今回はフェラーリ(Ferrari)F12 のボンネット・ルーフ・リア に続くストライプラインをカーラッピング施工させて頂きました!
フェラーリ(Ferrari)といえば、やはり象徴的なのが 「ストライプライン」 !
フェラーリならではの美しいボディライン、そして流れるような曲線を最大限に引き立てるストライプラインは、お好きな方も非常に多いカスタムではないでしょうか?
今回ご入庫頂いたフェラーリ(Ferrari)F12は、実は 元々トリコロールカラーの純正ストライプライン が施工されていました。
しかし今回は、あえてその上から新たにデザインしたオリジナルのストライプラインをカーラッピングで施工しています!
その結果、、、
フェラーリ(Ferrari)F12の印象は、良い意味でまるで別の車のように大変身しました!!
「ここまで変わるのか!!」と驚くほど、非常に(非常に!)カッコいい一台へと仕上がりました!!
この記事では、
- どのようなストライプラインを施工したのか
- なぜ純正ストライプラインの上に、新しいストライプラインを施工したのか
- 失敗しないストライプカーラッピングの考え方
といった点を、フェラーリ(Ferrari)F12ならではの注意点や実際の施工背景とあわせて、分かりやすく徹底解説していきます!
完成したフェラーリ(Ferrari) F12のカーラッピングカスタムはこちら!
さっそく!
気になるフェラーリ(Ferrari) F12のラインラッピングの完成画像を見ていきましょう!


こうして比べて見てみると、ラインの違いが分かりやすいですね!
新しいラインでは存在感やインパクトが大幅にアップしました!!
ラインラッピングだけで、ここまでガラッと見た目の印象が変わったのが分かります◎
純正のライン

フェラーリ(Ferrari) F12の純正のトリコロールカラーは細く繊細なスタイル!
よって、車体のイメージも、第一印象は「美しい」でした。
施工後のライン

対して、今回カーラッピングさせて頂きましたストライプラインは、太く力強いメタリックシルバー&ブラック!
「元々のトリコロールはどこに行ったの(笑)?」と思われる方もいらっしゃるかも知れません。
まず前提として、フェラーリ(Ferrari)のこういった純正ストライプラインは、基本的にそのラインの上から塗装が吹かれているため、剥離することができません。
よって!
今回のシルバー&ブラックのストライプラインは、純正のストライプラインの上に施工させて頂きました!
段差を心配される方もいらっしゃいますが、ご覧の通り、目視ではほぼほぼ段差は分かりません!
ボンネットからリアへと繋がるラインを丸っと全て色変えした事により、フェラーリ(Ferrari) F12が更にスポーティで迫力ある印象へ!!

それでは次に、「なぜ今回のオーナー様は新しくラインラッピングをご希望だったのか」その理由にズームインです!
なぜ純正ストライプラインの上に、カーラッピングで新しいラインを施工したのか?

今回ご依頼頂いたお客様から、
「印象が少々弱くなりがちな純正トリコロールカラーを、もっとインパクトのあるラインにしたいです!」
という明確なカスタムのご希望がございました。
そこで、フェラーリ(Ferrari) F12の純正ラインから、更にインパクトのあるラインにするために、今回の参考となった車両が、「フェラーリ F430 スクーデリア」の純正ストライプラインでした!

ラインの形状は異なりますが、お客様は何よりこのグレーのお色をとても気に入られていました。
そこで、スクーデリア純正ストライプのカラーと雰囲気を参考にし、デザインの方向性の基準とさせて頂きました!
目指したのは、
スクーデリアのラインをもとにしつつ、フェラーリ(Ferrari)F12らしい純正感を感じさせるようなオリジナルのストライプライン。
理想のストライプライン作りの始まり、始まり〜!
ストライプライン施工で際立つザラップのこだわり!

当店ザラップでは、カーラッピングの中でもラインラッピングは非常に人気のスタイルです!
色変え目的で車体の広い面をラッピングするようなフルラッピングなどに比べると、一見するとラインラッピングは印象の変化が小さいと感じるかもしれません。
しかし!
そんなことは無く、寧ろ逆でして、上記でラインの比較画像をご覧頂いて分かるように、「ラインラッピングは手軽でありながら、カーラッピングとして車体の印象を大きく変える可能性を秘めた」凄いカスタムなのです!!
今回、フェラーリ(Ferrari)F430 スクーデリアを参考に、お客様のご要望を踏まえた上でデザインの細かい擦り合わせをさせて頂き、フェラーリ(Ferrari)F12用のオリジナルストライプラインが完成しました!
侮れない存在感を持つラインラッピングだからこそ、お客様に満足して頂けるよう、毎回徹底した調整を経て、お客様にとってベストなストライプラインを作り上げています!
カーラッピング印刷で1枚構造の
ストライプラインを制作

