通常であれば施工しない細かい箇所こそ、丁寧に処理することで、仕上がりの完成度が格段に上がります!
「ザラップクオリティー」とは「細部まで妥協しない施工品質」

当店ザラップでは、フルプロテクションフィルムをご依頼頂くお客様のうち、実に半数以上の方がマットPPFをご選択頂いております!
その大きな理由の一つが、
「ザラップさんの仕上がりは全く違った」
という、実際のお客様からのお声です。

実際に施工した車両を見て頂いた上で
「ザラップさんのような仕上がりにしてもらえるなら是非お願いしたい」
と、とてもありがたいことに当店にご相談・ご依頼頂いたお客様も少なくありません。
確かに、元の塗装が見えないよう徹底した微細な施工は、ボンネットのような「1枚の大きなパーツ貼る作業」より、数倍大変です。。。
非常に地道で非常に手間がかかります。。。
ですが!
このひと手間こそが、マットフルプロテクションフィルムをただの施工ではなく、美観も徹底された特別な一台へと仕上げる大きな違いになります。
このような徹底した施工姿勢を、私たちは誇りをもって「ザラップクオリティー」と呼んでいます。
マットフルプロテクションフィルムという施工において、ただ保護するだけでなく、魅せるための精度・丁寧さ・美意識を妥協なく追求する。
それが、私たちザラップの信念です。
ザラップクオリティーに関して、GT3RSのご紹介ブログでその徹底した施工の様子を分かりやすくご紹介させて頂いておりますため、是非合わせてご覧下さい!

【ポルシェ911 GT3RS】マットフルプロテクションフィルム施工!
純正マット塗装との違い &
誤解しやすい点

さて、ここでは純正マット塗装とマットフルプロテクションフィルム(マットPPF)との違いについて、そしてよくある誤解について徹底解説です!
「マットPPFは半艶になる」
→誤解です!

先ほども少し触れましたが、お客様からよく頂くご質問に、
「マットフルプロテクションフィルムって、XPELのステルスのように半ツヤになるんですよね?」
というものがあります。
確かに、XPELのステルスはサテン質感(半艶)のマットPPFであり、非常に人気の高い製品です。

ですが、「マットPPF=必ず半艶になる」というわけではありません。
復習ですが、当店ザラップでは、お客様により自由なカスタムを楽しんで頂きたいという思いから、複数のマットPPFブランド・質感をご用意しております!
そのため、
- よりざらざらが強く、ランボルギーニの純正マット塗装とほぼ変わらない仕上がり
- サテン寄りの滑らかで上品なマット感
- トーンをもう一段落として、よりクールで武骨な印象にするマット感
など、車種・デザイン・好みに合わせて質感を自由に選べるのが当店の強みです!
このように、マットフルプロテクションフィルムといっても、仕上がりの表情は一種類ではありません。
お車のデザインやオーナー様の好みに合わせて、どんなマットにしたいのかを正しくフィルム選定することが、とても重要だと私たちは考えています!
マットフルプロテクションフィルムをご選択頂くお客様は
「どのマットにしようか迷ってしまいますね(笑)」
と、とてもワクワクしてお選び頂いております!
「純正マット塗装と近い見た目にしたい」
「より個性的な質感で差別化したい」
是非理想のマットPPFをご一緒に選びましょう!
ちなみに補足ですが、当店ザラップでは、ざらざらマットが一番人気が高いです!

お客様の中では
「このスーパー艶消しを探してたんです!!!」
と興奮して喜ばれたお客様も過去にいらっしゃいました(笑)。
純正マット塗装との明確な違いは「メンテナンス性」

最大の違いは、「日常の手入れやメンテナンスのしやすさ」です!
▷ 純正マット塗装は扱いがとにかくデリケート
- 手油(皮脂)が付くと取れにくい
- 汚れが入り込むと除去が難しい
- コンパウンドや研磨は基本NG(光沢が出てしまい、マットがグロスになってしまう、、、)
つまり一度汚れてしまうと取り返しがつかないことも珍しくありません。
▷ マットPPFなら、触っても洗っても大丈夫!
一方、マットフルプロテクションフィルムは、
- 普通に触ってOK
- 洗車も問題なし
- 熱で小傷が自己修復するセルフヒーリング性能あり
- 万が一のトラブル時も、フィルムの貼り替え可能
つまり、美しさを維持しながら安心して楽しめるのがマットPPF最大の魅力です!
長く美しく保つために!マットPPF施工後のメンテナンス方法

