近年プロテクションフィルム(PPF)を愛車に施工することは、高級車の中ではスタンダードになってきています。

プロテクションフィルム(PPF)は間違いなく「車を傷や外敵から塗装を物理的に守るベストチョイス」であり、全世界でプロテクションフィルムが急速に普及している理由でもあります。

しかし、プロテクションフィルムフィルム(PPF)はカーラッピングフィルムに比べ、「施工環境がシビアである」点や「施工の技術難易度が高い」点で、プロテクションフィルムを自分でDIY施工することはまず困難です。

そんなプロテクションフィルムですが、「【知らなきゃ危険!?】プロテクションフィルムのメリットデメリットを徹底解説!」でも詳しくご紹介させて頂きました通り、強みと弱みがあります。

ということで今回はプロテクションフィルム(PPF)を施工する我々ザラップが、ずばりどんな人にとってプロテクションフィルム(PPF)は「得になるか」語らせて頂きたいと思います。

「愛車をより長く綺麗な状態で乗りたい!」

「車が好きなだけに車に傷がつかないか神経質になってしまう。。。」

「PPFは結局のところお得なのか本音を知りたい!」

という方に必見です!

プロテクションフィルム(PPF)は得か?

フロントフェンダーのPPF(プロテクションフィルム)
プロテクションフィルムの施工中

正直にお伝えして、プロテクションフィルム(PPF)は、結して安いとはいえません。

お値段がまず気になる方は、ご参考までにこちらのページをご覧下さい。

予算に余裕がある方を除き、「プロテクションフィルム(PPF)を施工するか否かは『得』か『損』か」で決まるのではないでしょうか(笑)。

ということで、これまでの経験を元に、どんな方にプロテクションフィルム(PPF)がおすすめか見ていきましょう!

車体の価値はどのくらいか?

Aston Martin プロテクションフィルム
Aston Martinをフルラッピング&プロテクションフィルム施工

先述した通り、プロテクションフィルム(PPF)は高額です。

なので、いわゆる「高級車」であればあるほど、プロテクションフィルム(PPF)は「保険」として機能するため、万が一被害が発生した場合には「得」と捉えることができます。

例えばですが、ミラーを擦ってしまって、再塗装もしくは部品交換が必要になったとします。

ドアミラーPPF(プロテクションフィルム)
ドアミラーにプロテクションフィルムを施工中

(ちなみに、以前お客様で「自分ではミラーを当てた記憶は一切ないのに、気がついたらミラーに目立つ擦り傷があった」という事例がありました。)

そういった時に、高級車であればミラーの交換だけで数万円~数十万円修理代として発生してしまうこともあります。

そして、コストだけではなく、パーツの取り寄せだけで最悪一ヶ月以上かかるといわれる場合もざらにあります。

そういったコストや時間を含めて考えると、プロテクションフィルム(PPF)を事前に保険として施工しておくことは得といえるのはないでしょうか?

プロテクション(PPF)がお得になるか考える上で、修理金額と比較して考えるのは一つの基準になります。

車に乗る頻度&所有年数&使用目的

Ferrari

車を屋内で展示する目的のみで所有されているのであれば、プロテクションフィルム(PPF)はマストではありません。

しかし、少なくとも運転する機会が多々あり、運転を楽しむためのお車であれば、プロテクションフィルム(PPF)を施工するのは十分「得」になると考えます。

特に高級車であれば、尚のことです。

また、車の所有年数が長ければ長いほど、さらにプロテクションフィルム(PPF)は総合的にお得になるといえます。

プロテクションフィルム(PPF)を施工していない車を見て頂ければ一目瞭然ですが、特にボンネットとフロントバンパーは飛石傷が無数にあることでしょう。

車は乗り物なので、保護をしなければ傷だらけになるのが宿命です。

コーティングは、特に紫外線対策などには効果を発揮しますが、飛び石などによる傷までは守ってくれません

なので、プロテクト(保護)するためには、それ相応の厚みを持ったフィルム=プロテクションフィルム(PPF)が必要というわけです。

プロテクション(PPF)は、「得か損か」という議題ですが、ここでは「値段」ももちろんのことながら、「どれだけ綺麗に乗り続けられるか」という基準でも考えて頂く必要があります。

つまり、「より愛車を綺麗な状態で乗り続けたい」という気持ちが強い方にとっては、プロテクションフィルム(PPF)はとってもお得になり得るわけです!