カーラッピング業界では印刷機を自社で持っているところはマイナーですが、当店ザラップでは大型の印刷機を自社で持っています!
カーラッピングをする上で印刷機を使うことは、大きなメリットがあります◎
- ストライプラインも出力して作ることができる
- フィルムの見本帳にない色でも好みの色を出力してフィルムを作ることができる
- グラフィックデザインも可能
今回のフェラーリ(Ferrari)F12ですが、シルバーメタリックの上に黒フチを出力し、段差のないストライプラインを制作させて頂きました!↓

当店ザラップの印刷でストライプラインを制作する大きなメリットとして、
「フィルムが一枚構造になるので段差が無く、メンテナンス性が高いこと」
「一体感のある仕上がりになること」
が挙げられます!
見た目のメリットもさる事ながら、やはりメンテナンス性の向上は非常に大きなメリットではないでしょうか!
逆に、印刷機を使用せず今回のようなストライプラインを施工する方法は
- シルバーメタリックのシートを一枚貼る
- 黒のシートを重ねて貼る
という、重ね貼りのプロセスを経てストライプラインを完成させます。
この施工方法では、フィルムに重ね面が生まれるので、どうしても段差が生じてしまうというデメリットがあります。
例えば洗車の拭き上げの際、この断面にタオルが引っかかってしまうリスクがあるわけです(涙)。。。

メンテナンスの快適さ具合は、地味ですが確実にストレスに直結しますし、メンテナンスに手間がかかるとそもそも洗車も億劫になってしまいますよね、、、!
以前ご紹介させて頂きました、フェラーリ(Ferrari)812 スーパーファスト(Superfast)↓



【まさに純正!?】フェラーリ812スーパーファストをカーラッピング!
また、フェラーリ(Ferrari) GTC4ルッソ(Lusso)で制作させて頂きましたストライプラインは、全て印刷による段差のない1枚構造のステッカーでした!↓

ちなみに、それぞれの車両ですが、当店ザラップの公式YouTubeでご紹介させて頂いております♪
是非ご覧下さい!
カーグラフィックコンフィギュレーターを使用し、より理想的なストライプラインを追求
実際にお客様にご確認頂いたイメージ画像ですが↓

まるで実車のよう(笑)!
これは3Dカーグラフィックコンフィギュレーターを使用し生成したイメージでして、車体の色やデザインなどを視覚的に、かつ3Dで確認ができる優れものです!↓
当店ザラップでは、このように3Dカーグラフィックコンフィギュレーターのご用意もございますため、カーラッピングをご希望の場合、
- 理想と実際の仕上がりとのギャップを最大限に縮めるため
- より理想のカーラッピングスタイルを見つけるため
に、お客様とご一緒にコンフィグしています!
コンフィグの際、ご自身のお車がどんどんカッコよく変身していく様子は、お客様皆さまが
「とにかく楽しいです!!!」
と口を揃えて仰います(笑)。
先程も既にご紹介させて頂きましたフェラーリ(Ferrari)GTC4 LussoのYouTube動画ですが、こちらの動画ではカーグラフィックコンフィギュレーターで実際にどんなことができるのか、徹底解説させて頂いております!
カーグラフィックコンフィギュレーターの凄さを、是非ご堪能下さい!↓
さて、今回のフェラーリ(Ferrari)F12のように「ボンネット→ルーフ→リア」と車体全体に繋がるストライプラインでは、様々な角度からストライプラインを確認することは非常に重要になってきます!
ラインの範囲が増えれば増えるほど、車体のイメージや印象がガラッと変わりますので、そこを確認することは最終的なお客様の求める理想の仕上がりやクオリティに直結します。
3Dカーグラフィックコンフィギュレーターによって、
- ストライプラインの大まかなデザイン決め
- 全体の雰囲気の把握
- 調整と確認
と、デザインを決定していく上でとても大きな安心材料になります。
お客様の求める完成イメージと、実際の完成車体との乖離を無くすためにも、3Dカーグラフィックコンフィギュレーターの存在は非常に大きいわけです。
グレーの色の濃度を
実車で何度もチェック

前述したように、3Dカーグラフィックコンフィギュレーターを使用することで、非常にリアルな完成イメージを3D画像で確認できます。
カーグラフィックコンフィギュレーターを使うことによって、大枠のデザインを理想に近付けることができます!
しかし!
逆を言えば、カーグラフィックコンフィギュレーターだけでは、理想の100%まで持っていくことは難しいということでもあります。
カーグラフィックコンフィギュレーターでコンフィグしていても、「微妙にイメージと違うかな?」となる要因の一つが、「色」です。

そのため、当店ザラップでは「本番施工の前にラインをテスト貼り」して確認作業を行っています!