マットフルプロテクションフィルム(マットPPF)をご依頼頂いたお客様から、もっとも多く頂くご質問のひとつが、
「この綺麗な状態を、どれだけ長く保てますか?」
という内容です。
ここでは、施工後のメンテナンス方法や注意点、よくあるご不安とその実情、そして当店ザラップのアフター保証について詳しく解説します!
フィルムの黄ばみ

特に初めてPPFをご検討される方が一番心配されるのが、
「時間が経つと、黄ばんでくるんじゃないか?」
という点です。
結論から申し上げますと、当店で取り扱っているマットPPF(XPEL含む)において、糊の黄ばみはほぼ発生しません。
ただし、世界中には無数のPPF製品が存在し、品質もピンキリです。
だからこそ当店では、厳格な品質テストをクリアしたフィルムのみを採用しており、信頼性の高い製品を厳選しています!
ついでながら、時々ご質問にあるのが
「ザラップさんでは中華PPFを使っていますか?」
というご質問です。
グロスPPFまたマットPPFにおいては、当店ザラップでは中華製のフィルムは取り扱いがございません。
一方で、近年誕生したフィルムに色が付いたカラーPPFは、中国が発祥となっております。
よって、カラーPPFをご依頼頂く場合は、中華製カラーPPFを使用させて頂いております。
例えば、洗車などのメンテナンスを長期間行わず、花粉などが付着した状態で放置し続けると、フィルムに色が移ってしまい、表面が黄色くなることがございます。
さて、そもそもですが、どうしてPPFをご検討される方の大半が、フィルムの黄ばみを心配されるのでしょうか?
その理由ですが、恐らく黄ばんだPPFをどこかでご覧頂いたのではないかと思います。
一部のスーパーカーでは、メーカー出荷時に純正PPFが一部施工されていることがあります。
この純正PPFが経年で黄ばんでしまっているのを見て、
「PPFってしばらくするとこう黄ばむんだ…」
とご心配になるのでしょう。
確かに、黄ばんだPPFはどうしても「古めかしい感」が歪めなく、見栄えの面でマイナスですね、、、!
さて実際のところですが、これまで見てきた純正PPFからお伝えすると、残念ながら純正のPPFは経年劣化で黄ばみが確認できます。
よく中古市場を見ていても、この黄ばんだ純正PPFが悪目立ちしてる写真って多いですよね(苦笑)。

しかし、当店が扱う最新の高性能PPFは、この点を大幅に改善しており、きちんとメンテナンスをして頂ければ、このような目立つ黄ばみは発生致しません。
ちなみに、過去に当店ザラップでご依頼頂いたお客様から、納車後「フィルムが黄ばんできました」というご相談は一度もございません。
マットPPFは洗車はどうすればいいの?

マットPPFの洗車方法についても、よくご質問頂きます!
▶︎ 基本的には「普通に洗車」でOK!
- 一般的な塗装車と同じように普通に洗車ができます!
- フィルムが剥がれるようなことは通常の使用ではまず起こりません。
▶︎ 注意点
PPFは糊物であるため、以下の点にはご注意下さい:
- フィルムの端部や角の処理部分は慎重に!
強くこすったり、引っかけたりすると、まれに浮きやめくれが発生する場合があります。 - 使用するカーシャンプーにも注意が必要です。
マットPPFの特徴は、「艶を出さないこと」にあります。
そのため、艶出し成分が含まれるシャンプーはお控え頂き、中性洗剤をご使用下さい。 - 高圧洗浄機の使用はお控え下さい。
これはマットPPFに限らず、すべてのPPFに共通する注意点です。
高圧の水圧をフィルムに当てると、剥がれや浮きの原因になります。
そのため、基本的には「手洗い洗車」を強く推奨致します。
液性が「中性(pHおよそ6〜8)」の洗剤のことです。
水溶液にしたときに酸性にもアルカリ性にも偏らないため、塗装やPPFへの影響が少ない洗剤です。
セラミックコーティングの併用が◎

マットフルプロテクションフィルムをご依頼頂くお客様から、「施工後にコーティングをかけても大丈夫ですか?」というご質問をよく頂戴します。
▶︎ 「マット専用」であっても市販のコーティングは基本的にNGです
- 結論から申しますと、コーティング自体は可能です。
- しかし、マットPPFは「艶消し質感」が最大の魅力であるため、市販のコーティング剤や艶出しタイプのガラスコーティングなどを使用すると、本来のマット特有の質感が変質してしまう可能性があります。
よって、基本的に市販のコーティング剤はNGです。
▶︎ マットPPF専用セラミックコーティングで解決できます!