プロテクションフィルム 施工中
プロテクションフィルム施工中

車体のスクラッチ傷が気になってしまうタイプか?

プロテクションフィルムの施工中
プロテクションフィルムを施工中

例えば洗車の際、柔らかいマイクロファイバーで吹き上げていても、擦れて傷となる、いわゆる「スクラッチ傷」が塗装に残ります。

スクラッチ傷は基本的に経年劣化に伴い増えるため、よってスクラッチ傷が多いとどうしても経年した車と見られてしまいます。

そこで、プロテクションフィルム(PPF)ですが、セルフヒーリング機能と呼ばれる「フィルム自身が傷を消す機能」が備わっているので、スクラッチ傷はほとんど気にならない程度まで、目立たなくなります。

また、プロテクションフィルム(PPF)は光沢があるため、なおのことスクラッチ傷は気になりません。

ドアを当てやすいタイプか?

フルラッピング施工

ご自身のドアをご確認下さい(笑)。

ドアのエッジに当たった傷はありますか?

自分では十分気にしているつもりでも、死角に入って物が見えず、ドアを開けたらごつんと当ててしまう…

そんなことはありませんか?

これは自身の体験からですが、自分は気を付けているものの、車に乗せた誰かが不注意でドアを当ててしまうことがあります。

そういったドアのエッジを守るために、ドアエッジのみをプロテクションフィルム(PPF)で施工することも可能です。

実際に、プロテクションフィルム(PPF)を施工されるほとんどの方がドアエッジに施工されます。

理由としては、実際に傷が付きやすい点とお値段もお手頃だからです。

ドアエッジのみプロテクションフィルム(PPF)をする場合のお値段ですが、4枚ドアで約13,000円と、とてもお得にできちゃいます!

このようにコスパが良いので、実際のところ高級車に限らず、普通車(特に新車の場合!)でもドアエッジのみプロテクションフィルム(PPF)を依頼される方が大変多いです。

一方で、、、!

隣に止まった車がドアを開閉する際に傷付けられる場合は、今度はドアエッジではなくドア自体に傷が入ってしまいます。

よって、特に高級車に乗られていらっしゃる方は、ドアエッジのみならずドアにもプロテクションフィルム(PPF)を施工することがおすすめです。

女性を車に乗せやすいか?

レーシングドライバー塚本奈々美選手

凄く真面目な問いです(笑)。

これは弊社の女性スタッフも痛感するようですが…

女性はヒールを履くと、例えばスポーツカーのような車高が低い車や、逆にSUVのように車高が高い車は、気をつけていてもサイドステップを当ててしまいやすいということです。

ただ、運転手としては毎回「サイドステップ傷付けないように乗ってね」とは言いづらいですよね(苦笑)。

そこで、プロテクションフィルム(PPF)の出番ということです!

上で見たドアと同じく、プロテクションフィルム(PPF)を施工しているだけで、誰かを車に乗せる際に神経質にならずに済むので、「車が好きなだけに神経質になってしまうタイプ」の方にとってプロテクションフィルム(PPF)は、凄く得ではないでしょうか。

プロテクションフィルム(PPF)は目的と予算に合わせてスタイルを選べばいい!

BMWのラゲッジPPF(プロテクションフィルム)
プロテクションフィルム施工中

プロテクションフィルムというと、「車体全体に施工するべきもの!」という考えをお持ちの方もいらっしゃいます。

もちろん、全体を施工するに越したことはありませんが、上で見てきた通り目的に合わせてプロテクションフィルム(PPF)を貼る箇所を選べばいいと思います。

特に、ザラップでは、目的に応じてお得なプロテクションフィルム(PPF)のプランをご用意しています。

STANDARD

スタンダードプラン

一番傷付きやすい箇所をガードプラン

PREMIUM

プレミアムプラン

車の乗り降りも安心プラン

FULL

フルプラン

車体全体を保護する最上級プラン

また、「ミラーだけが気になる!」という場合は、ミラーのみプロテクションフィルム(PPF)を施工させて頂くことももちろん可能です!

ザラップでは、お客様の目的とご予算に合わせてプロテクションフィルムをご提案させて頂いております。

「一度来店して相談したい」「ざっくりした概算だけでも知りたい」という方は、お電話またはチェットよりお気軽にお問い合わせ下さい。

TOSHI
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