お客様が施工完了後に「ちょっとイメージと違う…」という悲しい結末にならないよう、カーグラフィックコンフィギュレーターだけでは埋め切ることができない理想とのズレを、しっかりと詰めていきます!
「イメージしていた色は暗めだったけれど、実際に見たらもう少し明るい方が良さそう!」
など、よりお客様の求める理想的なストライプラインを作るためには、実際にステッカーを貼ってテストし、目視で確認することが非常に重要になります!
今回のフェラーリ(Ferrari)F12のお客様は、スクーデリアよりも明るめのグレーをご希望されていました。
このグレーの濃さには特に強いこだわりをお持ちでしたので、実際に使用するシルバーメタリックの上に、グレーの濃度を変えたサンプルを何度も出力・テストし、理想通りのグレーを徹底的に追求致しました!

フェラーリF12で重要となる
ストライプの太さ調整

当然ですがストライプラインは「色味」だけでなく「太さ」も大きく印象を左右します。
カーグラフィックコンフィギュレーターで大体のサイズは決定しますが、100%理想の一台を作り上げるためには、ここからテスト貼りで数ミリ単位で調整をします!
「数ミリですか!?」と思われるかも知れませんが、ほんの数ミリでも実は見え方が大きく変わります!
テスト貼りをした車両をご確認頂き、画像や実車での検討と調整を繰り返し、、、
そして、お客様にストライプラインの色や太さなど都度ご確認頂きながら、お客様の理想に添う太さを決定しました。
ザラップではお客様の理想を叶えるための手間を惜しみません

今回は、フェラーリ(Ferrari) F12のストライプラインカーラッピングカスタムをご紹介させて頂きました!
ビフォーアフターをご覧頂いた通り、ストライプラインという一見シンプルなカスタムでありながら、車全体の印象はガラッと変わり、非常にカッコいい仕上がりになったのではないかと思います!
今回ご紹介したストライプラインのカーラッピングは、コストパフォーマンスが高く、それでいて見栄えの変化が非常に大きい、人気の高いカーラッピングスタイルの一つです。
インターネットなどを見ると、ストライプライン用のステッカーが市販されているのも事実ですが、ライン一本で車の印象は良くも悪くも大きく変わります。
ラインの色や太さ、そして施工箇所といったわずかな違いが仕上がりを大きく左右するため、実はストライプラインの施工こそ、非常に繊細で調整が重要なカスタムでもあります。

また、フェラーリは今回のフェラーリ(Ferrari) F12のように、純正でストライプラインが入っているモデルが非常に多いメーカーでもあります。
グレードによってラインの入り方が異なったり、オプションとしてストライプを選択できる場合があったりと、その仕様はモデルごとに様々です。
そのためフェラーリオーナー様の中には、
「純正ストライプラインとそっくりなストライプラインを施工して欲しい!」
「元々の純正ストライプラインが好みではないので別のデザインに変えたい!」
「アトリエのようなストライプラインを作りたい!」
といったご相談を頂くことも少なくありません。
こうした「純正デザインを理解した上で作るストライプライン」というのも、当店ザラップが非常に得意としている分野の一つです!
市販のステッカーと私たちザラップの大きな違いは、お客様の理想を叶えるために、その車一台ごとにラインを最適化すること。


「色味」、「太さ」、「位置」。
お客様と何度も確認し、調整を重ねながら「お客様の理想を実現するお車」を追求していきます!
もちろんこうした工程は非常に手間がかかり、施工する側のセンスや経験も問われる部分です。
それでもザラップでは、施工員をはじめスタッフ全員が職人気質で妥協を許しませんし、当店にはカーグラフィックデザイナーという車に特化したデザインのスペシャリストもいます!
拘れば拘った分クオリティの上がるストライプラインのカーラッピングだからこそ、手間を惜しみません!
何度も調整を重ね、お客様の納得のいく形に仕上げる。
それが、私たちが大切にしている「ザラップクオリティー」だと考えています。
「これからも長く乗って行きたい愛車がある!」
「スタイルを大きく変えすぎず、ドレスアップがしたい!!」
「コストを抑えつつ、個性的な一台に仕上げたい!」
そんな方は是非、ラインラッピングのカーラッピングカスタムがオススメです!
是非当店ザラップ であなただけの理想の一台を一緒に追求してみませんか?
最高の一台づくりを、全力でお手伝いさせて頂きます!
ラインラッピングも
アフター保証が付いてきます!

カーラッピングに限らず、プロテクションフィルムにも共通する点ではありますが、納車後しばらくしてからフィルムが浮いてきてしまうケースがあります。
その理由を簡単にお伝えすると、フィルムは塩ビ素材でできており、納車後に高速運転や炎天下の環境下で車体全体が一気に温められると、フィルムに過度なストレスが加わるからです。
当店ザラップでは納車後1年間、無償でフィルムのメンテナンスを対応させて頂くアフター保証を無償でお付けしています!

「施工をして終わり。」ではなく、オーナー様にとっては、カスタムした愛車を維持していくことこそがスタートであり本番だと私たちは考えています。
お客様を第一に考え、当店ザラップでは、施工前のご相談から施工後のケアまで、常にお客様に寄り添えるよう努めています。
是非、ご相談からでもお気軽にお問い合わせ下さい!