そこで当店ザラップでは、マットPPF専用に開発されたセラミックコーティングをご用意しております!
これは単なる艶消しコーティングではなく、高い撥水性・防汚性・耐久性を備えた、ハイグレードな機能性コーティングです。
このコーティングにより、より長期間にわたって美観と保護性能を両立することができます!
- 艶感を変えずにマット本来の質感をそのままに保ちつつ、日常の汚れが付きにくく落としやすくなる効果があります!
- 特に愛車を長く美しく保ちたい方には、非常に相性の良い仕上げオプションとしておすすめしております。
▶︎ PPFを施工していない箇所にもセラミックコーティングできる?
マットフルプロテクションフィルムをご依頼頂く大半の方が、このマット用セラミックコーティングをご依頼頂いております。
一方で、部分的にPPFを施工される方からは
「マットPPFを施工した箇所だけでなく、車体全体にセラミックコーティング可能ですか?」
とご質問頂きます。
結論をお伝え致しますと、グロス・マットそれぞれの質感に合わせたセラミックコーティングのご用意がございますため、PPF施工されている箇所もされていない箇所も全てコーティング◎です!
また、PPF施工をしていない箇所のボディー研磨もオプションでご用意致しております。
このようにPPF施工している箇所もしていない箇所も、トータルでセラミックコーティングが可能です!
▶︎ セラミックコーティングのデメリットは?
正直なところ、性能面でのデメリットはほぼありません(笑)。
しかし、一点マイナス点といえば、費用は一般的なガラスコーティングよりもやや高額になる点です。
これは、セラミックコーティングの方が耐久性・防汚性能が優れているからです。
このように、マットPPF × 専用セラミックコーティングの組み合わせは、見た目・メンテナンス性・保護性能をすべて高水準で両立できる優れた選択肢です!
納車後にフィルムの「浮き」「汚れ」が問題に!?

マットフルプロテクションフィルムに限らず、PPF全般に共通する点ですが、、、
PPFは機能性において非常に優秀である一方で、メンテナンスが全く必要ないというフィルムでもありません。
これはどのメーカーのPPFにおいても共通していえる点です。
▶︎ なぜ納車後にフィルムが浮く可能性があるのか?
当店ザラップでは、納車時にプロテクションフィルム(PPF)を最適な状態で施工し、お客様へお引き渡しさせて頂くよう、納車前に厳格なフィルムチェックをさせて頂いております。
それにも関わらず、納車後にフィルムの端がわずかに浮くケースが発生することがあります。
その理由は、フィルムのストレス値の違いにあります。
納車前の確認では、ヒートガンで部分的に熱を加えるなど、ピンポイントでの検証しかできません。

一方、納車後は実走行や高速走行によって車体全体が一気に熱せられます。
その結果、フィルム全体に熱ストレスがかかり、構造上どうしても避けられない微細な浮きが発生することがあるのです。

さらに、これまでの施工経験から、PPF施工前にコーティング施工済みの車両では、ごく稀にフィルムが完全に密着せず、コーティング未施工車では見られないようなエッジ部分の浮きが確認された場合があります。
こうした現象はプロテクションフィルムの特性によるものであり、残念ながら避けられない症状ともいえます。。。
しかし、だからといってこの状態を放置してしまうと、糊面にゴミが混入してしまい見栄えがどんどん悪くなってしまいます、、、。
当店ザラップでは、万が一納車後に浮きが確認された場合も、後ほどご紹介させて頂くアフター保証対応により、しっかりとメンテナンスさせて頂いております!
▶︎ PPFは納車後ずっと綺麗な状態を保つことができるわけではない

PPF(ペイントプロテクションフィルム)と聞くと
「施工すれば、その後はずっときれいな車を保てる」
と思われがちです。
実際、PPF初心者の方からも
「貼ったらもうメンテナンスは不要ですよね?」
というご質問を頂くことがあります。
確かに、PPFにはセルフヒーリング機能や汚れを落としやすい特性があり、メンテナンスは確実に楽になります。
しかし、車は走行すれば必ず汚れや埃が付着するため、洗車やお手入れが一切不要になるわけではありません。
マットPPFでもグロスPPFでも厚みは約150μあり、施工方法の多くは「プレカット方式」です。
これはあらかじめ車種ごとにカットされたフィルムを貼る方式で、フィルムの端(断面)は必ず露出します。
この断面には微量な糊が付いているため、お車の保管環境により違いはあれど、数ヶ月〜数年経過すると必ず汚れが溜まり、黒いラインのように目立ってきます。。。
特にボディカラーが白やシルバーなどの明るい色の場合、この汚れが際立ち、かえって車体が汚れて見えてしまうこともあります。
実際、他店様にて施工のPPFが非常に汚れが目立つため、貼り替えをご希望ということで当店ザラップに持ち込まれるケースも少なくありません↓


このように、いかに機能性が高いPPFといえども、どれだけ綺麗な状態でフィルムを維持できるかは、そのフィルムを施工した人の施工技術、そして納車後どれだけ手厚いメンテナンスサービスがあるかが非常に重要です!
当店ザラップは納車後のメンテナンスサービスをどこよりも手厚くご提供しています!

ここまでの内容でお分かり頂けた通り、プロテクションフィルム施工後のメンテナンスは、お車を長期間綺麗な状態で維持するために欠かせません!
そこで、当店ザラップでは、他社には負けない手厚いメンテナンスサービスをご用意しています!
施工後の美しい状態をできる限り長く保つために、施工スタッフが細部まで丁寧にケア。
フィルム特有の汚れや経年による劣化にも対応し、常に最高のコンディションでカーライフを楽しんで頂く環境を整えています!
こうした取り組みは、「納車して終わり」ではなく、「納車後こそ本当のお付き合いの始まり」という当店の姿勢を表しています。
当店では1年間の「アフター保証」を無償でご提供!

ザラップでは、納車後に以下のような「アフター保証」を無料でご提供しております!
アフター保証内容
- 初期点検(納車から約1ヶ月後)
- 高速走行後のフィルムの浮きの確認・補修
- メンテナンス方法の個別アドバイス
- 担当スタッフによる丁寧なメンテナンス方法の個別アドバイス
- 1年間の無償アフターケア
- 万が一の剥がれやめくれなどにも対応
- コーティングや洗車による異常も個別に診断・補修
よくある誤解:「XPELの10年フィルム保証」と「施工保証」は別物です

XPEL製プロテクションフィルム(PPF)には、「10年間の製品保証」があります。
この保証はあくまでフィルムそのものの品質保証であり、経年劣化や製造上の不具合によってフィルム自体に異常が発生した場合、そのフィルムを交換する内容です。
例えば、XPELの10年保証では
- フィルムの黄ばみ
- ひび割れ
- 剥離(製造不良によるもの)
など
が対象となります。
一方で、「施工に関する不具合」、例えば
- 「フィルムの一部が浮いてしまった」
といった現象は、この製品保証の対象外です。
それに対し、当店ザラップがご提供する「アフター保証」とは、納車後にフィルムの一部が浮いたり、施工箇所に不具合が発生した場合に対応する施工保証です。
当店でXPELをご依頼頂く場合は、
- XPELの10年製品保証(フィルム自体の不具合に対応)
- ザラップ独自の1年間アフター保証(施工後の不具合に対応)
このダブル保証体制で、お客様の納車後のメンテナンスをサポート致します!
安心して当店ザラップにPPF施工をお任せ頂ける理由が、ここにあります。
納車後のフィルム定期メンテナンスサービス

PPF施工後、お車をしばらく使用すると、フィルムの断面にわずかな糊汚れが溜まることはお伝えさせて頂いた通りです。
この汚れはオーナー様ご自身で落とすのが難しく、知識のないまま無理に作業するとフィルムが剥離するリスクもあります。
そこで当店ザラップでは、当店でPPF施工を行ったお車で、かつ「アフター保証」に含まれる納車後1ヶ月後の初期点検をきちんと受けて頂いたお客様に限り、「納車後のフィルム定期メンテナンスサービス」をご用意しています!
納車後の定期メンテナンスサービス(有償)の内容は以下の通りです:
- 洗車
- フィルム断面の汚れをできる限り除去
- フィルム表面の汚れ、ウォータースポットの除去
- (希望者のみ)セラミックコーティングの再施工
このサービスは、お車の使用状況によって汚れの進行度が異なり、かつご希望とされるサービス内容も異なるため、ご希望の方へのオプションサービスとしてご提供しております。
納車後もPPF本来の機能を最大限保ち、お車を綺麗に乗って頂くためにも、「納車後のフィルム定期メンテナンスサービス」は非常におすすめのサービスです!
マットフルプロテクションフィルムに関するよくあるご質問

さて、それでは最後に、マットフルプロテクションフィルム(マットPPF)をご検討中のお客様から、実際によく頂くご質問について、徹底的にご紹介させて頂きます!
Q.マットPPFは黄ばみやすいと聞いたのですが大丈夫ですか?
当店で使用しているマットPPFに関しては、糊の黄ばみはほぼ発生しません。
確かに以前はPPFの黄ばみが問題視された時代もありましたが、現在は糊の技術が大幅に進化しています。
当店で取り扱うフィルムは、厳格な品質テストをクリアした高品質な製品のみを採用しております。
ただし、フィルムの耐久年数を超えた使用や洗車などのメンテナンスを行わず長期屋外保管の場合は、黄ばみが出る可能性がございますので、定期的な洗車などのメンテナンスを推奨しております。
Q.マットPPFはXPELステルスが一番良いのですか?
日本のPPF市場では、マットPPFといえばXPELステルスが最も有名で、品質・保証ともに優れたフィルムです。
グロス仕上げのPPFでもXPEL製品は知名度が高く、多くの方に選ばれています。
しかし、品質・保証ともに認められた数多くのマットPPFが、世界にはXPEL以外にも数多く存在します。
そこで当店ザラップでは、XPELステルスだけでなく、3Mをはじめとする様々なメーカーのマットPPFを取り扱っています。
仕上がりの質感も多様で、サテン調の柔らかな艶感から、ランボルギーニのようなザラザラとしたマットまで選択可能です。
当店で取り扱う全てのマットPPFは、厳格な品質テストをクリアしております。
よって、その中でマットPPFをご選択頂く際は、「どのメーカーが一番か」ではなく「お客様の求める理想の質感や見栄えはどれか」という基準でご選択頂ければと思います。
XPELでないマットPPFをご選択頂いたとしても、XPELに劣る点はありません。
Q.マットフルプロテクションフィルムを施工すると、完全にマット塗装車のようになりますか?
はい、見た目はほぼほぼマット塗装車と同じです。
もし純正のマット塗装と同じ仕上がりを目指されるなら、その質感と近しいマットPPFをご選択下さい。
Q.純正マット塗装の車にもマットフルプロテクションフィルムは施工できますか?
はい、純正マット塗装車にも問題なく施工可能です。
むしろ、純正マット塗装のお車ほど、マットフルプロテクションフィルムの施工をおすすめしております。
というのも、純正マット塗装は非常に繊細で、
- 手油や水染みが残りやすい
- 一度付着した汚れは取りにくい
- 研磨すると艶が出てしまい元のマットに戻せなくなる
といったメンテナンス上の大きなデメリットがあります。
マットPPFを施工することで、
- 汚れやダメージから塗装面をしっかり保護
- メンテナンスが圧倒的に楽になる
- 見栄えも純正マットとほぼ変わらない仕上がりを実現
といったメリットが得られます。
マット塗装の美しさを長く保ちたい方にこそ、マットPPFは最適な選択肢です!
是非一度ご相談下さい。
Q.ボンネットだけなど、マットPPFの部分施工はできますか?
はい、マットPPFは部分施工も可能です。
例えば「ボンネットだけ」「ルーフだけ」「サイドパネルだけ」といったポイントでの施工も承っております。
特に最近では、あえて元のグロス塗装を活かしつつ、マットPPFで部分的に質感を変えるというメリハリを効かせたカスタムが当店ザラップのお客様の間でも人気となっております。
部分的というものの、ほぼフルプロテクションフィルムといったイメージです(笑)。

実際に以前、当ブログでも「部分施工の魅力」について詳しくご紹介させて頂きました。
マットPPFの部分施工にご興味がある方は、是非以下のブログもご参考下さい!

BMW X4にマットPPFを部分施工★艶消しカスタムでドレスアップ!
見た目にアクセントを加えながら、しっかりと塗装を守る。
それがマットPPFの部分施工の大きな魅力です!
Q.マットPPFを貼ると車体の色は変わりますか?

完全に色が変わるわけではありませんが、見た目の印象には変化が生まれます。
マットPPFは透明のフィルムですので、基本的に車体そのものの色が変化することはありません。
ただし、グロス塗装(艶あり)とマット(艶なし)では光の反射・屈折の仕方が異なるため、見た目の色味が若干落ち着いたトーンになるという視覚的な変化はございます。
特に日光や照明の下ではその違いが際立ち、元のボディカラーがシックで上質な印象へと変化するのがマットPPFならではの魅力です。
「色を変えずに印象を変えたい」
「純正カラーを活かしたい」
そんな方にもマットPPFは非常におすすめです!
Q.マットPPFを剥がすと元の塗装はどうなりますか?
基本的には元の塗装がそのまま現れますが、塗装の状態によっては注意が必要です。
マットPPFに限らず、プロテクションフィルム(PPF)は「剥がせること」が前提の製品です。
そのため、基本的には剥離しても元の塗装が綺麗に残るように設計されています。
しかしながら、以下のような塗装にエラーやダメージがある場合は、剥離時に塗装の一部が一緒に剥がれてしまうリスクもゼロではありません。
▷塗装剥がれのリスクがあるケース
- 再塗装やリペアがされているお車(塗膜の密着性が低い場合)
- 元々の塗装が非常に薄い・粗い場合
- 塗装が弱い場合
- 飛び石などで塗装が既に傷んでいる箇所がある場合
- 経年劣化によりクリア層が劣化している場合
これらに該当する場合には、PPF剥離時に塗装が浮いたり、欠けたりする可能性がございます。
PPFをご依頼頂く方は、これらの点をご理解の上ご検討頂けますと幸いです。
当店ザラップでは、こうしたリスクについても事前に丁寧にご説明させて頂いております。
Q.マットPPFを施工すると、雨染みやウォータースポットはできますか?

通常のマット塗装車に比べると、マットPPFは雨染みやウォータースポットは落としやすいですが、完全に防げるわけではありません。
マット塗装車の場合、雨染みやウォータースポットが一度付いてしまうと、除去が困難という特性があり、これは多くのオーナー様が悩まれるポイントのひとつです。
しかし、マットPPFを施工した車両では、このような汚れが付きづらく&落としやすくなるという大きなメリットがあります。
当店では、マットPPF専用のセラミックコーティングもご用意させて頂いておりますため、こちらを併用頂くことで、より安定した保護と美観の維持が可能となります。
とはいえ、どんなに高性能なPPFでも弱点が一切ないわけではありません。
長期間放置すれば、汚れが定着してしまう可能性はありますため、日頃から洗車などのメンテナンスをお願い致しております。
まとめ★
マットフルプロテクションフィルムは見た目と保護を両立できる最強カスタム!

マットフルプロテクションフィルム(マットPPF)は、単なる車体の保護の役割にとどまらず、お車の見た目を劇的に変えるカスタムとしての魅力も兼ね備えています!
元々グロス塗装だったお車でも、夢だったマット化を実現できるうえ、純正マット塗装では避けられなかったメンテナンスの煩わしさから解放されるという、まさに一石二鳥のカスタムです!
さらに、当店ザラップでは、カットデータにない部分も職人が一から型取りを行い、極限までグロス部分を見せない丁寧な施工を行っております!
この繊細な作業こそが、「ザラップさんに是非依頼したいです!」と多くのお客様にご評価頂いてきた理由です!
また、全車両にアフター保証をお付けしており、納車後に万が一フィルムに不具合が生じた場合も、万全のサポート体制でご対応させて頂いております!
大変ありがたいことに、現在ご依頼が非常に混み合っており、施工までに通常1〜2ヶ月程度お待ち頂く場合がございます。
ただし、納車予定日の遅延などによっては急な空き枠が出る場合もございますので、まずはお気軽にご相談下さい!
なお、以前ご紹介させて頂いた【ポルシェ911(992.2)】7ヶ月も待った!?プロテクションフィルム施工」というYouTube動画でも、「どういったタイミングでご依頼を頂くのがベストか」という内容を詳しくご紹介しております。
ご検討中の方は、是非そちらも併せてご覧下さい!
「この車は絶対にザラップさんにお願いしたい」
そう思って頂けるように、当店では一台一台にしっかりと時間をかけ、枠を絞って真摯に向き合っています。
是非この機会に、こだわりのマットフルプロテクションフィルムカスタムをご検討頂ければ幸いです!
当店では、事前予約制で施工車両の見学も受け付けております!
皆さまの目で、我々の誇るザラップクオリティーをご覧頂けると幸いです。
スタッフ一同、お待ち申し上げます!